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20130227?28

関西国際空港


Kansai AirPort

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2013年2月27〜28日 羽田空港〜関西空港(出張)

2013年はなかなかミリタリーものにありつけず出張報告ばかりです(笑)。今回は大阪出張でしたが、若干南側のお客さんだったのでこれを機に関西空港便を利用してみました。ちなみに今回もコンパクトデジカメで撮影しています。

東京モノレール

羽田空港へと向かうモノレール浜松町駅です。なにやら職員さんやらテレビカメラが集まっていて何かしらのイベント・式典か撮影が行われそうな雰囲気でした。さてそんなことよりも注目すべきは看板の方ですが、ブライトリング・ジェットチームが出ているではないですか。私もよく知りませんでしたが同社は7機のジェットによるアクロバットチームを保有しており、この5月に来日する予定があります。私も小名浜でのフライトには足を運んでみようと思っています。

 

 

B777 JAL

今回も雨上がりの羽田空港でした。まずはJAL機が並ぶ第1ターミナルデッキより撮影。私は時間ギリギリに動くのが苦手な心配性なので早めに空港に到着するようにしていますが、その目的はもちろん撮影タイムを確保するためでもあります(笑)。また人気のある時間帯の便は運賃も高いので、少し遅い便にすることで出張費を抑えつつ、行動にも余裕ができ、かつ撮影も楽しめるという全体最適化が図れます(あくまで私の場合)。

 

 

B767 JAL

3機が交差するタイミングが訪れたので慌ててシャッターを切りました。手前はプッシュバックされ、タキシングを開始する直前のB767、中は離陸に向けてタキシング中のB777、そして奥は着陸滑走中のB767旧塗装機です。

 

 

B777-300 ANA

続いて第2ターミナルに移動しました。まず目に飛び込んできたのはポケモンのピース・ジェットです。福岡出張の時に乗せてもらった機体ですが、今回は駐機スポットが違っていました。機材繰りのルールはよくわかりませんが、毎日同じ運用というわけではないんですね。だからこそチョクチョク足を運ぶ甲斐があるというものです。

 

 

B747-400D ANA

送迎デッキの正面スポットからポケモンジェットを見ることができました。クローズアップで撮影していますが、パネルによって濃淡が微妙に異なっていて、パッチワークのような貼り合わせが面白いと思いました。RGガンダムのプラモデルに採用されている、パーツ毎に若干成型色を変える手法が思い浮かんできました。

 

 

B777-300 ANA

撮影をしているとある女性から「沖縄便はどの飛行機ですか?」と尋ねられ、理由を伺ったところどうやらお嬢さんが搭乗していたそうです。であれば・・・ということでスマホで時刻表と機材を調べたところB777である事までは判明しました。おそらく大きな機材を使っていると思いますし、プッシュバックの時間も考慮するとこの機体だったと思います。おそらくその女性も「やたら熱心に調べてくれるおっさんだなぁ・・・」と思ったことでしょう(笑)

 

 

B787 ANA

度重なる事故により原因究明が行われているB787。しかし問題点の特定ができず飛行停止が長期化しており、前回の出張から1ヶ月経ちますがまだ翼を休めたままでした。残念ながらせっかくの最新鋭機にも悪いイメージがついてしまいましたが、復活の暁には仕事をみつけて是非搭乗してみたいと思います。(また出張ネタですか・・・)

 

 

A320 SFJ

最近の出張旅費は日帰りよりも一泊した方が安いです。とはいえ出張費を少しでも抑えようという愛社精神により、今回はかなり安いパックを利用しました。最近流行りの「LCC」とはこういうことか・・・ということがよくわかりました。往路はANAとコードシェアを行っているスターフライヤーでしたが、まずボーディングブリッジには接続されておらず、バス乗り場も端っこの方にあるのでかなり歩かされます。機材はバスで数分かかる遠い場所にポツンと待っていて若干の哀愁を感じさせますが、これは駐機料が全然違ってくるのでしょうね。運賃の違いにはやはり理由があるということもわかりましたが、ビジネスで会社のお金を使えるならもうちょっと利便性のある便を使った方がいいかもしれません。ちなみに写真が青いのはバスに貼ってあるフィルムの影響です。

 

 

A320 SFJ

座席は外の風景を楽しめるように極力窓側を選ぶようにしています。期待していた富士山は残念ながら雲で覆われていてその姿を見ることはできませんでした。

 

 

A320 SFJ

スターフライヤーはなんといっても黒の皮張りシートが格好いいです。全席にモニターが付いていて退屈しませんし、ドリンクホルダーが独立しているのも実に便利です。機内についてはANA機よりも好みです。CAさんもお美しくていい雰囲気でした。

 

 

A320 SFJ

関西空港に到着しました。羽田→関空のフライトは約1時間ほどと短いので、離陸してからドリンクサービスを受け、少しするともう着陸準備に入ってしまいます。席の移動はしにくいけど短時間で済む航空機と、自由度は高いけど乗車時間も長い新幹線・・・どちらが便利かといえば乗るまでの利便性を総合的に考えると新幹線が勝つでしょうね。でも航空機には空を飛ぶという非日常的なロマンがあります。うん、ロマンは大切。

 

 

A320 SFJ

関空まで運んでくれたスターフライヤー機です。大混雑の羽田ではバス輸送でしたが関空ではボーディングブリッジに接続してくれました。そうでないと写真が撮りづらいのですよ(笑)

それにしても機体カラーにブラックを使う航空会社って珍しいですよね。ファミリー向けというよりはやはりビジネス向けという印象を受けました。

 

 

Sky View

仕事のアポまでは少し時間があったので、まずは関西空港の有名な撮影ポイントSky Viewに行きました。関空は珍しい空港で旅客ターミナルには送迎デッキが用意されてなく、飛行機を見たい場合はバスで別の建物まで移動する必要があります。シャトルバスは平日だと20分おきに出ており料金は無料ですが、事前に調べておかなかったら途方にくれていたと思います。

 

 

KANSAI AIRPORT

到着した日は午前中まで雨が降っており、ご覧のとおり空気は曇っていてよくありませんでした。また午後から逆光気味になりますので更に追い討ちをかけてきます。

 

 

A321 CSN

この時はR/W06の上がりで、写真は中国南方航空の機体です。コンパクトデジカメでもまずまず撮れる近さではありました。天気もイマイチでしたがアポの時間もありますので早めに撤収することにしました。それにしてもバスの移動というのは、時間が決まっている旅行客にとっては不便な要素になりますよね。関空を設計した人にはちょっと一言進言したい気分です。

 

 

阪堺電車

ちゃんと仕事もやってます。ということでお客様の会社がある境市の様子です。今では珍しい路面電車を発見したので天王寺駅まで乗ってみました。料金は一律200円なので長く乗った方がお得ですね。

 

 

通天閣

仕事で天王寺周辺を歩きましたがさすがに疲れました。陽が沈んだ頃、遠くに浮かんでいた通天閣の灯がとても印象的でした。東京タワーやスカイツリーとは違って線が太いというか、ズッシリとした力強い印象を受けました。さすが大阪。
1日目の仕事はこれで終了。ホテルでは「本場で売ってるくらいだからきっと旨いはず」と言い聞かせてセブンイレブンで買ったタコ焼きを食べました。実際のところうまかったです。2日目は生野区と神戸の二件をまわります。

 

 

B747-400F CLX

出張の二日目です。途中で時間があったので大阪駅前にある小西製作所さんのショールームへ立ち寄りました。1/200の護衛艦モデルなど素晴らしい商品が多数展示されており、また興味深い楽しいお話をたくさん聞かせていただきました。是非なにかしらの商品を購入してみたいと思います。
さて調べてみると神戸の六甲アイランドからリムジンバスが出ていたのでそちらを利用しましたが、若干交通費は高くつくものの電車を乗り継ぐより早く到着できるようです。関空に近づくとアプローチ機の姿が見えましたがこれはRW24進入!到着後急いでSky Viewへと向かいましたが、前日の予習のおかげでスムースにバスに乗ることができました。やはり慣れは重要ですね。

 

 

A330 DAL

最初に降りてきたのはデルタ航空機でした。初めてなのでフレーミングのタイミングが合わず、尾翼が少し切れてしまいました。こういう時はやはり一眼レフの反応速度が欲しくなります。

 

 

B777 UAL

続いてのチャンスはユナイテッド航空でした。ネットでよく見ていた、関空で有名な構図を撮影することができたのでひとまず満足しました。これだけでも、はるばるきた甲斐がありました。関西のお客様、仕事、会社そして天候と風向きに感謝。

 

 

A320 CES

中国東方航空の機体です。RW24時はタキシングでかなり近付いてくれるのでコンデジでもあまり苦労はしませんが、ファインダーがないため背面のモニターで構図を確認しなくてはなりません。しかし屋外では光の反射のため液晶は見づらいので、ここでも一眼レフやミラーレスの方が便利だなぁと感じました。ちなみに関空は午後逆光です。

 

 

Sky View

撮影場所は大きくわけて3箇所のブロックに別れていて、けっこうな広さがあります。建物の中にはレストランや自販機、グッズショップが入っていて長時間の撮影でも苦労することはないと思います。ただしレストランは改装中でした。グッズのお店は品揃えが豊富でかなり魅力的でした。ダイキャストモデルなんかも売っていて、時間があればもっと見ていたかったところです。

 

 

B737-800 JAL

大阪湾を入れたアプローチ中の構図です。今回はエアバンドレシーバーを持っていきませんでしたが、ここで活躍したのがスマホアプリの「フライトレーダー24」でした。民間機の場合、このアプリを使えばアプローチ中の機体の位置をはじめ、航空会社、機材までが事前に把握できるので撮影の準備を容易に行うことができました。

 

 

B737-800 JAL

航空機撮影におけるコンデジの大きな難点はなんといってもズーミングでした。一眼レフのように直接手で微妙な操作ができるわけではなく、ある程度段階的な動き方をしてしまいます。またズームの途中でピントがずれたら命取りで、次にピントがくる頃には大きく通過してしまいます。そこである程度機体の大きさを予想して画角を決めておき、ズーム操作は行わずに通過するタイミングを狙って早めにシャッターを押す!という作戦をとりました。その点で機材情報がわかるフライトレーダー24はとても有効なツールでした。

 

 

A320 APJ

日本の代表的なLCC(Low Cost Carrier)ピーチ航空。ここ関西空港を拠点として活動を行っているようです。それにしても航空機の運賃って安くなりましたよね。広大な土地をもつアメリカでは航空機は長距離バスに近い感覚で利用でき、むしろ電車は余裕がある人が乗る贅沢な乗り物という位置づけでした。日本でも航空機がもっと身近な存在になるのかな?

 

 

A330 QTR

長い翼を広げてアプローチするカタール航空機。関空は国際空港なので海外のエアラインが多く見られるのが伊丹空港との違いでもあります。ただ国内便で使うにはやっぱり伊丹空港の方が便利かな・・・。

 

 

A330 QTR

機体の大きさを読んで焦点距離を合わる作戦をとっていましたが、タイミングがあわず水平尾翼が少し欠けてしまいました。実に惜しい無念の1枚です。ちなみに背景にあるアクセス橋は関空らしさを表現する良い存在ですが、これ以上右にカメラを移動すると海上保安庁の建物が入ってしまうため、ほぼこの構図に限られてしまうというのが現状です。

 

 

B737 ESR

上の写真の反省を踏まえ、逆に腰が引けてしまった事例です(笑)

 

 

B777-300ER UAE

エミレーツ航空の着陸を最後にランウェイが変更されました。でもこの構図での写真が撮れて本当によかった・・・。前日の天候コンディションと風向きを考えたら大満足の結果でした。両方の風向きを体験できるのは一粒で二度おいしく、遠征の場合には特に有難いですね。

 

 

B737-800 JJA

韓国の済州航空の機体が離陸しました。背後には飛行機雲を曳いて高高度を飛行する航空機が写りこんでいました。関空を眺めてみての印象としては海外のLCCの乗り入れが多いように感じました。東京ではあまりみかけない航空会社の姿も・・・。

 

 

B767 JAL

見ていてついホッとしてしまう国内エアライン。RW06時の離陸は中型機以上であればコンデジでもおさめられるくらいの近さでした。ただしコンデジもズーム倍率は機種によってまちまちなので、買い替えの際は10倍以上の高倍率ズームを念頭においておくようにしています。

 

 

A330-300 AAR

夕方になってトラフィックも忙しくなってきた時間帯です。使いやすい時間帯は運賃の高い時間帯でもあり、混雑する可能性も高くなります。私みたいに空港で何時間でも潰せるようであれば遅めの便を選択する手もありですよね。

 

 

A330-300 AAR

国際線の大きな機体が離陸していく時間帯でした。大きめの機体は離陸も低いのでコンデジでも結構撮れましたが、それでもやっぱり一眼レフで撮ってみたかったです。そういえば今年はまだ一眼レフ使ってないなぁ・・・。

 

 

B777 THA

大型の機体はSky Viewに近いタキシーウェイを経由してくれます。ただ絵的にはちょっと物足りない部分があるかなぁ・・・と。

 

 

B777 THA

夕陽を受けて離陸するタイ航空機。離陸の上昇角度が抑えられていて、撮影者にとっては嬉しい機動でした。

 

 

B747-400 DAL

あたり一面は黄昏時になってきた頃、遠くからでも一目でジャンボとわかる独特なシルエット。こういう色はコンデジが得意とするものと思ってましたが、思ったような鮮やかさには写りませんでした。設定で変えられるのかな?もう少し勉強が必要です。

 

 

B747-400 DAL

着陸した機体は手前までタキシングしてくれます。もう少しキラリと光る反射を撮りたかったところですがダメでした。

 

 

B747-400 DAL

まだまだ現役のB747です。

 

 

B747-400 DAL

関空で見たものの中で、機内清掃を行う若いスタッフチームの存在が興味深かったです。ユニフォームも若々しく、デリバリーピザか引越し会社とも思わせるような感じでした。なんといってもフレッシュ感あり。

 

 

B737-800 ANA

Sky Viewにある鐘を絡めた写真です。ここには航空機ファンはもちろん、家族連れ、旅行客、カップルなど多くの人達が足を運びます。

 

 

B747-400F CAL

中華航空公司、通称ダイナスティのカーゴです。関空は二本の滑走路を有していますが、見たところそこまでのトラフィックはないような・・・平日だからですかね。しかしこの海上の大空港は巨額の投資が行われていると思います。大阪には既に伊丹空港がありますが、関空をもっと活用すべきという立場の人がいる背景も理解できました。ただちょっと不便な点も多いですよね。

 

 

B747-400 DAL

太陽が沈んでいきます。撮影タイムを確保するため帰りの便はかなり余裕をもっておいてよかったです。夕景はいい絵になりそうと期待していたのですが思ったような色が出ず、また太陽にレンズを向けると変な映り込みが生じてしまい、思うようにはいきませんでした。

 

 

A320 JST

繰り返しの苦言になりますが、何故第1ターミナルには撮影ポイントがないのでしょうか。曲線を描いた建物のデザイン性についてはまだ理解もできますが、出発時刻という時間の制約の中で行動する旅行客や送迎者の事を考えたら、送迎デッキまでバスで移動するという発想にはならないように思います。また空港へのアクセスも決して良いとは言えず、伊丹に人気が残る理由もわかります。空港は輸送力の他にもう少しエンターテイメント性についても配慮した方がいいように思います。

 

 

KANSAI AIRPORT

6時になり誘導灯が点灯しました。

 

 

Terminal Deck

2月もおわりなのでだいぶ陽が長くなってきており、完全に暗くなるのには時間がかかるようになりました。本来であれば夜撮にもチャレンジしたいと思っていましたがなかなか暗くなりません・・・これはコマった。

 

 

Sky View

この日は春めいた温かい一日でしたが、さすがに寒くなってきました。軽食コーナーも6時には閉店してしまい、ここで夕食をとって暗くなるのを待つ計画が崩れてしまいました。ギャラリーも減ってきてだいぶ寂しい感じになってきましたが、デッキは22時まで開放されています。

 

 

KANSAI AIRPORT

完全に暗くなるまで待ちきれず、帰りの便や夕食、お土産などの時間を考えた結果、旅客ターミナルに戻ることにしました。次に関空に来ることは・・・しばらく先になりそうですが、今回はよい機会であったことには間違いありません。。

 

 

Terminal Deck

帰りはANAのB737-800に乗り、たこ焼きと千房のお好み焼きをお土産に羽田へと向かいました。ターミナル内では回転寿司に入りましたが、注文した寿司の提供の遅さにちょっとイラっときました。さて関空はハードウェアの面では素晴らしい施設だと思いますが設計思想とサービス精神にはちょっと疑問を抱きつつ・・・関空の旅は終わったのでした。最後にANAのCAさんの到着時のアナウンスはとてもよかったです、疲れてましたが明日もちゃんと出社しなきゃという気にさせてくれました。さて次はどのような手段を使ってセントレアに行ってみるか・・・を思案中。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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