2016年5月15〜21日 ダラス・フォートワース空港
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この度、海外の流通視察研修に派遣され参加することができました。アメリカに渡るのは実に25年ぶり、海外に出るのも10年ぶりでしたので期待3割、不安7割といった感じでした。視察先のテキサス州はミリタリー要素がたっぷりでしたが、お得意先に迷惑をかけてはいけないので今回は大人しい行動を心がけました。

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成田空港 第2ターミナル 集合時間は朝の8時と早めのスケジュールでした。当然ながら1時間ほど余裕をみて早めに到着し、館内見学をしてみました。
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成田空港 第2ターミナル 今回の視察先はテキサス州のダラスからオースティン、サンアントニオの3都市です。1040出発のアメリカン航空AA176便に搭乗します。
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成田空港 第2ターミナル 集合時間までの間、送迎デッキに出てみましたが第2ターミナルは撮影には向いていないようです。スポットにいる機体は機首が隠れてしまい、滑走路を眺める中間にも建造物が邪魔をしてしまいます。
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A330-300 MH/MAS 第2ターミナルからはタキシング中の機体を追いかけるのが精一杯でした。失踪と撃墜という考えられない事件を二つも起こしたマレーシア航空。真相は今も謎ですがいまも健在です。
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A330-300 D7/XAX RW34RへとアプローチするエアアジアX機。着陸を狙うには距離も遠く、ボーディングブリッジが中間地点にあるので撮影向きではありません。
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B777-200 AA/AAL 今回搭乗するアメリカン航空のB777、レジナンバーはN777ANでした。こちらも機首はビルに隠れてしまうのが残念です。
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A320-232 3K/JSA 頻繁にフライトをみかけるLCCの代名詞ジェットスター航空。LCC専用の第3ターミナルにも足を運んでみたいと思います。
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B777-200 AA/AAL いよいよアメリカへと飛び立ちます。出国審査を経て搭乗口へと向かう途中で搭乗機を確認しました。
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B777-200 AA/AAL 成田からダラス・フォートワース空港までは約12時間かかります。実に長い…。
エコノミー席でしかも満席のため身動きするのも一苦労でした。
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B777-200 AA/AAL ダラス・フォートワース空港へと無事に到着しました。日本との時差は-14時間あり、飛行時間と合わせるとほぼ1日遅れとなります。日本では日曜の朝10時に出発し、米国では日曜の朝8時頃に到着しました。
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フリーウェイ R35 今回参加した海外視察はかなりのハードワーク!ダラスに到着するとすぐに視察が開始されました。広大なアメリカ大陸には都市を結ぶフリーウェイが走っており、これがアメリカの生活と経済を支えているといっても過言ではありません。
テキサス州は日本の国土の約1.85倍の面積があり、山がない平野が続きます。広大な北海道が更に大きくなったようなものです。スケール感が違いすぎますね。
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TRADER JOE'S 今回の仕事は米国の流通視察です。米国は流通の最先端とされており、5〜7年くらいで日本に伝わってくるという事でした。視察した感想や世の中の話を総合すると、今後の食品スーパーは食品を買い込みにいくだけでなく、食事をとりにいくファーストフードやカフェの機能が求められてくるようです。それはおまけ程度に設けられたイートインスペースではなく、そこに食べに行きたくなる魅力ある場所でなくてはなりません。
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アラモの砦 視察はかなりハードスケジュールでしたが1日だけ自由時間が設けられました。滞在したサンアントニオ市にはアラモの砦と呼ばれる名所があります。残念ながらここは戦争の歴史の跡であり、人類の歴史には争いがつきもののようです。
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MISSION SAN JOSE 市内刊行で立ち寄ったのは城壁に囲まれた教会でした。城壁に設けられた部屋には無数の穴が開いてあり、そこから銃を打って外敵から身を守っていたそうです。
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サンアントニオ国際空港 5日間の海外視察を終え、日本への帰路に向かいます。帰りはサンアントニオ空港からダラスでトランジットして成田へと戻りました。添乗員さんの話ではここにはロッキード・マーティンの修理工場があるという事でした。サンアントニオ市は三重県と産業連携を結んでおり、そこには航空技術が橋渡しとなっているとの事でした。
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サンアントニオ国際空港 ダラス空港からみれば地方空港という事になると思いますが、なんと3本もの滑走路を有しています。全てが日本とスケールの違いを見せつけられます。近年では航空需要が増しているとの事で施設の増設工事も見られました。
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サンアントニオ国際空港 帰り便は1050発のAA2210便でした。チェックインではカウンターでなくキオスク端末を使ってみましたが決してスピーディーとは言えませんでした。この後、セキュリティチェックを行い出国審査を受けます。テロ対策の強化中ということで靴やベルトも外される厳重警戒でした。
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Embraer ERJ-175 United Express ブラジルのエンブラエル社が製造するジェット旅客機ですが日本ではあまり見かけることがないと思います。
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C-27J SPARTAN ハーキュリーズか…と思っていましたが、よく見るとプロペラが2基しかありませんでした。調べてみるとどうやらイタリアAlenia製のスパルタンのようです。メキシコ空軍の機体です。
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C-130K ハーキュリーズ コメント。
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Embraer ERJ-175 United Express 搭乗時刻まで1時間半ほどありましたので、ここは仕事を離れて滑走路を眺めることにしました。こちらはユナイテッドエクスプレスの機体で、地方路線11社はユナイテッドのために運航している機材だそうです。機体はブラジルのエンブラエル製です。
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SA226-T 小型機の型番は覚えるのが難しいのですが、インターネットの力はおそるべし…です。レジNoからでも情報を見つけることができますし、アメリカにも航空機撮影を趣味とする方のブログがあるので参考情報にたどり着くことができます。
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A320 4O/AIJ インテルジェット航空はメキシコのLCCという事ですが、サービスは決してLCCではないという事でした。メキシコ国内を移動するならこの航空会社が便利のようです。
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Cessna510 セスナ社の双発ビジネスジェットです。サンアントニオ空港では小型機の離発着が数多く見られました。
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B737 WN/SWA ダラスを本拠地とするサウスウエスト航空。サンアントニオ空港において最もよく見られた航空会社です。
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B737 WN/SWA Wikipediaによると「社員第一、顧客第二」という珍しいモットーを唱っている会社だそうです。社員が働き甲斐をもてばサービスも向上するのかもしれませんね。
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B737 WN/SWA サウスウェスト航空機には2種類の塗装パターンが見られました。テキサス州はメキシコに隣接する土地柄、色使いも独特的です。
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S80(MD-80) AA/AAL レトロな印象を受けるアメリカン航空機。国内線を結ぶ機体ですが日本国内ではあまり見られなくなったMD-80で、しかも金属が剥き出しのポリッシュドスキンです。
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S80(MD-80) AA/AAL アメリカの空港ではトーイングカーもどこかアメリカンな塗装でした。
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B737 WN/SWA チェックインからボーディングまで2時間もありましたが、自分にとってはさほど苦になりませんでした。待合室からはガラス越しでの撮影になりますが、目の前をタキシング機が通過するなど撮れるシーンは数多くありました。
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B757 DL/DALタイトル 日本のエアラインには導入されることがなかったB757。生産数はあまり伸びなかったようですがデルタ航空はそのB757を数多く採用しているエアラインだそうです。
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S80(MD-80) AA/AAL ポリッシュド・スキンのメリットはワイルド感だけではありません。塗料が不要になる分重量を軽く抑えることができます。ネットにある資料によればB747クラスで約200kg、3人分くらいに相当するようです。
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B737 WN/SWA 待合室からはちょうどリフトオフの瞬間を捉えることができます。
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S80(MD-80) AA/AAL アメリカの広大な土地では航空機での移動は有効であり、身近な存在だと聞きます。今回の研修ではサンアントニオ空港→ダラス・フォートワースでのトランジットを経て、一路成田へと向かいます。
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ダラス・フォートワース空港 サンアントニオ空港から約1時間のフライトでダラス・フォートワース空港へと到着しました。広大な敷地をもつ空港で着陸してからのタキシングでもかなりの移動量でした。トランジットはA〜Dまであるターミナルを無料で周回するトレインを使って移動することができます。これは素晴らしいシステムだと思いました。
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B757 AA/AAL 移動するトレインの窓からは駐機する航空機の姿を見ることができました。ターミナルビルの外周を移動してくれるのでアトラクションのような楽しさがあります。
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ダラス・フォートワース空港 今回利用したアメリカン航空はここダラスを拠点としています。
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B737-800 AA/AAL 送迎デッキの有無を確認する余裕もないほど詰まったスケジュールでしたが、ここからの眺めはとてもよかったです。できることならもう1周くらい余計に乗っていたかったです。
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B737-800 AA/AAL アメリカン航空は2013年から従来のポリッシュド・スキンから全塗装へと機体のデザインを変更しています。
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Embraer ERJ-140LR エンブラエル社製のジェット機も採用されていました。エンブラエル社のジェット機は日本国内ではあまり見ることができないと思います。
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Embraer ERJ-175LR 航空機異業界ではボーイング、エアバスの二大メーカーが君臨していますが、中・短距離向けに関してはブラジルのエンブラエル社や新規参入を目指す三菱のMRJなど、参入の余地があるようです。
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B787 AA/AAL ボーイングの最新鋭B787も導入されていました。ANAがローンチカスタマーとしてマーケティングに活用したことで日本には馴染みの深い機種となりました。
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ダラス・フォートワース空港 ダラスでは空港見学をしたかったところですが乗り換えの時間的余裕は約30分しかありませんでした。残念ながらお土産調達が精一杯でした。
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B777-200 AA/AAL 搭乗した1310発AA061便です。
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Bellingham 思い起こせば25年も前になりますが、学生時代に半年ほどアメリカにいました。ワシントン州のべリングハムという町でしたがその上空を通過しました。
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B777-200 AA/AAL 残念でしたが団体行動ということで座席は窓側に座ることができませんでした。悔しいことに窓側の多くの人はシャッターを閉めて外を眺めていませんでした。そんなことなら窓側席を選ぶなよ!と言いたくなりました。
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B777-200 AA/AAL 12時間のフライトを経て無事に15時半頃に成田空港へと到着しました。実に多忙な1週間でしたがとてもよい経験になりました。
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成田空港第2ターミナル せっかく成田空港に来たので飛行機の撮影をして帰ることにしました。
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成田空港第3ターミナル 第3ターミナルビルへ初めて足を運んでみました。LCC専用ターミナルということですが、まだ建設中?とも感じさせる低コストな作りでした。
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成田空港第3ターミナル まるで陸上競技のトラックのような動線が斬新です。しかし第3ターミナルには撮影ができるような送迎デッキはありませんでした。もう来ることはないかな。
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成田空港第1ターミナル 気を取り直して第1ターミナルで移動しました。ここは安定の人気スポットで撮影に興じるカメラマンの姿も多く見られました。
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B777 UA/UAL 背景に”NARITA”の植栽が見える定番スポットです。ユナイテッド航空のB777がプッシュバックを受けていました。
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B737-800 JL/JAL この日は北風R/W34L運用でした。軽量の機体は離陸後に勢いよく進空していくシーンを撮影することができます。
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A321 VN/HVN 私が大好きなヴェトナムブルーです。今回の研修に参加させてもらった企業では今後ヴェトナムからの新入社員を定期的に受け入れていくそうです。
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B737 NH/ANA 小型のB737はかなり早い時点で脚を離し、急角度で上昇していきます。機種による離陸性能の違いも面白いですね。
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B777-300 NH/ANA 見るからに長い胴体をもつ特徴的な300型。見慣れたANAの機体をみて日本に戻ってきた実感が湧きました。
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B767-381ER ANA Cargo トーイングカーに牽引されて移動するANAのカーゴ機。背景は夕焼けになってきました。
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B787-8 ANA リフトオフ直後のB787。コンパクトデジカメでの撮影です。
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B777-300ER NH/ANA この機体はどの国へ向かうのでしょうか。今回アメリカへの旅を経験してきましたが、旅客機の1機ずつにそれぞれのドラマがあると思うと感慨深いものがあります。もっと世界に出ないとダメかな。
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A380 TG/THA 大物のタイ航空A380が姿を現しました。これはラッキー。
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A380 TG/THA 新規受注が伸び悩んでいると言われているA380ですが、ANAが導入を決めています。ANAブルーのA380が姿を見せることを楽しみしています。
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B777-200 AA/AAL 私が25年前に初めて乗った国際線はノースウェスト航空でしたが、今は経営統合されてデルタ航空となっています。今回アメリカン航空に搭乗しましたので愛着をもって見守ることにします。
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B777-200 AA/AAL 1週間の海外研修を無事に終えることができました。久しぶりの海外でしたがたまには外に出てみるのもいいなと思いました。そうなると海外のエアショー?今のところ実現はまだ遠そうですがいつかは行ってみたいです。
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スケジュール(パンフレット)
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