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20110309

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2011年3月9日 米海軍 厚木基地 CoNAイベント

2011年は米海軍が航空機の運用を開始してから100周年の節目を迎えました。その一環として厚木基地ではCoNA(Centennialof Naval Aviation)のイベントが4回にわたって開催されます。今回は航空機ファン200名が公募され、基地内での撮影会が行われました。

東京タワー

今回のイベントは事前応募が必要でしたが、200名の航空機ファンが招待され、基地内での航空機撮影ができるファンにとってはとても嬉しいイベントです。水曜日の開催ということでハードルは高いですが。。。
CoNAのイベントは14:00集合でした。 集合時間までは余裕がありましたが、せっかく取った有給休暇ですので午前中はR/Wエンドから撮影することにしました。いてもたってもいられず、気がついたら始発電車にのって厚木に向かっていましたが、途中でみた東京タワーが朝日に照らされていてとても印象的でした。最近はスカイツリーの方に話題が集まっていますが、存在感では負けていませんね。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

自衛隊では輸送機による定期便運用を行っていますが、硫黄島への物資輸送もその任務のひとつです。硫黄島基地は海上自衛隊の管轄ですが輸送は航空自衛隊が担当しています。

 

 

P-3C オライオン

海上自衛隊の対潜哨戒機P-3Cのフライトです。現在運用の試験を重ねている後継機P-1の姿にも期待したものの残念ながらそちらは見られませんでした。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

この日CVW-5の機体は少なかったのですが、VFA-115イーグルスだけは何機かのフライトが行われました。地元の方から聞いた話では、前日の夜間に帰還したばかりとの事で、フライトがみられただけでも幸運だったというべきでしょうか。

 

 

US-2

救難飛行艇US-2は岩国基地をベースとしていますが、前方待機として厚木基地にも常時配備されています。また待機する機体は常時入れ替えが行なわれています。US-2の船のようなボディや6枚プロペラ、両翼にあるフロートなどUS-2の特徴を正面から見てみました。

 

 

TC-90

実はこの日、朝から小田急線で大きな踏み切り事故が発生し、5機のヘリコプターが基地北側で旋回を続けていました。その関係からか風向きは逆ながらも基地南側へと離陸していくR/W19で運用されていました。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

厚木の顔となったスーパーホーネット。この日フライトを行ったのはVFA-115の5機のみでした。軍用機の撮影は運にも左右されますが、まぁ比較的色々な機体が見られた方だと思います。しかし残念だったのは最近活発に飛んでいるというハンターの姿を拝めなかったことです。

 

 

スズメ

厚木基地の北側には撮影に適した公園があり、多くの愛好家の方達が集まっています。昼になってフライトも一段落の時間帯。集まってくる鳥達にレンズを向ける人も多くみられましたが、ふっと気持ちが和む瞬間です。

 

 

EA-6B プラウラー

集まった200人の航空機ファンは厚木基地の正門ゲートをくぐり、撮影会場となるエプロン地区に入りました。イベント風に飾られたディスプレイというよりは、日常の航空機運用シーンという雰囲気でしたが、コアなファンにとってはそちらの方がありがたい事だと思います。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

メンテナンスクルーが一列になって歩いていますが、これは航空機がエンジンに異物を吸い込まないようにエプロン上をチェックするFOD作業の模様です。一見地味な作業ですが目視による念入りな点検が行われます。

 

 

C-12F

3機で構成された列線。今回のイベントでは同機による体験フライトも行われました。

 

 

P-3C オライオン

尾翼だけが見えていた米海軍のP-3Cオライオン。海上自衛隊機の部隊マークがロービジ化される中、ドラゴンが描かれた派手なマーキングでした。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

米軍の艦載機は陸上基地においても空母甲板上と同様のオペレーションを行うため、主翼を折りたたんでいます。こうやって見ると折りたたんでいつつも大きく感じる主翼の長さが印象的です。

 

 

SH-60 シーホーク

富士山のペイントを施したCAG機がタッチ&ゴーを繰り返していました。聞いた話では民間の畑に誤ってソノブイを落下させてしまい飛行を自粛していましたが、この日がフライト再開となったようです。

 

 

E-2C ホークアイ

望遠レンズの圧縮効果によって背後のマンションが近くに見えます。厚木では航空機の騒音が問題となっていますが、不謹慎かもしれませんが以前よりも少しは改善されている気がします。その理由のひとつとしてエンジンの静音性が向上しているようです。

 

 

写真家のみなさん

ここに集まった200名の航空機ファンの方達は平日に都合をつけて駆けつけたツワモノ達ばかり。一部VFA-102のCAG機の登場に熱くなるシーンはあったものの、基本的にはマナーをわきまえた方が多く、さすがはコアな航空機ファンが集まったと思いました。

 

 

C-12F

幸運にも体験フライトに乗せてもらえる方達。素直に羨ましいの一言ですね。

 

 

YS-11M

民間航空からは完全に退役し、海自でもカウントダウン状態にあるYS-11。エアラインの世界でもJALのB747が完全退役するなど寂しいニュースが続いています。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

航空機撮影会の会場ではスーパーホーネットのメンテナンスシーンを撮影することができました。写真は珍しく給油プローブを出していたところです。特に撮影会を意識したような感じはありませんでしたが、むしろその方がシャッターチャンスが多いかもしれませんね。

 

 

C-2A グレイハウンド

陸上と空母との物資輸送を担うC-2A。機体のベースはE-2Cホークアイと同形式ながら、こちらの方が「ズングリむっくり」な印象を受けます。

 

 

C-9B

米海軍の人員輸送機が飛来しました。VIP達を乗せてきたのでしょうか。

 

 

MCH-101

私にとっては初めての対面となったMCH-101。同機は掃海ヘリとして導入されましたが、南極観測の砕氷艦「しらせ」の搭載ヘリとしても採用されています。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

オーバーヘッドアプローチで厚木基地へと戻ってきたスーパーホーネット。WINGSが開催されなくなってからは基地内からフライトを撮影する機会がありませんでしたが、久しぶりに堪能することができました。

 

 

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SH-60K

こちらは海上自衛隊の対潜哨戒ヘリSH-60K。米海軍のヘリと同様に頻繁にタッチ&ゴーを繰り返していました。それにしても最近の自衛隊機はススの汚れがが気になります。洗浄コストを削減されているのでしょうか。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

撮影エリアにいたファンからどよめきが湧いた瞬間です。VFA-102ダイヤモンドバックスの新塗装のCAG機が突如姿を現しました!

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

このCAG機は撮影会用として牽引され、ファンの前にお披露目されたサプライズイベントでした。この時ばかりは紳士なファンも我も我もと最前列に押しかるのでちょっと大変でしたが、多くの望遠レンズがこの機体に向けられていました。
CAG機の撮影は4月に行われる「さくら祭」でもチャンスはありますが、このイベントは機体の周辺にロープが張られないため機体だけを撮影することが困難です。その点では今回のようにフェンスで区切られている方が撮影環境としては望ましいと思います。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

先代のCAG塗装と比べると赤くペイントされた面積が減っており、比較するとシンプルになった印象ですがスッキリしていて結構良いです。またキャノピー前方に黒く塗装されたアンチグレアが渋いです。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

主翼は折りたたまれた状態で我々の前を通りましたが、桜まつりでの展示はおそらく主翼を広げたポーズで展示されるでしょうから、これはこれで貴重なシーンだと思います。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

ドロップタンク?を転がすメンテナンスクルーの女性。 その大きさにちょっと驚きです。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

ギャラリーの前を一周したNF102はそのままハンガーへと戻っていきました。このトーイングはファンサービスのためだったことがわかりましたが、できればそのまま地上展示として置いて欲しかったです。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

エンジンの点検を行っているスーポーホーネットです。この絵のポイントは尾翼の赤いランプです。ランプは点滅していますが、点等しているタイミングを撮影するのがかなり難しい…。3コマ/秒程度の連射では捉えることができません。

 

 

E-2C ホークアイ

朝一番で離陸していたホークアイが戻ってきました。尾翼にカラーマーキングを施したCAG機ですが、塗装パターンはC-2Aグレイハウンドと同じデザインを使っています。

 

 

オープニングセレモニー

16:30からはオープニングセレモニーが開始されました。歴史ある米海軍がどのようなセレモニーを行うのか大変興味がありましたが、結局は10分程度のスピーチだけでした。
また希望者50名については将校クラブにて会食と現役海軍飛行士からのレクチャーを受けることができます。(ちなみに参加者は2千円の食事代が必要です。)私は時間の関係もあって参加できませんでしたが、きっと貴重な体験になったことでしょう。

 

 

オープニングセレモニー

セレモニーの雰囲気はこんな感じでした。凝った演出もなく…といった感じです。このイベントは米海軍の広報として使われそうで、カメラを構える私達の姿が撮られていました。

 

 

EA-6B プラウラー

初めて見ましたがプラウラーのノーズ(レドーム)が開かれていました。縦上に開いていますが、作業しづらくないですかね。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

地上展示機として常駐していたのはVFA-115イーグルスのCAG機でした。エプロンにはVFA-27の機体は見られませんでした。またスーパーホーネットへ機種転換を行なっているVFA-195ダムバスターズがそろそろ帰ってくると思いますが、さくら祭に間に合うといいですね。

 

 

ギャラリー

平日開催というのは賛否両論あるかと思いますが、コアな航空機ファンに限ったイベントというのは魅力があります。2009年に行われたサンダーバーズin千歳もハードルが高かったですが、とても余裕がある素晴らしい環境でした。

 

 

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ターミナル

今回エプロンへ行く途中にはエアターミナルのオフィスの中を通りました。それだけでも興味深い場所でしたが、グッズの販売も行われており、ファンが黙っているわけありませんね。非常に熱気がこもっていました。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

14:00 ベース入構パスの無い方のために正門よりターミナル行きの臨時バスを運行

14:30 西側エプロンにて飛行機の撮影大会

16:30 米軍側フライト・ラインにて米海軍航空史100周年記念式典開始

17:30 既に通知済みの先着50名様限定。

    将校クラブにて会食と第5空母航空団の現役海軍航空士によるレクチャー

    (参加者は食事代2,000円を将校クラブにて支払)

19:30 行事終了

 

 

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