たびパパ 趣味の飛行機ページ 航空イベント 訪問記録



20100404

航空自衛隊

熊谷基地

さくら祭


JASDF

Kumagaya Base

Festival

→Home      →横長写真館      →イベント訪問記      →ダイキャスト      →LINK  

←BACK    TOP    [↑2010]   NEXT→


2010年4月4日航空自衛隊 熊谷基地 さくら祭

桜の季節の風物詩、熊谷基地のさくら祭に行ってきました。天気は終日曇ったままで肌寒い一日でしたが、桜も無事に見ることができ、航空機のフライバイも予定通り行なわれました。ブルーインパルスの演技では、途中で空域に予定外の航空機が進入するハプニングが発生しました。

UH-60J

今回は会場についのが昼近くだったため、既にヘリ系の展示飛行は終わっていました。フライトを終えた機体は芝生に設営されたヘリポートに着陸し、地上展示機として公開されます。

 

 

ギャラリー

建物の屋上には自衛隊関係者と思われる人達の姿がありました。カメラの望遠レンズを通してみるとどうも外国の軍関係者のようでした。

 

 

T-4 Blue Impulse

午後からはブルーインパルスが登場。残念ながら青空には恵まれませんでしたが、「さくら」を含むいくつかの演技を披行ないました。この他はワイドデルタやスワン隊形でのローパス、チェンジオーバーターン等を披露してくれました。

 

 

T-4 Blue Impulse

当初の予定では12科目あったようですが、途中で空域に予定外の航空機が進入し、演技が一時中断されるハプニングが起りました。見る側としては残念ですが、危険を避ける処置を優先するのはさすがプロフェッショナル。完璧。

 

 

T-4 Blue Impulse

ブルーインパルスは創設50周年を迎え、新たな演技も披露してくれました。最後を飾ったのがこのサンライズ。実際は5機で行ないますがフレームに入りきれませんでした。内容はレベルオープナー後に各機が上昇するものですが、旭日をイメージしたダイナミックな演技です。

 

 

天気予報では翌日からは天気が崩れるとのことで、この日が花見のラストチャンス。厚手のジャンパーでも十分なほどの寒い一日でしたが、今年も無事に桜を楽しむことができました。

 

 

UH-60J

地上展示された機体の周辺には常に見学者が多いため、機体だけをクリアに撮ることはまず不可能。そこで人を写さず、部分だけを切り抜く方法が思いつきます。熊谷基地では南側に大きな工場施設があり、熊谷を象徴する素材として使うことができそうです。

 

 

CH-47J チヌーク

展示飛行を終えた後、会場隅で展示されたチヌーク。この後ろ姿をみて「カエル」を連想したのは私だけではなかったようです。

 

 

T-7

ブルーインパルスの演技の後、30分程の間隔を空けてから空自の装備機による航過飛行が行われました。ブルーインパルスの演技を一区切りとして帰る人達も多くいるので、帰り渋滞を緩和させるためにはよいスケジューリングだと思います。

 

 

C-1

入間基地から飛来した第402飛行隊のC-1輸送機。後継機のC-Xが初飛行に成功し、いよいよC-1も機体寿命を意識する時期が近づいてきました。展示では低速?高速まで、スピードに緩急をつけたパスがよかったです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

戦闘機系の参加は、昨年那覇から百里基地へ移動した第302飛行隊が担当しました。F-X選定作業が頓挫し後継機が決まらない中、耐用年数までの貴重な残り飛行時間をどのように運用していくのかとても興味があります。

 

 

F-4EJ改 ファントム

今回のテーマは「工場」。プラントの遠く向こうを旋回するファントムもまたなかなか格好いいです。

 

 

F-4EJ改 ファントム

ファントムは3回のフライパスを行ないましたが、最後は時速600kmの高速飛行で戦闘機の迫力をみせつけました。間隔をあけたトレイル隊形で進入した2機のファントムは翼を振りながら会場を通過、あたりにはアフターバーナーの轟音が響き渡りました。

 

 

CH-47J チヌーク

イベント終了の15時になると外来機が所属基地へと戻っていきます。離陸準備のため観客は機体周辺から離れるので、展示機をクリアに撮影したい場合はここがチャンス。機体の近くにいれば良いシャッターチャンスだったと思います。

 

 

CH-47J チヌーク

フワッと地上を離れたチヌークは機体を180度回転し、北側へ向かって離陸を行ないます。おそらくは南側にある工場を避けるためだと思われます。

 

 

CH-47J チヌーク

チヌークは後ろから見るとカエルに似ていましたが、前からみるとアザラシに似ていませんか。

 

 

CH-47J チヌーク

望遠レンズならではの圧縮効果による世界。まるで工場の煙突と柱を縫うように飛行しているようにみえますが、実際は安全な飛行ルートを飛んでおり、もちろん危険性は全くありません。

 

 

UH-60J

続いてUH-60JがRTBのために離陸しました。見ていて思いましたが、ヘリは支援設備に頼ることなく他の基地に展開でき、エンジンスタートから離陸までの時間も結構素早いものでした。また乗れる人数も多いので、固定翼機に比べると便利な乗り物だなぁと感じます。

 

 

UH-60J

工場をバックにしたUH-60J。もう少しゴチャッとした感じが表現できたら面白い写真になったと思いますが撮影の腕がついていかず…。

 

 

UH-60J

実は今回は新調したレンズのデビュー戦でした。シグマの150mm?500mm、手振れ補正機能がついたレンズです。決して安い買い物ではありませんが、それでもカメラメーカーの純正品と比べればかなり手軽に、500mmの世界を手に入れることができます。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

09:00〜15:00 基地開放

09:00〜15:00 装備品等展示

09:00〜15:00 広報用航空機展示

09:00〜15:00 教育参考館開放

09:00〜11:00 ヘリコプター地上展示(CH-57J、UH-60J)

10:00〜10:45 航空中央音楽隊 音楽演奏会

11:00〜11:30 入間基地修武台太鼓演奏

11:30〜13:00 来賓祝賀会

11:30〜12:00 CH-47J 機動飛行

12:00〜12:30 UH-60J 救難飛行

12:00〜13:00 市民バンド演奏

13:10〜13:30 ブルーインパルス(T-4)

14:05〜14:20 T-7 飛行展示

14:25〜14:40 C-1 飛行展示

14:45〜15:00 F-4 飛行展示

 

 

←BACK    TOP    [↑2010]    NEXT→