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2016年1月13日　羽田空港〜大分空港

大分空港へは7時55分発のANA791便を利用しました。早朝から出発したのでまだ星が出ていました。冬の澄んだ空気でさぞ富士山も綺麗に見えるだろう…と期待して第1ターミナルへ行ったものの残念ながら予想は外れました。

搭乗時間まで若干の空き時間、第2ターミナルの送迎デッキに立ち寄りました。するとスターウォーズジェットのうち、一番地味な機体が駐機していました。いまはR2-D2塗装も羽田で見られるようなので早いうちに見学しておきたいと思います。

この冬は記録的な暖冬となりましたが、やっと冬らしい寒さがやってきました。夜間駐機していた機体に霜が降りており、整備員の方達は霜取り作業に追われていました。

機体の塗装ムラのように見えるのが霜です。

大分空港へ向かうJA8313の機内から。主翼上面を点検する整備員の方の姿が見えましたが、主翼に霜がついているのはこの機体も同様で、他人事ではありませんでした。動翼部分に霜が付くと離陸できないとの事でしたが、霜取り作業を行う車両が到着するのは30分後の予定だと機長からアナウンスがありました。冬季は時間に余裕をもっておかないと危険ですね。

霜取り作業の車両が到着。温水をかける仕組みのようですが、台数は少ないそうです。確かにこれだけの機数をまわれば30分くらいはかかるでしょう。羽田のような巨大空港ならではの問題ですね。

霜取りを行ったANA8313便は「少しでも遅れを取り戻いたい」という機長の気持ちが伝わってくるかのようなハイスピードタキシーでした。一つ前にはデッキでみかけたスターウォーズジェットの姿がありました。

離陸は8時40分とだいぶ遅れての出発でしたが、機内では騒ぎになる事もなく落ち着いた雰囲気だったのはよかったです。D滑走路から飛び立った後、右旋回をしながら高度を上げるANA791便です。

座席は基本的に窓側を選びますが、空の旅は地表を眺めているだけで楽しいですよね。離陸して間もなく見えてくるのは横田基地、立川基地、入間基地が隣接する滑走路密集エリアです。

東海エリアに差し掛かると東西に走る滑走路が見えてきました。滑走路の方角からも目処はつきますが、南側を通る川に流れから岐阜基地である事がわかります。航空写真を眺める事が多いファンであればすぐに判別できますね。

海かと思ったら琵琶湖でした。空から見るとその広さがよくわかります。

中国エリアに差し掛かると、東西に走る滑走路が見えました。山を切り開き、西側に長い着陸灯が設けられている事から広島空港である事がわかります。

九州が近づき着陸のために高度を下げ始めました。あらかじめ予想はできていましたが雲海に近づくとブロッケン現象を見る事ができました。これは機体の背後からの太陽光が当たると、雲がスクリーンのように機影を映す自然現象です。

大分空港が見えてきました。大分には北から進入を行い、右に180度旋回して南からファイナルアプローチに入るようです。安全なストレートインではなく右旋回を体験できたのはラッキーでしたが、もしかしたら到着時間の短縮が目的だったのかもしれません。

2度目の大分空港です。予定より20分ほど遅れて到着でしたが、かなり遅れを取り戻してくれた機長の努力が感じられました。

おんせん県！大分県は別府温泉が有名ですが、今回は立ち寄れませんでした。テレビでちょうど別府温泉の特集を見ましたがすごい所のようです。いつかプライベートでゆっくりと行きたいと思いました。

同行メンバーとはロータリーで合流する約束をしており、空き時間に送迎デッキへ行ってみました。大分空港は間隔が広めのワイヤーですが、フェンスまでの距離があるためワイヤーまで近づけません。撮影には不向きな空港です。

羽田から大分まで運んできてくれたA320です。この遅れは折り返し大分空港から搭乗する人達にも影響するわけですから大変ですよね。

離陸のため滑走路へと向かうJALのB767。前述の通りですがワイヤーが撮影の邪魔をしてしまうのが残念です。

撮影に邪魔なワイヤーですが、水平線の位置に合わせてみました。絞りを調整する事でボケてきますから少しは緩和されるのではないでしょうか。

仕事を終えた後、余った時間を利用して宇佐神宮を参拝してきました。

同行者にJRの宇佐駅まで送ってもらいました。宇佐市の山に設けられた「USA」の文字になかなかシャレが効いていると感心しながら、中津行のJRに乗りました。中津で名物の唐揚げを食べ、宿泊地である行橋へと向かいました。翌日は築城です。

スケジュール（パンフレット）