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20170429

米国海軍

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2017年4月29日 米国海軍厚木基地 日米親善春まつり

北朝鮮と米国のにらみ合いが最高潮となり緊張感あるニュースが連日報道される中、厚木基地の春まつりが予定通り開催されました。CVW-5の岩国基地移転がいよいよ始まるのでこれが厚木での見納めになると言われています。


E-2C ホークアイ

厚木基地の春まつりは大変な人気のため、例年1〜2時間の待ち行列ができます。今回は待ち時間を解消すべくいつもと違う行動をとりました。家をゆっくりと出て昼ごろに相模大塚駅へ着き、基地北側にある公園へと向かいました。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット、EA-18G グラウラー

厚木基地春祭りではデモフライトのプログラムはありません。ですが毎回土曜日の開催にもかかわらず、偶然にもローカルの訓練フライトが実勢されています。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

厚木基地の訓練フライトは例年昼頃に離陸が始まります。今回もそれを当てにした行動計画でしたが幸いにも予想通りとなってくれました。

 

 

EA-18G グラウラー

訓練フライトへ飛び立った機体は13時30分頃に戻ってきました。基地の中に入ってもロープ際には幾重にもなった人垣が形成されるので撮影は楽ではありません。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

訓練フライトは各飛行隊から1機ずつが参加します。

VAW-115 リバティベルズからE-2C ×1

VFA-102 ダイヤモンドバックスからF/A-18F ×1

VFA-27 ロイヤルメイセスからF/A-18E ×1

VFA-115 イーグルスからF/A-18E ×1

VFA-195 ダムバスターズからF/A-18E ×1

VAQ-141 シャドーホークスからEA-18G ×1

の6機を見ることができます。

 

F/A-18E スーパーホーネット

私と同様に基地の外からフライトを撮影するカメラマンが多くいました。せっかくのイベント日なのに通常の撮影条件と変わらないのではないか…という気もしますが、数時間にもなる待ち行列と滑走路が見えない人垣を考えると、こちらの方がベターだと思いました。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

フライトを行った機体を見ると模擬弾が見当たらないので、お散歩フライトに出かけたようなものかもしれません。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

訓練フライトで着陸のトリを飾ったのはダイヤモンドバックスのNF111でした。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

NF111はタッチアンドゴーを行い再び高度を上げました。その後何度か上空を旋回していましたが、その目的は定かではありません。ファンサービスなのか、それとも上空からイベントの様子を見ていたのか。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

NF111の着陸を見届けたところで基地の中へと移動することにしました。道中でP-1が降りてくるのを目撃しました。

 

 

厚木基地

相模大塚駅からバスが車で10分ほど待ちましたが、14時30分にもなるとさすがに入場のための待ち行列はなくなっておりスムースに入ることができました。セキュリティは相変わらずの厳しさで免許証だけでは入場が認められません。私はここに入るためだけに顔写真入りの住基ネットカードを作成しました。

 

 

P-3C オライオン

飛行場エリアへとたどり着きました。今年は海自エリアが広めに解放されていたようです。主力対潜哨戒機のP-3Cはハープーンと共に展示されました。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

春まつりでは各飛行隊のパイロットによる撮影会が実施されます。以前はファンサービス的にスポット的に始めたことがきっかけですが、今では終日シャッターチャンスを与えてくれます。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

カラフルな塗装で航空機ファンを楽しませてくれるCAG機にもロービジ化の波が押し寄せてきているそうです。そんな中、ロイヤルメイセスのNF200が新デザインを披露しました。モノクロながら洒落たデザインです。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

色調はおとなしくなりましたが、大きく描かれたメイスのデザインと白い煙の面積が大きいので味わいある雰囲気となっています。今後白黒表現しかできなくなるとするとカラーに頼らないデザイン力が問われますね。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

ダイヤモンドバックスのNF100は今年も厚木にいてくれました。機首には汚れのような色むら印象的だったので画像処理で強めにしてみました。使い込まれている感じがしますね。

 

 

F/A-18F スーパーホーネット

今回はD500を持参していますが、チルトモニターはローアングルでの撮影が大変楽になると思いました。撮影ではライブビュー画面を使うことになりますがピント合わせが難しく、ピンボケの写真になる可能性が高いようです。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

ある意味衝撃的だったNF400。超ド派手なフルカラーCAG機で旋風をおこしたチッピーだけに、このロービジCAG機は残念で仕方ありませんね。

 

 

EA-18G グラウラー

新デザインとなったシャドーホークスのCAG機。ロービジ化が進む中、同機はまだフルカラーで新塗装を行うことができたようです。

 

 

EA-18G グラウラー

NF500の新デザインは赤を基調としたものになり、大きくイメージチェンジされています。以前厚木に常駐した先代のVAQ-136ガントレッツのCAG機を彷彿とさせるデザインです。

 

 

E-2D アドバンスドホークアイ

うっかりしていると見逃してしまいかねない、今回の目玉のひとつです。一足先に岩国基地へ配備されたVAW-125タイガーテイルズの最新型E-2Dアドバンスドホークアイです。CAG機といっても派手な塗装はありませんでした。

 

 

VAW-125 タイガーテイルズ

日本に到着したばかりで、基本的には岩国にいるVAW-125のクルー達。本来はもっと注目されるべきですが、一般には馴染みがないためかお客さんは少なかったです。私はここでチャレンジコインを購入しました。

 

 

P-8 ポセイドン

機密性が高いと思われる対潜哨戒機P-8が展示されましたが、なんと今回は機内見学が可能でした。

 

 

P-1

展示機ではありませんが、海自ハンガー側にはP-1初号機の姿がありました。

 

 

EA-18G グラウラー

ファンサービスを行うVAW-141のクルー。今回の展示は戦闘機をV字のように配置していました。横一列に並べるよりは移動がしやすいように感じました。ただ写真映えを考えると一列の列線が適していると思います。

 

 

EA-18G グラウラー

厚木の展示方法はロープを張らないので、機体撮影は見物客との戦いでもあります(笑)。

「ちょっとどいていただけると助かるなぁ」という事が多いですが、きっと自分もそう思われているはず。撮影はチャンスが訪れるまで待つ忍耐です。

 

 

C-2A グレイハウンド

機内見学が可能だったC-2A。

 

 

VFA-102 ダイヤモンドバックス

ダイヤモンドバックスのブースに貼られていたメッセージ。確かに昨年のイベントでさようなら感を演出していましたが今年もきっちり存在していましたが移動計画が延期になっていたのですね。もう暫くは厚木で見られる機会がありそうです。

 

 

F/A-18E スーパーホーネット

エアブレーキに星条旗を描いたNF200。以前は左右で星条旗と日の丸を描き、親善ムードを演出していましたが今は両方とも星条旗でした。ここにもトランプ政権によるアメリカ・ファーストの意識が表れているのでしょうか。

 

 

E-2C ホークアイ

リバティベルズの飛行隊マークにもなっているトーチをもってクルーがファンサービスを行っていました。後継となるVAW-125タイガーテイルズの飛行隊も似たようなデザインでしたが両飛行隊には何か関係があるのでしょうか。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

土曜日にもかかわらず空自のC-130Hが降りてきました。

 

 

C-130H ハーキュリーズ

目の前で反転するC-130H。この時間帯になるとロープ際最前列のポジションを確保することができました。

 

 

EA-18G グラウラー

真横写真にチャレンジ!見学者を入れないことを意識してタイミングを待ちますが、あまり人がいないのも寂しく感じられます。

 

 

EA-18G グラウラー

日本の休日は米軍の行動規定に影響しません。今年のGW連休中に2日の平日がありますがフライトしてくれるでしょうか。

 

 

C-130R ハーキュリーズ

海自のハーキュリーズも任務飛行を行っていました。急だったので詳細は把握していませんが着陸をせずに低高度を通過しました。脚を出しているのでゴーアラかもしれません。

 

 

P-1

来年以降はCVW-5が岩国へ移動するので、厚木基地は海自の色が濃くなると思われます。

 

 

P-1

最終的には70機の導入が計画されているようです。現在は厚木基地に集中配備されていますが、今後は他の基地でもその姿が日常的にみられるようになっていくのでしょう。

 

 

フラッグ

日米に国旗はこのイベントのシンボル的存在になっています。アメリカは特に国旗に対する敬意が強く、多くの企業は自社社屋の前に国旗を掲げて事業を行っています。中国や韓国などは挑発的に国旗を踏みつけたり焼いたりする映像を流しますが、アメリカに向けてそれを行うと火に油を注ぐ結果となります。

 

 

消防車

日米による消防車両の競演です。このコーナーは比較的お子さん達に人気があります。

 

 

MH-60R シーホーク

ヘリのCAG機は飛行場エリアに続くメインストリートに配置されます。通行人も多く、光線状態が難しいので撮影は若干難しいです。

 

 

MH-60R シーホーク

HSM-51のテイル部分は渋い黒と赤のデザインに変更されていました。

 

 

MH-60R シーホーク

展示されているヘリは機内見学が可能です。

 

 

F-14A トムキャット

みんな大好きF-14。CVW-5が岩国に移動した場合、この保存機も移動する可能性が高いですね。

 

 

MH-60S ナイトホーク

春らしく花を入れたシーンでも。

 

 

EA-6B プラウラー

広場の中にあるプラウラーはリバーシブル。左側はVAQ-136ガントレッツのデザインが残されています。

 

 

EA-6B プラウラー

右半身は現在のVAQ-141シャドーホークスのデザインです。

 

 

F-4 ファントム

最後は恒例のゲートガードで締めくくり。16時30分を過ぎるとこのあたりも人影がなくなりますが、MPによる追い出しも徐々に始まります。

 

 

A-4 スカイホーク

艦載機として活躍した軽攻撃機。現用機と比べるとその機体サイズの違いがよくわかります。現代軍用機を色々と詰め込むので大きくなっていきますね。

 

 

A-4 スカイホーク

計画では2017年の後半からスーパーホーネット2個飛行隊が岩国基地への移転を開始するようです。1年後も残り2個飛行隊は残っているかもしれないのでイベント開催の可能性は残されています。移動が完了した飛行隊も里帰りをして、小遣い稼ぎにきてくれれば嬉しいですね。

もっとも5月5日は岩国基地でFSDが例年開催されるのでそちらの方が忙しくなっているかもしれませんが。

 

あと忘れていけないのが北朝鮮動向です。過去にない危険な状態とも言われている朝鮮半島情勢ですが、春まつりは予定通り開催されたことにちょっと驚いています。jこの事から実際の危機というのはもう少し先なのかな?とも思いましたが、当日の早朝5時頃に北朝鮮はミサイルを発射しています。幸いにも発射は失敗に終わっていますが、実際に事がおきたらここにいたパイロット達が作戦に参加すると思うと今までとは少し違った目線で見ておくことも必用かと思いました。

 

 

スケジュール(パンフレット)

10:00 Taiko Drum Exhibition

10:30 Refine Song Dance Team

11:00 Kinlay Band

12:00 Kinlay Band

13:00 DJ Exhibition/Battle

15:00 Sweet Child Bnad

16:15 DJ Manifesto

 

 

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