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20150701

羽田空港


haneda AirPort

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2015年7月1日 羽田空港

子供のテニスの試合を撮るために、金網フェンスを通して望遠撮影できるコンパクトデジカメを買い換えました。NIKONのS9700は最新型ではありませんが光学30倍ズームという驚愕スペックの実力を見るために撮影テストを行いました。今回はテストなので全てノートリミングです。

浜松町駅前

東京モノレールに乗る前に駅前で望遠性能を確認。広角側は35mm版換算で25mmに相当します。赤い枠に注目。

 

東京タワー

望遠側は35mm版換算で750mmに相当します。これは一眼レフで使っている500mm×APSの1.5倍効果に匹敵します。

 

大門交差点

もうこのズーム領域の広さは笑うしかないですね。望遠側では看板の文字が読め、手ブレ補正が効いている事がわかります。

 

国際線ターミナル 展望デッキ

カメラテストは羽田空港を選び、5月に続いて3つの展望デッキをハシゴしてみました。再び、このズーム領域は笑うしかないですよね。赤い枠を目掛けてズームをかけてみます。

 

B737 SKY MARK

反対側にある第1ターミナルに駐機する航空機が余裕で映ります。これでも少し余裕があるくらいです。

 

B737 SKY MARK

その気になればさらにデジタルズームが使用でき、60倍の望遠撮影が可能です。いったい何を撮るのだろうとも思いますが、スマホカメラへの対抗を考えれば光学ズームは勝負できるポイントですね。

 

国際線ターミナル 展望デッキ

こちらは広角端です。ターミナルは平日の雨天という事もあってかなり空いていました。

 

国際線ターミナル 展望デッキ

望遠端ではnの字が画面いっぱいに入ります。

 

B787 ANA

離陸するB787もトリミングする事なく画角いっぱいに捉えることができます。こんなカメラがスーツのポケットに入れて持ち歩けるのですから驚きです。

 

A330-200 AIR CHINE

縦構図での撮影。

 

A330-300 SHANGHAI AIRLINES

電源車でしょうか。黒煙を吐き出す車両が白い機体に被って目につきました。

 

A330-300 SHANGHAI AIRLINES

望遠側で近寄ればパイロット達の姿も十分確認することができます。

 

A330-300 SHANGHAI AIRLINES

雨が強くなってきました。路面には機影が映っているのは、雨天ならではの風景です。

 

A330-300 SHANGHAI AIRLINES

動画のような画調になってしまいましたが、大粒の雨も写っています。

 

A330-300 SHANGHAI AIRLINES

なぜ晴天ではなく悪天候の日にカメラテストを行ったのか。それは傘をもって片手で撮影を行っており、どれだけ撮れるのかが今回のテーマだったのです。

 

B787 JAL

悪天候でもある程度撮れたら、晴天に恵まれたら何の問題もなく使えることでしょう。そういう意味では大活躍してくれる1台になると思います。

 

B787 ANA

望遠性能には目を見張るものがありますが、一眼レフと違ってレバーでのズーム操作は微調整が難しいですね。

 

B787 JAL

晴れていれば大都市東京をバックにして、いい絵が撮れそうです。

 

A321-231 Phillippins

着陸したフィリピン航空機がスポットイン。

 

B747 Lufthansa

離陸に向けてトーバックされるルフトハンザのB747。

 

B747 Lufthansa

縦構図で機首のアップ。もう少し路面が水たまりになっていればミラー効果も映えたことでしょう。

 

B747 Lufthansa

点滅するアンチコリジョンライト。連射機能にも優れているので意図的に成功確率を高める事もできそうです。

 

B747 Lufthansa

コンパクトデジカメでここまで寄れるというのは凄いの一言。広角から望遠まで1台でこなせるというのが素晴らしい。出張の友になりそうです。

 

Dassault Falcon 50  Wilmington Trust Company

国際線ターミナルでの最後の撮影。詳細不明ですがほぼ無塗装のファルコンが飛来しました。

 

Dassault Falcon 50  Wilmington Trust Company

小型機はエプロンの中央に駐機します。マーシャラーとの絡みが撮れました。

 

第1ターミナル 展望デッキ

国際線ターミナルからJAL機が集う第1ターミナルデッキへ移動しました。まずはこちらから国際線ターミナルの赤枠部分を望遠で覗いてみます。

 

国際線ターミナル

数十分ほど前まで滞在していた国際線ターミナルを望む。カメラは人間の目を越えられないと言われていた時代は完全に過去のものとなりました。

 

B777-200 JAL

緑色のデザインが各所に描かれているエコジェットことJA8984。マーシャラーに誘導され定位置で停止したばかり。

 

B737 JAL

滑走路に水しぶきを上げてリフトオフした瞬間です。

 

A320-200 Star Flyer

降雨により空気が湿っぽくなっているとはいえ、スターフライヤーの黒い機体は明るめに補正されてしまうようです。

 

トーイングカー

ちょっと遊び心でトーイングカーを撮ってみました。まるで遊園地のゴーカートみたいですね。

 

B767-300 JAL

展望デッキから近いとはいえ、ここまで寄れます。

 

B787 ANA

一時的に風が強まり、デッキの屋根の下にも雨が吹き込んでくるようになりました。コンデジも生活防水くらいは対応していると思いますが、できれば濡らしたくないものです…と思ったけど仕様書に防水の事は何も書いてない(汗)。

 

B787 ANA

私が持っているS8200と比べるとシルエットは似ていますがカメラ機能は全く別物です。撮影撮影モードダイヤルにはありがちなビギナー向け設定ではなく、シャッター優先や絞り優先など一眼デジカメに準拠したものなっていました。これは嬉しい!

 

B777-300 JAL

2016年3月まで運用されるJAL FLY to 2020記念塗装機。2020年の東京オリンピックを応援する第1段です。雨にもかかわらずデッキに熱心な女性の姿が目立つなぁ…と思ったら嵐メンバーがデザインされていました。嵐ファンは本当に熱心な人が多いです。

 

第1ターミナル

雨も強くなってきたのでビル内に退散し、この時間を使って第2ターミナルへ移動する事にしました。6階の高さから広角側で吹き抜けをのぞいてみます。

 

第1ターミナル

なんと!望遠側で見てみるとへパリーゼの試供品を配っている事がわかりました。手ブレ補正は文字も十分に読めるほどです。

 

第2ターミナル

連絡通路を通り第2ターミナルへと到着しました。ここからフロアの端にむけてズームをかけてみました。

 

第2ターミナル

うわー!本当に壁まで寄っている。しかもAIR DOの文字まで読めます。

 

B777-200 ANA

全日空の機体が集う第2ターミナルデッキです。駐機している旅客機は従来のコンパクトカメラでも十分撮ることはできました。

 

B767 ANA

前に使っていたS8200も14倍光学ズームを誇っていましたが、ここまで寄ることはできなかったと思います。

 

B777 ANA

もうほとんどモノクロ写真のようですね。これは晴天の時の発色も確認したくなってきました。

 

B777 ANA

タキシングは速度も遅いのでシャッター優先やマニュアルでなく、プログラムモードで十分かも。

 

B777 ANA

旅客機の操縦席の窓は透明度があまりよくありませんよね。角度が悪いのかな。

 

B767 JAL

灰色の空間に白い機体はちょっと厳しいですね。ピントが若干ボヤっとしていたものの少しレタッチすると見られるくらいには救えるようです。

 

B777 AIR CANADA

D滑走路を使用する機体のタキシングも十分に範疇に入ります。これはS8200では全く話になりませんでした。アクアラインの通気口、通称風の塔もうっすらと見えます。

 

B787 ANA

第2ターミナルデッキからD滑走路へアプローチする機体も十分B787だと判別できます。

 

A320-200 Star Flyer

スターフライヤーの搭乗口は最も端にあるボーディングブリッジかバス移動での搭乗となるので撮りづらいエアラインと言えます。

 

A320-200 Star Flyer

海側のC滑走路からA滑走路へと渡る誘導路を進むスターフライヤー機。従来のコンパクトデジカメでは諦めていた構図です。

 

A320-200 Star Flyer

湾岸高速や信号を絡めた風景は普通の空港写真と一味違いますね。

 

B787 ANA

実は空港でのエアライン撮影に一眼レフを使ったことがほとんどありませんでした。一眼のレンズ口径はフェンスに通すのも少し苦労しますが、コンデジはその心配がありません。

 

B737 ANA

この構図の主役はトーイングカーの方です。

 

B777-200

グレーの海をバックに離陸するJALのB777。写真の鮮やかさはないものの、こういう落ち着いた色合いも嫌いではありません。

 

A320-200 ANA

機内荷物の搬入中です。晴れたらもう少しピントがシャープに出るのかな。

 

B737 ANA

肩を並べるANAの機体。サイズが違うので重なることもなく上手く構図におさまってくれました。

 

B737 ANA

最近のカメラのお楽しみとして、撮影データのレタッチ機能があります。まずはこれがオリジナルです。

 

B737 ANA

クロススクリーンを使うとライト等の灯が十字のように輝きます。昔はレンズにクロスフィルターを装着していましたが、いまやデジタル処理でできるとは。

 

B777 ANA

続いてはアンチコリジョンライトの点滅の瞬間を押さえた1枚でレタッチをテスト。

 

B777 ANA

極彩色。ブルー系や赤いライトが鮮やかに強調されています。

 

B777 ANA

絵画調。これはお遊びですね。

 

B777 ANA

ローキー。露出アンダー気味の補正ですが、ちょっと暗すぎですね。

 

B777 ANA

クロススクリーン。見事に発光部分がクロスになっています。

 

B777 ANA

硬調モノクローム。

 

B777 ANA

セピア。

 

第2ターミナル

以上、新しく購入したコンパクトデジカメのロケーションテストでした。NIKONでの最新機種はS9900というカメラが出ていますが、バリアングルモニターを採用したためにかなり分厚くなってしまい、スーツのポケットに入れて歩くにはちょっと不向きでした。その点でこのS9700は出張にも最適です。

 

しかしこのカメラ、2014年2月27日発売という事ですから1年半もしないうちに製造終了となっています。おそらく市場在庫からも徐々に姿を消していくと思うと実にもったいないですね。

 

…すっかり空港撮影ばかり考えていましたが、本来の目的は子供のテニスの試合を撮るためでした。

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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