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20100518

航空自衛隊

築城基地


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2010年5月18日 航空自衛隊 築城基地

築城基地での撮影のために取った貴重な休暇、しかし天気予報は無情にも雨…。しかし朝起きてみるとホテルの窓からは明るいが見えました。戦技競技会の前なので貴重な晴れ間は訓練を行なうはず!そう思い1stピリオドのフライトに期待して再び堤防ポイントへと向かいました。

九州地方の天気予報は午前中から曇りはじめ、昼頃には本格的な雨になるというものでした。朝の5時。気になってホテルの窓から外をみると風も穏やかで、なかなかよい天気でした。これなら数時間は持ちこたえられそうだ・・・と思い、ファーストピリオドのフライトに間に合うよう築城駅へと向かいました。

 

 

T-4

この時は時間にも余裕があったので築城駅から堤防ポイントまで徒歩で行ってみました。途中で田植え仕事をしている方から「何か珍しい飛行機でもきてるのかい?8時30分になれば飛ぶからね」と声をかけてもらいました。ちょっと旅行気分で嬉しかったです。

 

 

T-4

ファーストピリオドは8時30分ちょうどから始まりました。雨の心配どころか光線状態もよい条件で撮影することができました。築城の堤防ポイントは順光条件で撮影でき、まだ太陽が昇りきらない朝方は戦闘機撮影に向いているようです。

 

 

F-2A

最初は第6飛行隊のF-2が離陸しました。なかなか難しい色をしているF-2の洋上迷彩ですが、とても良い色が出ていると思います。

 

 

F-2B

離陸機の中には複座のB型の姿もみられました。訓練が戦競モードになっているのは何となく見ているだけでも伝わってきました。

 

 

F-2A

こちらは戦競塗装機で尾翼には髑髏の悪魔が描かれています。またドロップタンクは翼下に二本を装備していましたが、これだけでボリューム感が増すような気がします。

 

 

F-15J イーグル

F-2に続いて第304飛行隊のイーグルが離陸しました。尾翼のマークが通常の天狗ではありませんが、機体右側はモノトーンに押さえた大人しめの塗装となっています。

 

 

F-15DJ イーグル

複座のDJ型の離陸です。おそらくは上空で訓練の成果を評価しているのではないかと思います。

 

 

F-15J イーグル

こちらは通常塗装のイーグルです。今回の機材は営業バッグで運ぶため携帯性を重視した結果、軽量ズームレンズを持っていきました。望遠側は最大で300mmですが撮影距離は十分でした。

 

 

U-125

飛行点検隊のU-125は昨日から引き続き、空港設備の点検を行なっていました。紅白の美しい機体に、背景の空と雲のストライプがよく似合っていました。

 

 

F-2B

訓練を終えたF-2が戻ってきました。4機が離陸したのですがこの日の帰投パターンは2機のエレメント単位で若干の時間をあけて戻ってきました。

 

 

F-2A

黄色いドラッグシュートを開いて着陸減速するF-2A。使用したドラッグシュートは機体から切り離されますが、それを回収し、折りたたんでまた機体に装着する業務が必要です。これだけ大きなドラッグシュートを決められて大きさにたたむ必要があるため、作業は熟練を要するそうです。

 

 

F-2A

いよいよ堤防ポイントからよく見えるアーミングエリアへと来てくれました。奥に見える網のようなものはオーバーランをした際に機体を止めるためのバリアーですが、落ちてしまったらそこは海・・・の築城では常時展張されているのが特徴です。

 

 

F-2B

目の前をタキシングするF-2B。距離は非常に近くてコンパクトカメラでも十分撮影できると思います。この好環境の撮影地を守りたいという愛好家の気持ちはよくわかります。事実このポイントにはゴミ一つ落ちていませんでした。

 

 

F-2B

複座型のF-2B。パイロットの方達はギャラリーに向かって手を振ってくれました。やっぱり嬉しいものですね。念願だった築城基地の堤防ポイントで、雨の予報に心折れそうだったことの反動から私もテンションアップ。普段はあまりやりませんが、今回ばかりは手を振り返えしてました。

 

 

F-2A

幸運にも訪問したタイミングが良く、戦競塗装機を撮影することができました。以前の戦競機といえば派手なマーキングを競い合っていた時期がありましたが、最近では視認性を高めるために塗装は最小限にとどめるのがトレンドです。

 

 

タイトル

コメント

 

 

T-4

第6飛行隊のT-4の着陸です。築城基地の堤防ポイントからは美しい山々と周防灘の海が見える風光明媚な場所です。全国色々な基地へ足を運びましたが、これだけの景観を持つ基地はありません。

 

 

F-2B

堤防ポイントの素晴らしいところは基地側にフェンスがないので機体をクリアに撮影することができます。加えて距離が近いので重装備な撮影機は不要です。

 

 

堤防ポイントはこんな感じです。 前日は水がなかったのですが、朝方は満潮になるようで海水で満ちていました。当然ですが基地側への堤防はフェンスで仕切られていて入る事ができません。
ところで最近は鉄道写真の分野がエスカレートしており、列車の運行に支障をきたすような撮影行動が問題になっていますが浅はかとしか言いようがありませんね。。。

 

 

F-15J イーグル

F-2着陸からしばらくしてF-15編隊が帰投しました。第304飛行隊の天狗のマークを見ることも今回の撮影の大きな目的のひとつでした。

 

 

タイトル

コメント

 

 

F-15J イーグル

堤防、兼タキシーウェイとなっている築城基地は大変ユニークな基地です。このポイントは使用滑走路の向きにかかわらずタキシングを見ることができますが、正面寄りを撮りたかったのでその意味でも今回の撮影条件は恵まれていました。

 

 

F-15J イーグル

機体と比較するとわかりやすいのですが、堤防の高さは約5メートル。しかも湾曲しているので自力で登るのはまず不可能です。干潮時には水が引くくらいなので水深は大したことありませんが、それでも転落には細心の注意が必要です。

 

 

F-15J イーグル

こちらは尾翼の天狗マークをトーンダウンした戦競塗装機です。第6飛行隊のF-2同様、過度に派手なマーキングは行なわれていません。ファンにとっては少し寂しいですが、勝つためにロービジを選択する時代になっています。

 

 

F-15J イーグル

築城基地の滑走路は周防灘に面しています。陸上交通の発想では気づきにくいのですが、この海をひとっ飛びすればあっという間に岩国基地です。また周防灘の近くには北九州空港があります。

 

 

F-15J イーグル

第304飛行隊の戦競機は機体左右で塗装が異なるアンシンメトリペイント。機体左側の尾翼には大きな天狗の線画が描かれています。

 

 

F-15J イーグル

機体と比較するとわかりやすいのですが、堤防の高さは約5メートル。しかも湾曲しているので自力で登るのはまず不可能です。干潮時には水が引くくらいなので水深は大したことありませんが、それでも転落には細心の注意が必要です。

 

 

F-15J イーグル

九州地方は雨の予報でしたが、1stピリオドは無事に撮影をすることができました。築城基地の住所は福岡県ですがほとんど大分県にちかい県境に位置しており、福岡とはだいぶ違うと教えてもらいました。午前中は雨雲も広がらず本当によかったです。

 

 

F-15J イーグル

写真が小さいので見づらいですが、このイーグルに描かれた天狗のマークは他の機体と違って金色のシャドーが入っています。隊長機でしょうか。

 

 

F-15J イーグル

1stピリオドで飛び立った12機の戦闘機が全て戻ってきました。昼頃からは雨の予報なので今日のフライトはこれで終わりかというのが大方の予想でした。しかし雨で1日棒に振ってしまうのかと思っていたので、予想以上の大収穫でした。行って良かった?。

 

 

堤防ポイントの撮影風景。堤防に登らずに撮影すると基地側の方が若干高いため、タキシング中のタイヤが隠れてしまいます。タイヤも撮影するためにはこのように堤防に登らなくてはなりません。幅50cm、高さ5m…。最初は躊躇しますが実際タキシングする機体をみてしまえば何の迷いもなくなりました。

 

 

F-2A

昼頃になると雨雲も広がり、湿った空気になってきました。撤収しようと思いましたが、せっかく来た築城なのでもう1箇所のポイントを見ておこうと思いました。堤防ポイントとは対角線、徒歩での移動は大変でしたが行ってみるともう1回フライトを撮影するチャンスが!

 

 

A320 Star Flyer

大満足の築城撮影ツアーも終わり、北九州空港へと着きました。天気予報は良いほうに外れ雨が降り出したのは4時頃でした。雨足は強く、これが撮影中に降ったら・・・と思うとぞっとしました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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