2017年10月7日 海上自衛隊 下総基地開設記念行事
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この日は別の予定が入っていましたが雨でキャンセルになり、下総基地の開設記念行事に行くことができました。しかし当然ですが下総も雨なので飛行予定は中止となりました。また参加機も数が少なく、寂しい内容という感は否めませんでした。

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下総航空基地 開門となる9時の少し前に車で向かいましたが、まさかの3番目でした。首都圏内の航空基地とは思えないほど空いている…それが下総基地のよいところでもあります。脚立が要らない基地イベントです。
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CH-47JA チヌーク 陸自からは2機のヘリが参加しました。例年だともう少し参加機が多いのですが今年は本当に最小限です。同じ千葉県にある木更津からはもっと強力があるのかと思いましたがやや残念でした。
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SH-60K スーパーオーク 千葉県の房総半島に位置する館山航空基地から参加したSH-60K。海上自衛隊であり千葉県にある基地ですから参加しないわけにはいかないでしょう。下総基地祭における常連参加機です。
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P-3C オライオン 意外とこの顔ぶれを見る機会は少ないかもしれません。下総基地には空挺降下訓練の支援としてC-1が飛来する機会が多く、関係性が強いようです。
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U-36A 今年の展示方法は参加機が少ないせいか、ロープで仕切られた駐機エリアに1列に配置されました。今まではロープで囲まれる展示が多かったと思います。
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P-3C オライオン 下総航空基地の顔である第203教育航空隊のP-3C。下総基地は後方支援部隊ながら、中国や北朝鮮の監視で忙しい前線部隊を支援するため多忙という話を聞きました。
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C-1 下総基地祭の数日前にも用廃機が出ているC-1輸送機。後継機のC-2は開発が遅れたことから延命を続けながら運用を継続しています。しかしC-2はかなり機体サイズも大きくなりましたが、この基地に降りる日がくるのでしょうか。
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P-1 8月29日をもって厚木基地の第3航空隊は全機P-1へと移行されました。今回は新造機である5512号機が参加を果たしました。
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管制塔 骨太な印象がある下総基地の管制塔。気がついたら旧管制塔は撤去されてしまっていました。
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UH-1J イロコイ 陸自から参加した機体のうち1機はハンガー内で展示されました。特に目新しい機体ではありませんし、屋外には展示スペースが余っていましたが何故ここだったのでしょう。ただ天井の照明が星空みたいで美しかったです。
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TC-90 海自のパイロット訓練用機。こちらも珍しい機体ではありませんが、塗装はピカピカでメンテナンスが行き届いている美しい機体でした。
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記念式典 雨天のおそれがあったため記念式典はハンガー内で行われました。昔は式典は面倒くさいとしか思っていませんでしたが、年をとると共に興味が湧いてくるから不思議です。1等海佐のお言葉が染みてきました。自衛隊組織で高官になる人物は声の使い方、話し方、滑舌などで品格を感じます。
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記念式典 下総教育航空群司令の挨拶も素晴らしかった。「国を愛するということは難しいことではない」。戦後教育、憲法9条など自衛隊に対する理解が複雑な国ですが、この言葉をきくと迷いがなくなる気がしました。その目的をもって空を飛べ。
しかし残念ながら天候が悪いため祝賀飛行はキャンセルされました。
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P-3C オライオン エプロンから外れた場所にP-3Cが駐機していましたが、そのうち1機は部品取りとして余生を過ごしていました。フェンスの外から見たらレドームも取り外されています。
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支援車両 ハンガー内では下総基地で活躍する支援車両が展示されていました。海自の車両は黄色に塗装されるので工事車両のようですね。
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国旗 式典で掲げられた国旗と海上自衛隊旗。式典が終わったところで記念撮影を行っていたようです。
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厚生センター 下総の記念行事でよいところは空き時間が豊富なところでしょうか…。皮肉なことですが展示機も少なく、フライトも行われないので少し離れた厚生センターへ立ち寄るのも苦ではありません。中にあるグッズのお店の他にもコンビニや食堂を利用することができます。
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ミニP-3C フライトは行われませんでしたが下総には彼らがいました。午後から行われるショーに向けてウォーミングアップを行っているシーンです。
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P-3C オライオン 下総基地名物のP-3C体験搭乗が行われるために地上スタッフが出動してきました。やはりエンジン音が鳴り出すと空気が変わりますね。
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U-36A 体験搭乗はU-36Aのあたりで撮影しました。カメラのライブビューを使ってローアングル撮影を行いましたが、チルトモニターがないと水平の確認までは難しいですね。かなり傾いてしまいました。
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U-36A U-36Aはミサイル役として護衛艦の訓練を支援します。導入当時は海自唯一のジェット機でしたが、現在はP-1が登場したことで海自もジェット時代に突入しています。
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P-3C オライオン 運よく体験搭乗に当選した方達です。当日抽選ではないので事前にハガキで応募する必要があります。1機あたり10名くらいなので当選するのはかなりハードルが高そうです。
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P-3C オライオン
4発のエンジンを1つずつスタートするP-3C。スローシャッターで回転を表現してみました。まるで×○のように見えますね。
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P-3C オライオン 滑走路へと向かうP-3Cを両手を広げて見送るマーシャラー。地上クルーは服装で役割がわかるようになっています。
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P-3C オライオン 滑走路うへと向かったP-3Cですが、タキシングしてそのまま戻ってきてしまいました。どうやらフライトはキャンセルされて体験搭乗に切り替わったようです。当選者の方は残念だったでしょうね。
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P-3C オライオン 毎年同じような写真を量産していますが、ことしも同じでした。ただプロペラの回転は上手く撮ることができたように思います。
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P-3C オライオン 年々その規模が縮小されているように見える下総基地の開設記念行事です。当然ながら自衛隊の役割はエンターテイメントではなく、このイベントは基地開設記念行事という式典の要素が強いこともわかります。他基地の調整などもあり我々が想像する以上にイベントを開催するのは大変なことでしょう。
それでもやはり首都圏にある航空基地のイベントとしては存在感が薄く、驚くほど空いているのはやや残念というべきでしょうか。
今回の案内の中で「インターネット等を通じての映像・画像のリアルタイム配信は固くお断りします」という一文が加えられ話題となりました。この文章を読むと「リアルタイム」という部分がポイントのようで、即時性のないSNSやブログへのアップについては問題ないと読めます。色々な解釈がありましたが、私は軍事的な意味で現在の動きがインターネットを通じて即自的に配信されるということは望ましくないため、スパイ活動防止の意味で加えたのではないかと思いました。実際のイベントでは大きな影響はないと思いますが、日常において基地内の状況をリアルタイムで拡散することは避けた方がよさそうです。
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スケジュール(パンフレット)
09:00〜14:00 航空機見学・展示
09:00〜14:30 模擬店
10:00〜10:40 記念式典・祝賀飛行
12:30〜13:10 横須賀音楽隊
12:30〜14:30 体験搭乗
13:15〜13:35 ミニP-3C公演
13:40〜14:00 高野太鼓
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