1993年7月24,25日 横田基地 Friendship
Festival'93
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2日間にわたって開催された横田基地フレンドシップフェスティバルは残念ながら両日とも雨天となりました。しかし大きな目玉となる機体B-52が地上展示として参加しました。派手な飛行展示もなく、傘をさしながらのイベントでしたがけっこうな数の来場者がいました。

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ステルストレイン 横田基地の入口ゲート付近からエプロンまでを結ぶトレインは、F-117に似せたデザインです。レーダーに映りにくいかどうかはわかりません。
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B-52H ストラトフォートレス グァムのアンダーセン基地からスペシャルゲストとして参加したB-52戦略爆撃機。エンジン8基を搭載する怪鳥の姿はまさに異様な雰囲気です。
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F-16C ファイティングファルコン 地上展示機の周囲にはロープが張られない・ため、直接機体に触れることもできます。空自の航空祭では考えられないような展示方法ですね。
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F-15DJ イーグル 霧がかった天候の中、C-5Aギャラクシーが離陸しました。イベント開催された休日であっても世界最大の米軍が休むことはありません。
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F-15C イーグル 米空軍のイーグルが参加しています。普段は沖縄の嘉手納基地をホームベースとして活動し、アジア地域に睨みをきかせてきます。
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RF-4E ファントム 地上展示された空自の偵察機RF-4E。右側のインテークベーンにはコミカルなデザインのゴジラが控えめに描かれていました
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AV-8B ハリアー 米海兵隊から垂直離着陸機として有名なハリアーが展示されました。実機を見ると小型な機体であることが印象的です。
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F-15C イーグル 機体に直接触れることができる展示方法にも驚きですが、コックピット横には階段が設けられて見学することができます。テニスコートと表現される広い主翼を見ることができました。
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F-15C イーグル 水滴がついたF-15の風防。鋭く尖ったノーズもコックピットから見ると短く見えてしまいます。
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C-141B スターリフター 雨天のイベント開催となったため、人気が高かった輸送機の内部。旅客機とは違い、非常に殺風景な「筒のまま」なのが軍用輸送機の内側です。
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F-15DJ イーグル 空自は百里基地から第305飛行隊のイーグルを参加させました。配備数が少ない複座型が当てられました。
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B-52H ストラトフォートレス 雨で見物客が少なかったので、たいへん贅沢な見学会になりました。さすがにB-52はロープに囲まれて展示されていました。
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B-52H ストラトフォートレス 大きなB-52の全体を撮るためには、展示エリアから離れて撮影しなければいけません。
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B-52H ストラトフォートレス 大型で弾薬を多く搭載しながら、速度が遅い爆撃機は機体後方が弱点となります。B-52では尾部に自衛用の機銃が装備されています。
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B-52H ストラトフォートレス
長い主翼を1枚の写真に納めるのは困難です。雨天なので観客は少なかったものの、機体だけをクリアに撮影することは無理でした。
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B-52H ストラトフォートレス 正面からの撮影。横に長く伸びた主翼は地面に接触する恐れがあるため、翼端には車輪が付いています。
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F-15DJ イーグル 航空自衛隊のイーグルもコックピットを見学することができました。当然ですが雨のためキャノピーは閉じられたままです。
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C-130H ハーキュリーズ 週末といえども横田基地では通常ミッションが行われています。雨中の離着陸を見ることができました。
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C-141B スターリフター 白とグレーのハイビジ塗装C-141Bが水しぶきをあげて着陸しました。
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KC-135R ストラトタンカー 航空機の長距離移動をサポートする空中給油機。この姿が見られるということは周辺で機体のフェリーが行われている証となります。
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B-52H ストラトフォートレス イベント2日目です。前日に引き続いて湿った天気となりましたが日曜日ということで来場者も多めでした。
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B-52H ストラトフォートレス 片側で4発、計8発ものエンジンを装備する怪鳥B-52.。人相の悪いノーズシルエットがこの機体の性格を物語っています。
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AV-8B ハリアー スライド式のキャノピーを開けてタキシングするハリアー。英国生まれの米国育ちという珍しい経歴をもつ垂直離着陸機です。
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AV-8B ハリアー 航空祭も終盤に近づき、岩国基地へと帰投するハリアー。最大の特徴である垂直離陸が見られるか!
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AV-8B ハリアー 背景にあるマンションは米軍宿舎ですが、自衛隊宿舎に比べると大変立派な造りであることもわかります。
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C-141B スターリフター 米軍の輸送任務の中核を担うC-141Bが離陸。どこの国のどの基地へ向かうのでしょうか。
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EA-6B プラウラー 傘をさしながらも熱い視線を送る観客に見送られ、滑走路へと向かう海兵隊のプラウラー。
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EA-6B プラウラー 尾翼に書き入れられたレターはMD。狼のようなマークが目をひきます。
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F/A-18D ホーネット 米海兵隊は全天候型としてD型を装備しています。有事には真っ先に前線へ駆けつける海兵隊の中で、戦闘機まで装備しているのは米軍くらいだそうです。
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EA-6B プラウラー
岩国基地へ帰投するプラウラー。湿度の多い空気の中、ベイパーを曳いて離陸していきました。
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AV-8B ハリアー 垂直離着陸を最大の特徴とするハリアー。しかし実際は滑走路を傷めてしまうため、通常時は普通の飛行機と同様の離着陸を行うようです。
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C-9B ナイチンゲール 大きな扉を開け、機内から雨の状況を確認するナイチンゲールのクルー達。
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A-10A サンダーボルト 雨に濡れて鈍く輝くA-10のヨーロピアンワン塗装。
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F-16C ファイティングファルコン 雨足はさらに強くなってきました。大事なカメラにとって危険な状況です。残念ながら2日間とも天候には恵まれませんでした。
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F-16C ファイティングファルコン 主翼の下で雨宿りをするスタッフの姿が見られました。アメリカでは傘を差す文化があまりないので濡れてもいい格好をすることが多いようです。
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F-16C ファイティングファルコン 雨に濡れるF-16。F-16のキャノピーはバブルキャノピーと呼ばれる水滴型をしているのが特徴です。
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B-52H ストラトフォートレス 当時は無知で知りませんでしたが、当機はワシントン州のフェアチャイルド基地から飛来したそうです。友好祭のために爆撃機を飛ばしてくる米軍のスケールの大きさを感じます。
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スケジュール(パンフレット)
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