2016年10月13日 国際航空宇宙展2016 |
航空・防衛産業のビジネストレードショーが東京ビッグサイトで開催され、初めて見学を行いました。展示会はビジネスデーと一般公開に分けて開催されますが、一般人でもビジネスデーに入場できることを知り事前登録に挑戦してみました。

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事前申請
トレードショーに参加するためにはインターネットによる事前登録が必要です。職場名などを入力する必要がありましたが、特に航空産業に関係している必要はなく個人として参加することが可能との事でした。週末に行われる一般公開は混雑が予想されたのでトレードショーの登録に挑戦してみました。尚入場料はクレジットカードでの事前決済でした。
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東京ビッグサイト
会場は都内でのビジネスショーの一等地ビッグサイトで開催されました。
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F-35A(モックアップ)
今回一番見たかったのがこの実物大のF-35Aモックアップです。場内の混雑を避けるためか建物の外に展示されていました。
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F-35A(モックアップ)
最新鋭戦闘機F-35の技術はセンサーによる情報収集力にあると言われています。機首下に設けられたセンサーが未来的なシステムを印象づけます。
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F-35A(モックアップ)
モックアップはコックピット内部も精密に再現されており、設計図では確認できない居住性や操作性の確認にも利用されます。
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F-35A(モックアップ)
キャノピーが開けられ、内部を見学することができました。風防は前開きという珍しい開き方です。
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F-35A(モックアップ)
コックピットから見た機体背面。実機による展示はステルス塗料の保護を考えると難しいように思うので貴重なアングルかもしれません。
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F-35A(モックアップ)
さすがにパネル類は印刷物を貼っただけのイメージ再現でした。計器類が並ぶ従来のコックピットとは違い、機能を切り替えるマルチファンクション・ディスプレイが大部分を占めています。
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F-35A(モックアップ)
メインギア自体はシンプルな構造ながら、ギアカバーにはステルス技術が盛り込まれたギザギザカットが採用されています。
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F-35A(モックアップ)
エンジンは単発かつ胴体のボリュームが大きいので、カッコよさという観点からはあまり期待できないと思いました。
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F-35A(モックアップ)
エンジン付近にあるメンテナンス用パネル。可能な限り凹凸をなくす工夫がされています。
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F-35A(モックアップ)
ロープが張られているわけではないので機体下面にも潜りこむことができました。
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F-35A(モックアップ)
エアインテイクにもレーダー波を反射させない工夫がされており、エンジンファンが見えない設計となっています。
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F-35A(モックアップ)
ステルス機の大きな特徴である兵器倉。片側に2発のミサイルが格納されます。
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F-35A(モックアップ)
F-22にも似たステルス機特有の機首形状。繋ぎ目のない一体化されたラインには機能美が感じられます。
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F-35A(モックアップ)
特殊な塗料が用いられるステルス機では国籍マークにも制限が設けられます。日の丸の赤が使えないF-35ではこのようにシンプルな表現となります。
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F-35A(モックアップ)
徐々に見学者の数も増えてきました。一般公開日にはさらに混雑しそうですね。。
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F-35A(モックアップ)
コックピットからは死角になる機体下面もセンサーにより見えるようになるそうです。
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F-35A(モックアップ)
最後は機体正面から。兵器倉のためズングリとしたなで肩の胴体に、前開きのキャノピーという従来にない組合せの戦闘機です。発表当時は格好悪いという声が多かったものの、見慣れてくると意外と格好よく見えてくるから不思議です。
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AIRBUS
エアバス社のブースでは大型の旅客機モデルが展示されていました。中でも目を引くのが総二階建て旅客機として話題のA380です。エアバス社では今後軍用輸送機にも力を入れていくそうです。
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KAWASAKI
川崎重工のブースでは世界でも珍しい2機種同時の共用開発を行ったP-1とC-2のモデルが見られました。2機を並べてみても共有部品が使用されているとは思えませんね。
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SHIN MEIWA
日本が世界に誇る高性能飛行艇US-2。しかし国内需要だけでは需要が伸びず、海外市場に向けて市場拡大を狙っています。
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脱出装置
戦闘機の脱出装置つきシートが展示されているあたりはさすがにトレードショーです。
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BOEING
世界最大の旅客機メーカーであるボーイングはB787押しでした。大型大量輸送を提案するエアバスのA380と、運用しやすい低燃費中型機B787を提案するボーイングの戦いは、勝敗の結果が見えてきたようです。
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今後の兵装は自律非行型に変わっていくのでしょうか。戦闘機の子機のようにも見えてきます。
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防衛装備庁
自衛隊の装備品に関しての情報収集や管理・調達などを行う組織のようです。ブースでは自衛隊装備品のモデル展示が行われていました。
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航空宇宙分野では複雑かつ精密な製造技術が求められます。これらの部品も大変な技術力がつぎ込まれていることでしょう。
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ロケットのノズルでしょうか。展示品がマニアックすぎて少々難しさもあります。
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X-2 MODEL
日本が独自にステルス技術の実証を目的に開発したX-2。模型の世界でも商品化されていないので、これを欲しいと思った人も多かったのではないでしょうか。
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MRJ MODEL
三菱重工が開発するMRJ。日本国内の航空産業は明るい未来とは言い難い状況もあり、防衛産業以外への進出が期待されています。
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FLIGHT SIMULATOR
コンピューターの性能向上でシミュレーターも高度に進化しているようです。値段はわかりませんがこれくらいの設備であれば家庭用でも実現可能では?
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恐怖感が否めない無人機の世界。今後今後地球の空は彼らが飛び交うのでしょうか。人間との親和性を高めるため、偽装キャノピーを描けば恐怖感も減らせるかもしれません。
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兵装関係もますます進化していきそうです。より1発の重みが増していくように思います。。
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MV-22 オスプレイ
良くも悪くもニュースでも取り上げられて認知度が高いオスプレイ。自衛隊も導入を予定しているため見られる機会は増えていきます。
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SUBARU
愛好家は「スバリスト」とも呼ばれるカリスマメーカー。一般的には自動車で有名ですが前身の中島飛行機も隼など優れた戦闘機を製造していました。ちょうど100年を数えるそうです。
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SUBARU
SUBARUは回転翼機の分野で活躍しています。スバルブランドの自家用ヘリが出たら売れるかもしれませんね。
以上、JAPAN AERO SPACE2016でした。
私個人は航空機自体は好きですが、兵装関係には興味が薄いようで毎回見に行く必要性はないかな…という感じでした。
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スケジュール(パンフレット)
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