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20141016

航空自衛隊

築城基地


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2014年10月16日 航空自衛隊 築城基地

九州への出張を絡めて航空自衛隊の築城基地へ行ってきました。今回で二度目となる築城基地でしたが天候にも恵まれ、フライトをたっぷりと堪能することができました。またこの9月から航空機内の電子機器の使用が緩和されていることも空の旅を楽しくしてくれます。

 

羽田空港 展望デッキ

今回は九州への出張が入りました。スケジュール的に前泊する必要があったので休みをとって築城巡りを行う計画を立てました。できるだけ時間を有効に使いたいので、始発電車に乗って羽田空港へと向かいました。

 

B777 BA

ブリティッシュ・エアウェイズ機は早朝の羽田空港へと着陸しました。24時間運行になり夜間や早朝などの時間帯が利用できるようになり、羽田空港の利便性は更に高まっています。

 

国際線ターミナル

第1ターミナルの展望デッキから滑走路を挟んだ反対側に国際線ターミナルがあります。その奥には富士山がうっすらと写っていますが、ちょうどこの日が初冠雪だったようでニュースでも取り上げられていました。

 

B767 ANA

この9月から航空機内での電子機器使用が緩和され、電波を発しない状態であればデジカメが使えるようになりました。狙う座席はもちろん窓側で、今まで諦めていたタキシング中や離着陸自の様子も撮影できるようになりました。

 

A320 SF

今回は北九州空港へ降りる事を決めたのでスターフライヤーの便を利用する事にしました。この日の滑走路は北風運用時に西日本側へ向かう便が使うD滑走路のR/W05でした。

 

A320 SF

数ヶ月前まではデジカメでは撮影できなかった離陸直後の上昇中の眺め。視程はよくありませんでしたがゲートブリッジやスカイツリーを見ることができます。

 

A320 SF

北九州空港へのファイナルアプローチです。1週間前には連続して台風18、19号が日本列島を襲ったので天気を心配していましたが、青空が見えるまずまずの好天でした。空港に着くとすぐにバスが出発するというので慌てて乗り込みJR苅田駅へ向かいました。

 

T-4

JR築城駅に着くといきなり戦闘機の爆音が聞こえてきましたが、音はすれども姿は見えず…。とにかく急いでタクシーに乗って堤防へと向かいました。早速T-4の着陸を見ることができましたが、後で気がついたら入間の総隊司令部飛行隊の機体でした。

 

F-2A

音はすれども姿は見えず…、その理由はAGG訓練を行っていたためでした。空対地の射撃は海側にあるターゲットに対して滑走路と直角になるような経路で行うため、反対側の駅周辺からは見えませんでした。

 

F-2A

地元の方から聞いた話ではAGG訓練を見られるのはけっこう珍しいそうで、「いきなり見られたのは幸運だね」と言われました。上空ではGをかけている事でベイパーが発生しています。

 

F-2A

AGGを2回行ったF-2Aが着陸します。築城基地のこのポイントはどちらの風向きでも撮影が楽しめる国内でも有数の素晴らしい撮影地です。

 

F-2A

ドラッグシュートを開いて減速するF-2A。同機はドラッグシュートを使わなくても十分に停止することができますが、使用する事の方が多いように思います。

 

F-2A

築城基地は周防灘に面し、滑走路の突端が海に突き出している珍しい立地の基地で、背景に海面を入れることができる希少性の高い撮影ポイントです。

 

F-2A

海なので洋上迷彩の蒼いF-2Aが似合います。

 

T-7

周防灘をはさんだ山口県の防府北基地からクロスカントリー訓練で2機のT-7が飛来しました。各機タッチ&ゴーを1回行っただけで去っていきました。

 

T-4

撮影ポイントからはエプロンが死角に入ってしまうので様子はわかりませんが、エンジン音が徐々に近づいてくるのでタキシングが始まったことは予測できます。

 

築城基地

名物となっている築城基地の堤防の様子です。幅50�冂�の胸の高さくらいの堤防ですが、海側は5mほどの落差があります。最初は恐怖心さえ感じますが、ここに上ると上らないでは大きな差が生じてきます。

 

F-15J イーグル

エンジン音に期待して基地敷地内に目をやっているとF-15がタキシングしてきました。このポイントの素晴らしいところはフェンスが邪魔をしない事です。特に私のように脚立を持っていけない出張の身にとっては大変ありがたいです。

 

F-15J イーグル

素晴らしいアングルでタキシングを狙えるポイントですね。2010年の訪問時は使用滑走路の向きが逆だったため、タキシングは後ろ向きしか見られませんでした。

 

F-15DJ イーグル

これも築城基地の名物である堤防でのタキシングです。堤防の上に乗るかどうかの微妙な高さの差ですが、上らないと車輪が堤防に隠れてしまいます。

 

F-15DJ イーグル

築城基地のパイロットはファンサービスがとてもいいのでギャラリーに向かって手を振ってくれます。とてもフレンドリーな対応で良い関係性が保たれていると感じましたが、これは距離の近さとフェンスがないという環境も関係しているのかもしれませんね。

 

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F-15J イーグル

アーミングエリアに向けてタキシングするイーグル。3本タンクという燃料満載の装備なのでどちらかの基地へ移動するのではないかという懸念みもありました。

 

F-15J/DJ イーグル

このフライトは複座機×1、単座×2という計3機での構成でした。ラストチャンスと呼ばれる最終点検は万が一兵装が誤発射するかもしれないため海側に向かって行われます。

 

F-15J/DJ イーグル

上の写真と比べると太陽光の当たり方が違うため、機体の色と背景がだいぶ変わっていることがわかります。この日は雲の流れが早く、太陽が出たり隠れたりを繰り返していたため同じ構図でもシャッターを切る回数が増えてしまいます。

 

F-15J/DJ イーグル

撮影地の全景はこのような感じです。堤防は凹の字のようになっています。標高は海面より若干高く、昼間は干潮しているので海水はひいている状態です。

 

F-15J/DJ イーグル

滑走路には3機のイーグルが並びました。複座機がエスコートしてのフォーメーション・テイクオフを見せてくれるかと思いきや、インディビジュアルでした。

 

F-15J イーグル

空対空ミサイルのダミー弾を装備したイーグル。その下のパイロンには増槽を付けており3本の増槽という重い形態をとっています。戦闘機は本格的なドッグファイトを行う状況に陥った場合、機体軽量化のために増槽をドロップアウトします。

 

F-15J イーグル

築城基地でイーグルを駆る第304飛行隊は部隊マークに天狗をモチーフにしています。この天狗は基地の近くにある英彦山に伝わる伝説がモデルになっているようです。

 

F-15J イーグル

3機のイーグルはインディビジュアルでアフターバーナー全開での離陸を行ないました。そのうちの1期はハイレートクライムを披露しています。

 

T-4

F-15の帰投を前に、一足先にT-4がローアプローチで進入。この後はタッチ&ゴーを何度か繰り返しました。

 

T-4

上の写真と連続していますが少し角度を変えただけで綺麗な青空がバックになります。この翌日は仕事日でしたが、雲一つない素晴らしい晴天だったので出張が1日ずれていてもよかったなぁ…と心の中で思いました。

 

F-15J イーグル

海に突き出た滑走路へのアプローチは空母甲板に着艦するかのような感覚だそうです。海と戦闘機が絡むシーンというのは珍しく、ここ築城と那覇(あと岩国?)くらいだと思います。

 

F-15J イーグル

機首を上げて空気抵抗による減速を行う、イーグル独特のエアロダイナミックブレーキ。背面の大きなエアブレーキとの組合せにより大きな機体でもパラシュートが不要です。

 

F-2A

F-15の着陸に夢中になっていたところで地上では第6飛行隊のF-2Aが再び登場。F-2のタキシングを撮る機会というのはよく考えるとあまり多くない事に気づきました。

 

F-2A

ギャラリーに向けて右手を振るパイロット。よく自衛隊で「地元や国民の理解を…」という事を言いますが、このようにコミュニケーションを取ってもらえると親近感が湧きます。

 

F-2A

世界でも珍しい蒼い戦闘機F-2。洋上迷彩の発色には天候の影響も大きいのですが、この日はかなり良い色が出ていたと思います。

 

T-4

通常の訓練では各飛行隊に分かれて数機ずつがセットとなって離陸していきます。各飛行隊に配備されているT-4が先頭をきって訓練空域に飛んでいき、そして一足先に戻ってくる事が多いようです。

 

F-2A

パイロットはギャラリーに顔を向けて手を振ってくれました。無事に訓練を終えて戻ってきて下さい!思わずこちらも手を振り返してしまいます。

 

T-4

離陸滑走するT-4。よくみれば那覇基地の第204飛行隊の機体でした。何か用務があったのでしょうが、那覇基地とは部隊移動の予定があり、人の移動も頻繁になるでしょう。

 

F-2A

アーミングエリアで最終チェックを行うF-2。実際には6機がこのピリオドに参加しています。

 

F-2A

最近では航空祭でも最前列を取れることがないので、なかなかF-2の離陸を見ることがない事に気づきました。イーグルに比べれば小型ですが意外と力強いシルエットに見えてきます。

 

F-15J/DJ イーグル

2機のフォーメーションランディングを決めた第304飛行隊のイーグル。高速で飛行する戦闘機を常に同じ機体間隔で維持しながら飛行するのは、フライトシミュレーターでやってみましたが非常に難しいです。

 

T-4

再び第304飛行隊が出てきました。築城基地はF-15とF-2の異機種混成団であり、両機種のエンジン音が違うのでどちらの飛行隊が出てくるかは簡単に予想がつきます。T-4だけだとわかりませんが…。

 

F-15J/DJ イーグル

那覇基地の2個飛行隊化に伴い、移動が噂されている第304飛行隊。築城基地とF-15の組合せが見られるのもあと数年となる予定で、その後の築城はF-2天国になりそうです。

 

F-15J イーグル

今回も3本タンクで訓練に挑むF-15。那覇、新田原と連携して広大な西側エリアの防空を担当するため燃料は多めに積んでおくのかな?

 

F-15J/DJ イーグル

築城基地名物の堤防です。10mくらいの高さがあり、転落した場合なんとか怪我は避けられたとしても、反り返りがあるので這い上がる事は不可能です。水位はそれほど高くないので溺れる心配は少ないと思いますが、午後になると徐々に海水の量は増えてくることがわかります。

 

F-2A

この日は訓練から帰ってきたF-2は基地上空に到着するとAGGをこなしてから着陸するというパターンでした。迫力はあるものの高度は高かったので撮影には力を入れていませんでしたが、この機体だけは低空を駆け抜けていきました。不意に樹の影から現れる事に加え、持参した軽装レンズではピント合わせが追いつきませんでした。

 

F-2

この週末から新田原基地で日米共同演習が開催されるそうです。築城基地からも参加するとの事だったので訓練にも力が入っていたかもしれません。

 

F-15DJ イーグル

16時頃のイーグルの帰投を見届けて築城見学を終える事にしました。前回訪問時とは風向きも逆で、フライトも多く見られて大変満足な一日でした。願わくは空自60周年を記念した特別塗装機がいてくれたら尚よかったのですが、築城基地ではその予定はないそうです。

 

C-130H ハーキュリーズ

最後にC-130Hの飛来を見届けてこの日の展開は終了し、ホテルへ向かうこととしました。10月に入り日没時刻も早くなりましたが、西側にある築城基地は関東よりも少し日没が遅いので夏場だと19時頃でもまだ明るいそうです。尚、今回も築城駅へ向けて歩きだしたところ、地元の方に声をかけていただき車に乗せていただきました。築城基地には2回目の訪問ですが、車で送っていただくのも2回目となり感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

九州新幹線

二日目は2件の仕事を無事に終え、帰宅の途につきます。往路は北九州空港に降りましたが復路は福岡空港を利用しました。北九州空港に比べるとアクセス手段が安定しておりフライトも選びやすいという利点がありました。加えてお土産の調達もしやすいというメリットがあり、更に航空機見学もできるな…と考えました。

 

福岡空港

最も忙しい空港と呼ばれている福岡空港。便数が多い割に滑走路が1本しかないためタイトな運用が求められるためです。実際に帰りの便は時刻通りに到着していたものの駐機スポットの空きがなく待機を強いられた為、搭乗口の変更と出発時刻に遅れが生じました。

 

A320 SF

スターフライヤーのシートは優れもの!USBポートが付いていて携帯などの充電が可能です。右には衣服をかけられるフックがあり、左にはテーブルを広げなくてもジュースを置いておける独立したドリンクホルダーが設けられています。テーブルも伸縮式で広さが十分にありノートPCも余裕で使えます。これは他社もぜひ見習った方がいいと思います。

 

A320 SF

帰りの便のパイロットさんはステキでした。機内アナウンスで挨拶をした時に、福岡空港で駐機スポットが空かずに予定時間を遅延したお詫びがありました。その他には名古屋上空を通過しているという説明や、5分ほどの遅れがでそうな予測と事前報告、そしてジェット気流から離脱する際に揺れるので手洗いは早めにどうぞ…などという知識的な情報提供も行ってくれました。話し方もダンディーな印象で憧れてしまいます。

 

B777 JAL

最後は羽田空港第1ターミナルデッキから夜撮を行って今回のプログラムは終了となります。思いかえせば始発電車で家を出て築城基地へと向かいましたが、築城駅では食事の調達ができず、1本のミネラルウォーターだけで16時まで撮影を続けており、まさに寝食を忘れて築城基地を満喫させてもらいました。最後に…本来の目的である仕事はきちんとこなしてきた事は言うまでもありません。仕事があっての趣味であり、趣味あっての仕事ですからね。

 

 

スケジュール(パンフレット)

 



 

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