2012年4月28日米国海軍 厚木基地 日米親善春祭り
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厚木基地で恒例のオープンハウスが開催されました。今年は4月の下旬に予定されたため「桜祭り」ではなく「春祭り」と称して行われました。目玉としては配備されたばかりのVAQ-141シャドーホークスのお披露目やNP2000仕様のC-2A、そして久々の展示飛行などが事前にアナウンスされていましたが、サプライズとして2機のハンターが地上展示されました。 
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EA-6B プラウラー
厚木基地のオープンハウスに入場するには長い行列に並ぶ忍耐と、身分を証明するための事前準備(具体的には「国籍」がわかる証明)が必要です。
私も昨年免許更新を行った際にICチップ内臓の新免許証になってからは本籍表示がなくなってしまい、これだけでは証明書として使えなくなりました。そこでこの機会に住基ネットカードを作り、さらに本籍入りの住民票のバックアップをとって念をおして挑みました。
セキュリティチェックはかなり手際よく行われており、入場の待ち行列の待ち時間も以前より改善されていると感じました。
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F-14A トムキャット
友好公園からの眺めです。おそらく日本国内で見られる唯一のトムキャットだと思います。残念ながら何本かの木々が撮影を邪魔してしまいます。
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前日までは雨が降っていましたが、イベント当日は天候も回復。初夏を思わせるほどの暖かい一日となりTシャツ1枚でも暑いくらいでした。GW(ジョージワシントンではありません)の初日というカレンダーの巡りもあって多くの来場者で賑わいました。
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F/A-18E スーパーホーネット
時間は不定期ですが機上ではパイロットによる撮影会が行われます。これはシャッターチャンスですね。イーグルスについては飛行隊ブースでチャレンジコインを購入しました。デザインは3種類あり、どれを買うかはかなり迷いました。
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P-3C オライオン
今回は米海軍のP-3Cも展示に参加。機内公開が行われていて長蛇の列ができていました。名機P-3Cも米軍ではP-8、日本ではP-1と後継機の機体開発が進んでいます。
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Hawker Hunter ハンター
今回のサプライズ!米海軍の戦闘訓練において仮想敵機を務めている機体で一度見てみたかったハンターです。数年前から厚木基地で見られることは有名でしたが、なかなか見ることはできなかっただけに感激です。
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Hawker Hunter ハンター
展示された機体は全てキャノピーがカバーで保護されていました。自動車でも車内温度の上昇を抑えるためにサンシェードを使いますがそれと同じだと思います。ただせっかくの展示なのでこの日だけは外して欲しかったなぁという思いもあります。
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Hawker Hunter ハンター
ハンターはイギリスのホーカー・シドレー社が開発したジェット戦闘機で、初飛行はなんと1951年!半世紀以上も活躍している長寿機です。そもそも日本国内でイギリス製の軍用機を見ること自体が珍しいことなので話題となりました。
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Hawker Hunter ハンター
このハンターはATAC(Airborne Tactical Advantage Company)という民間企業が所有しており、仮想敵機として軍の訓練を支援しているものです。こういう形でオールドジェットをフライアブルで維持してもらえると航空機ファンとしては楽しみが増えて嬉しいですね。
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Hawker Hunter ハンター
エンジンの上あたりに何やらハッチのようなものが開いていますが、これは一体何でしょう?この時代の戦闘機に触れる機会はほとんどありませんから想像もつきません。
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Hawker Hunter ハンター
CVW-5の機体はロープで囲まれていたのに対し、このハンターはロープなし展示でした。もちろん直接触れることができますのでタッチ証明写真を…。
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Hawker Hunter ハンター
ロープなし展示はロープを入れずに機体をクリアに撮影でき、普段は見ることのできないディテールも機体に近づいて見られるというメリットがあります。その反面機体の近くには常に人がいますので、人を入れずに撮ろうと思うとシャッターチャンスを待つ忍耐力が求められます。
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Hawker Hunter ハンター
ズームレンズで機首をアップで撮影しています。先端の塗装は結構剥がれてきてますね。ひそかに意識していたのは後ろのP-3Cで、イベントで色々な機体が配置されている様子を圧縮効果で入れてみました。
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Hawker Hunter ハンター
願わくば飛行しているところが見てみたいハンターでした。私のように年に一回厚木に行くかどうか…という頻度でハンターに出会うにはかなり難しいのでこういう機会に展示してくれたのは本当にありがたいです。
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Hawker Hunter ハンター
このバケツのようなものは…?機体の胴体下に吊り下げられていました。展示された2機のどちらにも見られたので正規のメンテナンス事項なのでしょう。
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F/A-18F スーパーホーネット
エプロンにはCVW-5のCAG機が勢ぞろいで来場者を楽しませてくれます。例年のイベントとは異なり機体のまわりにはロープが張られました。人の姿が写りにくくなったのはいいですが、そのかわりロープが必ず写ってしまいます。どちらも良し悪しですね。
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F/A-18E スーパーホーネット
尾翼のマークにブラック&イエローを使ったCAG機のそろい踏み。手前からVFA-27ガントレッツ、VFA-115イーグルスのスーパーホーネット、そしてVRC-30 DET-5のC-2Aグレイハウンドです。
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P-3C オライオン
厚木基地には米海軍の他、海上自衛隊が共用利用しています。この春祭りイベントは米海軍主催ですが、海自のP-3Cのフライトも見ることができました。
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P-3C オライオン
今までは地上展示のみだったこのイベントも今年はフライトディスプレイが加わりました。もちろん今や伝説となっている「WINGS」の頃の派手なフライトは復活しないでしょうが、それでもフライトが復活したのはいい風潮です。
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F/A-18E スーパーホーネット
各機体の前では飛行隊がグッズの販売を行っています。私はコインにしか興味ありませんが、他にもパッチやキーホルダー、写真やDVD、Tシャツやキャップなど色々なものが売られています。
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EA-18G グラウラー
初登場のVAQ-141シャドーホークスのグラウラーです。この最新鋭電子戦機の配備によりCVW-5はスーパーホーネットを装備する戦闘攻撃隊4個+電子戦にグラウラーを装備する世界でも初のスパホ系航空団となりました。米軍がアジアに睨みをきかせていることの表れでもあります。
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EA-18G グラウラー
黒基調に赤い文字のデザインは来日した時から人気が高まっています。当然この機体を目当てに訪れたカメラマン達も多かったわけですが、私が見た時は機体から適度に撮りやすい程度の距離を空けて並び、譲り合う形で礼儀正しい方達ばかりでした。
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EA-18G グラウラー
グラウラー最大の特徴である翼端に設けられた電子戦ポッド。かなり大きめのサイズで目立ちますが、スパホだらけになるCVW-5においてはよいアクセントになるでしょうし、ロービジ機の機種判別にも役立ちそうです。翼下にはプラウラーでよく見た電子妨害装置もみられます。
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EA-18G グラウラー
尾翼には部隊のトレードマークの鷹が描かれています。このデザインはEA-6B時代に2007年の横田基地友好祭で展示されたのをよく覚えています。尾翼のデザインは機種の形状によって左右されますがスーパーホーネットは傑作も多く、デザインが映える機体かもしれませんね。
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SH-60K
今年の春祭りでは数年ぶりに展示飛行が実施されました。その背景には2011年に発生した東日本大震災の際、自衛隊と米軍の救難活動が行われましたが、一般の人達にも知ってもらいたいという思いがあったのでしょう。
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タイトル
コメント
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CH-46E シーナイト
海兵隊によるトモダチ作戦の再現デモにはHMM-265“Dragons”が参加しました。HADR(Humanitarian Assistance Disaster Relief/被災者支援、救助)と呼ばれているようです。
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CH-46E シーナイト
久しぶりのフライトディスプレイには多くのカメラマンがレンズを向けていました。海兵隊のヘリからは運んできた物資を渡したり、怪我人を搬送したりという活動内容が盛り込まれていました。
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CH-46E シーナイト
このデモンストレーションのために3機のCH-46Eが厚木に飛来。短時間のデモではありましたが終了後には会場からは拍手が起こっていました。基地問題などあまり良い報道はされませんが、こういう一面もきちんと伝えていって欲しいですね。
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C-2A グレイハウンド
今回の展示方法は昨年までと比べると機体の間隔を空けて配置していました。これは見学者の分散にも貢献していたと思います。
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F/A-18E スーパーホーネット
3日前の外撮りでゲットし損なったVAW-115イーグルスのCAG機です。機体周辺は人がビッシリというわけではありませんが、全く人がいない瞬間を狙うのもなかなか難しいです。
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F/A-18F スーパーホーネット
VFA-102のCAG機ではパイロットによるファンサービスが行われていました。この両名はダイヤモンドバックスの隊長と副隊長だそうです。
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E-2C ホークアイ2000
新塗装となって登場したVAW-115リバティベルズのCAG機。既に最新バージョンにアップデートされた機体で8枚プロペラもすっかり馴染んできました。空自のE-2Cはまだ4枚ですから是非一度並べて撮ってみたいものですね。
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E-2C ホークアイ2000
尾翼のマークが変更されたNF600です。部隊マークである自由の火を描いたものですが、同機は比較的頻繁にCAG機デザインをリニューアルしています。
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F/A-18E スーパーホーネット
昨年レガシーホーネットからスーパーホーネットへの機種転換を果たし、再び厚木基地へと舞い戻ってきたVAW-195ダムバスターズの「チッピーホー」。厚木にいる年月も長いので日本のファンにも馴染み深い機体です。
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F/A-18E スーパーホーネット
今回の展示はロープで囲まれていたため機体だけを写す撮影がしやすい反面、撮れるアングルの自由度は限られてしまいます。賛否両論が出るところですが、最新鋭戦闘機ですからロープで囲うのはある意味当然のことかもしれません。
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F/A-18E スーパーホーネット
"He isthe most famous Pilot !!"
と紹介されていました(笑)。一番有名なパイロットさんだそうです。
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P-3C オライオン
米海軍からもP-3Cが1機展示されていました。しかも機内見学が可能で長蛇の列ができていました。厚木基地は入場にあたってのセキュリティチェックは厳しいですが、機体に対するアクセスは大らかなところがあります。
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CH-47J
陸上自衛隊からもチヌークが参加していました。1年前に比べると参加機種や組織も少しですが増えています。この調子でWINGSの復活を…というのは無理かもしれませんが、願わずにはいられませんね。CVW-5が岩国に移転してしまったらその後どうなってしまうのでしょう。
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ドロップタンク
大量のドロップタンクが置いてありますが近くでみるとかなりの大きさです。昨年は小松基地でタンクの落下事故が発生しました。幸い被害は大きくありませんでしたが事故再発は必ず防止してもらわないと困ります。それより問題なのは政治の道具として悪用された事なのですが…。
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CH-46E シーナイト
フライトディスプレイを行った機体の地上展示です。航空自衛隊で救難機として使われていたKV-107バートルと同系列の機体です。
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P-3C オライオン
海上自衛隊機が駐機するエプロンエリア。いつきても同じ位置にキレイに配置されているあたり海上自衛隊の躾の良さが窺い知れます。聞いた話では海上自衛隊は伝統を重んじるのに対し、航空自衛隊は合理性を求めるとか…。組織の特徴がわかる面白い表現です。
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US-2
「下がって下がって!」と自衛官の方に注意されてしまいました。それもそのはず勇み足がおきていました。
詳細は下の写真にて。
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ハプニング
展示飛行を終えたCH-46Eが着陸した後。ご覧のようにロープが倒されてしまい、ファンが機体に向けて近づいてしまいました。しかし海兵隊員は何事もないようにサインをするなど大らかな対応。一方のファン達も必用以上にはUS-2に近づかないあたり日本人らしい行動でした。
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バーベキュー
時間の都合で昼食返上で撮影していました。一通りの見学を終えて広場に戻ってくると空腹にはたまらない、いい匂いが漂ってきます。
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VFA-102 ブース
広場では飛行隊のグッズやら食べ物等のブースが並んでいます。中でも人気なのはアメリカらしいワイルド感たっぷりのバーベキューやハンバーガーでしょう。MACやMOSとは全く違う、シンプルな味がクセになります。
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バーベキューチキン
今回食べたのはこちらのランチセット。本来はバーベキューチキンとショートリブのセットですが、品切れでチキンのみしか選べませんでした。お値段は1,000円也。味は甘めでしたが炭火で燻った焼き味がたまらないお味でした。
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EA-6B プラウラー
今回の厚木は、VAQ-141の初披露目やハンターのサプライズ、展示飛行の実施など収穫の多いイベントでした。近い将来に岩国基地への移転が計画されているCVW-5ですが、今後の動向からも目が離せません。
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スケジュール(パンフレット)
11:00-11:30 相模龍王太鼓 Sagami Ryuo Taiko Drum
11:45-12:30 ソウルバード ゴスペルクアイア Soul Bird Gospel Choir
12:45-13:30 リラ・ブープス Lyla Boops(バラエティ Varaety Music)
13:45-14:30 サチコ ピアノ3 Sachiko Piano 3(ポップ・ジャズ Pop/Jazz)
14:45-15:30 カツオ・ミヤザキ ジャズバンド Katsuo Miyazaki Jazz BAnd(アップビートジャズ Up Beat Jazz)
15:45-17:00 ナード・ロックバンド Nerd Rock Band(80'sバラエティ 80's Variety Music)
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