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20150919

陸上自衛隊

立川飛行場

防災航空祭


JGSDF

Tachikawa Airfield

RJTC

20150919

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2015年9月19日 陸上自衛隊立川駐屯地 立川防災航空祭 

横田基地の友好祭に向かう電車の中、事前情報を集めていると同じ日に立川駐屯地で防災航空祭が行われる事に気づきました。立川駐屯地は横田基地に近いものの今まで行ったことがなく、横田友好祭は何時に入っても変わらないだろう…と考え、午前中は立川へ向かうことに急遽作戦変更しました。数日前に発生した関東・東北豪雨における救助の活躍も記憶に新しく、大変興味深いイベントです。

立川駐屯地 防災航空祭

陸上自衛隊の立川駐屯地はJR立川駅から徒歩20分の位置にあり、国営昭和記念公園に隣接しています。ゲート付近では数日前に可決された安保法案に対する反対派と賛成派の姿も見られました。

 

UH-1J イロコイ

会場から離れた芝生エリアに駐機する1機のUH-1。何かありそうだと思い待っていたところVIPが搭乗。

 

UH-1J イロコイ

基地の敷地内という短い距離ですがイベント会場中央へとヘリにて移動します。ヘリに乗ってのVIP登場は陸上自衛隊らしい演出です。

 

管制塔

立川駐屯地は想像したよりも立派な管制塔でした。それもそのはず固定翼機が離発着できる滑走路を有する航空施設なのです。

 

UH-1J イロコイ

オープニングセレモニーにVIP輸送を行ったUH-1。立川駐屯地は緑に囲まれた場所もあり、同機の迷彩塗装は樹木に溶け込む様子がよくわかります。

 

ファンシードリル

防衛大学校の生徒によるファンシードリル。時間と混雑の関係で行進のみしか見ていませんでした。

 

EH101-510 アグスタ式

イタリア製で最大33人が乗れるという大型ヘリ。警視庁航空隊が保有し過去2回、天皇皇后両陛下のお召し機として利用されたそうです。

 

OH-1 ニンジャ

陸上自衛隊からは観測機OH-1が地上展示。コックピット横にはタラップが用意されハイアングルから眺めることができます。

 

UH-1

お隣の横田基地からは米軍機が参加。本来の横田基地でも友好祭が開催されているはずですが、まさかこちらに出向いているとは驚きでした。

 

LR-2 ハヤブサ

陸自が保有する貴重な固定翼機。先代のLR-1に比べると塗装はビジネス機のようで偵察よりは連絡、輸送任務を主に担当すると思われます。

 

OH-6D、UH-1

ハンガー内で見られた機体。左のOH-6はローターが外されていました。

 

AH-1S コブラ

北側の芝生エリアには陸自の回転翼機が駐機しています。このような運用ができるのはタキシングが不要なヘリらしい運用ですね。

 

AH-1S コブラ

ローターを固定していたカバーやロープを取り外す隊員達。フライトが近付いてきている事がわかりました。

 

AH-1S コブラ

つい1週間前に鬼怒川の氾濫など甚大な被害をもたらした関東・東北豪雨が発生。逃げ遅れた被災者に対しヘリによる救助が大変活躍しました。引き続け派遣要請が出ているため編隊飛行はキャンセルとなりましたが仕方ないところでしょう。被災者を乗せられないAH-1Sは予定通りこちらに参加。

 

空挺降下

高度1500mという高さから第1空挺団の4人が空挺降下を披露。この高さだとヘリの音はすれども姿はなかなか見えず…というものでした。

 

UH-60J

陸海空の自衛隊で採用されている汎用ヘリ。先週の豪雨災害でも救助活動で活躍する姿が報道されていました。

 

SH-60K

海上自衛隊からは対潜哨戒ヘリが参加。当機は潜水艦を探すだけでなく洋上でのレスキュー活動も担っています。

 

新体操演技

駐屯地という場所や防災の観点から関係性がよくわかりませんが、東京女子体育大学の生徒による新体操演技が毎年行われているようです。若い女生徒である上に競技用演技ということで撮影は厳禁です。撮影は監視され、発見された場合データを消去すると強い口調でアナウンスがありました。

 

AH-1S コブラ

エンジン音が聞こえてきたので再び芝生エリアへ移動。離陸準備をしたのは手前のAH-1Sのみでした。

 

AH-1S コブラ

撮影環境はそれほどの混雑はなくロープから2~3列ほどの混雑度。最前列の方のマナーが良く、座って見学されていたおかげで大変助かりました。

 

AH-1S コブラ

浮きました。このようにエプロンでなく芝生の上の運用をみると、ヘリらしく前方展開基地のような雰囲気が出ますね。

 

AH-1S コブラ

陸自のヘリに採用されている迷彩。日本に地形を研究した結果との事で、特に深緑色は抜群の再現度です。

 

AH-1S コブラ

機首を転換して滑走路へと向かいます。エンジン始動した3機のうち、フライトを行ったのは2機のみでした。おそらく1機は予備機だったのでしょう。

 

AH-1S コブラ

写真の色再現はディスプレイ特性によって異なるのが悩ましいですが、iPhoneの画面でみると実によく溶け込んで見えます。

 

AS3322L1 スーパーピューマ

手前の赤いヘリは消防庁の機体で、その奥には海上保安庁や警察庁のヘリが見られます。異なる組織が協力するのもこの防災航空祭の大きな特徴といえるでしょう。

 

AS3322L1 スーパーピューマ

消防庁が保有する2番機「ひばり」です。機体は1機毎に紹介され、機体をグルリと1回転されて来場者に挨拶を行います。

 

EC225LP

こちらは4号機「ゆりかもめ」です。消防庁のサイトを読むと2番機「ひばり」とは機種名が違うようですが、その区別が私にはつきません…。

 

EC255-LP あきたか

海上保安庁から参加したスーパーピューマ。陸自の立川駐屯地において、飛行展示には海自ではなく海上保安庁が参加していたのは興味深いところ。

 

UH-1J イロコイ

初めていく会場はイベントの進行や航空機の配置などわからない事が多くあります。立川駐屯地は午前中逆光気味なので立ち位置はよく考えなくてはなりませんが、結局気がつけば逆光気味ポジションに立ってしまいました。

 

OH-6D カイユース

自衛隊機の展示は2機のペアによる機動飛行が披露されました。それはまるでダンスを踊るかのような演技でした。

 

OH-6D カイユース

まさにフライングエッグ。空飛ぶタマゴはその機動性の高さを遺憾なく発揮してくれます。

 

OH-6D カイユース

スピードを殺して急速反転する為には機首を上げて急上昇し、運動エネルギーを減少させます。その後高度を下げることで位置エネルギーを運動エネルギーに変換します。

 

OH-6D カイユース

2機がクロスした瞬間ですが残念ながらド逆光でした。

 

AH-1S コブラ

機種別の飛行展示のトリは2機のコブラが務めました。まずは揃って頭を下げてご挨拶。

 

AH-1S コブラ

配備されてから30年以上が経過するコブラ。後継機AH-64Dは当初予定より大幅に機数を削減されてしまい、対戦車ヘリの存在自体が問われています。

 

AH-1S コブラ

軍事アナリストの解説では対戦車ヘリの必要性は機数の問題だけでなく、保有している、していないだけで相手は戦略に組み込まざるを得ず、その抑止力こそが最大の導入効果だそうです。

 

AH-1S コブラ

2機はチェイスするかのように時計まわりで様々な機動をみせてくれました。

 

AH-1S コブラ

立川駐屯地のすぐ横には大きなマンションが隣接しています。あのマンションのベランダからはどのような風景が見られるのでしょうか。

 

PA-46-310

展示飛行が一旦終了したので地上展示機の撮影を再開。この機体は赤十字が所有しているそうです。

 

セスナ172P

こちらも赤十字が所有するセスナ機です。

 

OH-6D カイユース

後半は災害救助活動展示が行われます。前週に関東・東北豪雨が発生し、大規模な救助活動が行われた直後なだけに、非常に興味深く、意義あるものだったと思います。

災害対策本部の指示により被災地の上空偵察に向かう陸自のOH-6D。

 

緊急車両

被災状況が判明すると消防車、救急車などの緊急車両が現場に駆けつけます。レスキューファンの方にはたまらないでしょうね。

 

CH-47J チヌーク

力自慢のチヌークは通常のルートでは行けない場所でも空輸のよって機動車を輸送することが可能です。

 

EC155-B1 おおとり5

警察は上空からの放送により災害状況のアナウンスや誘導を行います。

 

ベル 412EP

このようなヒーロー的な登場をするかどうかはわかりませんが、自衛隊の十八番と思われたヘリ救難を警察庁も行う事を初めて見ました。やはり色々なイベントに足を運ぶべきですね。

 

AS3653 ドーファンⅡ

警察と同じく消防庁からもヘリからの救助活動が行われます。

 

AS3653 ドーファンⅡ

陸路での進入が困難な場所には空からロープを伝っていく事ができます。しかし前週の災害映像を見たところ、電線などが邪魔をしてヘリが近づくには難しい場所がある事がわかりました。

 

ベル 412EP

警察庁のおおとり5号。こうやって見ると自衛隊以外のヘリも格好いいですね。

 

UH-1J イロコイ

赤い煙があがる目印に陸自のUH-1Jがアプローチします。実際に災害がおきた場合はこのように住宅地の近くに降りることもあるでしょう。

 

UH-1J イロコイ

陸自のヘリから降りてきたのはレスキュー隊員でした。異なる組織が連携する救助活動を初めて見ることができました。これが立川の一番の見どころでしょう。

 

UH-1J イロコイ

レスキューを降ろしたUH-1Jが現場を離脱します。ヘリは人員輸送に救助にと災害時には大活躍する航空機です。

 

救助車両

機動救助隊の車両は珍しく緑色をしていました。

 

救助車両

こちらは要救助者が自動車の中に閉じ込められてしまった設定です。

 

ベル 412EP

緊急輸送が必要と判断された要救助者の救助に向かう警察のヘリ。今回一番印象に残ったシーンがこちら。

 

UH-1J イロコイ

要救助者の緊急輸送を行うために現場に駆けつけるUH-1J。このアングルはとてもスマート。

 

UH-1J イロコイ

赤いユニフォームは災害派遣医療チームDMATのメンバーです。被災地で緊急処置を行った患者を自衛隊に引き渡します。

 

UH-1J イロコイ

患者を病院まで輸送するUH-1J。

 

UH-1J イロコイ

最後に地上からの消火活動が難しい火災に対して、空中からの消火活動を行いました。

 

AS3322L1 スーパーピューマ

陸自のヘリが応急的な消火バケツを装備しているのに対し、消防庁のヘリは機内に水を蓄えることができます。消防庁のヘリだけあってその放水量と効果は陸自よりは上のようです。

 

CH-47J チヌーク

最後のチヌークはなぜか放水せず…故障かな?この風景は福島第二原発の消火活動でも見られ有名になりました。

 

緊急車両

ドラマでも取り上げられて知名度の高いDMAT。Disaster Medical Assistance Teamの頭文字をとった専門性の高い訓練をつんだチームです。

 

地震体験者

学校などにも出張して震度の大きさを体験できる特殊車両。

 

急遽、当日になって思いついた立川防災航空祭でしたが、通常の航空祭に比べるとテーマ性が高く一見の価値があると思いました。しかもヘリの展示飛行のレベルもかなり高いです。

午前中でイベントを見ることができるので、午後からは横田基地の友好祭へと向かいました。

 

 

スケジュール(パンフレット)

09:00~15:00 航空機地上展示

09:00~15:00 防災装備品展示

10:00 航空機エンジン始動 離陸

10:13 オープニングセレモニー

10:28 防衛大学校 ドリル演技

10:50 編隊飛行 上空通過(キャンセル)

10:55 空挺降下

11:02 東京女子体育大学 新体操演技

11:32 航空機 飛行展示

11:45 災害援助活動展示

12:00~13:20 米陸軍、自衛隊 音楽演奏

12:00~14:00 軽装甲機動車 体験試乗

12:30~14:30 大型ヘリコプター 地上滑走

  

 

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