 2022年4月23 旧北上川河口部復旧復興事業完成式
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松島基地の東側6kmほどの位置にある石巻で、旧北上川河口部復旧復興事業完成式が行われました。かわまちオープンパークでは各種イベンが開催され、その一環としてブルーインパルスが30分の展示飛行を披露しました。前日に仙台へ出張していたのでこの機会を逃すわけにはいかないと思い、仕事道具にカメラを忍ばせてちゃっかり見学してきました。
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パンフレット
北上川河口部にある、かわまちオープンパークで開催されるイベントが事前に告知されていました。13時からブルーインパルスの展示飛行が予定されている他、艦船の展示やクルージングなど楽しそうなイベントが行われます。
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JR仙石線
仙台から石巻まではJR仙石線で約1時間ほどで到着します。石巻市は石ノ森萬画館に代表されるようにマンガで街おこしを行っています。乗車した車両もロボコンでラッピングされた特殊車両でした。
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JR石巻駅
石巻駅に到着すると石ノ森章太郎先生の作品がお出迎えしてくれます。こうやってみると自分の幼少期も多くの作品とキャラクターにお世話になってきたことに気づかされます。
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羽黒山鳥屋神社
イベント会場へ向かう前に以前から参拝したいと思っていた羽黒山鳥屋神社へ向かいました。石巻駅からは徒歩10分程度で到着しますが、息切れ必至の石段が出迎えてくれます。
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羽黒山鳥屋神社
きつい石段をのぼり、無事に参拝することができました。こちらの神社ではブルーインパルスをデザインに入れた御朱印帳を頒布しており、航空ファンに人気が高いので品切れになっている場合もあるそうです。こちらの神社ではSNSを使ってブルーインパルスの情報を提供してくれる事もあり、今回も参考にさせていただきました。
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かわべい
今回のイベント会場となる「かわべい」は食事とショッピングを楽しめる、とてもよく整備された観光スポットです。。
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仮面ライダー像
石ノ森萬画館をバックに腕組みをする仮面ライダーの銅像が目に止まりました。ここは面白い記念撮影スポットです。航空写真家の黒澤英介さんが仮面ライダーとブルーインパルスを合わせた写真を撮影しており、そのアイデアに感服しました。
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マーメイド�狭�
石巻と離島を結ぶ網地島ラインの船舶が公開されていました。マーメイド�狭罎脇閏劼砲箸辰�30年ぶりに新造されたカーフェリーです。
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かわまちオープンパーク
10時にオープニングを迎えた後は続々と人が集まりだしました。水辺というロケーションと屋外イベントならではの解放感が心地いいです。
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しまかぜ
宮城海上保安部の現役巡視艇が展示されました。ただし船内は公開されていませんでした。
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三政水産 地魚握り握り寿司
本来の計画では仙台駅で寿司を食べようと思っていましたが、店内で販売されていた握り寿司を我慢できずに買ってしまいました。地魚と書いてあり鮮度は抜群でカマトロが目玉のネタです。結果的に仙台駅内の飲食店はHiHi
Jetsのライブに集まった若い女性ファン達による占拠状態でした。ここで三陸の味覚を満喫しておいたのは正解でした。
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かわまちオープンパーク
ブルーインパルスの展示飛行まで1時間ほど余裕があるので撮影ポジションを求め、イベント会場から離れてみました。客観的な構図が撮れないかと考えましたが、せっかくの人が集まるイベント感が薄まるので諦めました。
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旧北上川
このあたりは東日本大震災で津波による大きな被害を受けています。今回のイベントは「旧北上川河口部復旧復興事業完成式」とリンクしたもので、復興までに10年の歳月がかかっていることに複雑な心境となりました。
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旧北上川
昼頃になると国土交通省の関係者とみられる人達の姿が目立つようになりました。やはり震災による被害を受けた場所だけに復興事業の完成を記念するイベントは意味あるものなのでしょう。
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T-4 ブルーインパルス
上空に姿を表し進入のタイミングを図っているブルーインパルス。松島基地を離陸するとあっという間に到着してしまうほどの近距離です。会場では式典のスピーチが行われており、進行状況に合わせて展示飛行開始のタイミングを合わせます。
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T-4 ブルーインパルス
本来は鳥屋神社さんのSNSを参考に、大島神社の鳥居を通過する構図を期待したのですが、計算は大きく外れてしまいました。リハーサルと進入経路は変わっていないとすると撮影の立ち位置と焦点距離の選択は大変重要だということを教えてくれます。
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T-4 ブルーインパルス
天気予報では昼頃から晴れる予想でしたが、黒い雨雲はなかなか晴れず青空の下での展示飛行は叶いませんでした。
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T-4 ブルーインパルス
最初の展示課目はサンライズでした。撮影位置からは見送る形になってしまいましたが会場センターでは見事に開くところが見られたことでしょう。
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T-4 ブルーインパルス
２つ目の課目デルタローパスでは東側から進入してきました。課目の合間を利用して、会場へ近づくように撮影場所を移動しました。
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T-4 ブルーインパルス
頭上を通過していくブルーインパルスのデルタ編隊。残念ながら曇り空のため機体のデザインやスモークが映えませんでした。
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T-4 ブルーインパルス
メイン会場より少し北側に外れた場所ですが、土手と橋の上に多くの見学者が空を見上げていました。
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T-4 ブルーインパルス
ローパスを行った後に右旋回し、北側からの進入への準備に入ります。次の課目のために移動する準備のための旋回をプロシージャーターンと呼びます。
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T-4 ブルーインパルス
リーダーズベネフィットの隊形で北側から進入してきました。課目によって進入コースが違っており、この課目なら鳥居と重なる構図が得られたのかもしれません。
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T-4 ブルーインパルス
リーダーズベネフィットの進入コースは川の東岸側を通過していきました。展示飛行が始まった直後に雨が降りだし、とりあえず橋の下に逃げ込むことにしました。
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T-4 ブルーインパルス
フェニックスパスは東日本大震災からの復興を象徴する、不死鳥をイメージした隊形です。石ノ森萬画館と狙い通りの組合せで撮ることができました。
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T-4 ブルーインパルス
ソロ機によるナイフエッジが石ノ森萬画館を横切るように行われました。このような観光地でのリモートショーで単独機の演技まで行われるのは予想以上の内容でした。
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T-4 ブルーインパルス
イベント会場の南にあたる海側からトレイル隊形で進入してきた5機のブルーインパルス。海上保安官も空を見上げていました。
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T-4 ブルーインパルス
南側から進入してきた5機によるチェンジオーバーターン。旋回開始直後に一直線に並んだトレイル隊形から間隔を広げた傘型隊形へと隊形変換を行います。
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T-4 ブルーインパルス
ショーセンターは石ノ森萬画館に設定されているように思いました。施設を取り巻くように旋回を行っており、イベントを象徴するようなシーンを多く提供してくれました。
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T-4 ブルーインパルス
北上川ではボートに乗っている人の姿も見られました。カメラを構えていないので撮影目的ではなさそうです。安全対策のためのイベント関係者かもしれませんね。
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T-4 ブルーインパルス
デルタ360の展示飛行です。チェンジオーバーターンに比べると位置が北寄りにあり、旋回半径も少し小さいように見えます。
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T-4 ブルーインパルス
撮影ポジションを会場中心まで移動してきました。会場にはアナウンスのためブルーインパルスの隊員が派遣されており、進入開始の説明を聞くと観客はブルーインパルスの機影を一斉に探し始めます。
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T-4 ブルーインパルス
星形をイメージした隊形のポイントスターパス。橋の上から見学している観客を入れた構図で撮影しました。
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T-4 ブルーインパルス
ブルーインパルスの人気課目サクラ。残念ながら雲に被ってしまいスモークの軌跡が全く映えませんでした。
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T-4 ブルーインパルス
人気の課目が続きます。大空に日本一大きなハートを描くキューピッド。これが青空であれば素晴らしい写真が多く撮られていたことでしょう。
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T-4 ブルーインパルス
ソロ機による720ターン。ショーの後半になると青空が見えるようになってきました。天候回復があと30分早ければ…と悔やまれます。
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T-4 ブルーインパルス
最後の課目となるサンライズは会場正面となる西側から進入してきました。30分という展示飛行の間に一時は雨も降りましたが最後は青空も見られる忙しい気象変化がありました。
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T-4 ブルーインパルス
上も写真を縦構図でトリミングし、桜を強調するために彩度を上げて加工した写真です。今回のイベントを代表するお気に入りの1枚です。
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T-4 ブルーインパルス
雨模様から一転して回復した青空。大空を飛行するブルーインパルス。石巻を代表するランドマーク。そして大空を見上げる観客の姿。震災からの復興を記念した今回のイベントを象徴するような光景だと思いました。
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T-4 ブルーインパルス
観客の頭上で散会して展示飛行は終了となりました。グッドミッションでした。会場では盛大な拍手が沸き起こっていました。最後には晴れて終わったという展開も希望をもたらす演出になってとてもよかったと思います。
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Enduranceed
さて最後のミッションです。家族に頼まれていた「萩の月」を持ち帰ります。今回持ち出したビジネスリュックは、箱の厚みがある簡易箱タイプも入れることができました。お土産の紙袋をもつ必要のない完全ハンズフリーを実現できました。このバッグは本当に素晴らしい。欲が出て100-400mmレンズが欲しくなってきました。
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東北新幹線
帰りの新幹線はJR東日本が運営する「えきねっと」のサービスを利用して購入することができましたが、今回は大きな課題が残りました。「えきねっと」で購入すればチケットレスのため乗車便の変更もスマホで自由に行えますが、駅の自販機で購入した紙の切符は融通がききません。ネットがつながらないとサービス不全になってしまう点が大きな問題だと思いました。
さて1日休暇をはさんだ後は九州出張です。このところ忙しいです…。
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スケジュール（パンフレット）
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