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20111102

航空自衛隊

入間基地


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2011年11月2日航空自衛隊 入間基地

航空祭前日の入間基地に行ってきました。狙いはブルーインパルスのリハーサルと外来機の飛来です。当日は朝早くから多くの見物客で賑わっていて場所を確保するのも大変なほどでしたが、航空祭とは違って周囲は飛行機好きの人達ばかり。会話を聞いているだけでも勉強になることばかりです。

C-1

今回は初めて車に乗って入間基地まで行ってみました。9時過ぎに到着した時には既に公園の駐車場は満車でフェンス周辺や公園には多くのカメラマンが集まっていました。撮影した場所はR/W35側で、この時点ではアクティブR/Wでした。

 

 

U-4

この日はギャラリーが多いから…かどうかはわかりませんが、入間紀基地の所属機がこれでもかというばかりにタッチ&ゴーの訓練が繰り返えしており、シャッターチャンスには事欠きませんでした。

 

 

YS-11EA

入間のYS-11はよく改造されるので自信がありませんが。12-1161号機です。以前は白地にブルーのストライプを描き、機体上部に大きなコブのようなレドームを装備していた機体です。塗装も地味なグレーに変更されシルエットもだいぶスッキリしてしまいました。

 

 

C-1

タッチ&ゴーは色々とアングルや構図を変えてみたり、カメラの性能を知る上でも撮影練習に最適です。連射に頼らずに機体をギリギリまで引付けてみたり、ズームアップで機体を切り取ってみたり…と試行錯誤が続きます。フィルムカメラの時代ではなかなかできませんでしたから。

 

 

C-1

基地の中にはフェンス沿いに外周道路が通っていますが、滑走路のエンド付近には信号が付いていて航空機の着陸時は横断できません。タッチ&ゴーの訓練時にはそれこそ「開かずの踏切」状態になっていました。
ずっと信号の前で足止めされている車両や航空機を眺める隊員さんがいましたが、特にジョギングをしている人達は足を止められないので折り返すシーンが多く見られました。

 

 

C-1

10時50分頃になると一通りの訓練フライトが終了します。これもデジタルカメラの恩恵ですが写真毎の日付・撮影時間や焦点距離、露出&シャッタースピードなどの撮影情報がファイルに記録されているのは便利ですね。 …さてこの後は無念のランウェイチェンジです。

 

 

YS-11EB

再びYS-11です。手前の機体は92-1157号機ですがこちらは終日飛行せずに駐機していました。上部にレドームがあるタイプで少し明るめのグレーで塗装されていました。この機体は決して航空祭には出てこない珍しいものなので是非飛行しているところを見てみたいです。

 

 

F-2A

近くにいた人の話を聞いてなるほど…と思いました。11時までは入間基地所属機の訓練。午後2?3時はブルーインパルスのリハがあるので、外来機を降ろせる時間帯はあまり多くありません。最初のチャンスが11?12時の時間帯ですがその読み通り11時48分頃にF-2が降りてきました。

 

 

F-2A

これもなるほど…と参考になりましたが、着陸時にドラッグシュートを使う戦闘機(F-2やF-4)は着陸滑走後、ドラッグシュートを外すために滑走路エンドまでやってきます。これはファンにとっては嬉しいことですね。ちなみにエンドにはバリアーが張られていました。

 

 

F-2A

最近の戦闘機でドラッグシュートを装備する機種はとても珍しいです。原型のF-16はドラッグシュートを装備していませんし、F-16も以前は入間航空祭に参加してましたから当然F-2もドラッグシュート無しで停止できるとは思います。滑走路が短いので安全を考慮しての使用でしょうか。

 

 

F-2A

ドラッグシュートは使用後に機体から切り離され、待機していた隊員によって回収されます。もちろんその後は折りたたんで再び装着する必要があるので運用は意外と面倒ではないかと思います。

 

 

F-2A

約1か月前におきたF-15の増槽落下事故を受けて、F-15はスクランブル待機を除いて飛行停止となっていました。そのせいもあってかF-2の存在感が増していたように思います。さすが自衛隊だと思ったのはこのF-2は三沢から飛来したにも関わらずノータンク、ノーパイロンでした。

 

 

F-2A

入間基地のホームページでは事前に航空祭のプログラムが掲載されており、F-2の展示飛行が予告されていました。予行では岐阜基地のF-2が参加したとの情報でしたが、それとは別に飛来してくれたのですね。今回の参加機は三沢第8飛行隊の13-8156号機でした。

 

 

T-400

同じ外来機でも着陸滑走距離が短い機種はエンドまで来ないで、途中のタキシーウェイで曲がってしまいます。ファン心理から言うとこれはサービスが悪いですね、私達は納税者なのに(笑)。航空祭のために飛来したのですからここでも「展示」を意識してほしいと思います。

 

 

CH-47J チヌーク

輸送航空隊の力持ちチヌークのフライトがいくつか見られました。それにしても午前中だけでもかなりのフライトボリュームがありました。週末型の週休二日制もいいけれど、平休型の週休二日だったら自衛隊機ファンには最高だなぁと思いました。

 

 

U-125A

自衛隊風に書くと1358時に百里救難飛行隊のU-125Aが飛来しました。こちらの機体はランウェイエンドまでやってきて、ファンに向かってスラストリバーサを動作させるサービス付。これぞ航空祭前日!外来機のあるべき姿ですね。

 

 

EC135P2+ さきたま

埼玉県警のJA310Aヘリです。この機体は入間基地の敷地内をベースとしており、この日も何度かその姿を見ることができました。

 

 

ギャラリー

R/W35側の特等席はご覧の通り超満員でした。本来なら高台の方で撮りたかったのですが、さすがに入っていくだけの勇気がありませんでした。2時になると脚立に乗って敷地内を見入る人達が増えてきました。いよいよ本日のメインイベントです。

 

 

Blue Impulse

リハーサルが開始されブルーインパルスの4機編隊が離陸しました。離陸はR/W17からでしたが私の立ち位置が悪くて障害物がかぶってしまいました。

 

 

Blue Impulse

ブルーインパルスは3月11日に発生した東日本大震災によりホームベースである松島基地が大きな被害を受けました。当日九州に遠征していた同隊は直接的被害は避けられたものの基地の復旧、訓練環境の確保など多くの課題を克服し今回の展示飛行を実現しました。

 

 

Blue Impulse

超低空飛行が売りの5番機の離陸です。あまりこの角度から見ることがなかったので新鮮でした。あと一歩勇気があれば滑走路の延長上にある公園から、バリアー越しに飛び出してくる5番機を狙うことができるかもしれません。次の機会があれば一発勝負で狙ってみるか…。

 

 

Blue Impulse

写真は小さいのでわかりづらいですが、後席パイロットはギャラリーに向かって手を振ってくれています。入間は見物客が多いですからやり甲斐があるでしょうね。

 

 

Blue Impulse

離陸後急上昇を行った5番機が再び会場へと向きを変えて進入してきます。ブルーインパルスの外撮りですが、ゆーじさんの情報ではR/W17側からは距離が遠かったとの情報をいただいています。フライトに関してはR/W35側の方が条件がよかったかもしれません。

 

 

Blue Impulse

震災により松島基地での訓練ができなかったブルーインパルスは九州の芦屋基地、築城基地を借りて訓練を重ねてきました。10月に入り第一区分が行えるまでに技量は回復したものの、天候に恵まれず航空祭での披露には至りませんでしたが、今回の入間基地でやっと実現しました。

 

 

Blue Impulse

大空に向けて駆け上っていく5番機。その軽快さは見ていて気持ちが良いです。ブルーのアクロは基地の敷地内で行われていると思っていましたが意外と外側にはみ出している事がわかりました。撮影場所を工夫すれば面白い構図が狙えるかもしれません。

 

 

Blue Impulse

4シップインバーテッドで会場に進入する4機のうちの2機です。上空にある飛行機雲はブルーのスモークではなくエアラインが残した軌跡です。飛行機雲が出た日の後は天候が崩れると言われていますので翌日の航空祭本番が少し心配でした。

 

 

Blue Impulse

11月にもなると日の入りが早くなると同時に、3時頃でも光量が落ちてきます。方角によっては夕方のような日差しになっています。でもこれはこれで風情があるかもしれませんね。

 

 

Blue Impulse

ショーの後半にみせる6機編隊の優雅な演技の数々。デルタ隊形は写真の構図的にも無駄なスペースが少なくなるので見栄えがしますし、三角形が進行方向をイメージさせてくれます。

 

 

Blue Impulse

6機によるデルタループの大技を見せてくれたブルーインパルス。実物を見ていれば当たり前の事でも、この写真だけを見て「逆さまじゃないの?」と聞いてくる人もいます。混雑するのは嫌ですが、それでもやっぱり多くの人に本物のアクロを実際の目でみてほしいですね

 

 

Blue Impulse

かなりトリミングしていますがデュアルソロが交差するタイミングが撮れました。普段は会場内から見ているのでこういうアングルは見たことがありませんでした。後方を飛行する機体が先行機の主翼の向こう側にいるところがポイントです。

 

 

Blue Impulse

リハーサルフライトを終えて着陸するブルーインパルス。6機が次々と着陸するので後続機が詰まらないように滑走路の端までタキシングしてくれます。

 

 

Blue Impulse

基地の外撮りですがやはり脚立は必須ですが問題はその輸送法です。平日なので通勤ラッシュの時間帯に電車で運ぶのは気が引けますから、やはり車に頼りたくなります。相変わらず路駐で注意を受ける人達もいましたが外撮り禁止という事態にならないよう気を付けたいものです。

 

 

タイトル

コメント

 

 

Blue Impulse

本来はこちらに向かってくるタキシングの絵をを撮りたかったのですが、風を読むことができませんでした。それでも普段あまり見ることができないアングルで眺めることができましたので良しとしましょう。

 

 

Blue Impulse

見ているようで見ていないことってありますよね。着陸した機体をみて6番機がポジションNoが入っていない予備機だった事を知りました。

 

 

Blue Impulse

6機が揃ったところでタキシーバック。本来ならこのシーンが「向かってくる」はずだったのですが…、風を読めませんでした。また次の機会にリベンジしたいと思います。

 

 

RF-4E ファントム

来るか来るか…と待ちわびていたファンも多かったのですが、1528時に百里からRF-4Eが降りてきました。飛来するという情報は入っていたようですが、それがスペシャルマーキング機ということで私も含めて粘ったファンは大喜びです。

 

 

タイトル

コメント

 

 

ドラッグシュート

ドラッグシュートの切り離し作業ですが、なかなか外れないというプチアクシデントがありました。機体の老朽化が心配されるF-4系統ですが、いまやファントムが見られるのは日本を含め数か国しかないそうで、結構海外のスポッターには人気があるとか。

 

 

RF-4E ファントム

特別塗装は偵察航空隊の50周年を記念するものです。全塗装ではありませんが背中?尾翼が白く塗装されています。あまり情報は多くないようですがこれは501sqの初期の頃のマーキングを再現したものらしいですね。

 

 

RF-4E ファントム

あっという間の7時間でした。今回思ったのは前日狙いも人が増えてきたなぁという事です。イギリスではリハ日もイベント化されていて有料ながら撮影環境が提供されるそうです。基地の一部だけでも解放してくれれば迷惑路駐も回避できると思うのですがいかがでしょうね。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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