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20100731

靖国神社 遊就館


Yasukuni Shrine

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2010年7月31日 靖国神社 遊就館

九段下に行く機会があり、靖国神社にある遊就館に行ってきました。ここでは古くから伝わる武具や軍事に関する資料が展示されており、その中には第二次世界大戦で活躍した零戦の姿もあります。他にも航空機関係では艦上爆撃機「彗星」やロケット推進機「桜花」も見ることができます。

遊就館

靖国神社に隣接している遊就館。その歴史は古くは明治10年から構想が始まり、途中多くの変遷をたどりながらも今につながているそうです。構想当時のコンセプトは「御祭神の遺徳を尊び、また古来の武具などを展示する施設」 として出発した施設だそうです。

 

 

A6M5 零式艦上戦闘機 五二型

本来の遊就館は有料施設ですが、この零戦に関しては一階ロビーに展示されており、誰でも無料で見ることができます。多くの観客が足を止めて零戦に見入る姿が見られます。日本を象徴する兵器といえば、やはり戦艦「大和」とこの「零戦」なのでしょう。

 

 

A6M5 零式艦上戦闘機 五二型

ウィキペディアによれば、10,430機も製造されたベストセラー戦闘機ですので、サブタイプも数多く存在します。この機体は製造後期であり、製造数も多かった五二型です。優れた運動性能と航続距離が特徴の優れた戦闘機でしたが、身軽さと引き換えに被弾などのダメージには弱かったと聞いたことがあります。

 

 

A6M5 零式艦上戦闘機 五二型

特に館内の説明には書かれていませんがインターネット等で調べたところ、実際の戦場だった場所から部品を集めで修復した機体だそうです。尾翼の機番は81-161です。修復されたとあって戦場での傷跡は残っておらず、新造機のような美しい状態で保存されています。

 

 

説明には初期の二一型と後期の五二型との比較などが書かれています。文献によればプロペラ同調式の7.7mm機銃砲、及び20mm機銃を各二挺装備し、増槽をつけることで約3000kmの後続距離を持っていたそうです。昭和十五年、紀元2600年に正式採用されたことから零式艦上戦闘機と名づけられました。

 

 

A6M5 零式艦上戦闘機 五二型

1階ロビーは零戦の他、なぜかC56型31号機関も展示されています。併設されている売店ではお土産の他、自衛隊関係のDVDやグッズの販売も行われています。

 

 

A6M5 零式艦上戦闘機 五二型

遊就館は本来有料です。せっかくなので資料館にも行ってきました。展示場は基本的に撮影不可となっていますが、艦上爆撃機「彗星」やロケット推進機「桜花」、人間魚雷「回天」など、貴重な資料が展示されています。しかし撮影禁止のはずの場内の様子がブログ等に掲載されていますが掲載許可を取っているのでしょうか…疑問でした。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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