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20160321〜23

長崎空港


Nagasaki AirPort

RJFU

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2016年3月21日〜23日 羽田空港 〜 長崎空港

2016年に入ってからは仕事で1月に大分、2月に宮崎へ出張しました。今回は家族旅行で長崎まで2泊3日で行ってきました。今年は九州と縁があるようです。家族サービスがメインなので飛行機要素は極力抑えましたが、内容の濃い充実した旅行となりました。

B737 ANA

家を出発したのは早朝5時過ぎでした。道中はトラブルもなく6時半頃には羽田空港のP1に到着しました。曇り空でしたが天使が降りてきそうな光が差し込み、これから始まる旅がよいものになりそうな予感がしてきます。

 

 

JAL605便

搭乗するのは7時25分発のJAL605便でした。到着を待つことのない始発便のためか搭乗時間はかなり早めに案内が始まります。

 

 

B767 JAL

西日本への便はこのあたりに駐機しているようです。この中に私達が搭乗する長崎便のB767がいるはずです。

 

 

B777 JAL

特等席の窓側は息子に譲ることにしました。そのかわり機窓から見える風景を写真に収めてもらう事にしました。水平も取れているし、管制塔や羽田の名前も写っているなかなか良い構図です。

 

 

B767-300 JAL

座席は22A、22Cと23A、23Cでした。B767は3-4-3のシートレイアウトなので4人家族で窓側に座りたい場合はとても乗りやすいです。乗った左側の窓からは富士山が雲から頭を出していました。

 

 

B767-300 JAL

長崎までは2時間弱の空の旅です。九州に入り高度を下げると海や山々が近付いてきます。長崎空港の近くで見られたこの光景はニュースでよく見る諫早湾の水門でしょうか。

 

 

B767-300 JAL

長崎空港にタッチダウンしました。ちょうど”NAGASAKI”の文字を入れたあたり、息子の写真の腕はなかなかもしれません。

 

 

B737-800 ANA

長崎空港へのスポットインです。ターミナルデッキには異国情緒を感じさせる大きな鐘が見えました。ちなみにまだ朝の9時半前です、いつもなら会社に出勤する時間ですね。

 

 

ハウステンボス

長崎空港の到着後、バスを使ってハウステンボスへと移動しました。下道を使って1時間以上かかりますが、午前中には中に入ることができます。

 

 

ハウステンボス

ドムトールンと呼ばれる背の高い塔がそびえ立っているのはハウステンボスの特徴かもしれません。この塔は上層階が展望台となっています。

 

 

ハウステンボス

ドムトールンの展望台からの眺望です。ディズニーランドやUSJであれば周囲には工場地帯や高速道路が走っているでしょうが、ここでは海や山の美しい風景が広がります。世界観を壊すことがないのはハウステンボスだけの立地メリットかもしれませんね。

 

 

ハウステンボス

展望台から見たハウステンボスのイルミネーションです。それは実に素晴らしいものでした。

 

 

ハウステンボス

カラフルなイルミネーションも楽しいですが、白色のみの照明も上品で美しいですね。

 

 

ハウステンボス

全国イルミネーションランキングで堂々の3年連続第1位を誇るハウステンボス。スケールが桁違いでした。

 

 

長崎電気軌道

二日目はハウステンボスから長崎市内へ移動しました。長崎市内ではJRよりも路面電車がきめ細かく走っているので小回りが効いて便利です。この風景は広島や高松に似ています。

 

 

眼鏡橋

『日本橋』『錦帯橋』と並び日本三名橋に数えられます。石壁の中にはハートの形をした石があり、それを見つけると恋が成就するそうです。

 

 

軍艦島(端島炭鉱)

長崎旅行のメインイベントです。ツアーは天候によっては接岸できないため、上陸中止になる可能性もあります。当日は”凪”と呼ばれ、海面が鏡面のように波も立たない大変穏やかで最高のコンディションでした。これはもっとも軍艦のように見えるというアングルです。

 

 

軍艦島(端島炭鉱)

数年前から計画していたものの、部活や受験で旅行にも行けませんでしたがその間に世界遺産に登録されてしまいました。映画のロケ地としても紹介されており、その知名度は飛躍的に高まっています。

 

 

軍艦島(端島炭鉱)

この狭い島に最盛期では5千人が暮らしていたといいます。人口密度は東京の6〜9倍と超高密度かつ最先端の生活を行っている特殊空間です。いまは無人島となっており、朽ち果てた廃墟はまるで戦場のようでした。ちなみに観光客が入場できるのは南側の一部の歩道エリアのみです。

 

 

稲佐山展望台

夜はホテルがある稲佐山の山頂へ向かいました。ホテルは山の中腹にあり景色も十分だと思いましたが、山頂は更に倍ほどの標高があって眺めは全然違いました。これは行く価値ありです。

 

 

稲佐山展望台

長崎市内の夜景は世界新三大夜景に選ばれ、香港、モナコと並び世界クラスの美しさと認められました。平地が少なく、山間部の斜面を利用した街つくりがその特徴でしょう。

 

 

稲佐山展望台

斜面に張りめぐらされた照明に加え、水面に映って揺れる街明かり。決して大きな街ではありませんがとても美しい街です。ただこの街が抱える発展と被害の歴史には想像を絶するものが多くあります。

 

 

稲佐山展望台

ホワイトバランスを変更して寒色系の夜景にしてみました。函館の夜景はこんなイメージでしょうかね。

 

 

平和公園

3日目です。美しく楽しい長崎ですが、悲劇の歴史を忘れるわけにはいきません。広島に続きここ長崎にも原子爆弾が投下されました。戦後70年が経過し、この世界にはきな臭い動きもありますがこの悲劇を決して風化させてはいけません。

 

 

原爆落下中心地

平和公園に隣接する広場には原爆が投下された中心地にモニュメントが建てられています。広島の原爆ドームを訪れた時も空を見上げてしまいましたが、70年前のこの空に起きたことを想像すると言葉を失います。

 

 

長崎空港

楽しかった長崎3日間もいよいよ帰路につきます。あまり無理をせず早めに便で帰ることにしました。お土産、食事、見学などを行うため出発の2時間前くらいに到着しました。ちなみに前日はANAにおいてシステムトラブルにより大きな混乱が起きたとニュースで知りました。当日の午前中も影響が残ったそうです。

 

 

DHC-8-Q200 OAB

長崎には大小140もの島が存在するそうです。五島つばき空港と空路を結ぶOriental Air Bridge社の機材は長崎の他、福岡空港との路線を有しています。

 

 

UH-60J

海を挟んで隣接する海上自衛隊の大村航空基地にアプローチする救難隊のUH-60Jが見えました。ちなみにこれもニュースで知りましたが前日にオスプレイが長崎空港に飛来したそうです。朝鮮半島に近いという事も関係しているかもしれませんね。

 

 

B737 ANA

タマゴヒコーキを思わせる旧型のB737の姿が見えました。最近はウィングレットを立ててフェイスもイケメンになったNext Generationの方がメジャーになりました。

 

 

B767-300 JAL

私達が搭乗する機体が時刻通りに到着しました。約45分で準備を整えて折り返し羽田空港へと飛び立ちます。

 

 

大村航空基地

離陸中の機窓から海自基地を臨みます。離着陸時の電子機器による撮影が緩和されてからは旅客機の旅が楽しくてなりません。

 

 

B767-300 JAL

ハウステンボスの近くにある大崎半島の眼下に、高度を上げながら右旋回。地上がどんどんと小さくなっていくのがとても楽しい時間帯です。

 

 

B767-300 JAL

成層圏に近づいている事を想像させる蒼い空と、海面に反射する太陽の光。そして大気の動きを感じさせる雲の形。これぞ地球だと感じてしまう光景ですね。

 

 

B767-300 JAL

帰りの西から東へ向かう便は、往路より時間が短く1時間半くらいで到着します。右には見慣れた滑走路が見えてきました。これは木更津駐屯地ですね。

 

 

B767-300 JAL

羽田空港のD滑走路が見えたら間もなくタッチダウンです。長崎の3日間は名所を効率よくまわることができ、天候にも恵まれて最高の家族旅行になりました。今度は北の方に行ってみたいと思います。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

 

 

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