2015年9月5日 呉湾クルーズ
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大和ニュージアム10周年記念企画という謳い文句にのせられて、予定していなかった呉湾クルーズに参加してしまいました。予定していた「アレイからすこじま」へは行けなくなりましたが十分に楽しめました。呉は官民揃った共存関係が築かれていると感じることができます。 
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SS579 あきしお
予定外の出費でしたがせっかくなので呉湾クルーズに参加してみました。参加費は1600円と中では高めの設定だったらしく、艦艇を見学するだけであればもっと安いツアーもあったようで、自分の下調べの悪さはいつも反省しています。海上自衛隊呉資料館のシンボルである「あきしお」の姿を見ながらクルーザーに乗り込みます。
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呉湾クルーズ
クルーザーはかなりのスピードで進むことができるのでちょっと驚きました。最初のツアーは10時からなので、9時開館の大和ミュージアムを軽く一回りしたあたりで参加するとちょうどいい感じでした。
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呉造船工場
呉港は鎮守府が置かれた軍港である事に加え、高度な軍艦造船技術や海上自衛隊の教育拠点ともいえる江田島があるなど、軍港としての側面が非常に濃く見えます。さらにはあの「戦艦大和」を建造した地として有名です。
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呉造船工場
クルーズ序盤は造船所で建造中の船などを見ることができました。
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呉造船工場
この船は何でしょうか?かなりの大きさがあり。護衛艦のような配色にも見えます。
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DD-106 さみだれ
しばらく進むと係留されている護衛艦群を見ることができます。まずはむらさめ型6番艦「さみだれ」の後ろ姿が見えてきました。
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五月雨
艦これに登場する五月雨さんです。
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DD-106 さみだれ
護衛艦に近づくとゆっくりと艦艇を見学できるようにクルーザーは微速に切り替えてくれます。
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DD-106 さみだれ
護衛艦に近づいて見られる事は嬉しいのですが、艦艇は大きいため広角レンズが欲しいところです。
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DD-106 さみだれ
少し離れたところから望遠側で撮影しています。一つ上の写真に比べると、圧縮効果により少し胴体が縮まって見えます。どちらがいいかはお好みですね。
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LST-4002 しもきた
おおすみ型輸送艦の2番艦「しもきた」です。艦艇の奥に山の斜面にある住宅地が見える点がこのクルーズを利用する醍醐味かもしれません。
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DD-105 いなづま、TV-3518 せとゆき
埠頭の数に対して艦艇の数が多いため複数の船を並列に並べておく、いわゆるメザシ係留という方法がとられます。TV3518せとゆきの乗員は一旦DD105いなづまを経由して上陸します。
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雷
艦これの電さんはこんな感じです。
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ATS-4202 くろべ、ATS-4203 てんりゅう
練習艦として活躍する「くろべ」と「てんりゅう」。てんりゅうの方は以前、観艦式でお目にかかっています。
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天龍
艦これに登場する天龍さん、軽巡洋艦です。
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TV-3518 せとゆき、DD-105 いなづま
「せとゆき」は2012年に練習艦に種別変更されているそうです。
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DE-234 とね
あぶくま型護衛艦、6番艦です。旧海軍から数えると「とね」としては三代目になるそうです。
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利根
艦これの利根さん、改二バージョンです。
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DE-234 とね、DD-105 いなづま
二隻が並んで係留されていますが、その大きさの違いがよくわかります。
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SS
潜水艦が係留されている埠頭に近づきました。潜水艦は艦番号が視認できないので艦名を特定することが難しいですね。
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DE-229 あぶくま、DE-232 せんだい
手前左側からあぶくまとせんだいが並びます。海上自衛隊の護衛艦名の多くは帝国海軍で使われた艦名を引き継ぎ、平仮名で表記されます。
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阿武隈、川内
艦これの阿武隈さん、川内さんです。
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SS
潜水艦の姿は、アレイからすこじまという湾に面した小道から眺めることもできるそうです。最初はそこへの移動を計画していましたが、循環バスがなかなか到着しなかったため諦めました。
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SS
潜水艦を近くに見ることができます。クルーザーから旗を降ると隊員さんが手を振り返してくれます。
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SS
潜水艦の進化のひとつに舵の形状があります。こちらの舵は”+”の形状をした従来型ですが、新型は”×”のX型が採用されています。これは海底に着底する際に万が一の破損を防ぐ効果があるそうです。
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SS
呉は軍港としての街を観光資源として活用しています。このクルーズをはじめ、呉を解説してくれるボランティアの人達が各所に配置されており、観光地としての取り組み姿勢には感心するものがありました。
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SS
潜水艦で思い出すのはやはり「沈黙の艦隊」でしょう。潜水艦という兵器の特殊性は実に奥が深く、秘匿性が高いためスペック等は非公開の軍事機密が多く含まれます。
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DE-234 とね
従来型の汎用護衛艦です。最近はイージス艦や全通甲板のヘリ空母など派手な護衛艦が増えていますが、汎用護衛艦もあきづき型へと進化をみせています。
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SS
ガイドさんの説明では、土曜日としては珍しく係留されている艦数が少ないそうです。数日前に中国が盛大な軍事パレードを開催したおかげでしょうか…ね。
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SS
海上自衛隊では潜水艦の装備数を増やす方針だそうです。潜水艦での生活は過酷を極める特殊業務であるため、サブマリナーの育成や係留地の確保など忙しくなることでしょう。
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SS
潜水艦は海底に潜む脅威です。敵に居場所を知られずに「存在していること」が洋上艦において最大の脅威となります。そのためクルーは家族にも行き先を教えないとか…すごい仕事です。
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AOS-5202 はりま
ひびき型音響測定艦の2番艦…といっても初めて知りました。潜水艦は1艦づつ異なるという「音紋」を称号して艦名を特定するといいます。そもための支援艦でしょうか。
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警固屋音戸バイパス
クルーズは護衛艦係留を離れ、二本の橋をくぐるコースへと進みます。正直これは自分にとってはあまり必要なかったかな…と。
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TV-3518 せとゆき、DD105 いなづま
湾内クルーズは予定外でしたが参加した甲斐はあったと思います。ちなみに呉市内を循環する観光用のバス「くれたん」号というものがありますが、これがなかなかやってきません。限られた時間で回ろうと思うと不便に感じました。アレイからすこじままでタクシーを使う手もありましたが交通費がかさむため、このクルーズのみで護衛艦見学は終了する事にしました。
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DD-106 さみだれ
呉基地では事前申し込みが必要ながら毎週日曜日に艦艇公開を行っているそうです。どの艦が公開されるかはお楽しみのようです。これは羨ましい、横須賀でもやってくれませんかね。
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本日在泊艇
呉の観光には海上自衛隊が全面的に協力しています。見ただけではわからないであろう潜水艦についても具体的な艦名を表示して紹介してくれます。
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呉湾クルーズ
私が参加したクルーズのポスターです。つい戦艦大和と10周年記念という謳い文句で飛びついてしまいましたが、内容を吟味すると護衛艦のみを短時間で効率よく、かつ安く済むコースもあるので、護衛艦中心派かつ計画性のある方は事前によく調べた方がいいと思います。
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スケジュール(パンフレット)
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