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20080113

陸上自衛隊

習志野演習場

降下訓練始め


JGSDF

Narashino Ground

Training Display

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2008年1月13日陸上自衛隊 習志野演習場 降下訓練始め

平成20年の初降下訓練は強風のため、空挺降下部隊の降下は中止となりました。 この3年のうち、降下が実施されたのは1回だけと降下訓練が行われる確率はかなり低めです。 しかし前日には降雪の予報も出ており、それを考えれば実施されただけ幸いでした。今回も寒さは大変厳しかったです。

OH-6D

訓練を前に会場に現れたOH-6D観測ヘリコプター。背後の林に溶け込むかのような塗装が迷彩の効果を証明しています。

 

 

今回は強風のせいで空挺降下部隊のパラシュート降下は残念ながら中止となりました。 従って地上での模擬戦のみの展示となりますが、それだけあでも十分見応えがあります。

 

 

AH-1S コブラ

今回は過去2回は欠場していたコブラが参加しました。戦闘ヘリの登場で、前回の模擬戦に比べ迫力が増しました。

 

 

UH-1H イロコイ

UH-1Hがコブラに続いて会場に進入しました。両脇にのった隊員が速やかに地上へ降り、作戦行動を進めます。

 

 

CH-47J チヌーク

続いて車両を搭載したチヌークが登場。撮影位置からは茂みに隠れるように見え、実戦ぽい雰囲気を醸し出していました。

 

 

チヌークから降ろされた車両が敵陣に向けて進攻します。近代戦では航空優勢の確保が重要ですが、地上戦の最前線ではこのようなシーンが展開されるのでしょうか。

 

 

OH-6D

観測ヘリコプターOH-6Dの登場です。観測という呼び方が独特ですが、平たく言えば偵察任務を行う機体です。

 

 

AH-1S コブラ

習志野駐屯地の一般見学席は狭いので撮影は大変です。いつも私が行く10時頃(1時間前)では3列目あたりに位置することになります。

 

 

CH-47J チヌーク

リペリングで地上へと降りる隊員達。ヘリコプターは本当に色々な運用方法がとれる便利な航空機といえます。

 

 

AH-1S コブラ

チヌークによる車両輸送が開始されます。各編隊をエスコートするのがAH-1Sコブラの役目。常に編隊の先頭を飛行していました。

 

 

CH-47JA チヌーク

急旋回中のチヌーク。会場左手から進入し、180度反転し、着陸を行います。この向きは後部ハッチを敵陣に向ける形になります。

 

 

CH-47JA チヌーク

チヌークの機首を切り取った構図の一枚。回転するプロペラの位置が運よくいい位置に写り込みました。

 

 

CH-47JA チヌーク

チヌークの後部より搬出された車両。チヌークは大型輸送ヘリコプターにカテゴライズされ、馬力のあるところを披露しました。

 

 

AH-1S コブラ

コブラに先導され、進入するチヌークの編隊。車内に入りきらない大きな車両は機体下部に吊るして運ぶことが可能です。

 

 

AH-1S コブラ

陸自の主力戦闘ヘリ。AH-64Dアパッチの導入が進んでいますが、全てのコブラを置き換えるほどの調達機数ではありません。

 

 

AH-1S コブラ

コブラのコックピットは前席がガンナー(射撃手)。後席が操縦者となります。より視界の良い席にガンナーが優先されるという事です。

 

 

CH-47JA チヌーク

輸送した車両を地上に降ろすチヌーク。地上戦において、航空機のサポートは必要不可欠となっています。

 

 

CH-47JA チヌーク

車両を切り離したチヌークは素早く離脱します。武装を持たない機体は戦場での長居は無用です。

 

 

UH-1J イロコイ

状況は終盤戦に差し掛かります。窓をあけて射撃手が戦闘体制を整えます。

 

 

LR-1

敵軍の偵察機役として登場したLR-1。固定翼機がメインの陸上部隊において、固定翼機は高速飛行できるメリットがあります。

 

 

AH-1S コブラ

初降下訓練では航空機と地上部隊の立体的な作戦展開が披露されることが特徴です。デモフライトとは違った実戦的な機動飛行が印象的です。

 

 

CH-47J チヌーク

会場からは歓声とも悲鳴ともわからぬ声が聞こえる瞬間です。5人の隊員が吊り下げられたまま、射撃体勢をとります。

 

 

地上では敵戦車の動きを止め、制圧が完了しました。 航空戦力が中心のため戦車を見る機会は少なく、もう少し活躍してくれる状況設定があってもよいもしれません。

 

 

AH-1S コブラ

模擬戦が終わり、木更津基地へ帰投する航空機群。最後に上空を編隊で通過し、挨拶を行いました。次回はAH-64も登場するのでしょうか。

 

 

コメント

 

 

観閲式を思い出させるような大編隊で習志野を後にします。 陸自の回転翼機の編隊は写真を撮るには難しい被写体です。

 

 

演習が終わり、地上では後片付けが行われます。 いかに火力を必要な場所に素早く配置するかが地上戦のポイントなのだと知ることができました。

 

 

CH-47J チヌーク

チヌークは航空自衛隊にも配備されています。基本的には同じ機体を使っているそうですが、陸自では濃い迷彩色を施しています。

 

 

最後には石波大臣による訓示が行われました。 最近スキャンダルで騒がれている防衛省ということもあり、マスコミの取材陣にも力が入っていた様子です。

 

 

防衛大臣の訓示とそれを受ける隊員達(と取材陣)の絵。前提的にはこんな感じです。 首都圏にこれだけの広さの演習場を確保するのは結構大変ではないかと思います。

 

 

風向きを示す吹流しが、強風の一日を物語っていました。 残念ながら空挺降下は実施されず、C-1の姿を見ることはありませんでした。

 

 

マスコミ用の駐車場では多くのTV局の取材車を見ることができました。

 

 

演習に参加した車両が集められ、メンテナンスを行います。ここにも多くのフリークが集まり写真撮影にいそしんでいました。

 

 

擬装を施した車両。運転手の視界をも悪くするのでは?と思われるほどのカモフラージュでした。

 

 

戦車の砲身を掃除する隊員たちの姿を見ることができました。

 

 

毎年恒例の帰り道の写真。今年は持ち物検査も実施され、立入り禁止区域も増えていました。若干体制が厳しくなったようです。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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