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2016年6月12日　成田空港

朝6時のさくらの山公園、既に数人がカメラをもって集まっていました。旅行客にとって不便な早朝の時間帯では主に輸送機の姿を見ることができます。まずお目にかかれたのが日本貨物航空の新塗装ジャンボ機でした。

6月という事で梅雨に入ったこともあり紫陽花と一緒に写せる場所を探していました。残念ながらこの時間帯は太陽もまだ低く逆光気味でした。

早朝に到着する国際便として見られるのがアエロメヒコ航空です。前月に海外出張でメキシコに近いテキサス州へ行ってきましたが、かなり遠い空の旅でした。B787はあの距離を飛行することができると思うと燃費の良さがよくわかります。

初めて見かけたド派手な塗装のエアブリッジ・カーゴの機体です。ロシア機を連想させるかのようなデザインですが調べてみるとモスクワを本拠地とする会社でした。

日本貨物航空の旧塗装ジャンボです。こういう会社の仕事でもよかったな…と思うことがあります。

同じような構図の写真が続くので見慣れたANAの機体はクローズアップ。

私が大好きなヴェトナム・ブルーの機体。さらに加えて最新鋭のB787-9でした。あいかわらず主翼のしなりが美しい機体です。

一時期は飛行停止処分まで受けたB787でしたが一体何だったのでしょうかね。今では確実に運用機数を増やし、見かける機会も珍しくなりました。

この日は南風運用でした。大型の機体は距離の長い16Rを使うものと思っていましたが、B777クラスでも新しいB滑走路に着陸してしまうのは計算違いでした。

シンガポール航空は世界でも最新鋭機を積極的に導入する企業でA380を最初に運行したのもそうでした。A380といえばANAが導入を決定しており、成田でその姿が見られる日が楽しみです。

エアカレドニアの機体を見届けて成田での2時間の撮影は終了しました。この後でサッカー大会の会場へと向かい、14ゲームの熱戦を撮り続けました。航空機撮影の機材と撮り方は、遠くの動く被写体を撮るということでスポーツ写真と共通点が多いのです。

スケジュール（パンフレット）