2015年11月18日 中部国際空港(セントレア)
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東京-名古屋の出張では航空機を使うこともないので縁がありませんでしたが、今回は雨で行き場所もなかった事もありセントレアへと見学に行くことを決めました。雨足が強くなっていたものの、ここでしか見られないB747LCF”ドリームリフター”が飛来する情報もあったのでモチベーションを保つことができました。 
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中部国際空港
岐阜からセントレアまでは特急で1時間半ほどの移動となります。関空や広島空港へ行った時も思いましたが、空港は騒音問題と安全性、用地取得の問題で街から離れた場所に作られるようになっています。なのにアクセスが遠いと文句を言う…矛盾を感じますね。
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中部国際空港
セントレアのターミナルビルは広いフロアに搭乗カウンターが設けられ、中央にエスカレーターが配置されています。上階には和風の店舗が並び、外側には無料の送迎デッキがあります。その構造は羽田空港の国際線ターミナルビルと似ています。
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中部国際空港
セントレアの展望デッキは”スカイデッキ”と呼ばれ、豊富な撮影機会を与えてくれます。特に先端側は離発着を見学することができる人気のポイントです。関空と比べたら天と地ほど差があると思いました。ただし残念ながらご覧のような雨模様でした。
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B737 JAL
セントレアは基本的にはスカイデッキを挟んで左右に国際線、国内線と分かれています。ただ最近はコードシェア便という複雑な運用形態が増えたため、見た目と便名が一致しないことも多々あります。
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中部国際空港
最新の空港という事で、建造物内部も贅沢な造りになっています。この日はまとまった雨が降っており、離発着のない時間帯はデッキの下階で避難していました。
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A330 ETD
かなり駐機時間が長いエティハド航空機。私が14時半にセントレアに到着してから日没するまでその姿が見られました。雨で濡れたエプロンが照明を映し出すことで幻想的な雰囲気を感じますが、そういえばそろそろクリスマスですね。
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A330-343X CPA
トーバックされるキャセイパシフィック機。セントレアは送迎デッキから滑走路までの距離が短いという特徴もあるそうです。確かに滑走路周辺の誘導灯が綺麗に見えたような気がします。
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B747LCF Boing
17時30分頃に待ちかねていたB747LCFが着陸しました。この時期はすっかり日没して真っ暗になってしまいます。高感度で夜景に強いコンパクトデジカメを使っていますが、ノイズや雨の影響で証拠写真を残すのが精一杯でした。
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B747LCF Boing
B747LCFは”Large Cargo Freighter”の略でドリームリフターの愛称で呼ばれています。世界で4機しかないレアな機体で日本ではセントレアのみ飛来する珍しい機体です。B747の胴体を大きくした特殊輸送機で、旅客機用の大型部品をボーイング工場まで空輸するために特化した機体です。
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B747LCF Boing
ドリームリフターはセントレアの話題としても活用されており、公式サイトでも紹介されています。さらに少しネットで調べれば飛来情報を調べる事もできます。フライトレーダ24をはじめ、リアルタイムで飛行情報を追跡することができるので撮影計画を立てる際にとても便利です。
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B737 KAL
今回の撮影は時期的に日没時刻も早く、夜景撮影が中心となりました。実際には傘を差しながらの撮影なので雨は嫌なものですが、エプロンに照明が反射するので結果的に夜景にとってはよい影響を与えてくれるのかもしれません。
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A321-200 AAR
東京からの出張だと、実際に移動手段として使うことが難しいセントレア。一度は見学したいと思っていましたが天気がよければやはり岐阜基地、小牧基地を優先してしまうため訪問機会をつくるのが難しい事もありました。決して楽な条件ではありませんでしたが、今回は訪問することができて良かったと思います。
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スケジュール(パンフレット)
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