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2015年10月25日 航空自衛隊 百里基地 航空祭

2年ぶりに開催された百里基地航空祭。今回は岐阜基地、築城基地と開催日が重なってしまい航空ファン達はどこに行くべきが大いに迷ったことでしょう。注目のブルーインパルスは築城に参加が決定しており、百里は地元飛行隊が大暴れるのでは?と期待されましたが話題性の少ない航空祭となりました。第305飛行隊が入田原基地へ移動する事が決まっており、百里では見納めとなる航空祭でしたが、セレモニー的な演出もなく物足りなさが感じられました。

RF-4E ファントム

百里、岐阜、築城の3基地で同日開催された今回の航空祭。残念ながら百里基地の話題は乏しく、この洋上迷彩ファントムの登場くらいでした。南側から入って会場すぐの場所に展示されていたため更に注目を集めていました。

 

F-2A

同じく洋上迷彩のF-2は三沢基地から第8飛行隊が参加。同隊は築城基地への移動が決定していますが、数年後には百里基地にF-2が配備されるという噂も出ています。

 

KC-767

小牧基地より参加したKC-767空中給油機。岐阜航空祭では空中給油のデモや超絶低空飛行などで魅せてくれたそうですが百里では残念ながら地上展示のみでした。

 

F-4EJ改 ファントム

ハンガー内に展示されていたファントム、奥にはイーグルの姿も見えます。この隣にあるハンガーではコックピット見学等が行われており1時間待ちの行列ができていました。

 

T-4

天候偵察に飛び立つ第302飛行隊のT-4。天候については偵察するまでもなく快晴で間違いありません。このフライトは周辺道路の渋滞状況などを確認する目的もあるようです。

 

F-15J イーグル

戦闘機部隊の大移動により、百里では今回で見納めとなる第305飛行隊。素晴らしい青空に恵まれた事は何よりのプレゼントでした。

 

F-4EJ改 ファントム

部隊大移動では305sqのイーグルが新田原へ移動し、その逆に新田原の301sqのファントムが百里にやってきます。501sqの偵察型を含め、日本中のF-4ファントムが百里基地に集中配備される事になります。

 

U-125A

50周年を記念してワンポイントが描かれた記念塗装機です。拡大しないとわかりづらいですがフクロウのデザインです。

 

F-4EJ改 ファントム

おそらくこの3機種が並ぶ百里基地ならではの風景が見られるのもこれが最後になるでしょう。

 

F-15J イーグル

この日のアクティブR/Wは03でした。北側へ離陸していく機体が見たかったため、エプロン会場エリアより北側の芝生エリアを撮影ポイントに選びました。抜けるような青空へ気前よくハイレートで駆け抜けていきました。

 

F-4EJ改 ファントム

撮るぞ、撮るぞと狙っていたスプレッドアウトですが残念ながらイマイチな結果に。もっと距離をとって遠くから望遠で寄るべきでした。これは本当に難しい被写体ですね。

 

F-15J イーグル

午前中にF-15の機動飛行が行われました。離陸してすぐに左旋回を行い、基地西側へと抜けていきました。午前中は逆光ですが午後の展示飛行でこれを西側から撮影したら迫力ある写真が撮れることでしょう。

 

F-15J イーグル

F-15の機動飛行ではなかなか会場側に背中を見せてくれませんでした。最近のデモフライトのトレンドはいかに背中を美しく見せるかといっても過言ではありませんが、今回の305sqの展示内容からはその工夫は残念ながら感じられませんでした。

 

F-15J イーグル

筑波山と梅マークが重なる風景も今後は簡単に見られなくなると思うと寂しいものがありますが、その代わり筑波山のカエルが帰ってきます。

 

F-15J イーグル

観客に向けて手を振ってくれた305sqのパイロット。しかしスロットルとステアリングを両手で操作する航空機で手を話すことは意外と大変だそうです。もっと感謝しないといけませんね。

 

F-15J イーグル、F-4EJ改 ファントム、RF-4E ファントム

百里基地に所属する3飛行隊による異機種編隊。高度は結構低めに感じましたが大型の戦闘機なこともあって迫力を感じることができました。

 

RF-4E ファントム、F-15J イーグル、F-4EJ改 ファントム

2度目の航過は3機ずつに分かれて行われました。第1編隊はRF-4がリーダーとなってダーティー形態でのローパスを行いました。

 

F-4EJ改 ファントム、RF-4E ファントム、F-15J イーグル

第2編隊はF-4EJがリーダーとなり、ハイスピードで通過していきました。ギアが閉じていることでスピード感がわかります。

 

U-125A、UH-60J

第3編隊は救難飛行隊の異機種編隊が通過しました。ヘリの速度に合わせる必要があるのでどうしてもU-125Aは低速で飛行する必要がありますね。

 

F-15J イーグル

航過飛行を終えた機体は高速で進入し、コンバットピッチで着陸態勢へと移行します。その祭に見せた背中はこの日一番の好アングルとなりました。

 

F-4EJ改 ファントム

午前中に行われた2機のファントムによるデモスクランブル。可能な限り早く離陸して領空へ向かうスクランブルでは、アフターバーナーを使ったインディビジュアルで飛び立ちます。

 

F-4EJ改 ファントム

スクランブルでは脚が離れたらはやい時点で高度を稼ぎ、その後目的の方位に機体を向けて飛行します。戦闘機が最も格好よく見えるシーンの一つですね。

 

F-4EJ改 ファントム

デモスクランブルを行ったファントムは、その後空対地射爆撃のデモへ移行しました。会場上空を何度も旋回するこの展示は、飽きはくるものの撮影チャンスが多いのがメリットです。

 

F-4EJ改 ファントム

会場に背中を向けて旋回するファントム。光線状態と旋回コースを考えると北寄りがベターでしたが、これは前日に予習していたことが間違いなく参考になっています。

 

F-4EJ改 ファントム

地上へと戻ってきたファントムへ手を振る観客たちの姿。今年は安保反対の過激な映像ばかりが目立ちましたがこういう風景がある事も知っておいて欲しいものです。

 

RF-4E ファントム

地を這うような低空飛行で離陸するRF-4E偵察型ファントム。低さを強調するために敢えて観客の姿を多めにしてみました。

 

RF-4E ファントム

できることであれば洋上迷彩のファントムを飛ばして欲しかったところですが、このあたりのファンサービスの違いが百里と岐阜のファンに対する姿勢の違いを表しているような気がします。

 

RF-4E ファントム

戦術偵察はスピードが速く、戦闘機の撮影を始めたばかりの頃は対応できずにはみ出してしまう事がほとんどでした。

 

A320 春秋航空

午後は西側が順光になるので、昼休みの時間を利用して西側駐車場へと撮影場所を変更しました。しかしここでまさかのランウェイチェンジ…。

 

F-4EJ改 ファントム

午後に行われたファントムの機動飛行は春秋航空を離陸させ空域を確保した上で行われました。残念なことに南向きへの離陸に変わってしまい、スプレッドアウトは見送るだけしかできませんでした。

 

F-4EJ改 ファントム

頭上を通過するファントムを縦構図で。機体に下側にも光があたっており、撮影条件としては申し分ない状態だっただけに風向きの変化が悔やまれます。

 

F-4EJ改 ファントム

ファントムは本来の退役予定を大幅に延長し、大変苦労しながら運用をおこなっています。いまだに現役で飛行しているファントムを写真に収めようと、海外のカメラマンの姿も多くみられました。

 

F-15J イーグル

イーグル2度目の機動飛行です。内容は午前中と同様でしたが期待していた離陸方向と違ってしまいガックリきました。離陸後の旋回でこちらに向かってきていたとしたら、どのようなシーンが見られたのでしょうか。無念です。

 

F-15J イーグル

百里では今年で最後となってしまう第305飛行隊の展示飛行。本来であればもっとセレモニー的な雰囲気に溢れているものと思っていましたが、デモフライトもあっけなく終わってしまい物足りない印象が強い百里でした。残念な部分はありましたが第305飛行隊には入田原でも是非頑張っていただきたいと思います。しばらくは関東でF-15を見るのも難しくなると思うと最後に晴天の下でその勇姿を見られたことはやっぱり幸運だったのでしょうね。

 

 

スケジュール(パンフレット)

08:30 航過飛行 T-4

08:55 機動飛行 F-15

09:30 航過飛行 F-4、F-15、RF-4、U-125、UH-60

10:00 捜索救難展示 U-125、UH-60

10:30 デモスクランブル F-4

11:00 空対地射爆撃 F-4

11:50 戦術偵察 RF-4

12:30 チアダンス(水戸商高校)

13:30 機動飛行 F-4

14:00 機動飛行 F-15

 

 

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