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19951112

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1995年11月12日 航空自衛隊 百里基地 航空訓練展示'95

1995年の百里基地は航空祭ではなく航空訓練展示の開催年です。通常は一般非公開の公式行事ながら、この年は新旧ブルーインパルスの競演というビッグイベントが重なったため、一般公開という粋なはからいとなりました。航空祭とは一味違い、航空自衛隊が総力を挙げて行なうイベントなので見所が満載です。

夜明けの駐車場

飛行機ファンにとって航空イベントの前夜から駐車場に泊り込むことはさほど珍しいことではありません。夜も開け、屋台の準備も始まります。

 

 

ブルーインパルス 3代

初代F-86F(退役)、二代目 T-2(現役)、三代目 T-4(次期) 歴代のブルーインパルス使用機が勢揃いした記念すべきイベントとなりました。

 

 

T-4

天候偵察を行なっていたT-4が着陸しました。バックには筑波山のシルエットがはっきりと写っています。

 

 

CH-47J チヌーク

航空基地の運用は朝が早いものですが、それはイベントにおいても同様です。招待客を空輸するため、多くの輸送機が投入されていました。

 

 

CH-47J チヌーク

航空訓練展示は自衛隊内における公式行事で、招待客は各地の基地からヘリコプターや輸送機で送迎される特典付きですが早起きも必要です。まだ早朝の月も残っています。

 

 

C-1

三保基地の第403飛行隊からもC-1輸送機が活躍していました。朝一は輸送機のオンパレードですが空自の空輸能力を示す意味で有意義かもしれません。

 

 

KV-107Ⅱ バートル

救難飛行隊のヘリも招待客輸送のためフル回転で働きます。 2機のバートルがうまく重なったところを撮影することができました。

 

 

さすがは公式行事。 UH-60Jから降りてきたVIPは黒塗りの高級車に乗って招待席へと案内されていきました。少し距離があり判別できませんが防衛庁長官でしょうか。

 

 

タイトル

コメント

 

 

T-1

訓練展示では航空自衛隊が保有する航空機の航過飛行が展示されます。ほとんどの機種を見ることができ、フィルムが何本あっても足りません。

 

 

タイトル

コメント。

 

 

T-2

初の国産超音速ジェット機であるT-2高等練習機。宮城県の松島基地に集中配備されているため編隊飛行が見られる機会は意外と少ないのです。

 

 

C-1

入間基地から飛来したC-1輸送機。会場を通過し、上空で物資の投下を行ないました。航空祭では空挺降下のデモがおなじみです。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

世界的なベストセラー輸送機であるC-130H。C-1に比べ航続距離が長いことが特徴です。

 

 

B747-47C 政府専用機

航空自衛隊701飛行隊が運用する政府専用機の観閲飛行。千歳基地以外の航空祭ではまず目にする機会はありません。通常の航空訓練展示は総理大臣も出席する大イベントなのです。

 

 

UH-60J & MU-2S

救難展示の模様です。上空を旋廻し、遭難者を捜索するMU-2Sと遭難者を救助する役目のUH-60のコンビネーションです。

 

 

RF-4E ファントム

ホストを務める百里基地の所属機による展示飛行が開始されました。離陸から行なうデモは上空待機による燃料消費が少ないので思う存分派手な飛行を行なうことができます。

 

 

タイトル

コメント

 

 

F-15J イーグル

高機動飛行を披露するイーグル。ハイレートクライムで急上昇を行い、F-15のパワフルな能力を見せつけてくれました。

 

 

F-15J イーグル

ウィングウォークと呼ばれる技で、低速で進入し、翼を左右に振りながら飛行します。ランディングギア、エアブレーキを開いたダーティーコンフィギュレーションでの演技です。

 

 

F-1

F-1の対地射爆撃デモは福岡県にある築城基地に所属する第6飛行隊からの参加です。2機が展開し、低高度を高速で駆け回ります。

 

 

ファンシードリル

航空学生が配属される熊谷基地で見ることができるファンシードリルが行なわれていました。さすが今回の百里は航空祭ではなく訓練展示なのだと思わせられました。

 

 

T-4 Blue Impulse

次年度より正式デビューするT-4ブルーインパルス。一般向けにアクロバット展示が披露されるのはこの場が初めてで、多くの取材陣に囲まれていました。

 

 

T-4 Blue Impulse

初代F-86Fブルーインパルスとこれが百里基地での最後の展示飛行となるT-2ブルーインパルスをバックにタキシングを行なうT-4。夢のワンシーンです。

 

 

T-4 Blue Impulse

コメント

 

 

T-4 Blue Impulse

軽快な機動性を誇るT-4は離陸後いきなりその性能を見せつけてくれました。次年度からの正式デビューを期待させる素晴らしい演技でした。

 

 

T-4 Blue Impulse

T-4ブルーは「広報」を目的として設立された空自初のアクロバット飛行専門部隊です。一方、T-2ブルーインパルスの正式名は「戦技研究班」という看板を持っています。

 

 

T-4 Blue Impulse

公式展示前の訓練飛行ということでスモークは白一色。しかしカラースモークになれた目には、描かれた白くて太い軌跡がむしろ新鮮に映ります。

 

 

T-2 Blue Impulse

T-4の展示飛行が行なわれている最中ながら、T-2ブルーのウォークダウンが開始されてしまいました。分刻みの超過密スケジュールです。

 

 

T-2 Blue Impulse

T-4ブルーに続き、トリをつとめるT-2ブルー。「百里基地における最後の展示飛行に向け離陸を行います…」とのアナウンスに寂しい思いをしたものです。

 

 

T-2 Blue Impulse

アフターバーナーの轟音をたてて離陸する2機のソロ。残念ながら空には雲が広がり、第3区分での展示飛行となりました。

 

 

T-2 Blue Impulse

デルタロールを披露するT-2ブルーインパルス。残る展示はあと浜松、築城、新田原の3回のみ。できるだけ追いかけてみようと心に決めました。

 

 

T-2 Blue Impulse

百里の空でみせた最後の課目、ローリングコンバットピッチ(略してロリコン)。内容盛りだくさんの航空訓練展示もこれで幕を閉じました。

 

 

訓練展示が終わると上空には青空が戻ってきました。できることならT-2ブルーインパルスには第1区分で締めくくって欲しかったところです。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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