 2012年10月8日海上自衛隊 観艦式2012 事前公開��
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| 3年に１回開催される海上自衛隊の観艦式。今回は事前公開（予行）の1回目に参加することができました。領土問題を抱える中での観艦式なので注目度も高いと思いますから今回は気合の100枚スペシャルです。また「しらね」でご一緒させていただいた、お二人のK様のおかげで楽しい時間を過ごすことができ大変感謝しております。 
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チケット
三自衛隊が毎年持ち回りで開催する陸自の観閲式、空自の航空観閲式、そして今年は海自の観艦式の番です。
陸空の観閲式と違い、洋上で行われる観艦式は事前抽選に当たらないと全く見ることができないという点で、この参加チケットは毎年倍率が上がっているようでプラチナチケット化しています。
そういう私も前回、今回と抽選に外れてしまい肩を落としていました。しかし幸運にも知合いの方から招待券をいただき、事前公開�，里靴蕕佑望茣呂垢襪海箸�できました。チケットを融通していただいたK様に厚くお礼申し上げます。
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DDH181 ひゅうが
観艦式は約1週間に渡って各地の港でイベントが用意されており、予行�，料案�には横浜の大桟橋で電灯艦飾が行われました。今回は早朝に横須賀に行く必要があったため前泊を決めましたが、横須賀?横浜まではほぼ満室という状況でした。おそるべし観艦式ウィーク。
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DDH182 いせ
吉倉桟橋までは京急線汐入駅からヴェルニー公園を経由して歩きました。観艦式は出港するため指定受付時間に着いておく必要があります。横須賀だけでも乗艦場所は3箇所の桟橋があり、実際に乗り場を間違った方もいましたから時間には余裕をもった方がよいでしょう。
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横須賀基地 吉倉桟橋
「しらね」の受付時間は06:35?07:35でした。朝が早いので観艦式は大変です。今回は横須賀基地内からの出発でしたがここは重要な艦が多く、観艦式の雰囲気を味わう意味では一番いいロケーションだと思います。他には横浜港、木更津港が使われます。
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DDH182 いせ
手荷物検査とチケット確認を終え、桟橋へ向かうとヘリ搭載護衛艦の新造艦「いせ」が最初に目に飛び込んできます。誰が見ても空母ですね。その大きさは通常の護衛艦を圧倒する存在感があり、海自念願の艦艇だったという理由がよくわかります。
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DD115 あきづき
平成24年3月に完成したばかりの最新汎用護衛艦「あきづき」です。ちょうど同時期にUCCコーヒーのおまけにも選ばれていた艦艇です。対レーダーステルス設計と対空システムが考慮されており、受閲部隊の旗艦を担当します。
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DDH143 しらね
今回お世話になった「しらね」です。以前は「お召艦」として観閲艦を担っていました（現在はくらま）。平成27年に退役予定とのことで今回が最後の観艦式参加になるであろうとの話でした。
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DDH143 しらね
チケット確認を経て、いよいよ乗艦です。チケットは名前を書いた端の部分が切取られて乗艦名簿にされます。本券はチケットホルダーに入れて乗艦中は首から下げておきます。そして退艦する時は一連番号が書いてある半券を渡し照合することで無事に帰還したことが確認されます。
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DDH143 しらね
乗艦するとまずヘリ格納庫内部に誘導されます。「しらね」は対潜哨戒ヘリを3機運用できる大きな艦艇で、通常の護衛艦よりも格納庫と飛行甲板に余裕があります。この艦なら雨が降っても雨宿りに困ることはないかもしれません。
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DDH144 くらま
「しらね」艦橋の高さから見た眺めです。出港を控えた艦艇が並ぶ光景に胸が高まります。桟橋の反対に停泊しているのは手前から「くらま」、「あきづき」です。
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DDH143 しらね
「しらね」の内部に潜入すると通路には表彰された記念と思われる楯が飾られていました。護衛艦は甲板上部の構造物と甲板下の階層が迷路のようにつながっていて、最初は今自分がどの位置にいるかイメージできず迷子になりそうでした。
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DDH143 しらね
隊員さんのお楽しみ！艦内食堂です。こちらでは特製カレーパンやジュース、観艦式記念切手が販売されていましたが、残念ながら「しらねグッズ」の販売はありませんでした。
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DDH143 しらね
艦内通路は幅が狭く、すれ違うにも少し気を遣う必要があります。また要所には浸水時に隔壁となるような構造になっているので歩きづらく、バリアフリーとは程遠い環境です。
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DDH143 しらね
「しらね」自慢の広い飛行甲板。艦を係留する「もやい」を解くまでは安全確保の理由により立入りが制限されていました。登舷礼が終わり出港すると入場が許可されます。
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DDH143 しらね
しらね型はヘリを3機も運用できる世界でも珍しい艦艇です。格納庫も大きく飛行甲板も広いことから、式典を開くのに最適な艦として観閲艦を努めてきた歴史があります。
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DD156 せとぎり
俗に「メザシ」と呼ばれる横付けの係留から離れ、先行して「せとぎり」が出港していきました。
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DD156 せとぎり
「せとぎり」乗員による登舷礼で出港していきました。私たち参加者は見送る側、見送られる側が双方に手を降るという観艦式ならではの独特の雰囲気に包まれます。これは陸自、空自のイベントとは全く異なる特徴ですね。
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タグボート
いよいよ「しらね」が出港する番です。タグボートの力を借りて横に移動してから出港するのですが、準備が始まってから約30分くらいはかかっていたと思います。もっと手際よくできないものか･･･と思いがちですが、これだけ大きな艦を動かすのですから当たり前かもしれませんね。
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DDH143 しらね
「しらね」の出港準備も整い、クルーによる登舷礼が行われました。さぁ、いよいよ出港です。
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DDH143 しらね
艦が動き出すと飛行甲板への立入りが許可されました。「しらね」の甲板は広いものの、想像以上にゆったりとしていて余裕がありました。最近の航空祭では最前列の場所取り争いが熾烈であるのに対し、なんと幸せな空間なのでしょう。
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DD128 はるゆき
「しらね」に続いて出港してきた「はるゆき」です。そのまま観閲でも後ろにつくのかと思いきや、６つ後ろに位置するようでした。この出港の順番にはどのような決め方があるのでしょうかね。
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DD128 はるゆき
ちょっとわかりづらいですが、背景にはうっすらと富士山の姿が見えました。もっと空気が澄んでいれば最高の一枚になったことでしょう。ああ惜しい･･･。
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DD128 はるゆき
艦艇の撮影で悩むのは構図です。なにしろ普段は航空機がメインですから艦艇は撮り慣れていません。横長で撮ると空間が多くなりすぎる事が多く、正面から見ると被写体が縦長なのでカメラを縦位置で構えることも多くなります。
また艦が揺れるのでフレームアウトすることも多く、このブレを修正するには若干時間がかかりました。
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DDH143 しらね
海上での逆光は波の反射もあり眩しいですが、旅情の雰囲気や海の男感が出るかもしれません。
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DDH143 しらね
「しらね」の艦首です。ここから先は終日立入りが制限されていたようですが、この日は波も高く飛沫を受けることがしばしばありました。揺れも大きかったので最悪の場合、転落の危険性があるかもしれません。
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DDH143 しらね
「しらね」の艦首に装備された5インチ砲。航行中には可動してのデモンストレーション展示も行われました。また訓練展示では祝砲を発射します。
「あれ？」と思ったのは可動範囲の中に、艦橋に砲身を向けることができていました。誤射防止装置とかついてるのかな？
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釣り船
最初見た時は観艦式に対するデモか？と思いましたが、密集している釣り船群だったようです。事情を知らないお客さんは続々と通過する護衛艦隊にさぞ驚いたことでしょう。「いよいよ尖閣！？」と･･･それはないか。
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DDH143 しらね
浅く狭い浦賀水道。衝突防止のため艦速はいたってゆっくりでした。「沈黙の艦隊」では潜水行動ができず、浮上して航行してましたね。ちなみに人が混んでいるのは兵装の展示を行っている最中のためです。
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DDG171 はたかぜ
先行する護衛艦「はたかぜ」と「あきづき」です。受閲艦隊の構成は下記の通り。
旗艦：115あきづき
第1群：171はたかぜ、143しらね
第2群：110たかなみ、111おおなみ、102はるさめ
第3群：182いせ、156せとぎり、128はるゆき、132あさゆき
第4群：504けんりゅう、594いそしお、587わかしお
第5群：464ぶんご、688あいしま、690みやじま
601ひらしま、603たかしま、604えのしま
第6群：4003くにさき、LCAC、829しらたか、827くまたか
第7群：158うみぎり、PLH-22やしま
ただし海保の「やしま」及び、祝賀航行部隊の外国艦艇は当日の予行には参加しませんでした。
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DDG171 はたかぜ
「はたかぜ」の飛行甲板には多くのお客さんがいて、こちらをガン見しています。もちろん私も同じ事をしているわけですが･･･。観艦式は乗る艦によって見えるものが違ってくるところが、このイベントの奥深さでもあります。
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DD110 たかなみ
今回は一眼デジカメとコンパクトデジカメの二台を持って挑みました。同じメーカーのカメラですがコンデジの方は青みが強く鮮やかな味付けに仕上がります。
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DD110 たかなみ
一方こちらは主力の一眼デジカメ。コンデジに比べるとニュートラルでクセのない無難な仕上がりなのかなと思います。
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DD110 たかなみ
単縦陣を組む受閲部隊。見事に縦一列に組まれた陣形ですが進路を修正する時に少しだけズレた位置でみることができます。ここがシャッターチャンス。
複数の護衛艦が重なって見える光景は壮観です。特に大型ヘリ護衛艦「いせ」がよいアクセントになっていて今回の一番のお気に入り写真です。ここに航空部隊が重なっていればもう言うことなしですね。
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DD110 たかなみ
上と同じ写真を横位置で撮影しています。先頭の「たかなみ」のマスト頂部までしっかりフレームにおさめると後続艦が小さくなり、ズームで寄ろうとするとマストがはみ出してしまいます。その葛藤と艦の揺れの結果がこの中途半端なフレーミングになってしまったわけです。
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iPhone
やってみたかった確認がこちら。スマホの地図アプリで見たところGPSは正確に相模湾中央をポイントしていました。
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MSC690 みやじま
停泊待機していた掃海艇群。大きな艦ではないので観客を乗せることはないようです。688あいしま、690みやじま、601ひらしま、603たかしま、604えのしまの5艦が参加。
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SS594 いそしお
招待客が乗らない潜水艦は更に早朝に出港して先に浦賀水道を抜けて待機していました。参加艦は504けんりゅう、594いそしお、587わかしお。
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SS594 いそしお
背後に見えるの島影は大島との事でした。…帰宅すると悲しいニュースが舞い込みました。観艦式予行とほぼ同時刻、和歌山周辺で定期検査確認運転中の潜水艦「そうりゅう」において隊員の死亡事案が発生というショッキングな内容でした。
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DD110 たかなみ
受閲艦隊はポジションにつくために右舷への転舵を行いましたが、その時は「いせ」が左側に見えるというズレ方をしてました。これだけの艦隊が一つの生き物のように統率がとれていることは海自の操艦技術の高さを物語っているそうです。
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DDH143 しらね
今回は受閲部隊に乗艦しましたが、撮影の場所取りは左舷を選択しました。こちらは観閲部隊や訓練展示を見ることができます。乗る艦によって見られるものは違いますが、「それぞれの艦に楽しみ方があり、各自与えられた場所を満喫せよ」という２ちゃんでの言葉は名言でした。
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DD115 あきづき
受閲部隊がポジションにつくために旗艦の「あきづき」が右舷に反転。背景にはちょうど富士山が写りこむ絶妙なロケーションでした。このシャッターチャンスをものにした方も多いことでしょう。
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DDG171 はたかぜ
第1群の「はたかぜ」が続いて反転します。大型艦艇の機動はすぐに反応するものでなく、先読みが重要と聞きます。先行する「はたかぜ」との距離は結構近くに感じましたが、このような艦隊行動を行うためには高度な操艦技術が必要なことでしょう。
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DD115 あきづき
観閲の準備が整うと、観艦式の空域監視を行うSH-60Jの姿が目立ち始めました。40の艦艇と30を超える航空機が複雑に動き回る空間ですから、周辺監視は重要な任務です。
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SH-60J
前日には館山基地にてヘリコプターフェスティバルが開催されていました。午前中こそ雨模様でしたが、午後からは晴れてきて体験飛行も無事に行われたようです。秋は航空祭シーズンということもあり、各基地ともに忙しそうです。
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SH-60J
周辺監視を行うSH-60Jヘリと富士山、そして護衛艦がひとつにまとまった一枚です。普段ではなかなか見られない光景ですがこの風景を見ると、「日本は海で守られている」ということが実感できます。
海の守りといえば受閲部隊に参加予定だった海上保安庁の巡視船は業務の関係を理由に参加を中止しました。これには国民の誰もが納得するところでしょうが、海の守りは益々重要になっていく事と思います。
これだけ大規模の艦艇、航空機を秒刻みで管理しながら移動式で実現する海上自衛隊の技量。戦わずしてその練度を見せつけるのが自衛隊流抑止力ですから、この観艦式を世界にアピールしない手はありません。
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DDH143 しらね
観閲に向けて登舷礼の準備が進みます。この時は大変強い風が吹いており直立しているのもかなり苦労するような状況でした。
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DDH144 くらま
艦艇観閲が始まりました。受閲側の艦艇は左舷にいることで観閲部隊を見ることができますが、登舷礼が行われるとこのような状況になるので観閲部隊の撮影はかなり制約を受けてしまいます。
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DDG176 ちょうかい
ミサイル防衛の要となるイージス艦「ちょうかい」が観閲部隊の随伴艦として参加していました。今回の観閲部隊は見ごたえのある艦が多かったので当たった方はラッキーでしたね。
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DDH143 しらね
観閲を終えると受閲部隊は再び右舷に反転し、続いて訓練展示へと態勢を整えます。私が乗艦した第1群は祝砲の発射を担当します。
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DD110 たかなみ
第2群を先導する「たかなみ」。受閲部隊は観閲部隊と観閲付属部隊に挟まれる形で内側を通過し、すれちがう形で行われます。移動しながらの観閲は高度な技量を求められるので実施している国は多くありません。
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DD110 たかなみ
受閲部隊が一列になって見える貴重な瞬間でした。ちなみに観閲はこのようなイメージで行われます。
観閲部隊 ←←←←←←←
受閲部隊 →→→→→→→
観閲付属 ←←←←←←←
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受閲部隊
反転した「しらせ」の甲板からみる後続の受閲部隊。広角レンズで取っているので奥行が強調されてはいますが、おおよそこんな距離感で実施されています。
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DD102 はるさめ
背景には頭を雲の上に出している富士山のシルエットが見えています。空気が澄んでいれば一生記憶に残りそうな写真が撮れたことでしょうね。
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DDH182 いせ
今回の観閲式では圧倒的な輸送力を見せつけた、全通甲板を装備する「いせ」。海自の新時代を感じさせる艦艇ですが、「しらせ」型ヘリ搭載護衛艦の後継艦という位置づけになるそうです。
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DDH182 いせ
「いせ」はヘリ搭載護衛艦ということですが、以前のDDHとの大きな違いは同時にヘリを3機運用できることです。といってもこの3機という数はかなり少なく見積もっているのは明確で、「空母」と呼びたくないがための言い訳に聞こえますね。
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DDH182 いせ
艦艇の観閲に続いて、航空機の観閲が始まります。まず目に飛び込んできたのは海自の主力ヘリH-60シリーズでした。
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SH-60J/UH-60J
第1群は館山基地をホームベースにする対潜ヘリと救難ヘリのコラボレーションフライトです。
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MCH-101
第2群は新型の大型ヘリMCH-101の3機編隊。ヨーロッパ製のヘリです。
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UP-3C
ヘリの編隊に続いてP-3Cが進入してきましたが、こちらは指揮官機です。固定翼機は速いので、「くらま」の横を通過する頃には先頭になっているのかな？と思います。
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UP-3C
指揮官機を務めるUP-3C。普段あまり見ることがありませんが、機首に装備された長い標準ピトー管と胴体の赤いラインが特徴です。
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MH-53E
ヘリと艦艇がコラボするシーンを見ることができるのは海自イベントならではです。横須賀基地などのイベントでも艦艇を絡めたシーンや体験航海を楽しむことができますが、これだけ壮大なスケールの展示は観艦式以外では見られません。
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MH-53E
3つのエンジンを持つ大型掃海ヘリコプター。写真は寄ったために2機しか写っていませんが、実際は3機編隊を組んでいます。7枚プロペラが大迫力ですね。
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TC-90
下総の基地祭などで見かけることは多いTC-90ですが、三機編隊が見られるのは結構珍しいかもしれません。
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タイトル
コメント
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US-1A、US-2
注目度が高い飛行艇US-1AとUS-2が進入してきました。観艦式のパンフレットではUS-1A×1、US-2×2とありましたが予行�，任呂翰�の通りでした。多忙なUS-2は機体繰りがつかなかったのかもしれません。
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US-1A、US-2
白＆オレンジという視認性の高い塗装のUS-1Aに対し、洋上迷彩色で塗装されたUS-2。運用思想の違いが表れていて興味深いですね。迷彩を施すということはコンバットレスキューを意識しているという意味ですから。
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P-3C オライオン
海自の対潜哨戒機P-3Cが3機編隊で通過しました。後継機となる国産哨戒機P-1は開発は終了しているものの運用試験が長引いており配備は進んでいません。次回の観艦式にはP-1の観閲飛行を拝むことができるでしょうか。
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F-2
航空自衛隊からはF-2Aが参加、フライトを担当したのは三沢基地の第8飛行隊でした。他にもE-2Cホークアイ×1も予定に入っていましたが予行�，砲鷲垰臆辰任靴拭�
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F-15J イーグル
航空観閲のトリは百里基地の第305飛行隊が務めました。3機編隊が予定されていましたが事前公開では2機のみの飛来にとどまりました。プロペラ音が多い海自イベントの中で、空自戦闘機のジェット音はどこか自衛隊組織の違いをも感じてしまいました。
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DDH144 くらま
訓練展示の開始です。乗艦した「しらね」からは祝砲を発射。訓練展示のイメージはこんな感じです。
展示部隊 ←←←←←←←
観閲部隊 →→→→→→→
観閲付属 →→→→→→→
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DDH181 ひゅうが
祝砲は5発が打たれました。観閲部隊の103ゆうだち、144くらま、181ひゅうが、176ちょうかい、177あたごの5艦分ということでしょう。大きな音がするとわかっていても油断しているとビクッと驚かされます。
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DDH181 ひゅうが
祝砲はもちろん空砲ですが、丸い煙の輪が描かれました。まるで、でんじろう先生の実験のようでした。
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DDH177 あたご
観閲部隊から受閲部隊を見る場合はこの方向となります。南側を向く形になるのでこのような逆光状態だったことでしょう。
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観閲部隊
観閲部隊との距離感はこんな感じです。写真派の人はある程度の望遠レンズは必須だと思いますが、航空祭のような大玉レンズを持ってくる人は皆無でした。艦の揺れと強風のためレンズを安定させるだけでも大変困難でした。
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SH-60J
ヘリコプター発艦の展示。「いせ」から離陸したようですが、訓練展示艦からは距離が遠すぎてほとんど見えませんでした。訓練展示を楽しむためには観閲部隊の乗艦チケットをゲットするしかないようですね。
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SS504 けんりゅう
潜水艦の浮上。「くらま」の位置を狙って浮上していたのだと思いますが、「しらね」の近くにくる頃にはただの航行でした。一番絵になる瞬間は見れず･･･残念無念。
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AOE425 ましゅう
洋上給油の展示です。あまりに近すぎるのでとても2艦いるようには見えませんね。同じ速度で並行して必要があり、操艦の難易度は高そうです。この洋上給油は後方支援活動としてインド洋派遣時によく報道されていました。
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観閲部隊
赤外線を追いかける兵器を攪乱するためのIRデコイ発射です。しかし遠い･･･。イメージはこんな感じです。
展示部隊 ←←←←←←←
観閲部隊 →→→→→→→
観閲付属 →→→→→→→
展示終了艦 →→→
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LCAC
LCAC（エアクッション艇）の高速航走。いわゆるホバークラフト型で、スクリューではなくプロペラによる推進力で進みます。海面上を浮くように進みますが、そのまま砂浜などへ上陸することができます。
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PG824 くまたか
ミサイル艇による高速航行です。このジャンルの艦艇は機動力が重要のようで派手に船体を揺らしながらも高速で駆け抜けていきます。
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P-3C オライオン
訓練展示もいよいよ終盤に入ります。観閲部隊の後方から2機のP-3Cが距離をあけて進入してきます。ウェポンベイを開いて対潜爆弾を投下します。
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対潜爆弾
爆弾投下後、数秒すると水柱が上がります。爆発の衝撃は乗艦している艦艇にも「ゴン！」と海水を伝わってきますのでその威力を感じることができます。潜水艦は直撃でなくても傷さえ与えれば、潜水能力を大きく低下させることができるそうです。
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P-3C オライオン
訓練展示航空部隊の第2群が進入してきました。これは外せないぞ･･･と自分に言い聞かせつつカメラを構えます。2機のP-3Cが後方より間隔を開いて進入してきます。
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P-3C オライオン
IRフレアー発射！6年前よりは上手に撮れたんじゃないかな？と内心嬉しく思っています。「しらせ」の位置からは距離も遠く、真横を捉えるポジショニングでしたが、観閲部隊からは斜め前から撮れる「突っ込み」を狙えたのではないかと思います。
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P-3C オライオン
IRフレアは大変見栄えがするので地上基地のイベントでもやって欲しいと思います。ロシアのアクロバットチームでは演出として取り入れていますが、日本的な感覚では安全性を考えるとなかなか難しいのかな？
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タイトル
コメント
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US-2
楽しみにしていたUS-2の離着水。しかし残念ながら場所が悪く、観閲部隊の影に隠れてしまいました。いい位置から見ていた他の参加者の方のレポートを読むとこの日は着水は行わなかった模様です。おそらく波が高かったのでしょう。
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DDH143 しらね
全ての予定が終わり横須賀港への帰路につきます。この時間帯はかなり暇なので艦内散策をしましたが、上部甲板はご覧の惨状･･･。誰ひとり立っている人はおらず、ほとんどの人が毛布にくるまって寝てるという殺伐とした風景でした。これぞ観艦式（笑）
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DDH143 しらね
一通りの予定をこなした各艦がルンルンとスピードを上げて航行する光景は爽快でした。ただし浦賀水道が近づくとガクンと速度を落とし慎重な操艦へと変わります。航行中は小さな漁船がいるかもしれませんから常に監視を怠りません。
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DDH143 しらね
体験航海の太っ腹な点は、操艦中の艦橋内にも入ることができるところです。様子を見ていると入港する艦艇の順番や前方の艦速・距離を常に確認し、安全航行に務めていました。広い海なのでぶつかるわけないでしょう？と考えてしまうのはきっと素人考えなのでしょうね。
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DDH143 しらね
艦内の上下移動に使うラッタル。階段というよりも少しだけ角度がついたほどハシゴに近く、気を付けないと足を踏み外す危険性が高いです。前日サッカーの審判で2試合走ったのですが若干筋肉痛だったので結構辛かったです･･･。
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DDH143 しらね
観艦式は楽しいけれど、楽（らく）なイベントではありません。早朝集合に洋上での8時間拘束。寒さと風、揺れとの戦い。自信のない方は参加を熟慮した方がいいかもしれません。実際グロッキー状態になりイベントを楽しむどころではなく苦しんでいた方もいましたから。
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DDG177 あたご
8時間のクルーズもいよいよ大詰め。横須賀の吉倉桟橋まで戻ってきました。観閲部隊は先に入港していたようですが所要時間の点は早く帰れるよう優遇されているようです。逆にいえば長く乗っていたい方は受閲部隊の艦が向いていることになりますね。
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タグボート
桟橋についても接岸するには30分ほどかかります。そんなに時間をかける必要があるの？と思いがちですが、なるほどという話を教えてもらいました。地面でタイヤがついている大型旅客機でも機体の移動には相当の時間がかかります。ましてや水面の大型艦となれば･･･当然ですよね。
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DDH144 くらま
艦が完全に止まりました。桟橋を挟んだ向こう側には「くらま」が停泊しています。こうやってみると艦橋は構造物そのものですね。今更ですが護衛艦はマジ格好いいです。
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DDH143 しらね
退艦の行列です。写真のタイムスタンプを見てみると1711時でした。艦を降りると同時に日没をむかえました。チケットの退艦確認用の半券を渡したあと、お土産の資料とシールを受け取って一通りのイベントが終了します。それにしてもかなりお金がかかってる印象を受けました。
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DDH143 しらね
以前は観閲艦を務めただけあって、よい艦でした。退役がせまる「しらね」ですがこの機会に乗れてよかったです。ありがとうと感謝を言いたい。
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DDH182 いせ
海上自衛隊の皆様、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。また「しらね」で同席させていただき楽しいお話を聞かせていただいた船橋からお越しのお二人のKさんにも感謝しています。チケットを融通していただいたKさんも大変ありがとうございました。
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DDH182 いせ
一瞬だけの電灯艦飾。すぐに消えてしまいましたが翌日のための確認だったのかな？観艦式ウィークでは11日の事前航海�◆△修靴�14日の観艦式本番が控えてます。幸運にも乗艦できる方は、是非とも与えられたそれぞれの環境を満喫しましょう。
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スケジュール（パンフレット）
06：25〜07：25 受付（DDH143しらね）
07：55 乗艦完了
11：00 観閲官乗艦
12：00〜12：26 観閲
12：41〜13：18 訓練展示
16：40 入港予定
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