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20110910

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CoNA Friendship Day


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CoNA Friendship Day

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2011年9月10日 米海軍 厚木基地 CoNA Friendship Day

東日本大震災の影響により4月開催予定だった「さくら祭」は中止となりました。しかし今年は米海軍航空100周年という記念すべき年でもあり、「フレンドシップデー」という形でイベントが開催されました。ちなみに入場には身分証明書が必要ですが、本籍地が書いてない免許証は認められておらず、泣く泣く入場を諦めた人達もいたようです。容赦ないなと思いましたが、これがセキュリティなんですね。

待ち行列

開門は12時からでした。さくら祭と違い、花見客はいないから少しは楽かな・・・と思いつつ一応1時間前に着くようにしましたが既に結構な行列でした。しかし開門は少し早められ、セキュリティチェックもかなりスムースでストレスはあまり感じませんでした。

 

 

飛行場エリア

今回のイベントはCona(Centennialof Naval Aviation:米海軍航空100周年)の記念行事の一環として開催されました。イベント内容は例年のさくら祭と同様のもので、よく言えば予想通りの機体が展示されていました。反対の表現にすると毎年代わり映えはしないかなと…。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

VFA-27「ロイヤルメイセス」のスーパーホーネットです。給油受油口を出した状態での展示でしたので機体ディテール好きなファンの注目を集めていました。複雑な構造をしているようですが、ラファールのように機外に固定してしま方法もきっと合理的なのでしょう。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

今回の注目の一つはやはりこちらでしょう。レガシーホーネットからスーパーホーネットへ機種更新を行ったVFA-195ダムバスターズのCAG機「新ChippyHo!」です。このイベントで一般初公開か・・・という予測もありましたが、1週間前に開催された三沢航空祭で展示されたようです。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

撮影の話ですが、順光で撮ろうとすると上の写真のように機体左側を狙うことになります。ただし機体全体をおさめようとすると距離をとらなければなりません。他のカメラマンの方の目線に気を配るとなかなか機体に近づけないものですが、日陰側であればそういう抵抗感も若干薄れます。

 

 

EA-6B プラウラー

VAQ136「ガントレッツ」のプラウラーです。ブースでも「今年がラストチャンスかもしれないのでお買い忘れのないように?」と言ってました。同機の任務である電子妨害はEA-18Gグラウラーへ引き継がれることになります。

 

 

C-2A グレイハウンド

陸と空母を結ぶ運び屋「グレイハウンド」。基本ボディはE-2Cと同じですが、円盤レーダーを乗せず、鼻も短いのでだいぶキャラクターも違って見えますね。

 

 

CVW-5

ズラリと並んだCAG-5のCAG機達のカラフルなテイル。本年からVFA-195がスーパーホーネットを装備したことで、世界で唯一のスパホ4飛行隊を有する航空団となりました。それだけ重要な場所に位置しているということでしょう。

 

 

SH-60

エプロンの端の方に置かれていたこちらの機体は、まるでアーミー塗装のようですが、良く見るとHSL-51のれっきとした海軍の機体でした。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

展示機ではありませんが、ロープの外側にはノーマル塗装のスーパーホーネットが並んでいました。確認できたのは全てが複座のF型でVFA-102ダイヤモンドバックスの機体でした。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

なんどダイヤモンドバックスのCAG機は今回は脇役にまわされました。外に置いておくには何とも勿体無い話ですが、その理由は後ほど。

 

 

E-2C ホークアイ2000

VAW-115のホークアイ早期警戒機。同機はホークアイ2000と呼ばれるアップデート型でコンピュータ処理能力の向上や8枚プロペラの採用が特徴です。4枚プロペラの時に比べると迫力が増したように思います。

 

 

CENTENNIALOF NAVAL AVIATION

CoNAのブースでは記念グッズ(シールやボールペン、ポスター等)の無料配布や写真・模型の展示が行われていました。私がいたのは約2時間ほどでしたがセレモニー的なイベントはなく、機体展示と飛行隊ブースが中心でした。

 

 

模型

航空機が発明されて100年が過ぎていますが、米海軍が航空機を使い始めてから今年が100年を迎えますので、結構早いタイミングで航空機を導入したことがわかります。当時は複葉機から始まったようですが、このブースでは歴代使用機のモデルが展示されていました。

 

 

EA-6B プラウラー

今回が最後のお披露目になりそうなプラウラーNF500はタラップが用意されており見学が可能でした。ただし残念ながら撮影禁止のアイズオンリーでした。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

厚木のイベントは今時としては太っ腹で機体周辺にロープが張られませんので、実機に手を触れることができます。一方で撮影には大変不向きなイベントで、写真派には評判があまりよくありません。この写真でもよーく見てみるとお一人機体の下に写っていますね。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

さすがに機体を見学している人に「どいて下さい」とは言えませんのでカメラマンは少し離れた位置からカメラを構え、シャッターチャンスをじっと待つことになります。この写真も決して空いているわけではなく、私の横には多くのカメラマンの人達が並んでいるわけです。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

レガホ時代は尾翼に大きな白頭鷲のマークを描いて有名だったVFA-195のCAG機は、スーパーホーネットになってマークが小型化されました。派手さは少し弱くなりましたが、全体的には洗練された雰囲気を持つようになりました。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

アレスティングフックのクローズアップです。よく見るとプラウラーのマークが付いているではないですか。付いているのがスパホではなく、プラウラーというところにCVW-5の同僚愛を感じます。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

VFA-115イーグルスのスーパーホーネット。昨年日本に配備された時はイベントの目玉機でした。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

VFA-27ロイヤルメイセスのCAG機です。部隊カラーが上の写真のイーグルスにかぶってしまいますが、とても似てますね。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

イーグルスのCAG機はコックピットにカバーをかけていましたが、その姿はまるでバンダナ。海軍に対して失礼ですが、海賊っぽい雰囲気がなかなか素敵です。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

VFA-102ダイヤモンドバックスの102号機です。飛行隊Noと同じモデックスをもつNF102には特別なカラーリングが施されました。本来であれば4月のさくら祭で展示される予定だったそうですが、震災により中止。6ヶ月が経ち無事に地上展示を務めることができました。

 

 

SH-60K

厚木基地の同居する海上自衛隊からも展示機が参加しています。すっかり主力哨戒ヘリとして馴染んだK型です。今回は昨年まで展示されていたYS-11Mの姿はなく、機体のやり繰りが大変なのかなと想像しました。ちなみに海自ではC-130ハーキュリーズの導入を考えているようです。

 

 

CVW-5

カラーテイルその2です。今回は順光側から撮ってみましたが、なかなか機体の重なりが思うような構図にならない難しさがあります。普通機体はきれいの揃えて並べられますが、撮る方としては少しづつズラして置いてもらった方が圧縮効果を使った撮影が期待できると思うのです。

 

 

P-3C オライオン

日本の海を空から守る海上自衛隊のP-3Cオライオン。同機は余裕のあるボディを活かし、随時性能をアップデートしています。そのため機体ごとに装備されているセンサーや機器類が違っていることが多く、P-3Cを見るのがとても面白くて好きだというファンの方がいました。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

機体上面にある変な5個づつの穴を見つけました。…見つけたといっても新発見したわけではないですが、今まで気づきませんでした。機体のディテールに詳しい方であればきっと知っていると思いますが一体何のためにあるのでしょう。

 

 

EA-6B プラウラー

ファンサービスの時間ではパイロットがコックピットに乗り込んで写真撮影に応えてくれます。人馬一体といいますが、人間が絡んだシーンはまた別の良さがあります。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

今回の主役ともいえるVFA-195のNF400でもファンサービスがスタート。この時は二つの意味で撮影チャンスが到来します。ひとつは当然ながらパイロットがコックピットに乗り込んだシーン。そらにもう一つのチャンスが訪れます。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

パイロットがコックピットに乗り込むと、それを撮影しようと多くのカメラマンが機体に近づいてきます。この時ばかりは機体の全景を撮ろうと思って、少し距離をあけてカメラを構えている人達も機体全景の撮影は諦めるはずです。
その間は機体に近づいてゆっくり見ていてもあまり気がねする必要がありません。もっともルールがあるわけではないのであくまで心構えだけの話ですけど。
経験のある人を見ていると、歩く時にも他人のレンズがどこを向いているのかを気にしながら、邪魔にならないように歩いているところを見かけますし、私がシャッターから指を離すのを待ってから前を横切る余裕のある人もいます。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

スーパーホーネットの特徴のひとつである、大型化されたストレーキを下面から眺めました。艦上機は空母甲板のスペースを有効利用するためにタラップを内蔵しています。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

受油口を開いていたロイヤルメイセスのCAG機。私がいた2時間くらいの間ではキャノピーを開けたり、コックピットに乗り込んだりというファンサービスはありませんでした。

 

 

US-2

配備されてからだいぶ経ちましたが、いまだに珍しく感じてしまうUS-2です。この機体はテスト飛行を行ってきた1号機ですが残念ながら通常塗装にされてしまいました。さて、そろそろXP-1の展示にも期待したいところですが、なかなか出てきませんね。

 

 

F-14A トムキャット

広場に置かれたゲートガードのトムキャットです。普段はいかに人を入れないで撮るかを考えてますが、今回は反対側から思い切り人を入れてます。ここで食べたチーズバーガー(300円)は大味ですが、アメリカンな雰囲気でよかったです。

 

 

HH-60H シーホーク

ヘリはその飛行特性を利用して広場にも展示されていました。航空自衛隊の熊谷基地でも同様の展示は行われてますが、ヘリならではの方法ですね。

 

 

SH-60B シーホーク

スポーツフィールドに展示されたHSL-51のフルカラー機。バックにはスコアボードがあることからもわかるように、ここはフットボールを行うスポーツフィールドです。

 

 

EA-6B プラウラー

友好広場と名づけられた広場に展示されているプラウラー。この迫力ある展示方法は数ある基地のゲートガードの中でも最高レベルのものでしょう。

 

 

EA-6B プラウラー

下から見上げればまるでフライト!

 

 

A-4 スカイホーク

私は2時半頃に帰宅の途につきましたが、ゲートにはまだ入場待ちのための列が並んでいました。今回の教訓ですが本籍地の表示のない免許証では入場は認められないという事です。私も今年免許の更新なので次回は別の証明書を用意しておかないと…。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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