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20081004

海上自衛隊

下総基地

開設記念行事


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2008年10月4日海上自衛隊 下総基地 開設記念行事'08

燃料代高騰につき体験搭乗が中止されるという事態も起きた、2008年の下総基地開設記念行事。しかしコストを下げつつも趣向を凝らした企画で十分に楽しめる基地祭でした。個人的には退役間際のS-61A「カラス」の飛行を見ることが最大の収穫となりました。

CH-47JA チヌーク

素晴らしい秋晴れに恵まれた今回の下総基地祭。まずは木更津から飛来したチヌークが姿を見せました。

 

 

CH-47JA チヌーク

陸自から参加したは2機のチヌークです。落下傘降下のデモを行った後、地上展示されました。

 

 

P-3C オライオン

展示飛行を務めた2機のP-3C。例年に比べ1機少なくなっています。この他にYS-11T-Aが1機フライトを行ないました。

 

 

P-3C オライオン

機数が減った上、体験搭乗も中止された今回の下総。コスト削減の中でも工夫されており、午前、午後と二回のデモフライトが行なわれました。

 

 

P-3C オライオン

低空での機動飛行を披露するP-3C。遠くからみていてもその迫力が伝わってきます。飛行展示は基地の外から撮影していました。

 

 

P-3C オライオン

少し珍しい構図の1枚。万国旗の中を飛行するP-3Cです。基地祭というイベントらしく賑やかな雰囲気になりました。

 

 

化学消防車

しばらく寒い日が続いていましたが、この日は素晴らしい秋晴れに恵まれました。消防服の中も暑かったのではないかと思います。

 

 

P-3C オライオン

胴体下部のウェポンベイが開かれたP-3C。対潜哨戒及び攻撃を任務とする同機の独特な機構です。

 

 

S-61A

今回の目玉といえるのがこのS-61A、通称「カラス」。砕氷艦しらせに配備され、南極観測支援で活躍した機体です。是非見たいと思っていました。

 

 

>S-61A

老朽化にともない母艦しらせと共にこの8月に退役と報道されていました。しかしこの機だけは10月でも運用されていました。

 

 

S-61A

同機の南極観測支援を表すシンボルマーク。極寒の地で任務を遂行してきた同機の活躍には敬意を表さずにはいられません。

 

 

S-61A

基地祭の前日にUH-60J、SH-60Jと共に飛来しました。館山から参加した3機種がエシュロン隊形で進入したそうで是非とも見たかったところです。

 

 

S-61A

砕氷艦「しらせ」に興味を持ってから、一度写真におさめておきたいと思っていました。
何度かチャレンジし、晴海の入港、横須賀のサマーフェスタ等でチャンスがあるのではないかと期待していたものの現れず、館山のちびヤンへも行けずと機会には恵まれませんでした。
この8月に退役と聞いていたので現役での姿はもう無理かと思っていた矢先の嬉しいサプライズゲストでした。

 

 

UH-1J

陸上自衛隊から参加したUH-1J。他にCH-47JA、OH-6Dが参加しましたが人気のありそうなAH-1Sコブラ、AH-64Dアパッチといった戦闘ヘリの参加はありませんでした。
特にアパッチは霞ヶ浦駐屯地と比較的近くに配備されているので是非とも参加要請を行なってほしいものです。

 

 

CH-47JA チヌーク

陸上自衛隊から参加したチヌークは落下傘降下を披露しました。この翌日にホームの木更津で航空祭が行なわれます。

 

 

P-3C オライオン

今回のイベントで最も趣向が凝らされていたと感じたのがこのコーナー。機体点検を機外とコックピットの両方から体験することができます。
参加者の一人はハンドサインを使い、タキシーライトの点灯や動翼チェックの指示を出し、コックピットに座った側が指示に従い実際に機器を操作するというものです。
参加する方も見る方も楽しめる非常に良い企画だと思いました。

 

 

タイトル

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P-3C オライオン

ハンガー内に展示されているP-3Cにはハープーンが装備されていました。
もともとは旅客機として開発された同機ですが、改造版の対潜哨戒機として成功をおさめることになりました。
当然民間機では翼下のパイロンなど必要ありませんが、本機がハープーンを吊下げた姿は、いかにも軍用機とした用途が表現され迫力がでます。

 

 

S-61A

いよいよ完全退役までのカウントダウンが始まりました。労をねぎらい、別れを惜しむかのように多くの人がカメラを向けていました。

 

 

P-3C オライオン

下総基地の所属機。珍しくP-3Cの機内が公開されました。体験搭乗の代替として色々と趣向が凝らされていたと感じた今回の基地祭でした。

 

 

T-5

帰投の準備が始まり、機体が移動されます。外来機には下総周辺の名物「梨」がお土産に渡されていました。

 

 

T-5

小月基地に向け離陸するT-5練習機。ゲスト全機に対して見送りする下総基地の姿勢にちょっと感動しました。

 

 

T-5

基地祭の終了時刻が近づいていますが、まだ多くの観客が残っていました。離陸後、ファンサービスでローパスを披露してくれたT-5です。

 

 

TC-90

続いてTC-90が離陸し、翼を振ってサヨナラパスを演出してくれました。久しぶりにパイロットの方が近くに感じられた基地祭でした。

 

 

S-61A

いよいよS-61Aの帰投が始まりました。夏退役の話を聞いていたので諦めていましたが、飛行する姿が見られたのは幸運でした。

 

 

タイトル

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S-61A

離陸したS-61Aが一旦北方向に進路を変更したと思うと、旋回し再び基地上空に進入。大迫力のローパスをプレゼントしてくれました。

 

 

S-61A

望遠レンズで覗いていると、まるで自分の方へ飛んできてぶつかるのではないか?と思ってしまうほどの大迫力でした。最初で最後のチャンスでした。

 

 

SH-60K

館山に向けて帰投するSH-60K。基地祭の楽しみとしてこの帰投ショーは是非取り入れて欲しいと思います。

 

 

SH-60K

下総の光線状態は午後になると逆光になります。直接太陽にレンズを向けるとカメラ故障のリスクがあるようですが、つい撮りたくなるような空でした。

 

 

SH-60K

ローパスを披露するSH-60K。今回の下総は訳あって短時間の見学でしたが、期待以上に楽しめる内容となりました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)


09:00〜15:30 航空機見学

09:00〜15:30 航空機展示

09:00〜15:30 体験コーナー

09:00〜15:30 フライトシミュレーター試乗

09:00〜15:30 花電車

09:00〜15:30 紙飛行機

09:00〜15:30 ペットボトルロケット発射

09:00〜15:30 鳥人間飛行機等展示

09:00〜15:30 模擬店

09:50〜10:15 ミニP-3C展示(14:30〜14:55)

10:20〜10:32 落下傘降下

10:58      編隊飛行

11:00〜11:45 展示飛行(13:30〜14:20)

12:30〜13:00 滑走路ウォーキング

14:20〜14:30 カラーガード隊展示

 

 

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