 2006年10月27日 海上自衛隊 観艦式’06予行��
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| 海上自衛隊により、3年に1回開催される観艦式。10月29日の本番の前に３回の予行が行われます。事前申し込みによる抽選の結果、試験艦「あすか」への乗船券が当選したので体験してきました。例年より規模は縮小したそうですが、約48隻の艦艇、50機にもなる航空機が参加するまさに海のビッグイベントです。 
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ASE6102 あすか
観艦式の出港は早く、朝8時には埠頭に着く必要があります。 並列に係留された２艦のうち、海側の艦が今回お世話になる「あすか」です。
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ASE6102 あすか
どの艦艇にも乗艦を間違わないように、艦番号と艦名が入った案内が用意されています。今回の「あすか」は試験艦で、海自に２隻しかありません。
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ASE6102 あすか
「あすか」の艦首。残念ながら立入り禁止でした。あすかは「飛鳥」（奈良県明日香村）の地名より命名されたとの事です。
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出港
いよいよ出港です。港を出て、狭く混雑している浦賀水道を通過するまでは厳重な監視を行っていました。
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横浜ベイブリッジ
「あすか」は横浜の瑞穂埠頭から出港しました。他、横須賀と木更津から出港した艦艇が合流し、観艦式のポイントへ向かいます。
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USH-60K
白い機体に赤いストライプを描いた試験機塗装のSH-60K。観艦式へ向かう艦艇の上空を回っていました。
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DDG176 ちょうかい
写真は映画「亡国のイージス」のモデルとなった同型艦。観閲部隊は７隻で構成され、観閲付属部隊と平行に進行します。
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ATS4203 てんりゅう
観閲部隊の艦艇と合流し、隊形が整えられていきます。気がつくと十数隻もの艦艇が終結し、あたりの雰囲気も盛り上がっていきます。
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>ATS4203 てんりゅう
「あすか」の後を追う艦艇を正面から撮影、自衛艦の迫力を感じます。今回多くの艦艇を見て日本は海洋国家であることを実感。
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DD130 まつゆき
「あすか」の左舷を追い抜く「まつゆき」。逆行により光る波が幻想的な雰囲気でした。
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ATS4203 てんりゅう
天候に恵まれれば富士山を見ることができるそうです。残念ながらこの日は終日ほぼ曇り空でした。
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SS598 やえしお
艦艇の観閲式の１シーン。全てを紹介するとキリがありませんので特徴的な潜水艦のショットのみ。潜水艦の意外な大きさに驚きました。
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UP-3C
艦艇に続いて、航空機の観閲飛行が行われました。先頭を飛行するのは指揮をとるUP-3Cです。
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MH-53E
関東の航空祭ではあまりお目にかかれない機種です。非常に大型のヘリで３つのエンジンでローターを回転させる馬力の持ち主です。
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US-1A
日本が誇る飛行艇US-1A。後継機となるUS-1A改のテストも行われており、離着水の技術は更に進化していきます。
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P-3C オライオン
海上自衛隊の潜水艦ハンターP-3C。こちらも後継のP-Xが開発中であり、次年度には初飛行の予定だそうです。
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C-130H ハーキュリーズ
観艦式では初登場となった航空自衛隊のハーク。緑系の迷彩塗装ではなく、イラク復興支援バージョン機が参加しました。
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F-2A
こちらも観艦式では初参加の航空自衛隊F-2。対艦攻撃を得意とする同機だけにこのシチュエーションには最適な機体かもしれません。
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訓練展示
観閲が終わると艦艇は180度回頭し、訓練展示へと移行します。祝砲や実弾を使った迫力あるデモが披露されます。
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SH-60K
館山基地に配備されている最新鋭機のK型。他の航空祭で地上展示される機会も増えましたが、飛行する姿は初めてみました。
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SS587 わかしお
ドルフィン運動と呼ばれる急速潜行・浮上を見せてくれた潜水艦。この中では約70名の乗員の方が勤務しているそうですが、かなり無理をした姿勢を強いられるそうです。
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DD129 やまゆき
IRフレアの散布は敵から熱源探知による攻撃を受けた際の回避策である囮の熱源です。その他、化学兵器による攻撃への甲板洗浄などを見せてくれました。
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LCAC
水飛沫を上げて進むLCAC。大型のホバークラフトです。日本の70％の海岸に上陸できるという機動性を誇る優れものだそうです。
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US-1A
「あすか」の前には「さわぎり」がおり、着水を至近距離で見ることができたようです。非常にうらやましい。残念ながら私達が乗った観閲付属艦からは厳しい撮影条件でした。
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US-1A
今回一番の目的としていたのがUS-1Aの離着水です。地上基地の航空祭ではなかなか見られないシーンなのでついに念願が叶いました。
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P-3C オライオン
IRフレアを散布するP-3C。今回が初めての披露だそうです。 前回まではSH-60Jが実施していました。
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P-3C オライオン
対潜爆弾を投下するP-3C。爆発の衝撃は凄まじく、水を伝って艦に衝撃が伝わってくるのがわかります。
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ASE6102 あすか
観艦式も終了、あとは横浜港への岐路につきます。帰るだけでも3時間かかるのですが、甲板では各種催しが行われ結構退屈しません。
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SH-60K
時折青空が顔をのぞかせる天気でした。「あすか」に低高度でパスするSH-60Kを旭日旗と1枚に収めました。
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SH-60K
SH-60Kは各艦に対し、デモフライトをサービスしてくれていたようです。 航空祭でも見せないような急なバンクを披露してくれました。
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ASE6102 あすか
驚くことに、航海中は艦橋に入ることができます。実際の運行や会話、無線通信などを聞くこともでき興味はつきません。
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SH-60K
地上基地の航空祭と違って驚くほど近くに接近してきます。こんな形でSH-60Kのフライトを見ることができるとは思いませんでした。
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DD130 まつゆき
空はもう夕暮れとなっており、あっという間の8時間の航海が終わりを迎えます。船酔いにも負けず、無事帰ってくることができました。
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観艦式は大人気のイベントですが、実際にすごい規模であることを実感しました。また3年後もチャレンジしてみたいと思います。海上自衛隊の皆様、ありがとうございました。
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スケジュール（パンフレット）
08:57〜 あすか出港
12:12〜12:29 艦艇の観閲
12:31〜12:36 航空機の観閲
12:51〜 祝砲発射
12:54〜 対潜ロケット弾発射
12:57〜 ヘリコプター発艦
13:00〜 潜水艦の潜航・浮上
13:06〜 洋上補給
13:07〜 甲板散水・ＩＲフレアー発射
13:10〜 ミサイル艇・LCAC高速航行
13:19〜 US-1A離着水
13:23〜 P-3C IRフレアー発射
13:25〜 P-3C 対潜爆弾投下
17:00〜 あすか入港
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