 2015年2月24日 航空自衛隊 百里基地
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| 会社の代休が取得できたため平日の百里基地へ展開してきました。事前にアグレッサーが巡回指導で飛来している情報を得ており、仕事の都合もこの日しかないというピンポイントでした。天気予報は曇り後晴れと味方してくれそう！…と期待して早朝から出発したもののグレー色の空に悩まされてしまいました。でも収穫も多く行った甲斐はありました。 
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F-15J イーグル
朝の7時頃に百里基地に到着しました。予報では北風、日中は南風という事だったのでまずは北側のコンビニ周辺のポイントへ行く事にしました。予想通りR/W03上がりだったので離陸シーンを見る事ができましたが、計算違いだったのは予想以上に曇り方が重い事でした。
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F-15DJ イーグル
1stでは4機のF-15が離陸しました。まずは095号機です。最近はデジタル技術の発達により黒くつぶれた画像でもなんとか色を救済する事ができますが、実際は肉眼でみてもすぐには通常塗装と区別がつかないような状態でした。
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F-15DJ イーグル
続いて096号機が離陸しました。一部には明るめの色を使っているせいか曇った空気の中でも比較的よく視認できたと思います。低視認性という意味ではあまりよくない塗装色かもしれませんね。
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F-15DJ イーグル
人気の091号機、この塗装は息が長いように思います。この写真ではもう難しい状態ですが黒と緑で塗り分けされています。暗めの色の組み合わせですがこいつは実に格好いいです。
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F-15DJ イーグル
4機目は068号です。ブルー系の識別塗装は過去何度も出現していますが、どれも決定的な人気色にはつながっていないように思います。数日前にド派手な離陸を披露し、ネットを騒然とさせてくれました。私を含めその再現を期待した人も多かったと思いますが、さすがに低すぎたこともあるでしょう。また視界も良くないことから比較的大人しい離陸でした。
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F-15J イーグル
着陸機を追いかけて基地南側のポイントへ移動しました。写真はアプローチしながらもゴーアラウンドを決めた875号機です。周辺にはカラスの群れがいたためバードストライクの危険性を避けたのかもしれません。
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RF-4E ファントム��
ランウェイには偵察型のファントム二機がスタンバイし、アフターバーナーを焚いて離陸しました。
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T-4
どの空自基地でも比較的よく見られるT-4ですが、練習機にしては格好いいですよね。写真には撮れませんでしたが、こちらの機体は浜松の第32飛行隊の機体でした。
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F-4EJ改 ファントム��
曇り空のため光線状態も悪いのですが、翼端からストレーキが出ていることわかるように湿度も高いコンディションでした。
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F-4EJ改 ファントム��
本来は正面に近いアングルが好きなのですが、横を撮影できる場所へ立ち位置を変更しました。すると横からの撮影ではけっこう色が鮮やかに出ているではないですか。曇り空での光の当たり具合は試行錯誤が必要ですね。
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F-15DJ イーグル
いよいよアグレッサーが降りてきました。トップは私も大好きな091号機から。この機体ダイキャストモデルで発売して欲しいと思います。
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F-15DJ イーグル
上の写真をトリミングしたクローズアップですが、後席から手を振ってもらっている事がわかります。最近の自衛隊の隊員さん達はフェンス外のギャラリーにもコミュニケーションを取ってくれるのが嬉しいです。
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F-15DJ イーグル
2番手は068号機が降りてきました。アグレッサーの機体にはドロップタンクにも固有の塗装が施されていますが、交換が必要の際には融通が気かなそうです。
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F-15DJ イーグル
茶色の識別塗装は以前もみられましたがこの095号機は青い塗装が加わっています。色彩的には珍しい組み合わせですね。ドロップタンクの色が間に合わせのようにも見えました。
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F-15DJ イーグル
三色カラー識別塗装の096号機です。こちらも複雑な塗装パターンなので作業は大変だろうと思います。上の095号機同様に動翼部分は塗装を避けているようです。
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F-15DJ イーグル
096号機をお見送り。薄くなってしまったのは残念ですが翼端からはストレーキが伸びていました。この南側のポイントでも撮影者は50人位いたと思いますが、私も含め平日休みを取ることができる人はある程度限られてしまいます。仕事の事前調整と天気予報とのにらめっこですから…。
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RF-4E ファントム��
1stが帰ってきたところで基地内の様子を確認すべく、茨城空港内の公園へと移動しました。アラートハンガー前は既に満車で駐車もできず、このために買った3段の脚立はデビュー戦を飾ることができませんでした。
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RF-4E ファントム��
茨城空港ビルの横にある、ファントムが展示されている公園には小高い丘が設けられており、数名であればそこから敷地内を見学することができます。ちなみにエプロンにいるアグレッサー機はキャノピーが閉じられていました。天気は悪いものの着陸シーンを見られただけでもよしとしましょう。
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F-15DJ イーグル
空港公園からのポイントはR/W03のエンド寄りとなります。この日は白い空気と枯れた樹木のため、寒い北国のような雰囲気となりました。基地と空港のフェンスの間には人が入れるスペースもあるようですね。今度行ってみたいと思います。
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F-15J/DJ イーグル
お昼の少し前に見られた2ndピリオドは百里基地の機体のみで、アグレッサーはお休みでした。計8機のイーグルがラインナップを行い、普段であればこれだけでも大興奮のはずです。
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F-15J イーグル
2ndの第二陣のラインナップです。一番奥には見慣れない青い機体が確認できますが、これも今回百里基地に来たかった目的の一つです。巡回指導の時期はギャラリーが多いこともあり出番は増えているのではないでしょうか。
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F-15J イーグル
「青梅」の愛称で話題になっている記念塗装機を無事に拝むことができました。特別塗装機は期間限定のため、数少ない機会の中で見られたことは大変幸運だと思います。
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F-15J イーグル
背面には大きな梅のマークが描かれていますが、これは第305飛行隊が好むデザインです。他にも第302飛行隊でもファントムの特別塗装機が出現していますが、この日はエプロンにもその姿を現しませんでした。
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A320
昼休みで間が空いたので北門ポイントにも移動してみました。茨城空港ではすっかりお馴染みの中国のLCC春秋航空が着陸しました。
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T-4
第302飛行隊のT-4が離陸するも、エプロン上のF-4EJに動きは見られず。若干静かな時間帯が続きます。
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T-4
離陸機はもっと高度が上がってしまうかと思いきや、真横を撮るには最適な位置でした。私はその時いませんでしたが、この日はファントムのタックデパーチャーも見られたそうです。
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F-15J イーグル
2ndで飛び立った8機のイーグルのうち、「青梅」が一足先に戻ってきました。北門ポイント周辺から着陸後に減速した姿を撮ることができました。この特別塗装機はせっかくに大作ながら、一般公開などのお披露目の場に恵まれませんでした。とても勿体無い話です。
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F-15J イーグル
飛び立った8機のイーグルが戻ってくるという事で、再び南側のポイントへと移動し着陸機を撮影しました。3本タンクというフェリー形態でしたが重量感が増して見えます。
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F-15J イーグル
こちらはセンタータンク１本の通常よく見られる形態です。高い機動力を誇るイーグルのいつも見慣れたスタイリッシュな姿です。
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F-15J イーグル
南側のポイントは場所も開けているので撮影には適したポイントです。ただし、ふとどこからか肥料のような匂いが漂ってくる事があり、昼食をとる際には細心の注意が必要かも。
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T-4
TAC部隊が常駐する基地ではT-4のタッチ＆ゴーはよく見られる風景です。それでもカメラを向けると後席からお手振りをいただける事があります。
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A320
春秋航空が離陸のためにタキシングしてきました。基本的に民間機は空港ターミナルに近い西側滑走路を利用しています。空港ビルの「IBARAKI」の文字が見えるタイミングでシャッターを切りました。
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F-15J イーグル
再び茨城空港の敷地内へ移動しエプロンの様子を確認しました。この日は自分としては珍しく、目まぐるしく撮影場所を変更しました。
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F-15DJ イーグル
おっと！アグレッサーのキャノピーが開いているし、エンジン音も聞こえてくるではないですか。このままここで撮影を続けてもよかったのですが、やはりアグレッサーは上がりと捻りを撮りたいと思い急いで北側へと移動を決めました。
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F-15DJ イーグル
大急ぎで場所を移動し、再びセブンイレブン周辺のポイントへ。なんとか離陸時間に間に合うことができました。青空とは言い切れないものの天候は回復してきており、いくらか青みが出てきました。
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F-15DJ イーグル
派手ではなかったものの大好きな091号機が背面を見せてくれました。どうも基地の敷地を出てから捻りを行うようで次回は思い切ってもう少し立ち位置を変えてみたいと思います。
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F-15DJ イーグル
この日一番の捻りを見せてくれた096号機です。ありがとうございました。
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F-15DJ イーグル
アフターバーナーも他の機より長めに焚いてくれていたようです。やはりギャラリーから見られているという意識はあると思いますが、我々も納税者ですから「魅せてくれる」というのは必要だと思います。
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F-15DJ イーグル
ここでアフターバーナーをカット。残念ながら透明感はなく霞んだ空気ではありましたが灰色一色ではない写真が撮れたのは素直に嬉しかったです。
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F-15DJ イーグル
捻りがちょっと遅かった068号機。背面の見せ方は識別塗装の派手さと比例するのでしょうか。
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F-15DJ イーグル
捻りのなかった088号機です。
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F-15DJ イーグル
ひたすらストレートで高度を上げていった新色098号機。
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F-15J イーグル
飛んでいったアグレッサーの着陸を押さえるべく、三度南側のポイントに移動しました。エンドにはアグレッサーに挑む305sqのイーグルたちの姿がありました。
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F-15J イーグル
数少ないオーバーヘッドアプローチでした。
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F-15J イーグル
機体の左舷を撮影しようと丘を下った場所へ移動。ファインダーを除いていると「あれ、予想と違う角度を向いているのは何故？」。当機は意表をついてウェストランウェイへと着陸してしまいました。
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F-15J イーグル
これはまずい、逆光です。百里基地は滑走路が2本になった事で利点も多いのですが、西側の滑走路を使われてしまうと立ち位置を誤ってしまうというリスクも生まれました。
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F-15J イーグル
狙うはアグレッサー機ですので逆光だけは避けたいところ。一時期は心理的に混乱してしまいましたがウェストランウェイへの着陸は一時的なものでした。後続のイーグルは再びメインランウェイに降りていきました。
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F-15J イーグル
丘の下からの撮影ですが思ったよりも高度差があったようで、かなりお腹しか撮れませんでした。またここにきて少し陽が出てきました。途中で投げて帰らずによかったと思った瞬間です。
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F-15DJ イーグル
きました！アグレッサー。正面からみると通常塗装機を見分けがつきませんね。
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F-15DJ イーグル
各機のアプローチコースによっては迫力ある姿が狙えるのでは？と期待しましたがどうやっても見上げ気味のアングルになってしまう事がわかりました。
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F-15DJ イーグル
アグレッサーは背中が有名ですが、なかなかお腹をゆっくり見る機会も少ないな…と思いました。よくみればドロップタンクは左右で違う色でした。
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F-15DJ イーグル
斜め手前からのツッコミを狙いたいところでしたが、立ち位置失敗でした。
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F-15DJ イーグル
あぁ、格好よすぎる…091号機。またいつかこの機体の有志に会いたいです。
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F-15DJ イーグル
見上げ気味のアングルはやめて、機体との距離をあけて横顔撮りに作戦変更です。088号機は識別塗装もちょっと目立たないな…と思っていましたが、このブルーと白の色彩はよく見るととても綺麗です。塗り分けパターンがちょっと半端なのが残念です。
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F-15DJ イーグル
新作は意外とあっさり。色はグレー1色のみで塗装面積も多くありません。どこかの空軍が採用した迷彩だと言われても信じてしまうかもしれません。
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F-15DJ イーグル
この日、最も多くの見せ場を提供してくれた096号機には感謝です。アグレッサーの着陸を見届けて家路につく事にしました。
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F-15DJ イーグル
今回は晴天に恵まれたのは1日くらいで、あとはほぼ曇天という天候に恵まれなかった巡回指導でした。あまりの曇りっぷりに一時はどうしようかと落胆しそうになりましたが結果的にはかなり楽しませてもらった1日でした。
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スケジュール（パンフレット）
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