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20140423

松山空港


matsuyama AirPort

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2014年4月23日 松山空港〜羽田空港 (出張)

高知出張を終えた翌日は代休消化を行い、初の四国ということで見聞を広めることにしました。当初の計画では垣生山から眺める松山空港の撮影を行おうと思っていましたが…なかなか上手くいかずチャレンジは失敗に終わりましたが、ここまできて手ブラでは帰れません!

松山市電

この日はホテルの朝食セットを予約していましたが、あらためて調べてみると松山空港は午前中早めの方が見たい航空機が集まることがわかりました。そこで計画を見直して朝食を諦めて早朝から移動することにしました。松山市内は路面電車が走っていて風情がありますが、主要な場所を頻度よく走ってくれるのでとても便利です。

 

JR松山駅

JR線に乗ることはありませんでしたが、バスも含めて移動の拠点となる松山駅前です。繁華街からは少し離れており、あまり時間をつぶせる場所ではありませんでした。

 

リムジンバス

松山空港までのリムジンバスは約15分で結ばれており大変便利です。一般の路線バスでも空港へ行けますがバス停で止まることが多く、料金も変わりません。シートレイアウトを考えてもやはりリムジンの方が快適です。

 

高岡生石八幡神社

さてここからが今回の大失敗の始まりです…。松山空港は近くにある垣生山から、海上を飛行する航空機を眼下に見下ろすアングル撮影が有名で、是非一度見てみたいと思っていました。インターネットで垣生(はぶ)山登山を検索するとこの神社から登れるのと情報があり、空港から徒歩15分と便利だったのでこのルートを選びました。

 

垣生山

ところがこのルートはほとんど整備されていない山道で、山登り上級者が好むような道(?)でした。案内板もなく、とてもスーツ姿で来るような場所ではありません。しかも枯葉で覆われた地面は滑りやすく足を取られて膝をつく始末…。無事に帰れるのだろうか…と遭難を心配してしまうほどの環境でした。

 

垣生山

手ぶらで帰るわけにはいかないのでもう少し登ってみます。中腹からの眺めですが少し登るだけで眺望が開けてきました。本来であればもっと海側(右側)に登るはずで、この時点で全く反対側であることがわかりましたが木々に囲まれていると状況判断ができないものですね。事前の情報収集が足りなかったと反省しましたが情報は決して多くなく、出張という制限された状況で少しでも楽しようという考えが甘かったです。

 

B767 ANA

垣山登山の唯一の成果がこちら。計画では海側に離陸or着陸する航空機を見下ろす角度で眺めることを期待していたのですが…それでも一枚撮れただけでも良しとしましょう。こうやって見てみると民家に囲まれた空港であることがよくわかります。

 

B767 ANA

この時点でまだ8時半頃でしたので再アタックも可能でしたが、遭難の心配に加えて空気の状態も霞んでいた事、そして到着する頃には主要な便を見逃してしまいそうだったので諦めて下山することにしました。次の機会があれば…正規ルートで登りたいです。

 

松山空港

垣根山アタックを中止して再び空港に戻ってきました。まだまだ時間はたっぷりあるので松山市内観光に切替えることにしましたが、せっかくなので展望デッキに上がってみました。

 

CRJ JAL

展望デッキからの見学では背景が結構うるさいな…という印象です。ちなみに滑走路の反対側には恵まれた公園が整備されていて、バックに帝人工場や里山を入れた写真を撮ることができるそうですが今回は諦めました。

 

B767 ANA

展望デッキはフェンスで囲まれていますが、非常に面白い形状でした。写真のように中段部分がカットされているので一眼レフでも全く問題なく撮影を行えます。

 

A320 APJ

何かと話題の多いLCCの中でも成功例として取り上げられることの多いピーチ航空。しかしこの日のニュースでは乗員確保が難しく、夏の便を大幅に減らすと発表されました。世は再びパイロット不足の時代に入るのでしょうか。

 

松山城

再びバスにのって松山の中心街へと戻り、名所巡りに切り替えました。まずは重要文化財に指定されている松山城に行きました。松山城は山頂に建築された城ですが、市街地にある大街道駅から徒歩5分でロープウェー乗り場につけるのでアクセスはとても便利です。往復のロープウェー代と城内見学がセットになって1000円でした。

 

松山城

城というものは防衛の砦であることがよくわかります。権威を示す意味でも高い場所に城を設けることは意義がありますが、敵の攻撃を監視することや攻撃をしかける意味でも有利にはたらくことでしょう。さて朝の垣山登山から松山城見学を終えましたが、それでもまだ正午前と時間に余裕がありました。次はどうしようか…。

 

道後温泉

思い切って道後温泉へ足を運びました。道後温泉には市電で行くことができ中心街からも近いです。道後温泉は日本最古の温泉と言われていますが街並みは整備されていて新しさがありました。

 

道後温泉

ジブリの「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルになった道後温泉本館です。ちょっとハードルが高いかな…と心配しましたが一人でも入ることができました。本館には宿泊施設はなく、休憩所があるだけです。お風呂に入るだけであればそれは銭湯と同じで、値段も400円で楽しむことができるので「神の湯」を楽しんできました。

 

坊っちゃん列車

温泉につかって垣生山登山の汗も流してリフレッシュできました。観光も満足したので少し早めに空港に戻ることにしました。道後温泉からは空港までのリムジンバスが出ており、アクセスは本当に便利な観光地です。ちなみに写真は坊ちゃん列車で、実際に路面電車として走っている現役の車両です。

 

B767 ANA

再び松山空港に戻ってきました。一応展望デッキに出て状況確認を行いました。海の向こうにっはうっすらと島の姿が映っていますが、霞んでいて状態はよくありませんでした。空気が澄んでいたら四国らしい風景が楽しめたと思います。

 

B767 ANA

山側に向かって離陸するB767。松山空港はパイロットのリクエストによって離陸方向が指定されることがあるそうですが、海側からの着陸&海側への離陸という組合せが多いようです。

 

B737-800 JAL

こちらも地方便の主力機B737は初期モデルの開発はジャンボよりも古いものの、NG(New Generation)型への発展により再び脚光を浴びました。ハブ空港へは大型機で輸送し、地方空港を小型機で頻繁に結ぶというのがボーイング社の戦略です。

 

B737-800 ANA

イカロス出版から発売されている「日本のエアポートPHOTO BOOK」を立読みをし、あまりに衝撃を受けて購入しました。それは風景写真のセンスと技術が求められ、機体はその要素のひとつながらも存在感がありました。真似してみたのに全然真似できません…これは奥深い。

 

B737-800 ANA

海側に向かって離陸する737です。背景にある小島が入るタイミングを狙ってみましたが、霞んでしまいどうにもなりません。航空機写真は機体×場所×天候の掛け算ですね。

 

B777-200 ANA

羽田空港まで搭乗することになる機体が到着しました。夕方便は需要が多いのでしょう、B777が投入されています。機体のスポットインに際してはグランドクルーのお出迎えがありました。

 

B777-200 ANA

マーシャラーの指示に従い、徐々に機体を駐機スポットへと進めるB777。これから乗客と荷物を下ろし、機内清掃と安全確認を行った後に再び羽田へと向かうことになります。その間は約1時間、定時運行率の意識が高い日本のエアラインですから到着遅れも言い訳にしなそうです。

 

B777-200 ANA

コックピットのクローズアップ。オーソドックスな6枚ガラスの組合せです。前面ガラスにはワイパーが装備されていますがウォッシャー液も出せるのでしょうか。

 

B777-200 ANA

ある狙いがありまして16時45分発のANA596便に乗ることにしました。帰りの便は左舷の窓側席を取りましたが、座席指定をするタイミングでは主翼で景色が隠れてしまう座席しか空いていませんでした。左の主翼には日の丸が描かれますが残念ながら機体レジ番号の確認がとれません。

 

B787 ANA

羽田空港に到着しました。ガラス越しですが横に駐機していた787の機首を眺めることができました。

 

B777-200 ANA

松山空港から搭乗した今回の機材です。無事に運んでいただきありがとうございました。

 

B787 ANA

先ほど横にいた787がプッシュバックを開始、離陸にむけてタキシングのスタンバイに入りました。真横に近いアングルで見られるのは航空機に搭乗した時だけの特典です。

 

VC-25(エアフォースワン) U.S.A.F

ANA596便で帰ってきた狙いがこちら!アメリカのオバマ大統領が国賓として来日し、羽田空港に19時に飛来するという情報がありましたのでこれを狙ってました。残念ながら展望デッキは閉鎖され、暗闇の中のタキシングだったので証拠写真程度ですが…一応ライブでエアフォースワンを見届けることができました。

 

羽田空港第2ターミナル

海外のVIP機は第2ターミナル側に駐機される事が多いようです。今回のオバマ大統領の来日においては非常に厳戒な警戒体制が敷かれており、開放されたのはガラスエリアのみでしたが奥の方の機体が駐機される側もカーテンで隠されるという徹底ぶりでした。皆さんよくご存知で見物客で大賑わいでした。

 

B787 ANA

夜7時の羽田空港といえば着陸機のランディングライトが行列をなして降りてくる風景が見られますが、エアフォースワンがアプローチする時は一切の航空機が周辺から姿を消したので異様な静けさがありました。エアフォースワンのスポットイン後、再び羽田空港の多忙なオペレーションが再開されました。

 

B767 ANA

レアながらもよくみかけるモヒカンジェット。ボーディングブリッジ接続ではなくタラップ車での運用でした。敷地内の灯火が星空のようですね。

 

東京タワー

オバマ大統領の来日にあわせ、東京タワーは星条旗カラーをイメージしたライトアップが行われていました。報道でも首都圏の高速道路を閉鎖して40台の車列で移動したとか、銀座の高級寿司店で会食外交を行ったなど話題の多い一日でした。ちなみに私も影響されて翌日は寿司ランチにしました(笑)。

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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