2014年3月29日 羽田空港 (城南島&浮島公園)
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いよいよ全日空のB747が退役をむかえる時期となりました。ラストフライトとなる3月31日は仕事の調整が難しいので土曜の休みを利用してその勇姿を目に焼き付けることにしました。ターミナルデッキは混雑してるものと予測し、城南島からの撮影を敢行しました。 
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B777 ANA
今回の撮影の狙いは退役間近の全日空B747です。飛行している姿を捉えたかったのですが、ターミナルデッキはきっと混雑しているだろう…と勝手に予測し、城南島を撮影地として選びました。今回は公共交通機関を使って移動しましたが、城南島へのバスの1時間に1本程度と本数が少ないのが難点でした。
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B777 ANA
最近はフライトレーダー24のようなツールがあって便利ですね。出かける前から南風運用であることがわかっていましたから、撮影の予測がとても立てやすいです。西日本から飛来する機体はA滑走路(RW34L)に降りるので風向きが変わらない事を祈りました。
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東京
B747の退役までで都合をつけられたのはこの日だけでしたが、残念ながら空気は濁っていてコンディションはよくありませんでした。城南島は晴れていれば東京タワーやスカイツリーも望める好ロケーションです。
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A320 CCA
エアチャイナ(中国国際航空)の機体が見られました。20年前の羽田といえば国内線が中心で一部中国のエアラインが飛来するという空港でしたが、最近は羽田の国際化が進んでいます。
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B787 ANA
就航から2年が経過した最新鋭機のB787ですが、遅まきながら私は飛行シーンを初めて見ることができました。噂通りだと感じたのは遠目に見てもすぐに787だと気づく独特のシルエットでした。これには胸がワクワクしました。B787は大きくしなる主翼が特徴的で、まるで鳥類が羽ばたいているかのような美しさがありますね。この主翼のおかげでダイキャストモデルにも駐機状態と飛行状態という2種類の造形が存在しています。
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B787 ANA
全日空はB787のローンチカスタマーとして、一般機の機首に787の文字を大きく描いています。最新鋭機B787の導入と名機B747の退役についての宣伝をみているとANAは使用機種を巧みにマーケティング活動に活かしているなと思いました。
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B787 ANA
特徴的なギザギザカットのエンジンナセル。これはB787が初めて導入した技術で騒音低減に役立つそうです。もっとちゃんと耳を傾けて聞いておけばよかったかな…。
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城南島
城南島は南風運用時の着陸機「撮影には最適な撮影地のひとつですが、公共の交通機関を使って訪問するにはハードルが高い場所でした。というのも大森駅からのバスしかなく、1時間に1〜2本という頻度なので、失敗すると大幅に時間をロスすることになります。それでも城南島はレジャーの場として多くの人で賑わっていました。
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A330-300 CES
中国東方航空の機体を見ることができました。中国には多くの航空会社がありますが、どれも似たような名前なのでなかなか覚えられません…。
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B767 ANA
大げさな表現ではなく、絶え間なく次々と着陸機が飛来するのが羽田のすごさです。予定では撮影した機体のメモをとろうと思っていましたが、実際はそんな暇も余裕もありません。着陸パターンに入っている機体は2分間隔だと聞いたことがあります。それは忙しいわけです…。
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B767 ANA
この機体の登録ナンバーはJA8579、ネットで調べてみたところ以前はマリンジャンボJrとして活躍していた機体だそうです。
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B737-800 JEX
パッとみただけでは分かりづらいですが、JALエクスプレスの機体です。同社はこの二日前から利用者がわかりやすいように便名をJAL便に統一する…と書いてありましたが、この時点でその棲み分け方がよくわかりませんでした。
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B737-800 JAL
こちらはJAL機は旧塗装のままでした。尾翼に描かれる「はみ出した日の丸」も今では残っている機数も減ってきましたね。
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城南島
城南島ではたまに船が横切ります。羽田空港はD滑走路の増設に伴い、撮影が難しいケースも出てきましたが、逆に海上から船で撮影するという新しい流行もみられます。
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B777 CPA
旅客機はB767とB777でも少し見ただけでは見分けが難しいので、機種名を機体のどこかに書いておいて欲しいですね…。ちなみに主脚のタイヤが6本ある方がB777で4本だとB767となりますが、脚を閉じて上空を飛んでいたらおそらく区別が難しいでしょう。
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B737-800 ANJ
ソラシドエアーことスカイネットアジア航空のB737は、白地に淡いグリーンをあしらった爽やかなデザインで、ANA、JAL機が多い羽田便の中では結構目立つ存在でした。
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B737-800 JAL
エアラインの着陸はどの機体も正確に制御されたアプローチを見せてくれますが、同じような構図の写真ばかり量産することになります。背景にする材料も限られているので、あとはクローズアップくらいしかないのですが…これが面白い絵にならず、なかなか難しい。
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B737-800 ANA
全般的にANA機体に機種名を書いてくれないので困ります。エアラインによっては機種名の他にサブタイプまで記入してくれるので、あとで写真を見たとにき貴重な情報源となります。
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B777 ANA
城南島からは遠くに見えるD滑走路への着陸機。南風運用時には東日本から飛来する機体がこちらへ誘導されます。これは船でもないとまともに撮影できないのでお手上げです。
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B777-200 JAL
「ハピネスエクスプレス」と呼ばれているディズニー塗装機です。ディズニーリゾートの30周年を記念した塗装ですが、その任期を終え間もなく就航を終えるようです。
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B787 ANA
再び787が現れてくれました。昼頃は霞んだ空気に包まれた東京でしたが、晴れ間が出てきたのはとてもラッキーでした。このままの状態でB747が飛来してくれることを祈りつつ…。
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B787 ANA
先端に向けて細くなっていく独特の主翼は、燕が飛ぶ姿に似ていると思いました。この主翼は三菱重工が製造しており、機体35%の生産を日本の企業が請け負っている事から、準国産機とも呼ばれています。
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B787 ANA
華々しいデビューとは裏腹に、バッテリーなど度重なるトラブルに見舞われ一時は飛行停止となってしまったB787。その後運行再開を果たしており、このように飛行する姿を見ることができたのは何よりです。
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B777-300 ANA
JA757Aのレジをもつこの機体は胴体が延長されている300型です。それにしても長い…。
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B777 JAL
ジャンボの後継機であるB777にも後継機の話が出初めています。JALはボーイング機ではなくエアバス社のA350を大量発注したそうですが、その裏にはANAへのB787フィーバーへの苦言が含まれているのではないでしょうか…邪推ですが。
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ERJ-170-100 JAL
JA214JのレジをもつJ-Air機。この機種はブラジルのエンブラエル社のものです。エアライン機はエアバス、ボーイングの二強メーカーがあり、カナダのボンバルディア社が続きますが、このエンブラエル社は3位に躍り出そうな勢いを持つメーカーだそうです。
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B737-800 ANA
B滑走路への着陸誘導灯は数少ない情景シーンを撮るための必須アイテムです。
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羽田空港
ひと目で羽田空港とわかるランドマーク的な二つの管制塔。南側にできたD滑走路の誕生により高さ不足となった旧管制塔に代わり、国内一の高さを誇る新管制塔が運用されるようになりました。
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B767 ANA
城南島は航空機の撮影には向いている場所ですが、残念ながらまわりの風景を取り込むのが難しく、構図に変化をつけづらいのが難です。でも同じような構図でも縦位置にしただけで少しは雰囲気も変わってきますかね。
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B737 ANJ
本日2機目となるソラシド・エア機。胴体の下面には社名のロゴが大きく描かれており、飛行中の姿を人に見られることを意識したデザインとなっています。そうこれはまるでヘルパやホーガンのダイキャストモデルのようですね(笑)
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B747-400D ANA
いよいよきたー!遠くからでもそれとわかるB747独自のシルエットが見えてきました。那覇空港から20分遅れで飛来しましたが、羽田空港ホームページの運行状況などで事前に到着時間がわかるので撮影計画も立てやすく、心の準備もしやすいですね。
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B747-400D ANA
400D型は国内線仕様として専用に製造されたサブタイプで、500席以上という座席数の多さに加え、千歳や伊丹、那覇という近距離飛行を高頻度で行うためにランディングギアを強化しているそうです。
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B747-400D ANA
前部二階建て構造、4発エンジン、タイヤが多いランディングギア、これらはB747独自のシルエットを構成する要素です。似たような特徴をもつのが総二階建てのエアバスA380ですが、そちらも独自のアイデンティテーを持った航空機ですね。やっぱり4発機は迫力があって格好いい!
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B747-400D ANA
情けないことに勝負に出ることはできず、無難に全身姿を残すことになりました。でもこの瞬間に青空が広がったことは最後にいい思い出ができて何より幸いでした。
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B747-400D ANA
ANAのB747は自分にとって、子供達を初めて飛行機に乗せて沖縄へ家族旅行に行った思い出のある飛行機です。記念にダイキャストモデルも買っちゃいましたっけ。
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B747-400D ANA
羽田空港にゆっくりと降り立つB747の送りショット。着陸した後、次の離陸予定はちょうど1時間後、公共交通機関を使っての移動は厳しいものがありますがダメ元で離陸を撮るために場所を変える決意をしました。
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A320 ANA
数少ないエアバス勢の機体です。城南島には多くのカメラマンが集まっていましたが、超望遠レンズを構えていても全く不自然に感じないのは城南島のいいところですね。
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A320 SFJ
満開にはちょっと早かったのが残念ですが、桜とからめたい場所でした。さて次々と降りてくる航空機に後ろ髪を引かれつつ、次なる撮影地である川崎の浮島公園に移動を試みました。 しかしバスは1時間に1本しかなく、B747効果のためか車内は大混雑。しかも急いでいる時に限って下車する人も多く、大森駅に近づくにつれて信号にかかる時間も増えてきます。 続いてJR大森駅から川崎への移動ですが乗りたかった電車には3分足らず…10分ほどの待ち時間が発生してしまいました。
川崎についてからも乗りたいバスには間に合わず次発10分遅れの出発でした。イラついても仕方ない話ですが結構バスっていろんなところで人が降車するんですね。
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B747-400D ANA
B747が着陸してから1時間30分が経過し、既に次の那覇便は離陸してしまったものと思っていました。後学のため浮島公園はロケハンだと割り切って移動し、バスを降りて少し歩いたところで離陸機が横を通過しましたがなんとB747ではないですか!あわててバックからカメラを取り出してひらすらシャッターを切っていました。
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B747-400D ANA
16時39分奇跡的に那覇への離陸を見送ることができました。ダメ元での移動でしたがやれば何とかなるものですね(笑)。しかし本当は羽田空港内で脚が離れる瞬間を狙いたかったのでやはり10分ほど時間が足りなかったことが悔やまれます。
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B767 ADO
浮島公園にきた目的のひとつがD滑走路の確認でした。南風運用時では東日本からの着陸機はD滑走路へ下ろされます。このD滑走路は海の環境を壊さないため埋立てではなく柱を多様した構造を採用しており、それがまた羽田空港を表す大きな特徴となっています。
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B777 CPA
本当はここから離陸するB747を撮りたかったのですが、少しだけ時間が足りませんでしたね…残念。それにしても東京都心はPM2.5とも思われるような霞んだ空気に溢れていました。
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B777 CPA
羽田空港は国際化が進んでおり、現在では24時間運用が行われる眠らない空港となっています。LCCの利用客はホテル代を浮かすために空港ターミナルで寝る人もいるとか…。
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浮島公園
浮島公園は思ったほど大きな公園ではありませんでした。ここは工業地帯の端にある公園であり、よほど目的がなければなかなか来ないであろう場所だと思いました。ほとんどが釣り竿か望遠レンズを持った人達が集まる場所になっているようです。
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B787 ANA
浮島公園まできたご褒美か、ローンチカスタマーであるANAが導入を記念して行った特別塗装機が離陸していきました。。
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B787 ANA
上昇角は若干抑え気味という印象でした。
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B777 JAL
D滑走路からターミナルへとタキシングするJAL機。浮島公園からはかなり距離があるので超望遠レンズが欲しいところです。
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B787 ANA
この日は787の着陸に離陸とたっぷり飛行シーンを見ることができました。願わくば空気が澄んでいれば背後にある都心のビル群を絡めることができたと思うと残念でした。また次回に挑戦です。
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B787 ANA
1日あそべる羽田空港はいくら時間があっても足りない状況でした。日本一のトラフィックを誇る羽田空港の離発着数は年間40万回にものぼるそうですが、このようなオペレーションが毎日のように行われていると思うといつも驚かされます。
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スケジュール(パンフレット)
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