2018年6月22日 航空自衛隊 百里基地
|
梅雨の合間に晴れの天気予報が出ました。仕事の疲れがたまっていたので、この機会にリフレッシュの休暇を取り百里基地を見学してきました。金曜日はフライトが少ないというジンクスがありますが、貴重な晴れ間を利用して訓練が行われることに賭けてみました。 
|
 |
F-4EJ改 ファントム
まず到着前に成田空港の風向きを確認したところ夏風運用でした。百里基地に近づいたところ、到着のスカイマーク機が予想外のコースを飛んでいました。百里基地では北風運用が行われており、まずは離陸機を追いかけることにしました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
いよいよ退役のカウントダウンを迎えているファントムの雄姿を見ることがこの日の目的でした。できるだけ多くの場所から飛行する姿を撮ることを目標としました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
第301飛行隊に続き、轟音を響かせながら第302飛行隊も上がっていきました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
この日一番の捻りを見せてくれた425号機。ギャラリーを沸かせてくれた、この姿を見られただけでも来た甲斐がありました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
低い!基地外周にある樹々が写ってしまうほどの大迫力でした。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
414号機はやや急な角度で上昇をしながら右旋回を行いました。合計10機のファントムが次々と上がりました。
|
 |
B737 SKYMARK AIRLINES
ランウェイチェンジで南風運用に変わりました。撮影場所を変更しましたがその後自衛隊機は上がらず…反対側からの着陸機を眺めるだけという判断ミスとなりました。
|
 |
B737 SKYMARK AIRLINES
茨城空港を離陸するスカイマーク機。阪神タイガースの虎を描いていますが行先は福岡でした。
|
 |
ミツバチ
セカンドはないかもしれない…。ややあきらめムードが漂う暇な時間帯となりました。しかし近くにいた方と話をすることで有意義な時間を過ごすことができました。
|
 |
RF-4EJ ファントム
基地内の状況を目視で確認するために茨城空港へ移動しました。ターミナル横に設置された2機のファントムもかなり退職してしまいました。
|
 |
T-4
セカンドピリオドが始まりました。光線状態を考えると正午過ぎからはこの位置あたりがよいようです。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
機体によって離陸する上昇率も異なります。管制塔を基準にしてどのあたりを通過するかが目安になります。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
茨城空港のおかげで撮影が大変便利になりました。駐車場以外にもトイレや自動販売機、コンビニまで整備されています。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
ジェットエンジンは夏場になると出力が落ちるそうです。滑走距離も長く必要になるので迫力ある低空離陸が見られます。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
第302飛行隊も続いて離陸していきました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
退役が迫っているF-4には新人パイロットの育成プログラムはないので、ファントムにはベテランパイロットが多く搭乗しています。その結果、50年以上も飛んでいる旧式戦闘機のはずが、訓練で次世代機に勝ってしまうことも珍しくないようです。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
訓練に先立ち離陸するT-4はファントムよりも早く基地に戻ってきます。戦闘機が帰投するまでの空き時間を利用してタッチ&ゴーの訓練を行うことが多いです。
|
 |
RF-4E ファントム
軽食をはさんで北門へと移動しました。するといつの間にか第501飛行隊があっという間に離陸位置へと来ていました。本当にいつの間に?という手際の良さでした。
|
 |
RF-4E ファントム
第501飛行隊には3種類のカラーリングを纏ったファントムがあります。その3機が揃うシーンが見られました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
茨城空港の国際線、春秋航空はブルーのコマーシャル塗装機が飛来していました。いかにもLCCではありますが、なかなか格好いいとも思いました。
|
 |
RF-4E ファントム
通常塗装の純正偵察型ファントムが最初に離陸しました。
|
 |
RF-4E ファントム
離陸滑走を開始したブルーファントムに対し、モーボの中で手を振るパイロットの姿がありました。
|
 |
RF-4E ファントム
洋上迷彩の青いファントムの離陸滑走です。飛行シーンについては今回撮り逃してしまいました。
|
 |
RF-4EJ改 ファントム
純正機に比べて濃いヨーロピアンワン塗装を施したファントムは、戦闘機型からの改修機です。
|
 |
T-4
今回は脚立を用意してきてよかったです。北門での撮影では用意しておいた方が得策だと思いました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
訓練から戻ってきたファントムはタッチ&ゴーをすることなく、そのまま滑走路へと降りました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
流し撮りの練習でシャッタースピードを遅めに設定した、痛恨の設定ミス。やや足場が不安定な姿勢だった脚立の上では失敗の原因になります。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
滑走路端にあるスレッショルドの上では光が反射されてレフ効果が得られるので、機体下面が明るく照らされます。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
第402飛行隊は3機のエシュロン隊形で帰投。オーバーヘッドで頭上を通過していきました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
脚立は高い方がよいです。私の三代目脚立は3弾ですが天板に乗らないとフェンスをクリアできません。天板に立つのは危ないので新しい脚立に買い替えるか検討中。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
欲を言えば抜けるような青空をバックに撮りたかったところです。予想していたより晴れませんでした。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
今日のテーマはできるだけ多くの場所に移動して、様々なファントムの表情を撮りたいと思っていました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
タッチダウンの摩擦でタイヤから煙を上げる377号機。派手なランディングでした。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
三沢基地へF-35の配備が始まり、数年後にはF-2飛行隊がこの百里基地に移転してきます。F-4も退役までの時間は多くありません。見られるうちに見ておきたい貴重な戦闘機です。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
第2ピリオドの訓練が終了しました。無事にF-4の姿を見ることができたので後はEC-1の離陸を期待して、再び茨城空港へ移動しました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
なにやら基地の中では飛行隊旗を掲げ、隊員達が整列していました。聞いた話では377号機のラストフライトだったようです。本当にご苦労様でした。
|
 |
RF-4EJ ファントム
偵察型ファントムが帰投しました。まずはRF-4EJ型が単独で戻ってきました。
|
 |
RF-4EJ ファントム
ファントム系の機体ではこの日唯一のタッチ&ゴーをみせてくれました。
|
 |
RF-4EJ ファントム
青ファントムのフライトシーンは残念ながら撮れませんでした。またいつの日にか必ず。
|
 |
EC-1
本日のサプライズゲスト!謎多き機体EC-1を百里で見ることができるとは思いませんでした。第302飛行隊との絡みは大変レアではないでしょうか。
|
 |
EC-1
前に撮影したのはフィルムカメラの時代だったかもしれません。デジカメに記録できたのは初めてかもしれません。よかった。
|
 |
T-4
予定していた15時が過ぎた、第301飛行隊の機体もハンガー内へと移動されました。雰囲気もまったりしていたので帰ろうとしたところ、まさかの第3ピリオド開始!
|
 |
F-4EJ改 ファントム
ファントムも上がります!
|
 |
F-4EJ改 ファントム
第302飛行隊の大きなオジロワシマークは多くのファンを魅了してきました。北は千歳、南は那覇にも展開し、半世紀にわたって日本の空の護りについていました。
|
 |
BIRD
鳥の知識がないため名前はわかりませんが、百里基地周辺は人間社会と野生との境界線…という気がしました。襲われたら勝てるかどうか…。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
想像よりは戻ってくるのに時間がかかりましたが、訓練から戻ってきた第302飛行隊のファントムがRW21Lへアプローチ。鬼のようなトリミングを行っています。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
撮影地からの被写体はやや高めを通過します。尾翼の部隊マークが見えるアングルまで引きつけました。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
百里基地の周辺には林が多く、野鳥や昆虫なども多く遭遇します。轟音をたてて飛ぶ鉄の鳥はどのように見えているのでしょうね。
|
 |
F-4EJ改 ファントム
尾翼に描かれた大きな部隊マークが西陽に反射しました。
|
 |
T-4
超トリミングを再び。訓練を終えたF-4の無事の着陸を見届けたT-4。ハラハラするようなショートファイナルは見応えがありました。
|
 |
T-4
最近の航空基地は周辺整備が進み、公園や駐車場が作られるなど環境がよくなっています。百里基地は空港設備だけでなく、ランウエイエンドも是非そうなってもらえないものでしょうか…。
|
|
スケジュール(パンフレット)
|
|