2015年11月18日 かかみがはら航空宇宙科学博物館
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仕事で名古屋出張が入りました。ちょうど休日出勤の代休がついたため、前日に休みをいただき前日入りする事にしました。旅費を工夫してかなり安く済ませることができました。残念ながら当日は生憎の雨でしたが早朝発の新幹線に乗って、新たにT-2CCVが展示されたという「かがみがはら航空宇宙科学博物館」へと向かいました。 
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かかみがはら航空宇宙博物館
午前中に名古屋駅に到着し、出張用に荷物を持ったまま博物館へと向かいました。電車で1時間もかからないのがいいところですが、問題は最寄り駅からのバス本数が非常に少なく、うまく時間が合わないと時間を無駄にしてしまいます。効率的に回ろうと思ったら、1500円弱ほどかかってしまいますがタクシーを利用した方がよさそうです。
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P-2J ネプチューン
岐阜基地には川崎重工が入っている事もあり、川崎重工製の退役機が多く展示されています。この対潜哨戒機P-2Jは下総基地でも保存されていますが、こちらの方が屋外展示でありながら遥かに保存状態が良いです。
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T-1A
かかみがはら航空宇宙科学博物館には2012年7月に一度見学していますが、今回はT-2CCVが新たに展示されたという事でそれを目的に行ってきました。T-2CCVは岐阜基地航空祭で見ていましたがそれはフィルムカメラ時代のもので、デジタル撮影はしていませんでした。
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T-2CCV
試験機という事でそれほど使い込まれることはないのかもしれませんが、今見ても美しいと思えるほど素晴らしい保存状態です。T-2のスマートなシルエットに、赤いラインのテストカラーが大変映えています。
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T-2CCV
運動能力向上機(CCV=Control Configured
Vehicle)は通常のT-2に、カナード翼などの翼を追加した機体で世界に1機しか存在していません。カラーリングの影響もありますが、古臭さを感じさせないところがすごいですね。
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T-2CCV
残念ながら展示場内の機体はかなり窮屈な思いそしているようで、撮影する場所やアングルはかなり限られてしまいます。T-2の細長いシルエットは地上展示を撮影する際に、画角の収まりの悪さを感じる悩ましい形状をしています。
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T-2CCV
通常機のT-2にはない翼が最大の特徴なので、その特異な姿を正面から撮影しました。この他には胴体下面中央に翼が追加されています。
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F-104J スターファイター
航空自衛隊の初期を支えた要撃機、空飛ぶエンピツことF-104。T-2CCVの追加により展示場所が窓側へと移動されました。このエンジンに羽だけ付けたような機体の特徴を表現するかのように、エンジン内部には照明が点灯する演出がされています。
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飛鳥
博物館の入館料は大人800円です。平日の雨天だったので空いてはいましたが、常に数人の見学客の姿が見られました。私は2回目の見学だったのでT-2CCVを中心に見学しましたが1時間程度の滞在でした。帰りはバスの時間に合わせて見学時間を調整する事ができますが、バスは駅まで100円で乗れるのでとても経済的でした。
この後、午後は中部国際空港”セントレア”へと向かいました。
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スケジュール(パンフレット)
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