2016年4月30日 厚木基地 日米親善春まつり 2016
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毎年GW恒例の厚木基地イベントに行ってきました。大変な待ち行列が予想されたので始発電車に乗って参戦する事にしました。予想通り開門1時間前から基地外周を半周する列ができましたが、今回は事前に開門して敷地内で待たせるという「入間航空祭方式」がとられました。これなら開門時刻頃に行っても待ち時間が少なくて済むかもしれませんね。

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$20 偶然ながら2週間後に仕事で米国研修に参加するため、ドル紙幣に換金していました。今回のグッズ予算はこの20ドル!アメリカでは偽造と疑われてあまり歓迎されないピン札です。
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TOWER 10時のイベント開始と同時に飛行場エリアへと向かいました。海自の広報の方を思われる隊員さんが入場風景を撮影しています。
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F/A-18E スーパーホーネット
厚木の楽しみといえばカラフルなCAG機の地上展示ですが、今回の話題はこのNF300でしょう。エアブレーキに国旗を描いており、派遣先によって塗装を変えているようです。
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F/A-18E スーパーホーネット
エアブレーキには日米両国の国旗が描かれており、両方撮ろうと思うと正面に立つしかありません。そこには自然と行列が発生するのですが、それに気づかない人もいるわけで…ロープ無し展示は困ります。
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F/A-18F スーパーホーネット
こちらも話題の一つになっていたVFA-102ダイアモンドバックスのNF100です。展示エリアの端に配置されたこの人気の機体も厚木で見られる機会が減りそうです。
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F/A-18F スーパーホーネット
厚木の展示方法はロープに囲まれないため機体をクリアに撮影することはほぼ不可能ですが、今年は更に展示エリアが狭かったようです。
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F/A-18F スーパーホーネット
NF100のキャノピーです。ダイアモンドバックスはCVW-5の中でも複座型のスーパーホーネットを運用しています。
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DIAMOND BACKS
ダイアモンドバックスの家族の方と思いますが、タオルを持って飛行隊をアピールして回っていました。こういう明るさは米軍ならではの光景ですね。
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DIAMOND BACKS
さようなら厚木と書かれたワッペンが用意されていました。これを見る限り2003-2016とありますから今年中には岩国基地への移転を行う予定があるという事です。話はあっても移転は進んでいなかったので実感が湧きませんでしたが、いよいよ始まってしまうのですね。岩国か、遠いなぁ…。
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E-2C ホークアイ
NF100の横に配置されたNF600を後方より。主翼をたたんだ状態で展示されており、他に類を見ない独特の機体構成がよくわかります。
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E-2C ホークアイ
主翼端や尾翼に色々と描き込まれています。アメリカは国鳥である白頭鷲を描いていますが、日本は丹頂鶴のイメージなのですね。ちなみに日本の国鳥はキジだそうです。
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SH-60R シーホーク
米軍の機体にはよくサムライの絵が描かれますが…劇画調が多いようです。それにしてもヘリコプター部隊は見分けが難しくて覚えられません…。
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C-130R ハーキュリーズ
海自のハーキュリーズですがフライトを見るのはこれが初めてでした。土曜日にもかかわらずミッションをこなしていましたが、航空ファン誌のブログでは熊本地震への支援物資を空輸したのではないかとの事でした。
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P-1
厚木基地の春まつりは米海軍と海自の合同イベントですが、残念ながら海自の存在感はちょっと薄いように感じます。
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CVW-5
エプロンにならんだカラフルなCAGバードの列線です。飛行隊の順番というわけではないようです。
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F/A-18E スーパーホーネット
VFA-195ダムバスターズは部隊名にもなったダム攻撃から65周年を迎えるそうです。時代は挑戦戦争まで遡りますが私よりも長い歴史をもつ飛行隊です。
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MH-60S ナイトホーク
ヘリ部隊についてはちょっと自信ありません…。HSC-12が装備するこの機体ではネイビーダッフィーが飾られていました。
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F/A-18E スーパーホーネット
VFA-27ロイヤルメイセスのCAG機であるNF200ですが、カラーリングが落とされてロービジ化されていました。果たしてこれは一時的な処置なのでしょうか…。
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F/A-18E スーパーホーネット
NF200がロービジだったのは残念ですが、エンジンカバーを外して展示していたので注目を集めていました。第5世代機の推力偏向のような複雑さはありませんが、ここからあの大推力が生み出されると思うと大変興味が湧きます。
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EA-18G グラウラー
スパホファミリーの派生機となる電子戦機グラウラーです。ズングリとした先代のEA-6Bプラウラーに比べると、格好よさが格段に増しました。
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F/A-18E スーパーホーネット
米軍の戦闘機パイロットはエリートばかりですが、みな格好いいのは何故でしょうか?何をやっても絵になりすぎでしょう。金色に輝くヘルメットのバイザーが特徴的でした。
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F/A-18E スーパーホーネット
NF400”チッピーホー”でファンのリクエストに対応するパイロット。航空自衛隊でもこんなサービス始めれば面白いのに。
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EA-18G グラウラー
複座型のグラウラーですが後席には女性クルーが搭乗しています。
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P-1
12時を過ぎた頃に海上自衛隊がP-1を飛ばしました。春まつりには公式の飛行展示はありませんが、多くの注目を浴びたことはいうまでもありません。
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E-2C ホークアイ
12時50分頃になるとCVW-5の機体が訓練に向けて離陸を開始します。既に規定路線となっていますがこれは展示ではなく土曜日にたまたま行われる通常訓練飛行です。なぜか各飛行隊から1機ずつが参加します。
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F/A-18E スーパーホーネット
轟音を響かせて離陸するNF310。毎年同じような写真を撮っているのでロープ際には寄らずに見物していましたが、迫力ある離陸はやっぱり見ていてワクワクしてきます。
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MH-60S ナイトホーク
ヘリコプターが何回か会場前に姿を現し、訓練を行います。これにナレーションが加わればデモンストレーションと変わりありませんね。
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F/A-18E スーパーホーネット
機体正面から撮るべく再び並びました。しかし機体に近づいて長時間留まる人がいても我慢するしかありませんし、列の後ろの人からもプレッシャーを感じるし、楽ではありません。
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F/A-18E スーパーホーネット
機体左のブレーキには日本の日の丸が描かれていますが、少し前まではオーストラリアの国旗でした。右尾翼の内側にはCVW-5のインシグニアも見えます。
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F/A-18E スーパーホーネット
機体右側のブレーキにはアメリカの星条旗が描かれています。左尾翼の内側には76のエンブレムが描かれました。CVN-76 USS
Ronald Reaganの76かな。
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E-2C ホークアイ
訓練から帰投したE-2Cが基地上空で右旋回し、着陸態勢に入ります。主翼端からはストレーキが伸びていることから、強いGをかけていることがわかります。
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F/A-18E スーパーホーネット、EA-18G グラウラー
イーグルスのNF310とシャドーホークスのNF504が編隊を組んで帰投しました。4機編隊でのオーバーヘッドアプローチからのブレイクもかっこういいですよね〜。
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F/A-18E スーパーホーネット
ダムバスターズのNF402はタッチ&ゴーを行いました。T&Gは日常的に行われますが、観客を意識したものと思って間違いないでしょう。今回は脚を出したまま低速度で飛行を続けました。
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F/A-18F スーパーホーネット
単機で進入してきたダイアモンドバックスのNF113。ストレーキから発生したボーテックスが旋回の激しさを物語っています。
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F/A-18F スーパーホーネット
NF113は迫力を感じさせるタッチ&ゴーを行いました。この爆音も厚木から去ってしまうのですね。
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F/A-18E スーパーホーネット
着陸した機体は観客の前をタキシングしてスポットインします。途中には海自機が駐機しているエリアを通過します。
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F/A-18F スーパーホーネット
最後に降りたNF113のタキシングです。もし全CAG機がフライトを行ったら会場が発狂しそうですね。
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ドロップタンク
よく話題に出ますがこの増槽をみて爆弾と勘違いする人が多いようですが、私も同様の会話を何度も耳にします。軍事知識は日常生活とは遠いので無理はないと思いますが、正しい理解というものも大切だと思います。オスプレイの反対運動をみていると特にそう感じますね。
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P-1
海自のP-1が戻ってきました。そのまま着陸せずにローアプローチを1回行って見せ場をつくりました。それにしてもP-1の静音性には驚かされます。P-3CのプロペラからP-1のジェットに変わることで騒音問題が懸念されると思いましたが、その心配はなさそうです。
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P-1
地上展示されたP-1。ツギハギのようにも見えるパネルの色の違いには何か意味があるのかもしれませんね。それにしてもノッペリした印象が強いP-1なので、デザインにワンポイントが欲しくなります。
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ハンバーガー
遅めのランチは米軍基地名物のアメリカンハンバーガーです。ハンバーガーショップでは味わえない、ワイルドさが魅力です。値段は3ドル、または300円です。
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海上自衛隊をはじめ、軍隊組織は有事の際でも活用できるように自己完結型の装備、組織を有しています。ライフラインが断絶されたり、公的サービスが停止したりしても動けるようというもので、これが災害時に自衛隊が強い理由でもあります。それはもちろん米軍とて同じだと思いますが、このハンバーガーを大量に生産できる機材もその一環なのでしょう。
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F-14A トムキャット
飛行場エリアを離れ帰路につきました。ゲートガードのF-14を撮影しましたが、いまアシェット社のF-14を組み立てているので、その資料として利用させてもらいました。パネルの分割ラインを参考にしたいと思いました。
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F-4S ファントム
これだけみるとB級特撮映画のお笑い怪獣みたいですね。ゲートガードのファントムのテイル先端にある装置です。
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F-4S ファントム
ロイヤルメイセスのデザインで塗装されたファントム。ゲートガードは駐留する部隊の入れ替わりなのによって塗り替えられることがあります。
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$7 今回は20ドルを持参しました。そのうち10ドルはVFA-102のチャレンジコインに使い、更に3ドルをハンバーガーの支払いに利用したので残り7ドルを持ち帰りました。当たり前ですが私がドルを差し出すと意表をつかれたような顔をされます(笑)
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A-4E スカイホーク
以前は大きな白頭鷲が描かれていましたが、現在のCAG機に合わせて小さくデザイン変更されたダムバスターズ塗装機です。
今回の春まつりは入場方式に大きな改善が見られました。来年以降は楽になるな…と思いましたが、その頃にはVFA-102ダイアモンドバックスは岩国へ移転していると思われます。次いで各飛行隊も順次移転をはじめるでしょう。数年後のCVW-5が去ったあとの厚木で同様のイベントが行われるかどうかは不透明です。
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スケジュール(パンフレット)
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