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20130124-25

福岡空港


Fukuoka AirPort

RJFF


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2013年1月24〜25日 羽田空港〜福岡空港(出張)

初めての福岡出張、そして10ヶ月ぶりの空の旅をする機会に恵まれました。2013年は習志野の降下訓練始めを撮りそこなったのでこれが撮り初めとなりました。あくまで仕事のついでなので機材はコンパクトカメラ持参でしたが、撮影枚数は実に340枚でした(笑)

羽田空港 第2ターミナル

 羽田空港10:30発、福岡空港行きのANA249便。ちょっと早めの9時に空港入りして送迎デッキからの撮影を楽しみました。飛行機ファンにとって航空機を使う出張は楽しい仕事ですよね。搭乗手続きに万が一遅れることがあったら悪いので撮影はANAの第二ターミナルビルを撮影地に選びました。

 

 

B777 ANA

この日は時々雨が降る空模様で、送迎デッキから眺めた時にはエプロンが雨で濡れていました。曇り空の空港は少し寂しげな雰囲気に映ります。

 

 

B747-400D ANA

今なお現役で飛び続ける傑作機ジャンボジェット。よく燃費の悪さを指摘されますが搭乗率の高い基幹路線であればその輸送力を買われて大活躍する場がまだまだ残されているといえそうです。

 

 

B777-300 ANA

子供たちに大人気のポケモンジェットは見かければやっぱり嬉しくなりますよね。このデザインでは一番有名なピカチュウは尾翼に描かれていました。しかしこの時はまさか自分の乗る便がこのポケモンジェットだとは思ってもいませんでした・・・。

 

 

B767 ANA

中距離の需要をカバーするB767。機体の上部に書かれている言葉は「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ。2020年オリンピック・パラリンピックをニッポンで。2013年9月7日いよいよ開催都市決定!」と書かれていました。決まれば羽田も成田も忙しくなるでしょうね。

 

 

B777 JAL

D滑走路へ向かうJAL機。ターミナル1→2側へ向かうタキシーウェイの下には高速道路は通過しています。自動車と航空機が交差する珍しい場所ですが、運転中に見ると旅客機の迫力に驚かされてしまいます。

 

 

B777 ANA

いまや旅客機の主力として活躍するB777トリプルセブン。前輪はトーイングカーに接続され、後方にはB737が並んでいたので縦構図の奥行感を活かしてみました。

 

 

B777 ANA

手荷物コンテナの詰め込み作業中。出張では手荷物受取の時間ロスは望ましくないので極力機内持ち込みで済ませたいところ。ただし乗り込むまでの待ち時間も重いカバンを持ち歩かなくてはならない点は出張の疲れを増す原因になっているのかも。

 

 

B747-400D ANA

400D型は世界でもANAとJALだけが導入した珍しい機体。外見ではわかりにくいですが500席というビッシリと詰まった座席レイアウトに、国際線と比較して頻繁に行われる離発着の対策として強化されたランディングギアが特徴です。

 

 

B747-400D ANA

航空機の進化に伴い、理想を求めるとどの機体も似たような形状に向かっていくようです。最近の機体は見分けが難しくなってきていますが、このジャンボジェットは誰がみても一目で見分けがつくことでしょう。B747は未来永劫、傑作機として航空史に名を残すことでしょう。

 

 

羽田×岩国

1時間ほど撮影を楽しんだので、そろそろ搭乗口へと向かいます。通路には岩国便の広告が出ていました。岩国か・・・。軍用機ファンにとっては特別な意味を持ちますよね。CVW-5の移転は3年延期されましたが、F-35の配備というニュースも入っており岩国が熱くなりそうです。

 

 

B787 ANA

燃料漏れやバッテリー発煙とトラブルが続き、運行停止処分がとられているドリームライナー。ローンチカスタマーとして同機を大々的に宣伝し、積極的に路線投入してきたANAだけにその影響は大きいことでしょう。この日も多くの欠便が出ていました。

 

 

B787 ANA

大活躍するはずの最新鋭機が佇む姿はまさに寂しそうの一言でした。タキシングする機内からみた同機は「想像以上に小さいな」という印象でした。このサイズでアメリカ便として投入できるわけですからその燃費の良さは驚異的で、まさに航空業界にとってのドリームです。

 

 

横田基地

座席はやっぱり窓側を選びます。離着陸時はデジカメは使えませんが、安定飛行に移って目に入ってきたこの光景。特徴的なのですぐわかる方も多いと思いますが横田基地ですね。すぐ近くに入間基地、立川基地も確認できました。

 

 

B777-300 ANA

座席番号39Kからの風景です。那覇便では富士山が右側に見えましたが、福岡便では左手になるようで狙いが外れました。機内の冊子で飛行ルートを確認しましたが確かに福岡空港は九州の上の方ですからルートが違うんですね。勉強になりました。

 

 

B777-300 ANA

約2時間のフライトでしたが無事に福岡空港に到着しました。一応証拠写真として機内の様子を残しておきますが、ポケモンらしいのはこのシートカバーだけでした。客層はほぼサラリーマンばかりであったこと付け加えておきます。ポケモン機は外から見るのが一番楽しいですね。

 

 

800系

噂には聞いてましたが福岡空港と博多駅はたったの二駅!これは近い。博多駅では九州新幹線の800系「さくら」を見ることができました。座席は2-2配列で余裕があり、和風なデザインはとても新鮮でした。これ乗ってみたいと思いました。

 

 

500系

博多→小倉→下関と仕事を終えて再び博多へと戻ってきました。博多では山陽新幹線の500系の姿がみられました。「鉄」の世界も楽しそうですが、裾野が広い分一度ハマると大変な事になりそうで手を出さないようにしています。

 

 

送迎デッキ

出張二日目。午前中で仕事を終え、再び福岡空港へ戻ってきました。もちろん帰りの便は少し余裕を持たせてスケジューリング(笑)。福岡空港の送迎デッキはガラス越しの撮影となります。風を遮ってくれるのがいいのですが、撮影時には反射に気をつけないといけません。

 

 

T-4

福岡空港は別名板付空港とも呼ばれているそうですが、歴史的にアメリカ軍の板付基地として運用された時代もあるそうです。お目当てだった航空自衛隊は送迎デッキからは滑走路を挟んでさらに正反対の方向で、最大望遠+大トリミングでもこんな感じでした。T-4×3機の姿が見えますが、前日はC-1輸送機も飛来していました。

 

 

B777 ANA

さすがは九州一の空の玄関口!福岡空港のスポットはかなり忙しい印象を受けました。見学は2時間ほどの余裕がありましたが退屈する暇はほとんどありませんでした。

 

 

B777 ANA

福岡空港は街中にある都市型空港として有名です。私が行ったことのある範囲では伊丹空港と香港の啓徳空港が似ているように思います。都市部上空をアプローチする着陸は大迫力でしょう。商談先のお客様からも「今度連れていきますよ」とお誘いをいただきました。でも2時間も付き合わせるわけにはいきませんよね・・・。

 

 

BD-700 (国土交通省航空局)

国土交通省航空局のボンバルディアBD-700 Global Express/Global 5000。この日は海からの風によりアクティブはR/W34でしたが、残念ながら自分の期待とは反対でした。離陸はだいぶ上がってしまいますね。

 

 

B737-800 SKY

これは典型的な失敗例ですが、ガラスの反射が写りこんでしまっています。カメラを横に降る離着陸の撮影でレンズをガラスに近づけるのは結構面倒で手間がかかり、難易度も高いです。今回はコンデジを使っていますが、これは一眼レフでも同じことでしょうね。

 

 

B777 JAL

福岡空港らしく背景には「やまやの明太子」と「通りもん」の博多名物の看板が見えました。またすぐ近くにマンションも見えます。騒音もあるでしょうが間近に見られる航空ショーはファンにとっては羨ましいかな。

 

 

B777 ANA

この写真を見ると旅客機は実に多くの車両の支援を受けて運用されていることが実感できますよね。こういう所の仕事で働くのもよかったかもなぁ・・・と思いながら眺めていました。

 

 

B747-400D ANA

退役が進むB747ですが、この400D型が見られるのは羽田-千歳、福岡、那覇便くらいかな。そういえば家族旅行で行った那覇でも当機にはお世話になりました。

 

 

A320-200 APJ

ANAを筆頭株主とするLCC(Low Cost Carrier)ピーチ航空。実機を見るのはこれが初めてかな。LCCの格安料金は魅力的ですが、今回出張で利用したANAのホテルパックもかなりお得な料金設定でした。九州出張がかなり身近になった気がします。

 

 

T-4 HQ.SF.SQ

西空司令部支援飛行隊のT-4が離陸しました。兜マークのT-4はほとんど見る機会がありませんので、きちんとした装備で撮りたいところでした。

 

 

A320 JST

LCCのはしりともいえるジェットスター航空です。極力ムダを排除して格安に設定された運賃は魅力的ながら、機材繰りがつかずに欠航するなど課題も見られるLCC。仕事で使うにはちょっとリスクがあるかな。

 

 

A320 AXM

エアアジア航空はマレーシアの格安航空会社です。ちょっと見ないうちに知らない航空会社がたくさん増えました。線路を敷かなければ運用できない鉄道会社と違い、航空会社は国際的な競争も激しいそうです。

 

 

T-4 HQ.SF.SQ

この日みた二機目のT-4です。旅客機に囲まれると一際小さな機体ですが、爆音では負けていません。送迎デッキにいたお姉さん達見学者も最初は「小さくてかわい〜」と言ってたものの、離陸時のパワーをみて驚いた様子でした。

 

 

B737-800 CCA

中華国際航空公司の機体です、実に派手ですね。この時期に中国というと尖閣問題がどうしても脳裡をよぎります。政権も変わったことで以前よりは毅然とした態度をとってくれそうですが、問題を起こす前にうまく諦めてもらうよう頑張って欲しいです。

 

 

BD-700 (国土交通省航空局)

動いている航空機が被写体だとコンパクトデジカメではちょっとコツが必要になりますね。さてこの編で送迎デッキもタイムリミット。あとは明太子などお土産を買ってチェックインし、羽田空港へと向かいます。いつかは外撮りにチャレンジしたい空港ですね。

 

 

B767 ANA

復刻版のモヒカン塗装機です。当機は定期運用でなくゲリラ的に色々な便に投入され、各地の空港で見ることができるそうです。という私も那覇に続き2回目ですし、ネットを見ていても結構目撃率は高いようです。しかしボーディングブリッジでなくタラップ車というのは驚きですね。

 

 

B777-200 ANA

帰路で搭乗した福岡空港15:10発のANA258便です。羽田に到着した頃にはまさに夕日が沈みそうなタイミングでした。さてここからもう一仕事ですよ。

 

 

TOWERS

羽田に着陸した時にはあと10分くらいで夕日が沈みそうなタイミングでした。窓からはくっきりと富士山のシルエットが見えたので撮影地は第1ターミナルを選びました。到着した第2ターミナルからは小走りで移動する必要はありましたが好きなことは苦にならないものですね…。

 

 

B767 ANA

第1ターミナルの展望デッキに到着すると夕日は既に沈んでましたが、富士山のシルエットはまだ残っていました。手前の着陸機は既に太陽光が当たらないのでどうしても暗くなってしまいます。

 

 

B777 JAL

日本航空機で埋め尽くされたスポットです。背景の誘導灯が美しいですね。さてJALも。新(旧?)塗装の鶴丸マークもだいぶ浸透してきましたね。

 

 

B777 JAL

航空機を写そうと思うと富士山は小さくなり、富士山を中心にすると航空機が写せず…という悩ましい思いをさせられます。昼間なら望遠レンズの圧縮効果を利用して、離陸機と富士山を絡めることもできるかもしれません。

 

 

B777 JAL

この機体ですがよく見ると嵐の5人が描かれた「嵐ジェット」です。

 

 

B777 JAL

それにしても最近のコンパクトカメラの性能は侮れませんね。反射神経と動作速度は一眼レフにかないませんが、超望遠性能はほぼ互角、高感度夜景撮影に関しては私の持ってる一眼をはるかに超えています。スーツのポケットに入れて持ち運べるというのも大きな武器です。

 

 

B737-700

悲しい話ですが、この日の午前中はアルジェで発生したテロ事件による日本人犠牲者が政府専用機で羽田に到着していました。合掌。

 

 

B777 JAL

私以外にも写真を撮っている方が何人かいました。そのうちの一人は有名なルークオザワ氏に似ていましたがご本人だったのかな。

 

 

B777 JAL

空の蒼に夕焼けの橙、誘導灯と照明の灯。昼と夜の間に訪れるトワイライトゾーンには不思議な現象が起こりやすいという言い伝えが海外ではあるそうですが、この美しさが人々を魅了することは間違いなさそうです。

 

 

B747-400D ANA

懲りずに再び第2ターミナルの展望デッキに移動しました。第2の魅力は東京湾の風景ですが夜間はほとんど見えなくなってしまいますね。誘導灯の数も第1ターミナルに比べると少ないようです。

 

 

B747-400D ANA

スローシャッターでなくても夜景を写しとめる夜景撮影性能…恐るべしデジタルカメラ。昔はいったい何枚ものフィルムを無駄にしたことでしょう。ところでコンパクトデジカメは望遠性能と夜景性能に優れたものを購入しましたが、それは出張撮影用途を意識して選定してたりします(笑)。

 

 

B787 ANA

ひっそりと翼を休めるB787…。空に見えるのは星ではなく、次々と羽田にアプローチする機体達です。私にとっては楽しい1日でしたが、毎日このような素晴らしい光景が繰り広げられていると思うと、ボーっと過ごしてしまう1日がもったいなく感じてしまいますね。

 

 

B777 ANA

背景には東京タワー、レインボーブリッジ、スカイツリーなど東京の有名スポットが並びますが、残念ながら航空機を絡めた絵にはなりません…。これは絶対に損をしていると思いますが、設計者さんにはもう少し工夫して欲しかったと思います。

 

 

B777-300 ANA

楽しい撮影…ではなく、一泊二日の出張も無事に終了しました。くどいですがキチンと仕事もしてきましたので誤解なきようお願いします(笑)。さて次は2週間後に予定されている名古屋出張です。機会があれば小牧基地でも足を運んでみましょうか…。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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