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2016年10月30日 航空自衛隊 岐阜基地航空祭

SNSの発達によりこの数年素晴らしい写真で溢れている岐阜基地航空祭。今年は事前にX-2の一般初公開が告知され、三沢のタイフーンと天秤にかけて迷った結果こちらにしました。前日には下総基地祭があったため、夜行バスで早朝に名古屋入りして帰りは新幹線という行動パターンを取りました。フォトジェニックなシーンが多いので今回は怒涛の100枚パターンです!

岐阜基地航空祭

今回は夜行バスで早朝に名古屋入りしてから岐阜の三柿野駅まで移動しました。駅から出ると北門までは川崎重工の工場内を通って行くので、これはこれで貴重な体験でした。ただし工場内は撮影・飲食禁止なので記録には残していません。基地ゲートではセキュリティチェックが行われます。

 

 

F-15DJ イーグル

入場前にセキュリティチェックを受けている間に既に聞こえてくるエンジン音。会場入りするやいなや天候偵察のための機体がタキシングを開始しました。最前列は既に人垣…地上展示はほぼ諦め状態でした。

 

 

XC-2

入間基地で見逃したXC-2の量産塗装機。本来であればたっぷりと撮影に勤しみたいところですが今回の最優先目標は別にありましたので、とりあえず証拠写真だけを撮ってスルーしました。岐阜基地とはなんと贅沢な場所なのでしょう!

 

 

実証機展示最後尾

三沢に来日している英空軍タイフーンと天秤にかけ、結果的に選んだのがこちらでした。国産ステルス機として大きく報道された実証機X-2の一般初公開です。

 

 

BK-117(A-4)

試験計測用航空機。X-2を一目みようと並んだ行列は既に1時間待ちの覚悟が必要に…。その間に見学することができた計測用のヘリです。

 

 

T-4

計算済ではあり覚悟はしていましたが、X-2の待ち行列に並んでいる間に天候偵察のためT-4が上がっていきました。列に並びながらかろうじて撮っています。

 

 

F-15DJ イーグル

岐阜基地で驚かされたのは天候偵察にF-15が上がっていきます、しかもハイレートで!観客を楽しませることへの意識がかなり高いことが朝一から伝わってきます。その惜しみないほどの爆音により駐車場に停められた車の盗難防止装置が鳴りまくりでした。

 

 

T-4、F-15DJ、F-4EJ

天候偵察でさえ飛行展示になってしまう岐阜基地は自衛隊機ファンにとってパラダイスでしょう。

 

 

X-2

行列に並ぶこと23分。最初に聞いていたよりは早く撮影順がまわってきました。X-2はハンガー内でロープから10mほど離れた位置に展示されました。明暗が混ざる難しい露出なのでカメラ任せだと暗めに写ってしまった方もいることでしょう。撮影時間は1グループあたり2分に設定され、「あと1分ですよ〜頑張って下さい〜」と係の方から声をかけられます。撮影時間を設けたのは機転が効いていたと思います。

 

 

X-2

機首部分。001のシリアルナンバーが最新鋭テスト機らしくて格好いいです。機首には標準ピトーが装備されていますが、実際はステルス性を損なうため取り外されることでしょう。報道向けに初めて公開された時にはモザイクがかけられていた部分も実際に見ることができます。

 

 

X-2

主脚はコスト削減のためにT-2のものを流用しています。飛行中は収納してしまうものなのでステルス性の検証にはあまり関係なさそうですね。ただし脚カバーの形状はステルス性に大きく影響するためギザギザカットが施されています。

 

 

X-2

テスト機カラーとして伝統的な紅白ストライプのデザイン。F-22やF-35はステルス機専用塗料で塗装されていますが、このX-2は継続的にこのテスト機カラーで試験を続けるのでしょうか。特徴的な偏向ノズルは確認できない角度で展示されていました。

 

 

X-2

見学が終わった時には待ち行列はさらに長くなり、最長時には4時間待ちくらいになったようです。場合によっては航空祭のほぼ全てをこれに賭ける勇気が求められた訳ですね。午前中は外周から飛行展示を撮影し、午後から中に入ることも検討したのですが移動に失敗したり、待ち行列が長くなりすぎて打ち切りになったりするリスクを考えた結果、朝一番で見学する事にしました。X-2は今後も見る機会があるかもしれませんが、やはり話題のうちに見ておきたいと思いました。

 

 

TOWER

X-2の見学を終え、これだけでも胸いっぱいになりそうでしたが岐阜基地航空祭はこれから!素晴らしいイベントが目白押しなのです。

 

 

F-2A

数あるテスト機カラーの中で、今までお目にかかれなかった機体がこちらの502号機です。テストカラー機は入間や横田に外来機として参加したことがありますが、この2号機は関東展開を果たしていませんでした。ダイキャストモデルも発売予定となっており、一目みておきたかった機体でした。

 

 

F-2B

複座型のF-2Bでノーマル機と同様の洋上迷彩機ですが飛行開発実験団の機体です。岐阜基地は航空自衛隊が装備する機体のほとんどが配備されている事から外来参加機が少なく、ほぼ自前で航空祭を開催できる珍しい存在です。

 

 

F-16CJ ファイテイング・ファルコン

今回ブルーインパルスは不参加となりましたが、その代わり三沢基地から米軍のF-16デモチームが参加しました。デモチームは2機のF-16を派遣しており、数少ない外来機として注目を集めていました。

 

 

F-2A

人垣の隙間からなんとか撮影したF-2Aの2号機。岐阜基地の南側には小さな山がいくつもあり、基地内の秘匿性を高める効果があると思います。

 

 

U-125A

救難展示のデモを行った小牧救難隊。現場へ先に駆けつけて要救助者を発見するU-125からはサバイバルキットが射出されました。

 

 

UH-60J

後続する救難ヘリからはレスキュー隊員がパラシュートジャンプ!私は今までこのパターンの救難展示デモを見たことがありませんでした。岐阜・小牧ではこれがスタンダード?

 

 

C-1FTB

北門付近に展示されたC-1FTB。正反対側で展示されたX-2を優先したため素通りしてきましたが、最前列の人垣をみて戻る元気がありませんでした。体力を温存しておきたかった事もあり、遠目からの撮影にとどめました。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

岐阜基地の装備品と飛行展示は空自屈指の素晴らしいものですが、メイン会場となる北会場からは終日激しい逆光になってしまうのが泣き所です。少しでも逆光を避けるために会場の西端で撮影する事にしました。南側に向けて正対するポジションは厳しい条件ですが、展示飛行を工夫している岐阜では稀に斜光で撮影できるチャンスが訪れます。

 

 

T-4

スケジュールにはなかった時間に不意に飛び立った1機のT-4。これがサプライズの始まりでした。

 

 

XC-2

会場にアナウンスが響きました。「本日XC-2の試験飛行が予定されています」というビッグ・サプライズが行われました。もちろん日曜日でしかも航空祭の当日に行うのは不自然であり、航空祭の一環であることは間違いなさそうですがこういう心配りが岐阜にはあります。以前来た時にはXF-2が試験飛行をしてくれました。

 

 

XC-2

空自の装備品の開発と試験を行う飛行開発実験団。組織の目的からするとテスト中の機体とその任務を紹介する事は有意義な事だと思います。X-2を飛ばしてくれたら尚最高でしたね。

 

 

XC-2

先に上がっていた随伴機のT-4と上空で合流し、試験空域へと向かっていきます。

 

 

XC-2

入間基地への展開で関東のファンにもその存在をアピールしたC-2。開発は2年ほど遅れていますがいよいよ目にする機会も増えてきました。この機体が配備されたら自衛隊のロジスティックも大きく変わることでしょう。

 

 

XC-2

C-1と比べて大幅に大きくなったC-2。チェイス機のT-4と比べてもその大きさとC-1と違う機体バランスの特徴が伝わってきます。

 

 

X-2

待ち行列が途絶えることのないX-2の展示エリア。今度は飛行しているところも是非見てみたいものです。来年の航空観閲式でお披露目にならないかなと期待します。

 

 

T-7

午前の部で披露される、飛行開発実験団による小編隊展示のスタートです。まずは唯一のプロペラ機であるT-7が離陸しました。各機とも飛行性能を活かした離陸を披露するという岐阜基地ならではの見せ方を行います。

 

 

T-4

ジェット練習機であるT-4は2機編隊を組んでの離陸。この直後にブレイクして編隊を解き、パワーを上げて一芸を披露します。

 

 

T-4

編隊の左についた606号機は機首を上げて急上昇後、左に捻りを加えます。この606号機は機首先端に長い標準ピトー管を装備した岐阜以外ではほとんど見られない機体です。

 

 

F-2A

戦闘機はそのパワーを活かしたハイレートクライムがやはり人気です。もちろんファンの要望は心得ていて惜しみなく素晴らしい機動を見せつけてくれます。

 

 

F-4EJ ファントム

今回の航空祭で最も高齢なファントム戦闘機。さすがに次世代戦闘機と比べると機動性では差をつけられますが、それでも負けずに角度をつけて高度を上げていきました。

 

 

F-15J イーグル

軽々と高度を上げて余裕のある機動をみせつける戦闘機F-15。逆光でなければいい絵になっていたと思います。

 

 

F-15J イーグル

高度を上げつつもなおアフターバーナーを焚くF-15。増槽を下げていないクリーン形態です。

 

 

飛実団小編隊

異機種を装備する飛実団らしいイベントです。3機の異機種編隊はT-4の離脱を合図にF-2とF-4EJが加速競争を行います。世代の違いによる機動性能ではF-2が勝利しました。

 

 

F-2A

F-2は単発機ですが、その推力は双発機F-1の推力を軽く上回ります。

 

 

飛実団小編隊

二つめの加速競争です。T-7の離脱を合図にF-2とF-15Jがガチ勝負!T-7と編隊が組めるほどの低速度であることも地味ながら技術の高さを示しています。

 

 

F-15J イーグル

短い距離ながらアフターバーナー前回で速度を上げるF-15。いい具合に翼端からベイパーが発生しています。

 

 

F-15J イーグル

数年に1度出会えるかどうかのシーンが溢れている岐阜基地航空祭。

 

 

F-2B

加速競争はスピードが乗ったところで急上昇を行います。F-2とF-15はいい勝負といったところでした。

 

 

飛実団小編隊

T-4、F-4EJ、F-15、F-2という人気機種によるデルタ隊形です。

 

 

飛実団小編隊

編隊の解き方もオシャレ!

 

 

F-15J イーグル

編隊を解いた各機は着陸する前に機動飛行を行いました。機動飛行と編隊飛行を織り交ぜて観客を飽きさせない構成です。

 

 

F-2A

今まで撮ったことのない機体姿勢。順光で見られなかったことが残念で仕方ありません。

 

 

F-4EJ ファントム

老兵ファントムは広い主翼下面をたっぷりと披露してくれました。

 

 

KC-767

F-15とF-2は小牧基地から飛来したKC767と合流し、模擬空中給油のデモを行いました。この光景が見られるのは岐阜と小牧以外ではまずないでしょう。

 

 

KC-767

実際に給油口に接続することはありませんが、空中給油の雰囲気はこれでよくわかります。

 

 

KC-767

角度によってはイーグルと給油口が重なって見える瞬間があったかもしれませんね。

 

 

KC-767

普段はあまり主張することが少ないKC-767ですが岐阜ではかなりアピールも強めでした。岐阜と小牧はすぐ近くにあり交流も多いのでしょうが、中部地区は航空機産業が盛んである事もこのエリアの航空祭が元気であることの背景なのでしょう。

 

 

F-16CJ ファイテイング・ファルコン

午前中のトリを飾ったのは米軍のF-16デモチームでした。デモフライトはF-16の機動性をフルに活かしたもので、高度は高めですが速度・高度ともに空自のデモフライトとは全く違います。

 

 

F-16CJ ファイテイング・ファルコン

デモフライトは20分という比較的長い時間ですが、その間休むことなく会場狭しと飛び回ります。特に高速度や急上昇は戦闘機がもつ本気の性能を見せてくれます。いざ実戦となれば最大限の性能を活かすはずであり、そのあたりはさすが米軍であると考えさせられます。自衛隊の場合はやはり騒音対策や安全性を優先しているように思いました。

 

 

F-16CJ ファイテイング・ファルコン

キレキレのフライトでファンを唸らせたF-16デモチーム。これもやはり順光で見たかったところですね。デモフライトの終了をもって午前中のプログラムが終了しました。ここで撮影場所を変更することにしました。

 

 

XC-2

岐阜基地はサブ会場として南会場が用意されています。南北会場は徒歩かシャトルバスで移動する事ができます。シャトルバスの待ち行列に並んでいるとXC-2が試験飛行から帰ってきました。

 

 

XC-2

XC-2は着陸試験を行うということで着陸キャンセルやタッチ&ゴーなど機動飛行と遜色のないフライトを披露してくれました。私は残念ながらシャトルバスの中から01号機の美しい姿を眺めていました。

 

 

F-104J スターファイター

岐阜基地航空祭は入間基地航空祭に次ぐ混雑度とも言われています。混雑緩和のために基地南側が解放されており、こちらはレジャーシートの使用も認められており家族向けのスペースとなっています。滑走路に対して順光撮影できるので写真派にもおススメ!との事ですが正面ゲートに寄り過ぎていてシャッターチャンスはあまり期待できなそうです。

 

 

移動

南会場に移動した理由はそこでの撮影ではなく、正面ゲートから外に出ることでした。午後の展示飛行まで約2時間の空き時間があります。その時間を使って基地外周の撮影ポイントまで移動する事を考えていました。正門から基地南側にある航空宇宙科学博物館まで徒歩で約35分、決して歩けない距離ではありません。昼休みを利用すれば十分に移動できる距離です。

 

 

C-1FTB

噂では聞いていましたが博物館周辺での撮影はこれが初めてで私にとっては挑戦でした。しかし多くのカメラマンが自慢のレンズを構えており、この場所が良い撮影ポイントであることはすぐに理解できました。基地の中は全く見ることができませんが、フライトをみる分には申し分ありませんでした。

 

 

C-1FTB

午後のメインイベントは飛行開発実験団による大編隊です。最初に離陸したのはC-1FTBでしたが、ずっと撮りたかった機体が惜し気もなくシャッターチャンスを提供してくれます。離陸後に1周旋回をしながら待機空域へ向かいましたが、これは基地の外で撮影しているファンを考慮しての飛行ルートかもしれません。

 

 

F-15J イーグル

基地南側で旋回を行うF-15。逆光気味の光線によりキラッと機体が光ります。

 

 

F-15J イーグル

旋回中のイーグルで右エルロンが上を向いています。

 

 

F-15J イーグル

岐阜基地では機動飛行が盛んですが、近隣住民とのトラブルはないのでしょうか。基地のホームページではこまめに土日の飛行予定などアナウンスしており住民への配慮が感じられます。工場併設という事もあり従業員家族も多いでしょうから基地への理解があるのかもしれません。いずれにしても素晴らしい環境です。

 

 

F-4EJ改 ファントム

博物館ポイントからは山や樹木に隠れて基地の中が見えません。実際に何機かは上がったことはわかっても機種がわからない事もありました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

午後のタックデパーチャーは素晴らしかったようですが、このポジションからはほとんど見えませんでした。このファントムも増槽なしのクリーン形態でしたがこれが岐阜流なのでしょうか。

 

 

F-4EJ改 ファントム

散開したファントムはこちらに向かって旋回機動を見せてくれました。

 

 

F-4EJ改 ファントム

最近では入間基地の空軍参謀等招へい行事にも参加した飛実団のファントムです。

 

 

飛実団大編隊

岐阜基地名物である異機種大編隊。まずは10機によるデルタ隊形が披露されました。これだけ異なる機種が編隊を組む事自体が珍しいですが、飛行特性が異なる航空機で編隊を維持するには高度な操縦秘術が求められます。

 

 

飛実団大編隊

当然ですがここ岐阜基地以外では見ることができない光景です。

 

 

飛実団大編隊

150mmでなんとか真横を入れることができましたがギリギリでした。これを撮れただけでも基地の外まで歩いてきた甲斐がありました。

 

 

T-4

編隊通過後、滑走路で待機していたT-4が離陸しました。この機体もノータンクでしたが、やはり岐阜にはポリシーがあるのでしょうか。

 

 

F-15J イーグル

2回目の編隊が組まれるまでの間、F-15がソロ機動で間をつなぎます。なんと贅沢な航空祭なのでしょう。まさに空自の展覧会いです。

 

 

F-15J イーグル

意外にも普段は見る機会のないF-15のクリーン形態。胴体下面はけっこう直線的であることがわかります。

 

 

F-15J イーグル

アフターバーナーを使った最大旋回を披露するF-15。

 

 

飛実団大編隊

2度目の編隊飛行は12機によるダイナミックな隊形でした。

 

 

飛実団大編隊

C-1FTBを先頭にシンプルかつ大きな傘型隊形を作りました。こんな編隊は見たことがありませんでした。

 

 

飛実団大編隊

私が用意していたレンズでは全景が入りきりませんでした。しかしこれだけでも十分贅沢な構成だと思います。

 

 

F-2A

編隊から離脱したF-2Aの502号機が機動飛行を行いました。見たかった機体だけに嬉しすぎて興奮が止まりませんでした。

 

 

F-2A

SNSなどネットでよく見かけたシーンが目の前に!機体の背中をツッコミで捉えられる絶妙のポジションでした。

 

 

F-2A

太陽を背にして逆光のなか機体を光らせながら接近するF-2A。

 

 

F-2A

機体の腹部です主翼下には一切の装備品がありませんでしたがセンタータンクのみ装備していました。

 

 

F-2A

機体後方です。主翼が若干しなっていることから荷重がかかっている事がわかります。

 

 

F-2A

この距離感は何でしょう。岐阜での撮影条件がよいのか、それとも飛び方が違うのでしょうか。

 

 

F-2A

機体上面です。主翼の前縁フラップが動作している様子がよくわかります。

 

 

F-2A

機体の真下面です。

 

 

飛実団大編隊

3度目の異機種編隊です。12機による編隊で、この角度からは少しわかりづらいのですが、大きな星☆をイメージした編隊だそうです。

 

 

飛実団大編隊

さすがに全景を入れるのは無理でした。

 

 

C-1FTB

編隊飛行を終えたC-1FTBは最初に散開し、観客に挨拶するかのように上空を旋回しました。

 

 

C-1FTB

輸送機とは思えない機動性を誇るC-1らしく、急上昇を披露してくれました。しかしこの後にすぐ着陸したわけではなく、各機の着陸を見届けるかのように最後に降りました。

 

 

T-4

4機によるT-4編隊が戻ってきました。左2機はノータンク、右2機は2本タンクでした。

 

 

T-4

コンバットピッチで散開するT-4編隊です。

 

 

T-4

真ん中の2機をトリミングするとまるで違うシーンのように変化します。これは格好よすぎ!

 

 

F-4EJ ファントム

ファントムは3機編隊で帰投しました。手前の2機は2本タンクでした。

 

 

F-15J/DJ、F-2A

イーグルはF-2との異機種編隊で戻ってきました。

 

 

F-15J/DJ、F-2A

F-2Aの2号機がブレイクします。

 

 

F-15J/DJ イーグル

この構図はずばり格好いい!これは進入高度が低いのでしょうか。それとも撮影位置が滑走路から遠いので横位置の撮影にちょうどいい距離だったのでしょうか。今後の撮影位置の選び方を考えさせるよい経験でした。

 

 

F-15J/DJ イーグル

2機の散開はドッグファイト前のブレイクにも見えますね。

 

 

F-15DJ イーグル

ブレイクする機体も大変いい角度です。

 

 

F-15DJ イーグル

パイロットの視線を見るとギャラリーの撮影位置を確認しているかのようにも見えてきます。実際に岐阜基地のテストパイロットは普段からギャラリーとのコミュニケーションを取ることが多く、ガッツポーズを見せてくれるなどのサービスを見せてくれます。

 

 

F-15J イーグル

以上、素晴らしかった岐阜基地航空祭でした。ちなみに前年は特別塗装機の参加もあり、さらに神がかった内容だったらしく人気があることもよく理解できます。時期的に来日中のタイフーンのサプライズ参加もあるか!と期待しましたが残念ながらそれは叶いませんでした。

しかし今まで会った事もないようなシャッターチャンスがあちらこちらに散りばめられた、とても贅沢な1日を過ごすことができました。その背景には存分に飛び回れる岐阜基地の恵まれた環境もあると思いますが、それに加えて機体を正確に操ることができるテストパイロットの存在とファンへのサービス精神が加わり、この素晴らしい航空祭が成り立っていることがわかりました。

できることなら毎年見に行きたいイベントでした。

 

 

 

スケジュール(パンフレット)

08:30〜08:50 飛実団オープニング F-15/F-4/T-4

08:30〜15:00 X-2展示

08:30〜15:00 航空機地上展示

08:30〜15:00 航空機武装展示

08:30〜15:00 コックピット展示

08:30〜15:00 航空機作動展示

08:30〜15:00 航空機装備品展示

08:30〜15:00 ペトリ器材展示

08:30〜15:00 エア遊具

08:30〜15:00 JAF

08:30〜15:00 常設展示機

08:45〜09:15 警察犬

09:00〜09:20 救難団救難救助 UH-60J/U-125A

09:30〜09:45 1輸空航過機動 C-130H

10:00〜10:35 飛実団小編隊 F-15/F-4/F-2/T-7/T-4

10:30〜11:00 GIF39s

10:40〜10:55 1輸空航過機動 KC-767

11:05〜11:25 米空軍アクロ F-16

13:40〜14:30 飛実団大編隊 C-1/F-15/F-4/F-2/T-7

 

 

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