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20120321

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2012年3月21日航空自衛隊 岐阜基地

名古屋への出張。朝は早く、普段出社している時間には既に名古屋についていました。仕事は昼過ぎに早めに終わりましたので岐阜基地へ足を運びました。小牧か岐阜か…かなり迷いましたが今回は岐阜を選択。短時間の訪問でしたが幸運にもXC-2の着陸シーンに出会いました。

名古屋出張

この日の仕事は朝が早く、普段の出社事時刻には名古屋についていました。ただし昼過ぎには終わる予定で…早起きしてるのだから少しくらい観光してもいいですよね。新幹線の車窓からは素晴らしい晴天が見えます。さて問題は一発狙いで岐阜にいくか、無難に小牧に行くか…。この判断はとても難しかったです。

 

 

岐阜基地 東側

今回は少し思い切って岐阜基地へ足を伸ばしました。岐阜基地での外撮りは初めてでしたが、駅から徒歩10分ほどで到着できるアクセスの良さ。撮影ポイントも広い公園が整備されているので撮影環境は恵まれています。

 

 

T-4

岐阜基地は一年を通じて風向きがほぼ一定で、近隣の小牧基地とのトラフィックの関係もあり、基本的にR/W28が使われるそうなので場所取りに迷いが生じません。ポイントに到着すると幸先よくT-4がアプローチしてきました。

 

 

T-4

XT-4としてテストにも活躍した602号機です。岐阜基地で活躍する飛行開発実験団(ADTW)は、空自が装備する機体・装備の試験を行っている特別な部隊です。ここの機体は通常機にはない計測器などがついており、珍しい装備が多くみられる魅力的な基地として有名です。

 

 

T-4

ADTWにはテストパイロットコースという課程が用意されています。これは操縦者が感じた「感覚」なども数値化・言語化することで開発技術者にリクエストを伝えるという特殊な技能を求められるそうです。

 

 

ギャラリー

平日の昼下がりでしたが、撮影ポイントには20人くらいの方がいました。かなり活発ですね。ADTWは空自が保有するほぼ全ての航空機を保有しており、一つの基地で多様な機種を見ることができるというなんとも羨ましい場所なのです。

 

 

T-4

撮影ポイントには多少の障害物がありますが、立ち位置を工夫すれば全く問題ありません。今回はメインが「仕事」だったので大きな機材は持っていけませんでしたが、超望遠レンズがあれば迫力あるアングルも撮れそうです。

 

 

養生中

撮影ポイント周辺は植樹を行っていて、今のところ厳密には立入禁止です。しかし現実的には航空機を撮るファンのためにあるような場所ですから、思い切って高台を設けるなど撮影者向けに気を利かした公園にしてみたらどうでしょうかね。

 

 

F-15J イーグル

さらっとイーグルが飛んでくるところが岐阜のすごいところです。後で写真を見てみるとインテイク横にフェアリングがついていました。なんかいつもと違うなぁと思ったらドロップタンクが装備されていませんでした。今までに見たことのないような実にシンプルなイーグルです。

 

 

F-15J イーグル

ドロップタンクはもとより、パイロンさえもついていない完全なクリーン形態です。いつも見ているイーグルとは違い、思いのほか薄い機体なんだなぁと感じました。意外なほど直線を多用したデザインであることもよくわかります。

 

 

F-15J イーグル

胴体下部にドロップタンクをつけていないと、イーグルの脚は結構長いことがわかります。戦闘機とは?という問いに「武器を目的地まで運び、発射するための移動母体」という説明を読んだことがあります。なるほど、装備がなければただの乗り物なんですね。

 

 

XC-2

ギャラリーの諸先輩たちがざわめき始めました。
きた、きた、きた?!

 

 

XC-2

見れたらいいな。
とは思っていましたが実際に飛んできてくれるとは、なんたる幸運でしょう。とにかく無我夢中でシャッターを押してました。

 

 

XC-2

機体バランスをみると、エンジンが大きいように感じます。C-1に慣れているとその違いがよくわかりますが、非常に静音性に優れていて、「そよそよそよ?」という感じでゆっくりと飛行していきます。

 

 

XC-2

このアングルになるとC-1とは全く別の機体シルエットに姿を変えます。C-17とも違う独特なフェイスを持っていますし、胴体下部が大きいので妙なバランスがなんとも新鮮です。ブルーで塗装された2号機はまた違った印象を受けるのでしょうね。

 

 

XC-2

機体サイズはC-1をふたまわりくらい大きくした感じでしょうか。胴体にある主脚のタイヤも多いですね。 当機は同時に開発されている海自の次期対潜哨戒機XP-1と主翼など共通して開発しコストダウンを図るという非常に珍しい開発体制がとられています。

 

 

XC-2

周辺の諸先輩の様子をみていると、どうやらエマージェンシーランディングだったようです。配備の前に不具合を潰しておくのが飛行開発実験団の任務ではありますが…大変な仕事ですね。

 

 

XC-2

出張の合間に「立ち寄った」わけなので滞在時間はごく限られていましたが、実に幸運だったと思います。もしこの緊急着陸がなければまだ試験飛行を継続していたかもしれませんし、私も帰宅の途についていたかもしれません。やはり基本は「まず行ってみること」だと再認識しました。

 

 

XC-2

私は先に見られるのはXP-1だと思っていたのですが、意外にも先にXC-2に出会えたのは実に驚きでした。XC-2は主翼強度不足の問題が発生し、XP-1に比べて大幅に開発スケジュールが遅れているからです。さてこうなると一刻も早くXP-1が見たくなってきました。

 

 

XC-2

基地へと降りていくXC-2。テスト中なので派手な機動は行うはずもありませんが、軽快な機動ができるC-1に対してこのXC-2がビュンビュンと飛び回る姿は今のところ想像ができません。機体サイズも大型ですがC-5ギャラクシーに似た鈍重なイメージをもちました。

 

 

T-4

XC-2の着陸を見守ったチェイス機のT-4です。

 

 

T-4

チェイス機を務めたT-4もXT-4として試験機仕様のレア機です。岐阜は他の実戦基地とは違い、テスト機を外からチェックするチェイス機の存在がいいですね。とても通な感じがします。

 

 

若鮎��

岐阜県防災航空隊のヘリコプターだそうです。基地敷地内になる川崎重工エリアに降りたものと思います。

 

 

運動公園

フライトも一休み。R/W28エンド周辺は新しい公園も造成中で、ますます充実の撮影エリアになっていくようです。岐阜基地のホームページではこの日は17時30分からナイトフライトが予定されていました。さすがにそこまでは待てず、撤収することにしました。

 

 

R/W28 エンド周辺

今回も仕事のバッグにカメラをしのばせていきました(笑)。さすがにメインで使っている一眼レフや望遠レンズは持っていけないので、サブで使っているニコンD70と高倍率ズームが私の出張セットです。もう少し望遠で寄れるミラーレス一眼が出たら、出張遠征撮影には便利でしょうね。

 

 

T-4

滞在時間は約2時間。短時間ながら大変満足できました。やはり早起きは三文の得というところでしょうか。他にもF-2やF-4も見られるという岐阜、更にすぐ近くには小牧基地もある東海エリアはなんとも羨ましい環境ですね。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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