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20090913

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2009年9月13日 航空自衛隊 百里基地 航空祭'09

ここ数年と比べると「外来機の展示なし」という縮小ムードで始まった百里基地航空祭。前日は雨天で当日の朝も霞がかったオープニング。不安混じりのスタートでしたが結果的には色々と楽しめました。今回は撮影場所を色々変えた、「メイン会場から少し外した」写真をテーマにしました。

RF-4E ファントム

裏門から入場するとまず目に入ってきたのが用途廃止機となり、部品取り用となっていたファントム達。ある意味今回で一番印象的だった展示かもしれません。F-4型航空機の機数減耗がいかにシビアな状況なのかが伝わってきました。

 

 

タイトル

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F-4EJ改 ファントム

百里基地に戦闘機型のファントムが戻ってきました。沖縄県の那覇基地より部隊移動してきた第302飛行隊です。やはりひとつの基地で異なる機種が見られることは、ファンとしては得をした気分になります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

主翼端が上に反り返ったファントム独特の主翼。次期戦闘機の機種選定が決まらない中、時間だけは確実に過ぎていきます。残念ながらファントムの耐用年数の限界が近いことも事実でいつまで見られるのでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

天候偵察のため離陸した390号機。前日の雨も上がり、一部青空ものぞいていたのでこのまま回復すると思っていました。しかしご覧のように視程は大変悪く、自力で着陸することさえ難しい状況でした。

 

 

強風注意

オープニングフライトにむけて機体の飛行前点検が開始されました。もうすぐエンジンに火が入ります。列線の最前線を陣取ってみていましたが、ジェットの排気に注意するよう整備員の方より説明がありました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

航空機は自動車と違って簡単には動かせません。飛行の1時間前くらいから、何かしら点検を行なっています。各機に2?3名程度の整備員がつきますが、航空機がいかに大変な乗り物であるかがわかります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

天候偵察から戻ってきたファントム。着陸時は地上誘導だったことから天候はかなり厳しいことが伝わってきます。今回まず最初にとった撮影ポジションは列線の合間。狙い通りのタキシングが撮れて満足でした。

 

 

第302飛行隊

那覇基地より配置転換で移動してきた第302飛行隊のパイロットの方達。沖縄では航空祭も閑散としているそうですが、関東の熱狂的な声援に少し戸惑っていたようにも見えました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

その大きさと派手さで人気のある、第302飛行隊の部隊マークであるオジロワシが並んだ風景は壮観です。同飛行隊は千歳基地で誕生し、その後那覇へ移動。そして2009年1月にここ百里基地へと移りました。

 

 

RF-4EJ ファントム

第302飛行隊のせいか、少し影が薄くなったように感じた第501飛行隊のファントム。影が薄く感じたのは機体数の減少が関係しているかもしれません。後継機としてF-15の偵察型改修が決まっています。

 

 

F-15DJ イーグル

オープニングの航過飛行は残念ながら視界不良のためにキャンセルとなりました。ランウェイエンドまで行ったものの、そのままエプロンに戻ってきました。しかしこの絵が見れたのでよしとしましょう。

 

 

F-4EJ改 ファントム

誘導路の近くでもこのアングルでは撮れないかなぁ・・・と思うようなシーンがエプロンエリアで撮れました。航空祭はマンネリ気味だと思っていましたが工夫次第でまだまだ色々と楽しむことができそうです。

 

 

タイトル

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Blue Impulse

しばらく飛行展示が期待できないので、地上展示機を見ることにしました。ブルーインパルスコーナーではサイン責めにあうパイロットの方達の姿がありました。

 

 

F-2A

最新鋭機と思いつつ、もう10年が過ぎようとしているF-2。混雑度をみていてもそれほど人が集まっているようには見えませんでした。だいぶ定着してきたということでしょうか。

 

 

RF-4E ファントム

地元百里基地から展示されたRF-4E偵察型ファントム。501飛行隊は航空祭に合わせてシャークティースを描くことが慣例になっているようで、ファンの間でも人気があります。

 

 

T-4 Blue Impulse

ブルーインパルスの前はやはり見学者が多く、なかなか後から行ってもゆっくり撮影することができませんでした。とりあえずは証拠写真だけとって、あとは会場が空いてから撮ろうと思いました。

 

 

F-15J イーグル

午前中に予定されていイーグルの高機動飛行は無事に行われましたが、直前まで飛ぶかどうかの検討が繰り返されていたようです。

 

 

F-15J イーグル

イーグルの飛行展示はメイン会場から離れた、R/W21寄りの細い通路のような場所で眺めていました。このデモは使用R/Wの向きに関係なく、R/W03からの離陸を行なうものだったようです。

 

 

F-15J イーグル

百里基地の会場は昼頃から逆光になり、今回は更にヘイジーな視界の悪さで写真はかなり厳しい状況でした。飛行にも厳しい条件だと思いますが、周囲のファンからは「もう少し頑張って欲しかった」という声が多かったです。

 

 

RF-4E ファントム

午後はファントムを擁する第302飛行隊、第501飛行隊による展示飛行が行われました。この頃は正面からタキシングが見られる場所へ移動。残念ながら逆光でしたが空いていて結構よい場所でした。

 

 

RF-4E ファントム

第501飛行隊は迫力ある立体的な展示飛行を披露してくれました。写真ではその迫力をお伝えできませんが、多くの観客は興奮を隠し切れない様子でした。ネットの書き込みでも賞賛の声が多くみられました。

 

 

RF-4E ファントム

第302飛行隊の対地射爆撃のデモもそうですが、どうも誘導路を目標として飛行しているようです。航空祭ではあまる見ることのない真正面からのフライトを見ることができました。

 

 

RF-4E ファントム

午前中には見えなかった筑波山が午後には姿を現し、いかに視界が悪かったのかがわかりました。百里基地は現在、新滑走路を使用していますが、基地内からの撮影ではだいぶ遠くなってしまいます。

 

 

F-4EJ改 ファントム

対地射爆撃を披露してくれた第302飛行隊のファントム。2機×5回も繰り返してくれたため、シャッターチャンスは多かったものの、見るに耐えられるような写真が撮れなかったのは残念です。

 

 

T-4 Blue Impulse

航空祭のファイナルはもちろんブルーインパルスによるアクロバットです。この頃になると暑いくらいに天候は回復し、第1区分での展示飛行が決定しました。

 

 

タイトル

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T-4 Blue Impulse

1番機の後席の方がこちらをみて手を振ってくれました。百里基地では誘導路沿いで見学できるため、多くの観客がいます。ブルーインパルスの方達も人気の程を体感していることでしょう。

 

 

T-4 Blue Impulse

ブルーインパルスの展示飛行はショーセンターという会場中心を基準として、演技が構成されています。そのため今回はフライトはある程度諦めていたのですが、むしろ機体を近くに感じることができました。

 

 

タイトル

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T-4 Blue Impulse

6機によるデルタループ。通常の会場から見る時とは90度違う角度から見ることになります。ブルーインパルスの撮影がマンネリしてきた場合、撮影位置を変えてみるのも面白いと思います。

 

 

T-4 Blue Impulse

まるで自分に向かって突っ込んでくるのではないか?と思うような、ソロ機の進入を間近で見ることができます。こうなったらもっとランウェイエンドに近づきたいという衝動に駆られ、さらに場所を移動しました。

 

 

T-4 Blue Impulse

展示飛行を終え、着陸する5号機。メイン会場からではまず見ることのできない距離とアングルです。

 

 

F-104J スターファイター

予定のスケジュールも終わり、帰投のみとなりました。基地南側の駐車場から滑走路北端まで移動しましたが、同じ距離だけ戻らなくてはなりません・・・。場内の気温は29度と聞かされ、さすがに疲れも出てきます。

 

 

UH-60J

帰投のトップバッターは救難飛行隊のUH-60J。いきなり頭上を通過していったので慌ててカメラを構えました。

 

 

TOWERS

百里基地では新しい管制塔を建設しています。また手前には移動式管制塔が展示され、内部が公開されていたようです。

 

 

T-4 Blue Impulse

展示飛行を終え、しばしの休養をとるT-4。この1時間後、ホームベースである松島基地へと帰投することになります。さっきまでは多くの人がいたブルーの最前列ですが、イベント終了のアナウンスが流れればこちらのものです。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

小牧基地をベースとする第401飛行隊のC-130Hハーキュリーズ。イラクへの飛行任務が終わり、時間的・機材的に余裕ができたのか航空祭への参加も積極的のようです。

 

 

F-2A

三沢基地より飛来した第8飛行隊のF-2戦闘機。残念ながら展示飛行をするでもなく、帰投の離陸ももう少しサービスして欲しかった…以前よりも影が薄くなってしまった感のあるF-2です。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

今回の帰投ショーの中で最も頑張ったと思うのがこのC-130Hです。背面バンクも初めてみましたが、離陸後、更に1パスを行なうというサービスぶりには感動しました。

 

 

第501飛行隊の部屋にはファントムの垂直尾翼が展示されています。そういえば、部品取りされているRF-4Eに垂直尾翼がない機体がありましたが、おそらくこのモニュメントに変わったのでしょう。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)


09:00〜09:10 航過飛行 F-15・F-4・RF-4

09:30〜10:00 捜索救難 U-125・UH-60

10:30〜11:10 航過飛行 F-15・F-4・RF-4

11:40〜11:55 機動飛行 F-15

13:00〜13:15 対地射爆撃・戦術偵察 F-4・RF-4

13:30〜14:50 曲技飛行 Blue Impulse


09:00〜14:30 射撃訓練装置の体験射撃、航空機装備品展示

        戦闘機のコックピット展示

        移動式管制塔の内部展示、観覧車の運行

12:00〜12:10 12:30-12:40 警備犬訓練展示

09:30〜09:50 10:40-11:00、11:40-12:00、12:30-12:50

        F-15、F-4脚及び操縦舵等の作動展示

 

 

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