2018年7月30日 米国空軍 横田基地
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3週間以上にわたり航空機ファンを振り回しているF-22ラプターの横田飛来。偶然にも別件で年次休暇を取っていたため時間の都合がつき、5回目のチャレンジに行ってきました。結果的には当初の狙っていた絵とは違ったものの、アラスカへと向けて飛び立つ姿を見ることができました。

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F-22A ラプター
本来は台風を避けるため嘉手納基地から飛来したF-22ですが、すでに3週間も足止めされていました。いつ飛ぶのかとファンを振り回している間に、避難先の横田で台風12号を迎えるという読めない展開になっていました。
今回は別件で仕事に休みを入れていたことが今回は幸いしました。
始発にのって横田基地へ向かい、存在確認を行うと機体はハンガーから出されていました。しかもキャノピーが開いてる!上空監視と思われるUH-1Nが飛んだ事もあり、これは明らかにフライトの予感がしました。
ちなみにここまで4回チャレンジしていますが4連敗中。
7月15日 4機離陸するも、30分の差で撮り逃す
7月16日 動きなし
7月19日 動きなし
7月22日 動きなし
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EA-18G グラウラー
数日前に飛び立ったはずのグラウラーが再び横田基地に飛来していました。行ったり来たりしているようですが、軍用機の運用は本当にわかりません。
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F-22A ラプター
当初の計画ではRW36側で存在確認を行った後、北側へ移動して飛行する姿を撮ろうと考えていました。しかし想定外にも現地に到着して間もなく戦闘機のエンジン音が聞こえてきました。それは聞きなれない音でラプターの可能性が非常に高いのです。すぐに離陸することはないとは知りながら、チャンスを逃すことを考えると北側へ移動する決断はできませんでした。
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F-22A ラプター
いよいよ動き出しました。狙っていた絵とは違ったもののラプターのタキシングはこれが初めてで、5回も通った苦労が報われたという気持ちが勝りました。
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F-22A ラプター
この時横田基地にいたラプターは4機ですが、外に姿を見せていたのは3機のみでした。1機はおそらくハンガーの中ですが機体のトラブルかもしれません。
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F-22A ラプター
ターンして正面を向いてくれる瞬間です。複雑な主翼のうねりが独特です。電車移動で脚立を持っていないのは私だけでしたが、苦肉の策でフェンスの網越しに撮影をしています。
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F-22A ラプター
F-2のようにHUDが緑色に輝くのがとても印象的でした。肉眼ではさらに輝いて見えます。
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F-22A ラプター
横田基地のR/W36はエンド側が高くなっているので、タキシーウェイの機体が隠れてしまいます。さすがに脚立がないのは厳しいと痛感しました。
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F-22A ラプター
先頭をいく機体のエンジン排気により、後続機の姿がゆらいでしまいます。
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F-22A ラプター
機体が隠れてしまい、これではだめだと思いました。フェンス際はすでに常連さんの脚立が何本も並んでいる状態でしたが勇気をだして移動する決断をしました。
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F-22A ラプター
脚立のない私はガードレールに乗るしかありません。幸いみなさんは脚立を持参しているのでガードレールは空いていました。金網をうまく処理する必要はありますがけっこう撮れます。
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F-22A ラプター
ステルス機独特の直線的な上下分割線がよくわかります。
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F-22A ラプター
とてもシビアな撮影環境でした。脚立で撮っている方達の隙間のぞく瞬間を切り取っています。さらにフェンスや金網を入れないように慎重にフレーミングを行いました。いずれにせよ確実に撮影しようと思ったら脚立は必須です。
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F-22A ラプター
アラスカのエルメンドルフ基地を現すAKレター。1か月の限定配備として嘉手納基地で睨みをきかせていました。
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F-22A ラプター
独特なステルス機のコーティングは、光の反射によって大きく表情を変えます。ステルス性能を維持するため一定期間毎にコーティングを行う必要があるらしく、1時間飛ばすコストは400万円にものぼるそうです。
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F-22A ラプター
光の当たり方で印象が大きく違うラプター。ただのグレー塗装に見えることもあります。
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F-22A ラプター
カメラマンとフェンスの隙間から見えた奇跡的な構図!F-22Aの機密とされている魅惑のエンジンノズルを見ることができました。
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F-22A ラプター
上の写真と比べるとノズルが絞られていることがわかります。微妙な角度がつけられた主翼形状もみてとれます。
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F-22A ラプター
タキシングから離陸はスピーディーに行われ、アフターバーナーを焚いてあっという間に飛び立っていきました。
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F-22A ラプター
3機の離陸を見届けるとギャラリーの人たちは立ち去っていきました。もしかしてエマージェンシーで戻ってくる事があるかも…と30分くらい待ちましたが暑さに負けて自分も撤収することにしました。その後SNSを見てみると2時間後に本当に1機戻ってきたそうです。
心配したという気持ちが強かったものの、離陸が見られただけで満足したのでダメージはそう大きくはありませんでした。
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T-4
空自のT-4が降りてきました。
夏休みなのに学生の姿が少なかったなと思いました。今回学んだことはトランスパックを行うのはけっこう大変で空中給油機の存在がとても大きいということでした。またF-22Aという戦闘機は世界最強と言われている一方で運用はデリケートという印象を持ちました。3週間も稼働しない状況をみても運用効率のよい機体ではないことも見えてきました。
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スケジュール(パンフレット)
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