たびパパ 趣味の飛行機ページ 航空イベント 訪問記録



20090808

潮風公園

ガンダムプロジェクト


Shiokaze Park

GUNDAM Prj

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2009年8月8日 潮風公園 GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト(2)

7月19日に引き続き、再びお台場の潮風公園の1/1ガンダムを収めに足を運びました。前回は時間がなかったために、見ることのできなかった「ギミック系」が今回の主な目的です。この日は東京湾花火大会の日程とも重なり、夜景を堪能できた一日でした。

RX-78 ガンダム

この実物大ガンダムも公開予定は8月31日までとなっており、着々と撮影チャンスのリミットが近づいてきます。・・・ということで再びお台場のガンダムです。
8月からガンダム左肩のマーキングが、2016年のオリンピック招致活動のマークに変更されていました。このガンダムについては海外でも驚きの声があがっているそうですが、その宣伝効果の程はいかに?

 

 

RX-78 ガンダム

このガンダムには各所に「実機」を意識した色々な工夫がなされています。ランドセルの中に仕込まれたサブスラスターはとても面白いアイデアだと思います。

 

 

RX-78 ガンダム

まず多くの来場者から聞かれた反応がですが、目が光っていることに驚いていました。他にも色々とギミックが仕込まれていることを知らない方も多いようです。
不思議なことに、このツインアイは明るいうちには点灯していましたが、あたりは暗くなってくると消されてしまうという変な運用が行なわれています。またクローズアップしてみるとこの目だけでも内部は非常に複雑な構造をしていることがわかります

 

 

RX-78 ガンダム

前回見ることができなかったギミックが、胸部ダクトから噴出するミストです。また内側にはライトがついていて光る仕組みとなっています。

 

 

RX-78 ガンダム

このミストのギミックは1時間おきに行なわれますが、運が悪いと1時間弱待たないと見られない計算になります。気の短い人は見逃している可能性が高いですね。
そういう私も二回目の訪問で、1時間ちかく待ったと思いますが、無事に見ることができました。ミストはダクト以外にも肩や脚、ランドセルのバーニアからも噴出します。

 

 

RX-78 ガンダム

このミストの噴射は前から見ても良いですが、バーニア類がある背後の方が絵になると思います。ただ写真撮影という意味ではやはり前からの撮影する方が圧倒的に人気がありました。

 

 

RX-78 ガンダム

ミストギミックの際に脚部の数値が点灯します。なぜか数値は「999999」で固定されていますが、ランダムでもいいので数値が動くと更にメカニックな雰囲気が出ると思いました。

 

 

RX-78 ガンダム

ガンダムの背後はミストの量も多く、ずっといると少し濡れてしまうほどです。 しかしバーニアに仕込まれたブルーの光りがたまりません。噴出するミストとの相乗効果により、今にも動き出しそうな迫力があります。こうやってみると、頭から脚まで、ライト、可動、ミストと実に多くのギミックが仕込まれていたことに驚かされます。
このショータイムが終わると会場からは大きな拍手が沸きあがりました。

 

 

RX-78 ガンダム

会場内では撮影コーナーが設置されています。有償ですが高い位置からガンダムと一緒に記念撮影してもらえるイベントです。でもせっかくならクレーン等でガンダムを上から眺められる方がお客さんも集まると思います。

 

 

RX-78 ガンダム

この18mのガンダムの大きさを表現するにはこの脚の大きさと比較するのが一番です。 よくいわれることですが、モビルスーツという乗り物に二脚歩行は必要か?という議論がよく行なわれます。
戦闘機の世界ではフライ・バイ・ワイヤとコンピュータ制御技術により、全翼機やステルス機のようなやっかいな飛行特性の機体も空を飛ぶようになりました。同様の技術が使えれば二脚歩行も可能になるでしょう。また人類が進化の過程で二脚歩行の道を選んだように、機動性や視認性などメリットがあるのだと思います。

 

 

RX-78 ガンダム

このサイトは「趣味の飛行機ページ」ですので、今回も無理やり航空機を絡めました。今回はガンダムが主役ですが、風向きによってはお台場からも魅力的なファイナルアプローチの旋回を見ることができます。

 

 

RX-78 ガンダム

ガンダムの頭部が可動することは有名ですが、上を向けるとは知りませんでした。見上げる先は宇宙(そら)でしょうか。

 

 

RX-78 ガンダム

デジタルカメラの登場により夜景撮影はかなり身近になりました。フィルム時代は1本ほとんど無駄にしてもおかしくありませんでしたから。いよいよ少しづつあたりも暗くなってきました。

 

 

RX-78 ガンダム

この日は東京湾花火大会と重なってしまいお台場は大変な混雑でした。また帰りの交通機関の混雑緩和のため7時で閉鎖とのアナウンスがありました。

 

 

RX-78 ガンダム

デジタルカメラの高感度性能の進化は著しく、手持ちでの夜景撮影もできてしまいます。本来は三脚を使いたいところです。しかし飛行機撮影が中心の人はつい手持ち撮影が多いといいますが、どうも私もそのようです。
ちなみに高感度になるのはいいのですが、カメラの中の空は肉眼に比べるとまだ「明るい」のです。会場がクローズする7時というのも夜景撮影にとってはまだ微妙に明るい時間帯なのです。

 

 

RX-78 ガンダム

昼に比べるとセンサー類の灯りや照明などの輝きにより、また一味違う雰囲気になります。

 

 

RX-78 ガンダム

今回はギミックを中心とした撮影を試みましたが、一番印象に残っているのは肩の端にある緑と赤のライトです。これは航空機の衝突防止灯と同じ使い方(主翼の右が緑、左が赤)をしている点に感心しました。よく調べています。
文章で書くのは難しいですが、直進したらぶつかりそうな2機があった場合、相手側の赤いライトが見えた場合、自分に回避義務があります。

 

 

RX-78 ガンダム

記念撮影コーナーのスタッフの人も一休み。こんなところで仕事ができるなんて羨ましいですね。

 

 

RX-78 ガンダム

周辺ホテルの部屋にも灯りがともるようになりました。7時から行なわれる東京湾花火大会をホテルの特等席から眺めようという方も多かったと思います。

 

 

厚めの雲に覆われた一日でしたが、夕景だけはそれらしい眺めを楽しむことができました。対岸の高層ビル群はオフィスが多いためか、週末は電気がついていないことが多いようです。

 

 

RX-78 ガンダム

夜の7時になると最後のショータイムが始まります。ギミックの披露は2つあり、ひとつはナレーションが中心でGreenTokyoプロジェクトのメッセージを伝える際に顔が動くもの、そしてもう一つはミスト噴射を含むこのガンダム自体をアピールするものです。
二つのイベントは30分おきに交互の行なわれます。夜の7時になり、この日最後のショーが行なわれました。

 

 

RX-78 ガンダム

このサイズの像を建造するだけでも大変な作業であったことは容易に想像できますが、照明のギミックがいたるところに組み込まれており、ただの張りぼてでないところがこのガンダムのスゴイところです。
展示期間は8月31日までとありますが、その後はどうなるのでしょうか。メンテナンスが必要なため費用もけっこうかかると思いますが、撤去してしまうにはかなりもったいない気がします。
現在建設中の東京スカイツリーなど、もっと人が集まる場所に展示しておけば集客効果もあるし、海外からの旅行客にも日本をアピールするために一役貢献できると思うのですがいかがでしょう。

 

 

RX-78 ガンダム

定期的に行なわれるイベントタイムでは環境問題に対する東京からのメッセージが発せられるのですが、これがなかなか考えさせられます。この潮風公園という場所から対岸の高層ビル群を見ていると、否が応でも東京という大都市の凄さを実感することができます。
またモビルスーツという人工の乗り物には未来が象徴されているように思います。そしてあたりには公園の緑があります。スペースコロニーでなく、これからも地球で生きていこうと思ったら環境問題には向かっていかざるを得ないと考えさせられました。

 

 

RX-78 ガンダム

いよいよクローズの時刻が近づいてきました。最後はライトアップ+ミスト散布というクライマックスをむかえます。結局欲張って色々みようと思った結果、3時間もかかりました。ギミック系を満喫するには余裕も持っていかないといけません。
また背後に小さく写っているのは東京湾花火大会のものです。遠くから望遠レンズを構えている人たちがいましたが、角度がよければレンズの圧縮効果でガンダムと花火の素晴らしい写真が撮れるのかもしれません。

 

 

東京湾花火大会が始まりました。帰りの大混雑は容易に想像できましたので、この隙に帰ることにしましたが、「ゆりかもめ」から見る花火はかなり特等席であったと思います。 このガンダムですがあとは晴天のもとで見たいので、チャンスがあればもう1回行ってみようと思います。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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