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20110318

海上自衛隊

下総基地


JMSDF

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2011年3月18日 海上自衛隊 下総基地

2011年3月11日14時46分、東北沖を襲った未曾有の大震災から1週間後の下総基地。被災者の救助や福島原発の沈静化に全力を注ぐ自衛隊の方々に敬意を表します。また被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

P-3C オライオン

教育航空隊を擁する下総基地。本来の機能は対潜哨戒機の搭乗員の教育ですが、東日本大震災の支援活動も行っているものと思います。こういう非常事態の際は、外部に依存することなく、自立組織として活動できる自衛隊はとても頼もしい存在です。

 

 

P-3C オライオン

被災地で活躍する機体は救助活動ができるヘリコプターと大量物資を届けることができる輸送機です。下総の機体は輸送が専門ではありませんが代用は可能でしょうし、海上の監視は本業ですので、今回のような海での震災では活躍したと思います。

 

 

YS-11T-A

一連の地震関連の報道を見て思いましたが、自衛隊の任務は国家・国民を守ること。私は狭い了見で外国の軍隊と対峙することばかりを連想していましたが、災害から国民を守ることも重要な任務なのですね。退役まで約2ヶ月となったYSの姿も見られました

 

 

UH-60J

以前は下総にも常駐していた救難飛行隊のUH-60J。このタイミングで飛来するというのは被災者の搬送でしょうか。今回の震災では地上からのアプローチが困難のためヘリによる上空からの救助が大活躍し、多くの被災者を救助しています。自衛隊の技量の高さが発揮されましたね。

 

 

P-3C オライオン

後方部隊である下総基地は比較的静かで落ち着いていましたが、三沢、松島、八戸などは非常に忙しいことでしょう。特に大きな被害を受けた松島基地は、何度も航空祭を見に行った場所なので複雑な心境です。被災地の一日も早い復興を祈るばかりです。

 

 

北総鉄道

下総基地の近くを通る北総線。本線は京成線、都営浅草線、京急線と乗り入れを行っています。首都圏の節電のため運転本数を大幅に減らしている私鉄各社もだいぶ運行が落ち着いてきたようです。今回遊び程度に撮影してみましたが、撮鉄はけっこう難しいですね。。。

 

 

 

■東日本大震災

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は戦後最大の自然災害となりました。 直接被害を受けた被災地の方は大変な苦労をされており、比べ物にはなりませんが首都圏も間接的ながらダメージを受けています。交通網の麻痺と電力不足は大都市東京の弱さを露呈し、これがもし直接的な被害を受けていたら?と考えると想像することすら怖くて避けたくなります。

また配送網の混乱、停電に備えた買占め行動などにより、食品が棚から消えた食品スーパー、コンビニの店頭や、ガソリンスタンドに並ぶ数百台の車の行列は一瞬目を疑いました。地震は遠い地の出来事のようにすが日本は繋がっているのだと実感。しかし一体私達は何をしているのだろう…、屋根もあり、食事もあり、暖もとれるのに3時間の停電がそんなに怖いのか…。

地震から1週間が経過し、首都圏ではだいぶ正常さを取り戻しましたが、被災地ではいまだ被害の全容がつかめていない状況です。また福島原発の沈静化に命がけで作業を行なっている自衛隊、消防庁、東電社員の方達の勇気は尊敬いたします。

日本にとってはピンチですが、戦後復興を成し遂げた先人達のように、私達おっさんが頑張っていかないといけないな・・・と思います。 まず自分ができることから始めたいと思います。節電と募金くらいしかできませんが、世界に誇れる日本を築いていきましょう。


自衛隊の皆さま、がんばってください!

 

 

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