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2007年4月8日　航空自衛隊　熊谷基地さくら祭'07

熊谷基地のグランドに展示されたCH-47J大型輸送ヘリ。昼頃に飛行展示が行なわれますが、それまでは地上展示機として配置されます。

基地内のメインストリートを行進する生徒隊。この後、ファンシードリルの演技を行ないます。

熊谷基地には退役した歴代の空自航空機が展示されています。常に機体の周りに子供達が遊んでいるので、機体だけの撮影はかなり困難な状況です。

退役したばかりのF-1戦闘機の展示は垂直尾翼のみでした。おそらくは展示スペースの問題と思われますが、機体保存には力を入れて欲しいものです。

展示されている機体の周りには桜の樹が植えてあり、退役した機体に花を添えています。空自初期に活躍した銀翼の機体が多く見られました。

保存機の展示コーナー。
今後、F-4、F-15といった大型機が退役した場合、展示スペースという問題に直面してくるものと思われます。

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展示飛行のため機体へ向かうヘリコプター空輸隊の方達。当然ながら離陸のため、観客は機体から離れるように指示されます。

コメント

桜をバックに離陸するチヌーク。多くの観客がいまかいまかと離陸を待ちます。滑走路を持たない熊谷基地で同機の注目度は高いです。

航空機と桜を絡めた構図は、春になるたび挑戦していますが思うようにいきません。桜を多く写そうとすると機体が小さくなってしまいます。

機体を大きくすると桜は部分的になってしまいます。ポジション決めが重要ですが、狙った場所を飛んでくれるとは限らないところが悩みです。

地上展示＆飛行展示を務めたもう１機のへリ、UH-60J。大きな前傾姿勢からの急加速は実際に目の当たりにすると大迫力です。

同機はブルーの低視認性バージョンへの転換が進められています。同じ機体でも印象が大きく違い、迫力が増しました。

午後からはリモートによる展示飛行が行なわれました。10年前と比べてもブルーの展示内容はどんどん充実していることを感じることができます。

チェンジオーバーターンを披露するブルーインパルス。露出の調整が難しく、桜が黒くつぶれてしまいました。残念。

桜祭りにふさわしい演技課目「さくら」。しかし大きすぎて一部しか撮れませんでした。６機の機体が円を描き、６枚の花びらを表現します。

展示飛行を終えて再び地上展示機を務めるUH-60J。他基地の航空祭に比べ、まったりとした雰囲気で楽しめるのが熊谷基地のよいところです。

時間があればゆっくりと見てみたかった消防車。どちらかというと子供達に馴染みが深いようで、ちびっこに囲まれていました。

昨年まではT-3が行っていた航過飛行も機種更新により今回からはT-7となりました。

満開の桜とともに開催された熊谷基地の桜まつり。しかしヘリの激しいダウンウオッシュにより、かなりの花が桜吹雪になってしまいました。

入間基地より飛来したC-1輸送機。今年は1機のみと少々寂しい内容でした。例年は２機が飛来していたので規模半減です。

百里基地より飛来したイーグルと航過コースにある工場施設。 熊谷基地の周辺は工場地帯となっており、大きな施設が存在します。

ノーマル、ダーティーの２回のローパスを行ないました。３回目のパスは会場上空でブレイクし、所属する百里基地へと帰っていきました。

地上展示を終えて、所属する入間基地へと帰投するチヌーク。グランドの土の部分から離陸したため、周囲は激しい土埃に見舞われました。

逆光と土埃の中、離陸したチヌーク。まるで雲の中を飛行しているかのような写真となりました。

スケジュール（パンフレット）

09:00〜15:00　基地開放

09:00〜15:00　教育参考館開放

09:00〜15:00　装備品等展示

09:00〜15:00　広報用航空機展示

09:00〜11:00　ヘリコプター展示（13:00〜15:00）

10:00〜10:50　音楽演奏会（空音隊）

11:30〜12:00　ヘリコプター（CH-47J）機動展示

11:00〜12:00　音楽演奏会（民間演奏）

11:00〜11:30　生徒隊ファンシードリル（13:30〜14:00）

11:30〜12:50　祝賀会（招待者）

11:30〜13:30　音楽演奏会（音楽部）

12:00〜12:30　ヘリコプター（UH-60J）救難展示

13:10〜13:30　ブルーインパルス（T-4）

14:05〜14:20　練習機（T-7）

14:25〜14:40　輸送機（C-1）

14:45〜15:00　戦闘機（F-15）