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2008年2月21日航空自衛隊 百里基地 飛行教導隊巡回指導

朝一番からフライトが行われていたのが救難飛行隊。上空から繰り返しパラシュート降下が行われていました。

R/W03より1機のイーグルが離陸していきました。午前中は順光となる場所に陣取りましたが、撮影には最高の環境でした。

この時点でR/Wは21へと変更され、大急ぎで撮影場所の移動を行ないました。青空の下。順光で背面を撮影できました。

第204飛行隊のイーグルは4機が離陸しました。4機目の離陸となると離陸後に急旋回を行い、先行機との距離を縮めます。

いよいよ飛行教導隊の離陸が始まりました。教導隊はインディビジュアルで6機が続けて離陸を行いました。

事前に仕入れた情報では教導隊の「捻り」は素晴らしいとの事で楽しみにしていました。しかし残念ながら今回は大人しめの離陸でした。

飛行教導隊が別名アグレッサー（仮想敵機）と呼ばれています。スゴ腕の教官達で構成される空自の最強部隊です。

4機目のアグレッサーが離陸しました。青い暫定塗装機でしたができれば派手な通常塗装機も見たかったところです。

緑と黒で塗装された091号機。今回のアグレッサーの中では最も自分好みの機体です。

3色の複雑な塗装が施された912号機。複座型が基本となる飛行教導隊においては珍しい単座型の機体です。

第305飛行隊のイーグルが離陸を始めました。待ち受ける飛行教導隊との対峙が行われたものと思われます。

アグレッサーよりも「捻り」を見せてくれた305飛行隊のイーグル。地元ということで見せ場を熟知しているのかもしれません。

訓練を終えて基地で戻ってきたアグレッサー。2機のタンクの数が異なる点に注目。J型は1本タンクの装備でした。

R/W21にアプローチする091号機。基地の周辺は茨城空港開設の工事により整備されたので、撮影しやすくなっていたように思います。

フライトは1時間弱と比較的早く基地に戻ってきたようです。着陸を撮るためにR/W21エンドに移動しましたが、とにかく移動の多い1日でした。

ブルーの塗装がきれいだった092号機。若干高度は高めですが、近くで機体を撮影することができました。

戦闘機の離発着の合間を縫ってタッチ＆ゴーを繰り返していたT-4。この日は浜松からのT-4も来ていました。

飛行教導隊の存在感からイーグルばかりに目がいってしまいますが、RFファントムも多くのフライトが見られました。

午後になると再びランウェイチェンジが行われました。めまぐるしく風向きが変わる疲れる1日でした。

私が好きなアプローチコースの下からの撮影です。離陸ではファントムによるハイレートクライムも見ることができました。

この日の不安定な風向きを象徴するかのようなミニ竜巻。写真では伝わりにくいですが、近寄るのが少し怖いほどの勢いがありました。

飛行教導隊、204、305、501飛行隊と全てのT-4を見ることができました。背景には成田空港の旅客機の姿も見えます。

コメント

本日2回目のフライトを追え、RTBしたアグレッサー。上空でもすぐにわかるほどの派手な塗装です。

百里基地では午後、R/W21への着陸に最適な広い公園がありました。ただし駐車場がないのが大きな欠点。

少し見上げるアングルとなりますが、見通しもよく機体も近くを通過します。最近の基地周辺は撮影環境が改善されて助かります。

風向きには泣かされましたが、天候には恵まれました。1日を通して雲もない快晴での撮影ができました。

緑の塗装が施された暫定機。前席のパイロットは着陸に集中しますが、後席はギャラリーを見ていました。

単座のJ型は後席がない分、複座のDJ型に比べて若干ですが機内燃料タンクが大きいそうです。センタータンク１本という装備もそのためかもしれません。

機体によって微妙に進入コースが違うところが軍用機撮影の楽しみでもあります。今回は百里基地を1日中堪能することができました。

茨城空港が開設されると公園や道路が整備されます。今後もよりウォッチングポイントが増えることが期待されます。

スケジュール（パンフレット）