2008年8月2日海上自衛隊 横須賀基地 サマーフェスタ'08
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横須賀基地で行われるサマーフェスタへ行ってきました。今回で3回目の訪問になります。
海上自衛隊がメインですが、今回は一部の米軍側施設も同時公開されるという趣向が凝らされていました。全体的には以前よりも少し縮小された印象を持ちましたが、それでもやはり楽しめるイベントです。 
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UH-60J
午後入りした横須賀基地サマーフェスタ。駅を降りるとヘリのローター音。UH-60Jの救難展示飛行が行われていました。
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UH-60J
今年の展示機はUH-60J救難ヘリが担当。実は退役迫るS-61Aの姿を期待したのですが残念ながら叶わぬ願いでした。
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CG-63 カウペンス
U.S.NAVYからタイコンデロガ級イージス艦が公開されました。甲板はもとより艦橋までも入ることができました。
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SS-598 やえしお
事前公募によって学生を対象に潜水艦の艦内が公開されました。昨年につづきやえしおが担当となりました。
また今回は護衛艦による体験搭乗は行なわれませんでした。あくまで推測ですが燃料代の高騰もひとつの理由ではないかと思います。
他、展示される艦艇の数も例年より少なめでした。
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AGB-5002 しらせ
前回の公開をもって南極観測支援の任を終えた「しらせ」。今回は一般公開されず立入り禁止でした。二代目「しらせ」も進水を果たしています。
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DD113 さざなみ
護衛艦さざなみの横を通過するボート。船の体験搭乗ができるところが横須賀基地のイベントの楽しいところです。
ちょうど海面にタラップが降ろされていたので縦位置で撮影してみましたが、護衛艦の甲板位置の高さがよくわかると思います。
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SS-598 やえしお
やえしおの横を通るボートと比較すると潜水艦の大きさがよくわかります。海上に見えるのは一部分なので実際はもっと巨大です。
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SH-60J シーホーク
「ひえい」の甲板ではヘリコプター護衛艦らしく、3機のSH-60Jが展示されていました。実際に立ってみるとその甲板の広さを実感できます。
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DDH142 ひえい
「ひえい」のヘリ格納庫内。ここから艦橋へ上がることができます。護衛艦の中はまるで立体迷路のように入り組んでます。
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SH-60J シーホーク
「ひえい」ヘリ格納庫から見たシーホーク。少し高めの目線から撮影できるのは艦艇イベントならでは。
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DD107 いかづち
「ひえい」に横付けされた「いかづち」。護衛艦は限られたスペースに実に様々な装備が効率よく擬装されています。
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DDH142 ひえい
「ひえい」の艦橋から撮影した艦首。水平線が入ることで良い雰囲気が出てきます。二門装備された速射砲も効果的です。
大型曳船が展示の準備を進めていたので急いで撮影ポジションを変更しなくてはなりませんでした。
しかし艦内は立体迷路。思うように進むことができず気持ちだけが先走ってしまいます。
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DDH142 ひえい
「ひえい」の艦橋に入ることができました。艦橋のガラス窓からはこんな風に見えます。展示用の大型曳船が準備を進めている姿が見えました。
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DDH142 ひえい
「ひえい」艦橋にある艦長席。海上自衛隊の艦艇の艦長席は赤と青が半々と決まっています。あまりセンスがいいとは思えませんが、間違うことはなさそうです。
艦橋から甲板へ移動したかったのですが。ラッタル(艦内の階層を移動するための角度が急な階段)は狭い上、足元が悪いのでどうしても混雑が発生します。その待ち時間に撮影しました。
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SH-60J シーホーク
時間がないと言いつつ、「いかづち」、「さざなみ」の見学を続けて行いました。「いかづち」にも哨戒ヘリが展示されていました。
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SH-60J シーホーク
「ひえい」甲板上の哨戒ヘリ。テイル部分に折りたたみ機構が用意されており、限られたスペースを有効に活用できます。
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SH-60J シーホーク
「ひえい」ヘリ甲板にはハイビジ塗装のSH-60Jの姿も見られました。コックピットも公開されており、実際に操縦席に座ることもできたようです。
護衛艦の作戦にヘリとの連携は不可欠になっていますが、海上自衛隊では、平甲板ヘリ空母「ひゅうが」も導入されます。今から一般公開が楽しみです。
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CG-63 カウペンス
米海軍より参加したタイコンデロガ級イージス艦カウペンスです。自衛艦に比べ見学者が多く、待ち行列ができていました。
実はカウペンスの見学というよりは、救難展示などを撮影するために行列に並んでみました。海側から撮影してみることが今回のチャレンジです。
横須賀基地のイベントは同じ内容が時間を変えて4回行われるので色々と場所を変えて撮影にチャレンジすることができます。
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UH-60J
4回目の救難展示飛行が始まりました。計算通りカウペンスをかすめるようにパス。間近でみるヘリは結構迫力があります。
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UH-60J
平成20年度の組織改編により救難ヘリは所属基地が移動。関東では館山に集中配備されることになりました。
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CG-62 チャンセラーズビル/B>
米軍施設側に接岸中のCG-62。この日は米軍側も一部が開放されていました。この日横須賀では開国記念花火大会も行われました。
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UH-60J
カウペンスから撮影した救難展示の様子です。背後には汐入駅付近のビルが入るので、工夫次第で面白い絵作りができると思います。
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UH-60J
今回期待していたシーンはこちら。展示を終えて帰投する際の方向転換を狙いました。バックの高速道路も他の基地では撮影できない特徴です。
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UH-60J
大抵の撮影条件では地上から空を見上げる事が多く、空一面が背景となります。地上物を背景にできる撮影場所はかなり貴重です。
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UH-60J
カウペンスの見物行列の移動の波にのらず、ずっと居座って撮影してしまいました。横須賀は自然も美しく、楽しめる場所だと思います。
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UH-60J
救難展示を終え基地へと帰投するUH-60J。パイロットの方達がこちらに手を振ってくれました。
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港内を移動する交通監視艇。日本国旗の他、「2」を表すNATO数字旗を掲げています。
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大型曳船放水展示
救難展示の後は放水展示が行われました。地味な船ながら「働く船」という印象からか人気も高いようでした。
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大型曳船放水展示
曳船は艦艇の移動を支援する他、放水による消火活動も行うことが可能です。以前は色付き水で放水を披露しましたが今回は通常のみ。
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DDH142 ひえい
救難展示、放水展示が終わり本日のイベントも終了。せっかくカウペンスに乗っているので艦内見学を行うことにしました。
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SH-60J シーホーク
カウペンスよりみたシーホーク。機体よりも高い位置からの視線で撮影できるのは艦艇イベントならではと思います。
ロープが張られないので機体だけのクリアな写真を撮れないのが難点ですが、公開終了時間ギリギリを狙い、最後の見学客になれれば可能になるかもしれません。
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DDH142 ひえい
カウペンスは艦橋も公開されていました。米軍艦の艦橋に入るのは初めてです。艦橋の高い位置から護衛艦群の艦首を撮影してみました。
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SH-60J シーホーク
カウペンスから眺めた「ひえい」甲板上のSH-60J。午後は逆光気味になるため海面が輝いていました。
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CG-63 カウペンス
カウペンスの後部甲板。床にはVLSが敷き詰められています。これはミサイルを垂直に発射するための装置で最近は標準装備になりつつあります。
メリットとしては垂直に発射後、目標に対して飛翔するため照準を合わせるための動作が不要なことに加え、充填時間がかからず、連続発射が可能となります。
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DDH142 ひえい
展示公開された3隻の護衛艦。手前から「ひえい」、「いかづち」、「さざなみ」。
夕方になると風も出てきて旭日旗がたなびきました。
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SH-60J シーホーク
今回はヘリ甲板に展示されたヘリコプターの展示が楽しめました。次回は新しい艦艇の公開に期待したいと思います。
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スケジュール(パンフレット)
09:00〜16:00 艦艇一般公開
09:00〜16:00 水中処分艇体験搭乗
09:00〜16:00 ポニー乗馬
09:00〜10:00 ロープ教室 (12:00〜13:00)
09:15〜09:45 手旗教室 (12:15〜12:45)
09:45〜10:00 らっぱ教室 (12:45〜13:00)
10:00〜10:15 飛行救難訓練展示
(11:30〜11:45、13:00〜13:15、14:15〜14:30)
10:15〜10:30 大型曳船放水展示
(11:45〜12:00、13:15〜13:00、14:30〜14:45)
10:30〜11:45 水中処分隊展示
(12:00〜12:15、13:30〜13:45、14:45〜15:00)
10:50〜11:20 音楽隊演奏 (13:45〜14:15)
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