たびパパ 趣味の飛行機ページ 航空イベント 訪問記録



20140702

海上自衛隊

下総基地


JMSDF

Shimofusa AirBase

RJTL

→Home      →横長写真館      →イベント訪問記      →ダイキャスト      →LINK  

←BACK    TOP    [2014]   NEXT→

2014年7月2日 海上自衛隊 下総基地

今回は「デマ」というのか、紛らわしいというのか…SNSという現代の便利ツールの明暗について考えさせられる出来事のご紹介です。人には疑わしいと思っていても確かめられずにはいられない事があるという事がよーくわかりました(苦笑)。

C-1

この日の前日、SNSのツイッターにおいて「下総基地にXC-2が来てる」という気になる書き込みがありました。いまだ開発テスト中の最新鋭機が何故下総に?という疑いは持ちましたが、空挺降下部隊を搭乗させる下総基地ならもしかして有りうるのか…?という事でいてもたってもいられず翌日に足を運んでしまったのでした。

 

C-1

結論からいうと結構早い時間から張ってみたものの、エプロンにそれらしい姿は確認できず…。もしかして新しいハンガーの中に格納されているのかもと淡い期待をしてみたものの、その後ネットでもそれらしい話題は一切見られませんでした。あぁ…デマに踊らされたかな。とりあえずC-1のランディングが見られただけ少しは救われました。

 

YS-11FC

続いては空港設備の点検を行うYS-11FCが飛来しました。梅雨の合間ですが、地面からは午前中から陽炎がおきていて機体はユラユラとボケて見えてしまいます。夏らしい風景ですが写真を撮るにはあまりいい季節ではありません。

 

YS-11FC

9時に飛来したYS^11FCは20分もしない間に離陸していきました。着陸は挨拶のために降りただけだったのかな?

 

YS-11M

YS-11FCが設備試験のために飛行するのかと思いきや、海自の定期便のYS-11Mが降りてきました。同機の耐用年数もだいぶ短くなってきていますが、その後継機は驚く事に米軍のC-130ハーキューリーズの中古機でした。

 

P-3C オライオン

撮影場所を基地東側へ移動しました。ここポイントはほとんど利用したことはありませんでしたが、離陸やタキシングなど色々なシーンを撮れそうですし、特に桜の季節は魅力的だと思います。

 

P-3C オライオン

このポイントは脚立が必須で、交通量は少ないものの車の往来を妨げてしまうのであまり落ちつかないというのがデメリットです。

 

C-1

朝一番に飛来したC-1が離陸しました。習志野で行われる空挺降下訓練では通常2機で運用されるのですが、今回は1機のみでした。この事から今回の飛来は習志野でのミッションではなかった可能性が考えられます。

 

C-1

現在テストが続くXC-2ですが、この直後に貨物扉などの強度不足が判明し、部隊配備が2年延期されることが発表されました。それにしてもXC-2の開発は難航しています。まだしばらくはXC-2見に行くなら岐阜まで行かないとダメかな。

 

C-1

今回飛来したのは美保基地をベースとする第403飛行隊のC-1でした。航空輸送隊は日本全国を往来するため長い距離の移動は慣れていると思いますが、それでも近くに入間基地があるのにわざわざ鳥取から飛来するのか…とつい思ってしまいます。

 

YS-11M

海自のスケジュール便が離陸しました。既に民間機からは姿を消してしまった国産機YS-11ですが、比較的飛行頻度の少ない自衛隊ではまだまだ現役です。海自のYS-11Mは一足先に退役しそうですが、空自のYS-11は退役の噂がなかなか出てきません。

 

さて、振り返りますとこの日下総に行ったのはツイッターで「XC-2がいる」という噂を見たからですが、それに釣られたのは私だけでなく少なくとももうお一人はいた模様です。こういう迷惑行為はやめて欲しいですね。

 

 

YS-11M

保証なき情報を鵜呑みにするのは大変危険だということが今回の教訓でしたが、とりあえず綺麗なYS-11Mの離陸が見られたのでこれで我慢する事にしました。午前中の状況を見届けたところで午後は会社に向かうことにしました。そう、この日は午前有給をとってしまったのです。

 

繰り返しますが、人には疑わしいと思っていても確かめられずにはいられない事があるという事がよーくわかりました。

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

←BACK    TOP    [2014]   NEXT→