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20140428

米国海軍

厚木基地


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2014年4月28日 米国海軍 厚木基地

2014年のゴールデンウィークは曜日巡りに恵まれない飛び石でした。しかし28日(月)を休めば前半4連休とすることができるので、代休消化を兼ねて休みをとりました。平日の休みは貴重であり、天気も午後からよくなる予報だったのでカメラを持って厚木基地へ行ってきました。
F/A-18E スーパーホーネット

相模大塚駅を降りたところでアフターバーナーの轟音が聞こえたので空振りはないと一安心しました。北側の公園についてのは10時頃でしたがギャラリーの方々も結構いたので更に安心していたところ早速スーパーホーネットNF214が降りてきました。

 

C-40A

米海軍の人員輸送機C-40Aが着陸しました。民間機の世界ではB737として有名ですが、若干軍用の装備が追加されているようです。この日は3機のC-40Aが厚木のエプロンに並びました。

 

P-1

気がつけばP-1の量産機も4機の姿を確認することができ、着実に増えている事を実感しました。今回もそのフライトシーンを拝めるかなと期待していましたが…残念ながら今回も願いは叶わずでした。

 

C-130 ハーキュリーズ

これは米軍が所有するハーキュリーズですが、海上自衛隊も導入を予定しています。しかも米海軍の中古機を導入するということで話題になりましたが、もうそろそろ届いているのかな。

 

E-2C ホークアイ2000

タッチ&ゴーを行っていたホークアイですが、スパホの編隊が戻ってきたためか丹沢連峰の方へ転進して進路を譲っていました。飛行速度が違うと色々と苦労もありそうですね。

 

虹?

虹ではありませんが太陽光が空気中の水分に反射していたのか、七色の淡い光が見られました。この現象を是非戦闘機と絡めたかったんですが…。数分すると消えてしまい、実現できませんでした。

 

E-2C ホークアイ2000

タッチ&ゴーを繰り返すホークアイ。今回はいつもより機体に寄ってみることを意識して撮影してみました。この機体に関しては他の航空機にない特徴が多いのでアップの方が見所が多いと思います。

 

F/A-18E スーパーホーネット

訓練に出ていた機体が次々と戻ってきました。特にファイナルアプローチ中の機体の上空にオーバーヘッドで通過するシーンにはついついテンションも上がってきます。この後は連続して十数機が降りてきて、11時半頃からはランチタイムとなりました。

 

E-2C ホークアイ2000

プロペラ機を撮影する場合、プロペラは低速シャッタースピードで回転を表現するのがセオリーです。しかしこの8枚プロペラは見た目が派手なのであまり回転させずにブレードのシャープさ表現した方がいいかもしれません。(二つ上の写真は回りすぎているように思います。)

 

E-2C ホークアイ2000

フレームからはみ出すように機体をアップで撮っていますが、ホークアイの特徴であるレーダーと8枚プロペラ、そして胴体・主翼・尾翼・脚などの基本要素は漏らさないことを意識しました。はみ出るくらいの方が迫力はありますね。

 

C-40A

再びC-40Aが着陸しましたが、こちらはウィングレットなしバージョンでした。やはりあのウィングレットは見た目の格好よさに直結していますね。

 

F/A-18E スーパーホーネット

12時半頃になると静かだった厚木基地に再び活気が戻ってきました、午後のフライトの開始です。まずはVFA-115イーグルスのスーパーホーネットが飛び立っていきました。3機のうち1機は離陸せずにエプロンへと戻っていったので、何か機体トラブルが発生したのかもしれません。

 

MH-60R シーホーク

テイルにスペシャルマークを入れたNF700。厚木基地ではCVW-5の活動時にはよくヘリが周回していますが、これには基地周辺の監視の意味合いもあるように思います。

 

F/A-18E スーパーホーネット

R/W19エンドに向けて次々とタキシングするスーパーホーネット。この編隊はVFA-115イーグルスの機体です。後ろの方にフルカラー塗装のCAG機が並んでいるのがわかります。

 

F/A-18E スーパーホーネット

この日唯一見られたCAG機がこのNF200でしたが、やはりカラー塗装機は存在感がありますね!他のCAG機はエプロンでもその姿を確認することができませんでした。

 

F/A-18E スーパーホーネット

通常の訓練であればだいたい1時間くらいで戻ってきます。基本的にはアクティブランウェイ側の上空から進入してオーバーヘッドアプローチの後、コンバットピッチで編隊を解散して着陸します。さすがの米軍だけあって実戦的に使うような最短時間での激しい着陸を見せてくれる事もあります。

 

F/A-18E スーパーホーネット

かなりトリミングしていますが編隊を解いて上空を旋回するNF208です。拡大してもまずまず見られるレベルだと思いますが、デジカメの撮影能力は人間の目を越えていますね。

 

F/A-18E スーパーホーネット

この角度からは尾翼の部隊マークがわかりづらいですが、モデックスNoの205からVFA-27ロイヤルメイセスの機体であることがわかります。機種がスパホに統一されたことでパッと見ではどの部隊の機体なのかがわかりづらくなりました。

 

F/A-18E スーパーホーネット

今回は天気予報も見事に当たってくれました。午後からは青空が出てくるコンディションで風向きも南風が安定して吹き続けました。

 

F/A-18E スーパーホーネット

1年ぶりに厚木基地へCVW-5を見にきましたが、全体的に機体の色が明るく、綺麗になっているように見えましたが、光線状態がよかったから…かな。

 

F/A-18E スーパーホーネット

このNF211は両翼にドロップタンクを抱え、センターに給油ポッドを装備していました。スーパーホーネットは1機種で戦闘機、攻撃機、電子戦機、空中給油機をこなすマルチロール機として成功しています。しかし飛行停止処分などあった場合のダメージは大きそうです。

 

P-3C オライオン

海自のオライオンがタッチ&ゴーを繰り返していました。ちょうど機体下の衝突防止灯が光っていたので強調すべくシャドーを濃く調整してみました。

 

P-3C オライオン

この写真は横長写真館用に加工したくなるようなパノラマ写真サイズに歩留まりのいい、主翼が横に伸びた綺麗なアングルでおさまりました。

 

P-3C オライオン

ミルフィーユのように青空と白い雲の層が幾重にも重なった空の状態に、アプローチコースが重なりました。まるで風洞実験を行っているかのような雰囲気が出ています。

 

F/A-18E スーパーホーネット

二機編隊の旋回が格好いい!厚木基地でのオープンハウスが開催されなくなって久しいですが、CVW-5のデモフライトをまた見たくなってきました。伝説のダイアモンド・オブ・ダイアモンドをスパホ16機編隊で再現してくれないかなぁ。

 

F/A-18E スーパーホーネット

上空を旋回するスーパーホーネットをトリミング。高度はかなり高く細部まで写すことはできませんでしたが、強い日差しを受けていたので陰影を強く調整してみました。

 

F/A-18E スーパーホーネット

VFA-195ダムバスターズのNF401。部隊マークである白頭鷲が翼を広げて飛んでいるデザインに変更されていました。

 

F/A-18E スーパーホーネット

アプローチコース下から正面系を撮影しました。頭上を戦闘機が通過していくのは写真では表現できないほどの迫力がありますが、その爆音は耳にはよくありません。大げさな話ではなく耳栓が必要かもしれません。

 

F/A-18E スーパーホーネット

追っかけでのアングルです。エンジンノズルを絞っている様子がわかりますが低速時のエンジン音は結構大きいです。レガホの時にあった大きなエアブレーキはスパホになって廃止になりましたが、減速に大きなブレーキは不要になったという事でしょうか。

 

F/A-18E スーパーホーネット

待っていました!VFA-27ロイヤルメイセスのCAG機が戻ってきました。米海軍の艦載機の塗装センスの高さには以前から定評がありましたがCVW-5のCAG機は名機が多いと思います。他のカラー機も飛ばして欲しかったなぁ。

 

F/A-18E スーパーホーネット

ほぼ真横から。航空機の写真は大きく二つのジャンルがあり、ひとつはできるだけ真横から撮影して資料的価値が高いと言われる形式写真。もうひとつは型にはまらず自由に表現する情景写真があります。私はやはり戦闘機らしい「ひねり」や「突っ込み」が好きですが、CAG機や特別塗装機に関しては真横写真も残したいという気持ちが生まれてきます。

 

F/A-18E スーパーホーネット

ロイヤルメイセスの部隊マークは以前より大きくなっていて尾翼いっぱいに描かれるようになりました。傾斜のついた垂直尾翼の内側にはなにか文字が書かれています。詳細は後日開催されるオープンハウスで確認したいと思います。

 

F/A-18E スーパーホーネット

以前のCVW-5は部隊によって機種が違い大変バラエティに富んでいました。現在はホーネットファミリーの一人勝ちになってしまい、機種という観点からはあまり面白くない構成となっています。これは早くF-35Cを導入して、複数機種の運用をしていただきたいですね。

 

F/A-18E スーパーホーネット

下から見上げるアングルは好きですがどのモデックスかヒントが得られないのが難点ですね。下からみるとスーパーホーネットはレガシーに比べて大型化されたストレーキと主翼がよくわかります。

 

F/A-18E スーパーホーネット

この日はセンタータンクのみで武装なしの軽装がほとんどでした。戦闘訓練というよりは飛行訓練に近い内容だったのかな?

 

F/A-18E スーパーホーネット

トリミングは必須ですが旋回の内側からは背面を拝むことができます。戦闘機は地上からの敵の攻撃を避けるためにできるだけ小さい半径での急旋回を行い、短時間で一気に高度を下げるショートファイナルというアプローチがありますが、これは見ていても大変迫力があります。

 

F/A-18E スーパーホーネット

艦載機として求められる頑丈な脚と着艦用のフック、そしてステルス性を考慮した二次元インテイク、豊富な兵装ステーションなどスーパーホーネットの特徴がよくわかります。

 

F/A-18E スーパーホーネット

モデックス204はロイヤルメイセスの機体です。モデックスの付番ルールは

100番台VFA-102 ダイヤモンドバックス(複座機)

200番台VFA-27 ロイヤルメイセス

300番台VFA-115 イーグルス

400番台VFA-195 ダムバスターズ

500番台VAQ-141 シャドーホークス(電子戦機)

となります。200〜400番台はシルエットが一緒なので見極めが難しいです。

 

F/A-18E スーパーホーネット

このアングルからはレガシーホーネットのようなスマートなシルエットに見えます。やはりジェット戦闘機は鋭く尖ったシルエットに惹かれます…が不思議とズングリムックリしたF-35も模型を眺めている限りでは決して悪くはなさそうです。

 

F/A-18E スーパーホーネット

最近は離陸直前のエンジンチェックも省き、滑走路上にのると間髪入れずにアフターバーナーを焚いて離陸していきます。これは騒音防止策ということで少しでも早くこの場を去ること優先しての措置だと聞いたことがあります。

 

P-3C オライオン

滑走路手前でホールディングする海上自衛隊のP-3Cとアフターバーナー全開で離陸する米海軍のスーパーホーネット。日米共同使用の厚木基地を物語る光景です。

 

コントレイル

先日の出張では飛行機の窓から厚木基地を眺めることができました。今回はその逆で上空を通過する航空機を見上げる形になりました。飛行機雲が長い場合は翌日から天候が崩れると言われています。天気予報の通りでしたのでこの日に来て正解だったかな。

 

B787 ドリームライナー

上空を通過するB787の姿が見えました。高度はまだそれほど高くなかったので肉眼でも機種を判別することができましが、機首に描かれた787の文字まではさすがに読めませんでした。

 

F/A-18F スーパーホーネット

VFA-102ダイヤモンドバックスの3機が帰投しました。だいぶ陽が長くなったとはいえ1600時頃になると西の空はうっすらと赤みがかってきます。

 

F/A-18F スーパーホーネット

北側から進入してオーバーヘッドアプローチの後、コンバットピッチで散開しました。この時間帯になると実際にはかなり薄暗くなってきたという感じがして「そろそろ帰ろうか…」という気持ちが出てきます。しかし他のギャラリーの方はなかなか帰ろうとしないのでもしかしたら何か大物がくるのかも?と決心がつきません。(横田に珍しい機種が来ていたみたいですね)

 

F/A-18F スーパーホーネット

CVW-5の中で複座機を運用しているVFA-102ダイヤモンドバックスです。スーパーホーネットは機体が大きくなっているので複座キャノピーの方がバランスがいいように思います。

 

F/A-18F スーパーホーネット

そういえばCVW-5の岩国移転が計画された時は2014年迄にという目標が掲げられていましたが、早くも2014年をむかえてしまいました。3年は遅れるという報道もありますが本当に岩国へ移転してしまうのでしょうか。なかなか実感が湧きません。

 

MH-60R シーホーク

最後に菜の花畑を絡めて本日の撮影会は終了しました。北側の公園には軽く数えても50名以上の愛好家が集まっていましたが、あっという間に1日が過ぎてしまいます。この感覚は釣りに似てるかもしれませんね。さて次は5月3日に厚木基地春祭りが開催予定となっています。GW中の開催とはこれまた大混雑しそうな感じがしますね…。

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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