2016年1月14日 航空自衛隊 築城基地
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2016年最初の戦闘機撮影は築城基地でした。この時期は第304飛行隊の那覇移動が始まっているタイミングであり、築城基地と天狗のイーグルが撮影できる貴重な機会に訪問することができました。また今回は初めて500mmレンズを持ち込んで撮影をしています。またお相手していただいた皆様、「戦闘機大好き」のブログで情報提供を行っているSUNNY様をはじめ、愛好家の方達に感謝いたします。 
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F-2B
築城基地に到着したのは午前9時過ぎで、若干小雨が混じる曇空でした。築城ならではの風景が好きなので狙うは堤防ポイントの択一でした。築城駅からはタクシーを使うと片道880円で行くことができます。今年初の戦闘機はF-2Bのローアプローチで幕を開けました。
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F-2B
複座型のB型は頭でっかちで不格好という印象を持っていましたが、このアングルだとスマートなシルエットで格好いい事に気づきました。頭の中を整理しないといけません。
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PL
築城基地ではギャラリーと隊員さんの間でコミュニケーションを交わす習慣が根付いています。これは素晴らしい文化ですね。
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補修作業
滑走路のライトが割れたようで交換作業が行われました。当然ながらその間はランウェイクローズとなり静かな時間が流れます。幸い地元の方にお相手していただき、貴重なお話をたくさん伺うことができました。築城は3回目ですがギャラリーは親切な方が多くていつも助けられます。
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F-2B
滑走路の修復では1時間ほど閉鎖されました。この日は「フライトは少なめ」との予想もありましたが、複座型が再び登場してくれました。
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F-2B
前後席の両方からお手振りをいただきました。築城ではほぼ100%手を降ってもらえますが、これは納税者に対するサービスとしても、また国防に対する信頼感や理解を高める意味でもよい事だと思います。
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T-4
続いて第6飛行隊のT-4が姿を現しました。横開きのキャノピーはお手振りを見る場合にはちょっと邪魔になってしまいますね。
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F-2B,T-4
2機だけという珍しい編成でした。どのような目的でフライトが組まれたのか気になりますね。
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築城基地
午前中ですが早くも潮位が上がってきました。築城の堤防ポイントは日本中でもここしかない!という素晴らしい撮影環境を提供してくれます。ただ堤防の上にたって望遠レンズを振り回すのは身の危険を感じるようになってきました…。
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F-2A
単座型が登場しました。今回は4機が次々と出てきましたので通常通りの訓練が行われる日であることがわかりました。
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F-2A
アーミングエリアでのラストチャンス。兵装は万が一のため海の方に向けておくので、どうしても後ろ姿になってしまいます。
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F-2A
地上整備員との絡みでは今回持ち込んだ500mmレンズが威力を発揮しました。過去2回の訪問では携帯性を優先して28〜300mmの軽量高倍率ズームを使っていましたが、やはりしっかりしたレンズの方が結果的には使いやすいです。重いけど。
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F-2A
築城基地名物の平行感覚を狂わせるラインです。水平線に対して、基地内部は若干の高低差があるそうです。さらに堤防と滑走路は並行ではないためエンドに向けて距離が開いていきます。一応滑走路を基準として平行を取ったつもりでしたが、斜めに傾く写真を量産してしまいました。
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F-2A
AGGのターゲットがみえます。前回の訪問時にはAGG訓練に出会うことができましたが、その際はもう少し離れた撮影ポイントの方がいいという情報をいただきました。
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T-4
ローアプローチしたT-4がギアアップするところです。
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F-2B
このF-2Bは単独でのフライトでした。タッチアンドゴーを繰り返していたのでもしかしたら転勤したパイロットの地形慣熟かもしれません。
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F-15J イーグル
部隊移動で忙しいので第304飛行隊のフライトはないかも…という心配もありましたがF-15が登場しました。これでもう築城まで来た甲斐があったというものです。
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F-15DJ イーグル
複座のイーグルも姿を現しましたドロップタンクのムラはまるで何かの柄のようにも見えます。
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F-15DJ イーグル
築城ではほぼ100%お手振りをいただく事ができます。むしろコミュニケーションを取らないとサービスが悪いと叱られているのかも…。
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F-15J/DJ イーグル
ラストチャンスに入るイーグルに着陸寸前のT-4が絡みました。
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F-15J/DJ イーグル
この日の離陸は全てインディビジュアル・テイクオフでした。フォーメーションでの離着陸も見たかったところですが仕方ありません。
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F-15J イーグル
アフターバーナー全開で豪快な離陸を見せてくれた811号機です。
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F-15DJ イーグル
続いて複座型の069号機が離陸しました。
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電源車
F-2では電源車が不要らしく、これが出てくればF-15n出番だと教えていただきました。築城のギャラリーは戦闘機だけでなく、支援車両に向かっても手を振る文化があります。
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F-2A
美しいF-2の洋上迷彩と周防灘の海面の青が重なって、実に美しいと思いました。このような素晴らしい撮影地はいつまでも残っていて欲しいと思います。
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T-4
天狗のT-4を築城で見るのも私にとってもこれが最後になる事でしょう。
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F-15J イーグル
築城基地名物のR/W25にあるスクラップバスです。重なるように811号機が着陸進入しています。
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F-15J イーグル
那覇基地への移動が始まっている第304飛行隊。もしかして離陸したF-15はそのまま那覇に行ってしまうのか…と寂しい思いもしましたが、フェリーの際は3本タンクの形態が多いそうです。なるほど2本タンクは確かに戻ってきてくれました。
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F-15J イーグル
戦闘機と海を絡めて撮影できる場所はここか那覇くらいでしょう。今後ここでイーグルを見る機会は減りますが、最後に見る機会を得られたのはとても幸運でした。
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F-2A
アーミングエリアに入る機体をクローズアップで撮影…実に格好いいです。実は今回の出張にあたりどのような機材で挑むか悩みました。過去2回は営業カバンに入るよう携帯性を重視して28-300mmのコンパクト高倍率ズームを使用しました。今回は妻から「妥協はするな」と背中を押され500mmレンズを持ち込みました。移動は面倒でしたが効果はやはり抜群です。
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F-2A
冬場は枯草になってしまうので見栄えがしませんね。でも夏場は陽炎で歪んでしまいますし、ベストシーズンというのは意外と少ないのかもしれません。
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F-2A
築城名物の堤防ポイントですが、基地側の標高が若干高いので堤防に乗らないとタイヤが隠れてしまいます。これを解決するには自分が高さを稼がなければなりません。さすがに脚立を持ち込むのは無理でしたので、勇気を出して堤防に立ちました。
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F-2A
画面の中に複数の機体を重ねて、混雑した雰囲気を出してみました。
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F-2A、T-4
4機のF-2に加えてT-4が並びました。この写真からもわかる通り、海面からは結構な高さがあります。波を跳ね返すように反っているので転落したら這い上がることはできません。
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F-2A
アフターバーナーを焚いて離陸するF-2A。冬季は山側から吹き降ろす風が多くR/W25運用が多いそうです。
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F-2A
主翼下にドロップタンクを下げるとボリューム感がアップして見えますね。
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F-2A
自分の中で築城といえば、堤防ポイント一択でした。他に基地では得難い風景が撮影でき、どちらの風向きでも様々なシーンを見ることができるからです。
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T-4
この入間のT-4には星二つの高官が乗っていました。しかし築城パイロット並みのお手振りだったとギャラリーからは評判でした。
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T-4
入間のT-4は航空祭でも見慣れていますが、周防灘の海と一緒に撮るのは初めてです。総隊司令部の機体はこうやって全国を飛び回っているのですね。
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RF-4E ファントム
百里基地でもそのフライトは見ていなかった洋上迷彩の偵察型ファントムが外来機として築城に飛来しました。GCAかと思いきやオーバーヘッドで進入し、着陸態勢に入りました。
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RF-4E ファントム
まさか最初の飛行姿が築城基地で、海が絡んだシーンとして見られるとは思ってもみませんでした。
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RF-4E ファントム
だいぶコンパクトになった小さなパラシュートが人気のようです。
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RF-4E ファントム
このところ各地で地震が増えているようです。同機の出動命令は増えるかもしれませんが、後継のRF-15J計画は頓挫したと聞いています。次は無人偵察機…でしょうかね。
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F-15J イーグル
タキシング中にエアブレーキを立てていますが、これは点検ではなく明らかにギャラリーに対する挨拶でした。築城の飛行隊はなんという素晴らしきサービス精神でしょうか。
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F-2A
エマージェンシーランディングが発生しました左の低高度にいる機体が緊急着陸を行う機体で、右がチェイスを務める僚機です。
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F-2A
エマージェンシーを宣言したF-2Aのランディングです。トラブルの内容はわかりませんが無事に戻ってこられてよかったです。
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F-2A
フックランディングを実施するという予測もありましたが通常着陸で済んだようです。
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F-2A
チェイスを務めたF-2Aの送りです。緊急着陸を行う場合、機体異常の点検や通信の支援を行うために僚機が張り付いてサポートを行います。
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F-2A
黄色のドラッグシュートを開いて無事に着陸しました。
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F-15J イーグル
エマージェンシーが無事に降りたところで、待機していたF-15が離陸しました。アフターバーナーの炎が美しいです。ちなみにこの日はナイトも実施されたようです。
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F-15J イーグル
九州は日没が遅いようでなかなか暗くなりません。まだまだ飛びそうでしたが15時のタイムリミットがきてしまいました。後ろ髪を引かれる思いでタクシーを呼び、築城駅へと向かいました。
ちなみに築城基地のフライトについてはSUNNYさんが毎日ブログ「戦闘機大好き」で記録をつけており、私もそれを参考にさせていただきました。実際にSUNNYさんとお目にかかる機会がありましたが、かなりのサプライズでした。
築城基地のギャラリーは皆さんとても親切で、色々と貴重なお話を聞かせていただきました。大変感謝しています。
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A320 SF
築城駅からJR、連絡バスと乗り継いで北九州空港へと辿り付きました。空港で食事や買い物、撮影を行うため1時間の余裕を持って行動しています。
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B737 JAL
天気予報では曇り模様でしたが、大満足の1日となりました。やはり私と築城基地とは相性が良いようです。
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A320 SF
帰りの便はANAと共同運行を行っているスターフライヤーのA320でした。それにしてもこのスターフライヤーはいつも満席です。LCCと間違われる事もありますが、格安が売りではなくビジネス向けに特化している事が特徴で顧客満足度も高いのです。その秘密は高機能な特性シートや美人揃いのCAさんを見てもよくわかりますね。
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A320 SF
羽田空港に無事に到着しましたが、最高の1日でした。ただし寒い中で1日中岸壁に立っていたこともあって旅の疲れは残りました。今回わかったことはできれば大きなレンズを持っていった方が満足度は高いという事でした。やはり最大限に楽しもうと思ったら妥協してはいけませんね。
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スケジュール(パンフレット)
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