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20120721

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2012年7月21日 サマーフェスタ in 下総

下総基地の夏の風物詩に行ってきました。以前はちびっこヤング大会と呼ばれていたこのイベントはサマーフェスタと改称されましたが内容自体はほとんど毎年変わっていないように感じました。ちびっことヤング以外の人が入りづらいイベント名だったためバリアフリーにしたのかもしれませんね・・・推測ですが。

P-3C オライオン

まずはハンガー内から。展示機というわけではなさそうですがP-3Cが三機見られました。写真は5031号機です。このハンガーは花電車の待合場にもなっていました。

 

 

YS-11T-A

今では退役している教育訓練用のYS-11T-Aです。部品取り用として既にエンジンは取り外されている状態で6901号機と6906号機の2機がみられました。残念ながらもう飛ぶことはないこの機体、いつまでこの姿を見ることができるでしょうか。

 

 

YS-11T-A

教育訓練用の特徴である視認性が高いディグロウオレンジで塗装された主翼端です。

 

 

YS-11T-A

部品取りの跡が痛々しいロールスロイス製ダートエンジン。外観からは伺い知れませんでしたが、コックピット内の計器類や電子部品等も取り外しされたりしているかもしれないですね。

 

 

YS-11T-A

下総のイベントに行く度に書いてるような気がしますが戦産旅客機として誕生し、官民で活躍したYS-11の厚労を称えてなんとは保存できないものかと思います。せめて機体のハンドリング訓練用として再利用できないものでしょうか。

 

 

P-3C オライオン

エプロンにはP-3Cが何機か駐機しています。前を向いて置いてくれたらイベント感が増していいと思うのですが、このあたりはちょっと素っ気ないですね。やっぱり正面を向けてお客さんをオモテナシしないと。

 

 

化学消防車

滑走路を爆走してくれる消防車の体験試乗です。昼前でしたが午前中の受付は既に終了していました。かなり人気がありそうですね。

 

 

P-3C オライオン

こちらのハンガーは展示がメインのスペースです。数年前はYS-11T-Aのコックピット展示や写真撮影などのイベントもありましたが、当時と比べると若干スケールダウンした印象です。隊員さんの負荷と防衛予算の削減を考えると致し方ないというところですかね・・・残念ですが。

 

 

P-3C オライオン

P-3Cのレドームです。ハッと気になったのは塗装がまだらになっていた点です。使い込んでいる雰囲気が出てそれもいいのですが、ハイビ時ジ塗装の頃の海自のP-3Cは世界で一番美しいと呼ばれていたことを考えると、これまた残念です。

 

 

ミニP-3C

コミカルな演技で観客を楽しませてくれるミニP-3Cの01号機。主翼下にはハープーンを搭載しています。

 

 

フロートサポート

これをみてピンときた方はかなりのマニアでしょう!US-2が飛来した際に両脇にあるフロートを補助するためのサポートです。いちいち自機に積んで持ってくるのも大変でしょうから海自の各基地には常備されているのかもしれません。

 

 

127mm航空用ロケット弾

前回の訪問あたりから厚生施設の売店でグッズをチェックするのが楽しみになっています。この厚生施設には資料の展示スペースが設けられています。このロケット弾は浮上中の潜水艦攻撃用としてP-2やPS-1に搭載されていたそうです。

 

 

プロペラ

YS-11T-Aで使用されていたプロペラです。独特の捻り具合やピッチを帰るためのギア部分など興味深いパーツです。おそらく加工製造には職人技のような技術が必要なのではないでしょうか。プロペラエンジンはジェットに比べて高額だと聞いたことがあります。

 

 

食堂

学食を思い出します。スパゲッティ450円、ラーメン360円、かつ丼480円、かつカレー530円など。お値段は高くはありませんが、最近の安い外食チェーンの水準と比べるとそれほど安いというわけではないかな。

 

 

主翼装備実習

オープンスクールでは基地内の各所で様々なイベントが用意されています。ここでは子供たちがイライラ棒を使ったモンスター退治を楽しんでいましたが、私たちのような航空機ファンはこちらが気になりますね。こちらはハープーンの搭載訓練用の機材です。

 

 

化学消防車

放水体験用に用意された消防車です。うちの子供が小さい時から毎年のように遊ばせてもらってますが、ここの消防隊員さん達はいつもサワヤカな方が多いです。

 

 

ミニ潜水艦

ミニP-3Cの演技が午後に行われました。毎年見ているのでショーの内容は覚えましたがついついカメラを向けてしまいます。写真はミニP-3Cが敵潜水艦を見事仕留めたところです。これからもわかるようにP-3Cはパトロールだけでなく攻撃機としての顔も持っています。

 

 

P-3C オライオン

再び展示機のあるハンガーへと足を運びました。サマーフェスタ(旧ちびヤン)の内容について触れておくと・・・正直毎年あまり代わり映えはしません。毎年同じような写真を量産しております。ただ基地祭に比べると圧倒的に来場者が少ないのでゆっくりと機体を眺められるのは魅力です。

 

 

P-3C オライオン

毎回同じような写真を撮ってしまうので今回はハンガーの屋根を多めに入れて、航空機を控えめにおさめてみました。このハンガーはイベントスペースになっていて紙飛行機を飛ばして遊べるコーナーにもなっています。

 

 

ミニP-3C オライオン

展示を終えたトリプルシェーラーズが戻ってきました。一見コミカルな印象にも思えますが、ここはやはり本職の自衛官さん達。無事に戻ってきて機体を整列させる時に雰囲気は見ていても格好いいと思ってしまいました。

 

 

P-3C オライオン

展示されているP-3Cを横から撮影。これ以上後ろに下がれないので構図はあまり選べませんでしたが、ここではプロペラ2枚を入れることを意識して撮っています。

 

 

P-3C オライオン

午前中は雨が降っていたので終日続くかな?と思いましたが若干一時的な雨はあったものの、無事にイベントを楽しむことができました。

 

 

P-3C オライオン

広角レンズで撮ったP-3Cです。意外にも細身のスッキリしたシルエットで写りました。私が持ってる一眼レフはここまでの広角撮影には対応できないので、コンデジが活躍しました。

 

 

YS-11T-A

今回のサマーフェスタは曇り空で肌寒い中での開催となりました。展示内容もどこか寒い内容だったような印象を持ちました。経済環境、政治の影響もあると思いますが元気がないのは残念です。秋の基地祭は元気なところを見せて欲しいですね。

 

 

YS-11T-A

このYS-11T-Aは既に退役していますが、理由は老朽化ではなく、部品取り用という背景があります。初の国産旅客機ということでかなり頑丈に設計されており、飛行時間もさほど多くないのでまだまだ飛べたそうです。空自でもまだ飛ばしていますが引退する気配が感じられませんね。

 

 

第203整備補給隊

YS-11T-Aのプロペラを再利用してつくられたモニュメントです。このイベントは毎年定期的に通っていますが、そろそろ新しい要素も欲しいとこですね。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

[オープンスクール] 09:15〜15:00

実習装置体験教室(P-3C)

実習装置展示(SH-60J)

航空機展示(SH-60J、P-2J)

エンジン・カット・モデルの展示

おもしろ体験教室

警備隊体験教室

消防放水体験教室

施設車両(重機)展示、運転席見学

ストライクターゲット

キックターゲット

スタンプ・ウォークラリー



[サマーフェスタ]

08:00〜16:15 サッカー大会(小雨決行)

08:00〜15:00 野球大会(小雨決行)

08:30〜14:00 剣道大会

09:15〜15:00 ミニP-3Cとの写真撮影(展示)

09:15〜15:00 管制塔の見学

09:15〜15:00 消防車体験試乗

09:15〜15:00 紙飛行機教室

09:15〜16:00 航空機(P-3C)や装備品などの展示

09:15〜16:00 広報コーナー・資料室の見学

09:15〜16:00 移動通信隊イベント

09:30〜15:30 花電車の運行!

13:30〜13:50 ミニP-3Cの演技(公演)

 

 

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