2012年4月25日米国海軍 厚木基地
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4月28日の「春祭り」を前に、平日の厚木基地を見てきました。話題は何といっても1か月前に配備されたばかりの最新鋭電子戦機のEA-18Gグラウラーです。今回はイメージ作りを行って「今日はグラウラーが飛ぶぞ、XP-1も飛ぶぞ、CAG機も飛ぶぞ、ハンターも飛ぶぞ!」と念仏のように心の中で唱えながら向かったのでした。生憎の曇天でしたがフライトは非常に豊富で行った甲斐がありました。 
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F/A-18F スーパーホーネット
当日の天気予報は東よりの風、のち南よりの風でした。
降りを撮ろうとR/W19側をめざしましたが、南風の予測は外れてしまいR/W01上がり。離陸機が見られたのはよかったものの、中にはCAG機の姿もありました。一刻もはやいランウェイチェンジに期待しました。
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Birds
撮影ポイントに到着したのは朝9時前。降りてくる機体はさすがにありませんでしたが、朝から海自のP-3CやCVW-5のスーパーホーネットが離陸していきましたので、鳥たちも慌ただしく飛んでいました。
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SH-60H シーホーク
米空軍のシーホーク2機が編隊を組んで離陸していきました。滑走路を必要としないヘリは急に離陸してしまいますが一直線に目的地に方向を向けることはありません。一応滑走路の上空を通過するのは避けているようです。
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XP-1
初飛行からだいぶ長い日数が経過してしまいましたが、なかなか縁がなかった機体です。現在厚木基地で試験が繰り返されている海自の次期対潜哨戒機です。試験は長引いているようで実戦配備は1年ほど延期されています。
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XP-1
岐阜で見たXC-2でも感じましたが離陸時の騒音は静かな印象です。こういう言い方は良くないかもしれませんが、シルエットも含めて軍用機にしては凄味がないかな…と感じました。離陸した当機は私が滞在した6時間の間には戻ってきませんでした。
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F/A-18F スーパーホーネット
願いは届かず…。アクティブランウェイはR/W01のまま、反対側滑走路からVFA-102ダイヤモンドバックスのCAG機が着陸してしまいました…無念。
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F/A-18F スーパーホーネット
移動は電車+徒歩なのでそう簡単には撮影場所を変えるわけにもいきません。きっと南風に変わるだろう…という予測があるからです。きましたランウェイチェンジ!。オーバーヘッドで通過するスパホの姿を見た時は待った甲斐がありました。
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F/A-18F スーパーホーネット
この写真では機体に対して撮影場所が近すぎますね。見上げるような構図になってしまい、主翼の下面が占める割合が大きくなっています。
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F/A-18E スーパーホーネット
VFA-27ロイヤルメイセスのCAG機が登場しました。上の写真と比べると機体がより真横から撮ったような写真になっていると思いますが、これはできるだけ遠い位置から望遠レンズを使った方がより効果的です。ベテランの方々に比べるとこれでもまだまだ甘いです。
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US-1A
日本が誇る高性能救難飛行艇US-1A。本隊は岩国基地に所属していますが分遣隊として厚木基地に常駐しています。陸上基地でも海面でも降りられる機能は大変ユニークですが、他にも驚くほどの低速飛行など信じられない性能をもっています。
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US-1A
珍しいのでついつい撮ってしまいますが厚木ではきっと常連機なのでしょうね。レンズを向けている人は多くありませんでした。後継機のUS-2の配備が進む一方でUS-1Aが見られる機会は確実に減ってきます。
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C-2A グレイハウンド
8枚プロペラであるNP2000を装備したグレイハウンドです。NP2000は先行してE-2Cホークアイが換装していましたがC-2Aにも同様の改修が行われました。同プロペラは飛行性能にも寄与すると思われますが、静粛性に優れ騒音対策にも貢献できるそうです。
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C-2A グレイハウンド
このところCVW-5には最新鋭の機体が終結しています。話題のスパホやグラウラーに目を奪われがちですがE-2CホークアイやC-2Aグレイハウンドもアップデートが図られています。CVW-5の戦力を増強していることがよくわかりますね。
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F/A-18E スーパーホーネット
VFA-115のCAG機です。いまブレイク中の芸人、スギちゃん風に言うと…
「CAG機をわざわざ走っていって真下から撮影してやったぜ?。せっかくのフルカラーが台無しだったぜ?、ワイルドだろう?。」という状況でした。
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F/A-18E スーパーホーネット
こちらは着陸の途中でゴーアラウンドしたNF304です。ギアを収納する途中の写真ですね。
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EA-18G グラウラー
EA-6Bプラウラーに代わり、1か月前に配備されたばかりのVAQ-141シャドーホークスの最新鋭電子戦機です。是非とも見てみたい機体でしたが、こうも早くお目にかかれるとは思っていませんでした。離陸後のRTBが心待ちになりました。
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F/A-18E スーパーホーネット
この日のフライトはとても豊富でした。昼休みの時間帯にもかかわらず、ゆっくりする暇もないほどのスケジュールでした。午後になってから更に離陸する機体が増えました。
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タイトル
コメント
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タイトル
コメント
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F/A-18E(F) スーパーホーネット
CAG機も惜しみなく登場。VFA-195ダムバスターズのCAG機「ChippyHo!」が出てきましたが、午前中に撮り逃したVFA-102ダイヤモンドバックスのCAG機が再び登場!CAG機が1日2回ペースで飛んでくれたことには感謝の一言です。
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F/A-18E スーパーホーネット
離陸したスパホのうちの2機は基地の近くを周回していました。最初は地形習熟飛行かと思いましたが、それにしても低速で騒音をまき散らしていたので厚木では面白い訓練を行うなぁ…と思って見ていました。しかし写真をよく見ると1機はギアを出していましたね。
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F/A-18E スーパーホーネット
おそらくは上の写真と同じ機体だと思いますがNF401がエマージェンシーランディングで降りてきました。着陸時の機体制動用のアレスティングフックが降りている点に注目です。
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E-2C ホークアイ
ホークアイのCAG機が登場し離陸を待ちます。ただし上の写真の機体が緊急着陸を行った為、30分以上ホールドさせられていました。航空機パイロットは短気な性格だと向いてないかもしれませんね。ちなみに再開後、VFA-115イーグルスのスパホは猛烈な勢いでテイクオフしました。
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EA-18G グラウラー
グラウラーの編隊が戻ってきました。アプローチコースは少し変わっていて一旦基地の近くまで飛来し、滑走路を横切るようにゆっくりと通過。ぐるっと遠方まで飛んでいった後にストレートインで着陸するというパターンでした。
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EA-18G グラウラー
確証はとれていませんが…。戦闘(Fight)と攻撃(Attack)任務の「切替」が可能なホーネットはF/A-18という表記がされることが多いようですが、電子戦(Electric)と攻撃ができるグラウラーはEA-18とスラッシュを入れない表記が用いられるようです。
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EA-18G グラウラー
EA-6Bプラウラーの型式に従ってEA-18グラウラーという呼び方は後継機感があってよく練られたネーミングですね。プラウラーでお馴染みだった風車付の妨害装置が主翼下に装備されていました。装備品が大きいのでボリューム感も増して見えます。
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EA-18G グラウラー
来日した初日から「格好いい!」と評判だったVAQ-141シャドーホークスのCAG機です。ネットや航空雑誌に掲載されていたので知ってはいましたが、噂に違わず格好いいデザインでした。
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EA-18G グラウラー
CVW-5のCAG機にもブラックをメインに使ったデザインは多いですが、文字を赤で描いたところがニクイですね。プラウラー時代に比べると機種もスマートになったのでかなり人気が出そうです。岩国移転の予定もありますから東日本のファンの方は早めに見ておいた方が得策かも…。
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EA-18G グラウラー
グラウラーの特徴はなんといっても主翼端に設けられた電子戦ポッドです。スパホだらけになってしまったCVW-5において、機体のサブタイプを判別する際にも役立ちそうです。そのポッドを付けた為にミサイルランチャーが取り外されておりハードポイントは二つ少なくなっています。
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P-3C オライオン
厚木基地は米海軍の他、海上自衛隊が共用利用しています。海自対潜哨戒機P-3Cも頻繁に飛行していますが、もはや空気のような存在のようでUS-1A同様にレンズを向ける人はほとんどいませんでした。
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F/A-18F スーパーホーネット
嬉しい本日2回目のフライト!CAG機は集まったファンに対して見せ場を用意してくれてるかのように、実戦的なショートファイナルアプローチで着陸してくれました。米国で戦闘機パイロットはエリート中のエリート。自分が見られてることをよく知っているなぁ。
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F/A-18F スーパーホーネット
毎年春に開催される厚木基地のさくら祭は、CAG機が地上展示されることではお馴染みです。今年は桜の時期とずれるので「春まつり」と称して開催されます。各CAG機は地上展示でよく見ていましたが、実際に飛行している姿を見るのは今回が初めてでした。
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F/A-18E スーパーホーネット
まるでCAG機まつり。週末に開催される「厚木基地春まつり」の前哨戦とも思える豪華な顔ぶれでした。シャアザクではありませんが、士気を高める意味でも効果的ではないかと思います。特に長期間航海にでる海軍では重要な意味をもつのでしょう。
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P-3C オライオン
タッチ&ゴーを繰り返す海自P-3Cの#77です。プロペラをブラすためにシャッタースピードを遅くしたりしますが、油断すると元に戻すのを忘れていることがしばしばあります。失敗を避けるためには今日はプロペラ機は撮らない!くらいの思いきりがあっていいかも…。
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F/A-18E スーパーホーネット
数えてみたところ、この日は27回もスーパーホーネット(&グラウラー)の着陸を見ることができました。同じような写真を量産してしまったので気分転換でノーズアップを。
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USH-60K
SH-60Kの1号機として試験をこなしてた同機はUSH-60K多用途機として装備品のテスト等を行っています。白地に赤のストライプというテストカラーと機首に増設されたピトー管がいかにも試験機らしいです。
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F/A-18E スーパーホーネット
VFA-27ロイヤルメイセスのCAG機が戻ってきました。艦載機乗りらしい鋭い着陸をみせてくれました。ストレートインは安全ではあるものの敵から狙われやすいというリスクがあります。できるだけ短い旋回半径で機動を行い、一気に高度を下げて着陸する。これぞプロの技。
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F/A-18E スーパーホーネット
航空機写真のジャンルの中に型式写真というものがあります。これは迫力や美しさといった情景を求めるのではなく、機体そのものの素性を表現する撮影方法です。できるだけ真横から撮影し、シリアルNoや所属部隊などの情報が多く読み込めるものが良い写真と言われています。
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F/A-18E スーパーホーネット
これだけ多くのフライトがあると、いつ見切りをつけて帰ればいいのかタイミングの見極めが大変難しいですね。心残りといえばVFA-115のCAG機の2回目の着陸は帰りの電車の中から見守ることになったことでしょうか。
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C-130H ハーキュリーズ
海上自衛隊では東日本大震災の際、自前の輸送力による限界を感じたそうで米軍から中古のC-130を買取ることを決定しました。とても良いアイデアではあると思いますが、空自は今後C-2を装備するので、空自のC-130を譲り受けてもよかったのかも…。
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YS-11M
今回の撮影は非常に有意義で、1日で1年分の厚木を堪能させてもらったような気がします。これで天気がスカッと晴れていればいう事なしでしたね。さて、次は3日後に開催される春まつりを楽しませてもらいましょうか。
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スケジュール(パンフレット)
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