2010年8月15日 成田空港
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このところ年に1回ほど足を運んでいる成田へ今年も行ってきました。トピックスとしては6月からルフトハンザ航空がA380を成田路線に投入したことですが、もう少し待てばエールフランス航空のA380も見られるようになるそうです。しかしこの夏は記録的猛暑で35度近い炎天下での撮影は本当に厳しい…。 
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B767 KAL (KE)
朝一番の到着機には間に合いませんでしたが、朝の7時くらいには「さくらの山公園」に着きました。朝早いというのに既にカメラを構えたフォトグラファーの方達が10人ほどいました。皆さん本当に好きですね(笑)
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B747 NCA (KZ)
この日は少し強い南風が吹く状況でした。成田空港は9時までは離陸がありませんので、必然的に早朝は着陸機狙いとなります。早朝といってもかなりの頻度で到着便があるので成田空港は退屈しません。
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A380 DLH (LH)
今回の狙いのひとつが6月から日本路線に投入されたルフトハンザドイツ航空のA380です。7時27分、遠くからでも総2階建てであるA380とわかる、独特のシルエットが現れました。
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A380 DLH (LH)
ルフトハンザ航空はシンガポール航空に続いて日本路線にA380を投入した2社目の航空会社です。ルフトハンザのA380は6月12日から成田?フランクフルト便に投入されました。当初は火・金・日曜の週3便でしたが現在では毎日就航となっているようです。
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A380 DLH (LH)
A380は総二階建ての構造が話題となり、またその静粛性やエコノミーでも広めの座席により乗客からは好評のようです。ただし写真を撮る側からすると、そのボリューム感をどのように表現するかとても悩みます。
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A380DLH (LH)
今回は新調した150?500mmの望遠レンズの練習も目的の一つでしたが、旅客機相手ではその望遠性能が仇になる場合もあります。機体の全部をフレームにおさめることができなかったため、仕方なく機首部のアップを切り取ることにしました。
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A380 SIA (SQ)
ルフトハンザのA380の着陸から15分後、今度はシンガポール航空のA380がアプローチしてきました。A380の着陸が立て続けに見られるタイムテーブルは嬉しいのですが、7時台に成田まで行くのは気持ちが乗らないとちょっと大変ですね。
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A380 SIA(SQ)
こちらのシンガポール航空のA380は2008年5月20日以降毎日成田に飛来しています。それでも尚、希少価値があるように思うのは、飛来する機体が2機しかないことと、見られる時間が7時台に限られるのが原因でしょうか。
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A300 AHK (LD)
エアーホンコンのエアバスが飛来しました。エンジンを機体後部を黄色に塗っており、今まで見たことがありませんでした。調べてみると同機は旅客用ではなく貨物便であるそうです。写真を見てみたら確かに窓がありませんでした。
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A340 SWR (LX)
私が大好きなエアースイスの機体です。エンジンナセルに描かれたスイス国旗のデザインが洒落ています。
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A340 AUA (OS)
オーストリア航空の機体は下面を青く塗装しています。普段軍用機を多くみてると「これは何かの迷彩か?」と思ってしまうのですが、何か機能的な意味があるのでしょうか。
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B767 ANA CARGO
全日空のカーゴ便を見届けて撮影場所を移動することにしました。9時からは離陸が始まるからです。狙いはずばりA380の離陸シーンです。
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A380DLH (LH)
撮影場所を移動し、さくらの丘公園から徒歩5分ほどの滑走路エンドへ行きました。2機のA380が並ぶ贅沢なシーンですが、2階建て航空機である同機は専用のボーディングブリッジが必要なため、必然的に並ぶことになるそうです。
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B767 CCA (CA)
エアチャイナの機体には何か特別なデザインが施されていました。このデザインが何なのかはよくわかりませんが、とにかくアジアを感じさせる不思議な模様でした。
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B747 ANA (NH)
この数年で急激に機数が減っている「ジャンボ」。早い場合は年内、遅くとも年明けには退役が決定しているという情報が雑誌に出ていました。嫌というほど見ることができたこの名機が、あと少しで見られなくなるのは信じられない思いです。
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B747 CAL (CI)
乗客の搭乗も終わり、トーイングされたルフトハンザ航空A380の横を中華航空のB747が通過しました。最新の総2階建て巨大機と、かつての国際線の主力機との競演となりましたが、時代に変わり目を感じさせる瞬間でした。
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A380DLH (LH)
7時半に着陸したルフトハンザA380が9時半にタキシングを開始しました。成田での滞在は約2時間ということですね。しかしこの日の最高気温は34.2度!炎天下でじっと待っているだけでもかなり体力を消耗します。日陰もないので暑さ対策と水分補給は本当に重要です。
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A380DLH (LH)
いよいよ待ちに待ったA380の離陸が始まりました。予想通りに離陸距離は長く、ゆっくりと高度を上げていきました。A380はその大きな胴体に目がいってしまいますが、このアングルから見るとその太く大きな主翼が目を引きます。
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A380DLH (LH)
航空機の写真を撮っていて悩むのは、機体の全てをおさめるか、部分的に切り取るか?の選択です。セオリーからいえば最初は全てを納めた方がいいでしょう。クローズアップであれば家に帰ってPCに向かってトリミングをかければ今後のアングル作りの参考にできます。
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A380DLH (LH)
しかし実際の離陸では撮影できる時間はほんの数秒しかありませんので色々なことが頭をよぎります。とくにズームレンズを使っていると画角が自由自在なのでさらに悩まされます。迷いがあるとこのように中途半端なフレームアウト写真を撮ってしまったりします。。。
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A380DLH (LH)
送り気味で見たA380は結構普通の旅客機に見えます。徐々にですがA380が見られう機会は増えており、今後はあっと驚くような作品も発表されてくることでしょう。とても楽しみです。
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B777 THA (TG)
角度が正面すぎてどのエアラインがわかりませんが、タイ国際航空です。タイ国際航空は日本就航50周年の節目であり、記念キャンペーンを展開していました。
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タイトル
コメント
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B747 BAW (BA)
この日、最も長めの滑走距離をとり、ゆっくりとしたエアボーンを行ったブリティッシュ航空のB747。背景には滑走路エンドに建てられているJALのハンガーが写るほどの低空飛行でした。
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B777 THA (TG)
タイ国際航空のB747の離陸シーン。他の写真を見ていただくとわかるのですが、この撮影場所では脚(ギア)が収納される直後のタイミングのため、ギアカバーがまだ開いている機体が多いのです。しかしこのB747は既に完全にカバーが閉まっていました。
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A330 HVN (VN)
ベトナム航空の機体はあまり見たことがなかったので新鮮に感じました。どこかエキゾチックな雰囲気が漂うデザインですね。
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A340 FIN (AY)
「one world」の名を大きく書いたフィンランド航空のA340です。もともと民間機の知識は弱いのですが、ここ最近の動きにはなかなかついていきません。。。新千歳では「oneworld」と大きく書いたJAL機がいました。何機かアライアンス機として献上しているのでしょうか。
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A340 VIR (VS)
スマートなシルエットとオシャレなデザインが素敵なヴァージンアトランティック航空。お気づきの通り、午前中のフライトは長距離である欧州各国の機体、もしくは近距離便が主役です。午後になると米国からの便が多く見られるようになります。
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A380SIA (SQ)
シンガポール航空のA380の離陸を見届けて帰ることにしました。「さくらの丘公園」からは残念ながら空港内の様子はほとんど見えず、樹の陰から急に離陸機が姿を現します。そのため注意深くエンジン音を聞き、機種や離陸位置などの予測をたてなくてはなりません。
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A380SIA (SQ)
ほぼ7時半頃の同じ時間帯に飛来したルフトハンザ航空とシンガポール航空のA380。しかし離陸時刻は大きく異なりシンガポール航空は11時半の出発で、4時間ほど空港に滞在したことになります。
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A380SIA (SQ)
今度は思い切り機首のアップに寄ってみました。ここで悩むところは主翼を入れるかどうか?です。レシピとしては胴体、エンジン、主翼という航空機の要素が入っていれば写真の説得力が増すというのです。そんなこと考えている間もなく離陸機は行ってしまいました。
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A380SIA (SQ)
炎天下での撮影はなかなか厳しく、2機のA380の離陸をもって撤収することにしました。しかし連日30度を超える記録的猛暑にもかかわらず、公園には結構な数の見学者がいました。さて翌週は横田基地フレンドシップフェスティバルがありますが、こちらも熱くなりそうです。
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スケジュール(パンフレット)
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